WD Align ツールのダウンロードURLとセクタ変更の罠

以前書いたWD Align Utilityの使い方とダウンロードの続き。

Windows XPでWesternDigitalの2TB HDD(WD20EARS)を使う際にセクタサイズを変更しなければ読み書き速度が落ちる件。改めてやってみると大きな変更が2つ有った(遭ったともいう)為、補足や修正。

前回の記事から半年経過し、他の2TB HDD情報も付け足します。

先に状況として私事より、PCを新調しHDDを物理的に引っ越し。

ショートカットや一時ファイルの設定をWD20EARSへ接続している際、ディスクを探したり瞬間的に止まる事が多く、まさかと思いWD Alignツールを実行すると「最適化されていない」という表示。

HDD(WD20EARS)を別のPCに載せ換えると最適化は切れてしまうようです。少し考えれば分かる事ですが、ジャンパのショートで物理的に切り替えているわけでは無く当然。

前回の記事を修正するには大量過ぎるため改めて。

 

WD Align Utility(Advanced Format)ダウンロードURL変更

以前のダウンロードURLは何故か消えてエラーが出ており再度検索。

WD サポート / ダウンロード / Advanced Format Software
http://support.wdc.com/product/download.asp?groupid=805&lang=jp

WD Advanced Format

残念な事に全部英語ですが内容はそう変わっておらず、赤枠で囲んだリンクをクリックするとダウンロード開始。WindowsのGUI(見た目がきれいな操作パネル)で操作出来るやつです。

インストールからは日本語で「次へ」をクリックして行くと完了するため省略しますが、途中で余計なツールバーのインストールが出たと思う為、要らないならチェックを外して回避しましょう。

 

最適化したHDDを換装した場合は再最適化が必要

インストールが終わるとデスクトップにショートカットが作られるので起動。

面倒なのでウィザードを使います。

WD Align Utility

起動直後の窓で「次へ」を押すと注意書きが出現。良く分かりませんがデータが消えるかも知れないので承知の上ならOK、駄目ならキャンセルせよと書かれているのでしょう。判断は自己責任にて。

OKしてもすぐには始まらず、ディスクとパーティションの解析が数秒。

Advanced Format の使い方

上の表示は最適化済のため何も出ておりませんが、ディスク3の1.819TBがWDの2TBハードディスク。最適化されていない状態として、下に有る黄色い三角のアイコンが付いておりました。

ここからは進めないため文字のみになりますが、ディスク3を選択し次へを選ぶと前回の記事では数秒で置き換えが完了したと書きましたが、今回はすぐに再起動するよう催促する小窓が表示。

ここで「すぐに再起動しない」を選ぶと中止。再起動するを選択するとパソコンが数時間使えなくなります。

そんな状況になるとは思わず気軽にクリックしたが最後、こうなる。

advanced-format-2011-01-01-2103

Windows(XP)が再起動し、ようこその表示が出る直前にディスクチェックをするのかと一瞬背中に冷たい何かが走り過ぎるもAcronisの十八番。OS起動前に再配置を開始。

実行可否の問い合わせで一言「かなり時間かかるけどよろしいか?」と書かれていたなら一旦中止するものの、アクロニスは昔からサドい為そんな甘い事はございません。

上の画面は撮影日時2011年01月01日21:03となっておりプログレスバーが1%に上がった直後。

この一つ前にセクタ変更の分析のような画面が有り、そこでも0%から開始するも数分で上の画面に切り替わり、これも一瞬で100%になるパターンかと思いきや甘かった。

  • 21:10頃・・1%
  • 21:23頃・・2%

100%まで21時間以上かかる計算。

この後なぜか若干速度が上がり、日は変わり1月2日の0時35分に撮影。

advanced-format-2011-01-02-0035

深夜3時頃までかかる計算となり、開始から約6時間後という事。

終了予定はかなり早くはなりましたが、この時点で既にノートにキーボードとモニタを外付して別の事をしておりました。2時頃から仮眠、4時半に起床すると真っ黒な画面に「NTLDR is missing」(NTローダーが無い=Windowsが起動出来ない)の表示。

まさかCドライブが巻き添えか、と思いリセットしてBIOSを起動すると、ブートが倉庫(WDの2TB)に変わっていただけで起動HDDを再設定し無事に完了と相成りました。Acronisを疑い過ぎです。

データが消えたり壊れる可能性が無いとは言えませんが、私の場合は120~250GBのHDDから2TBへコピーしており元のデータは有る(バックアップが有る)状態。しつこいですが自己責任にて。

2TBはSATA接続の為、USBでは更に時間が掛かるかと思われます。ツールの仕様が変わったのか、使用容量により作業内容が変わるのかは不明ですが、やるなら就寝直前が良さそうです。

 

WD20EARS以外の2TBも値下がり続行中

先行して出たWesternDigitalの2TBは昨年前半は2TB HDDとして市場を独占しており、他社製品が出た現在でもHDDでは価格コムの売れ筋ランキングで1位。

hdd-ranking-kakaku-com

source:価格.com - ハードディスク・HDD(3.5インチ) 売れ筋ランキング

4、5位のSeagateやSAMSUNG以外に日立の2TBも7位に入っております。

Windows7に乗り換えろという話では有りますが、サポートが切れるまでXPを使い続けようとしている私のようなユーザの為に。

  • 1位:WD20EARS(ウェスタンデジタル)・・ツールで解決出来る
  • 4位:ST32000542AS(シーゲート)・・何もせず行ける
  • 5位:HD204UI(サムスン)・・Windows7/Vistaでフォーマットが必要
  • HDS722020ALA330(日立)・・Windows7/Vistaでフォーマットが必要
  • HDS5C3020ALA632(日立)・・何もせず行ける、SATA3(6Gbps)対応

2011年1月現在では上記の通り。

Seagate製品が面倒無く良さそうに見えますが一応価格コムのレビューやクチコミ掲示板も御参照有れ。 耐久性についてはレビューした人間の運が悪いとしてスルーし、その他の支障が無いかが重要。

5つ目の日立製品が良さそうですが、発売から1ヶ月程度しか経っていない上に日立製品は中々値が下がらない為、いつ購入するか見切る必要が有りそうです。

現在は秋葉原現地価格で9千~1万円程度、通販では価格コムとconeco.netどちらも未登録。入荷数が少ないor需要が多過ぎる為と思われます。

 

HDDのメーカー選びと有効なクチコミの見分け方

参考にはしない前提で私の主観を表にすると。

hdd-hitsuji

私はストレージマニアではございませんが、以前BTOメーカーの修理現場に居た時に多種のHDD故障を見ており直観では上記の通り。

サムスンがやたら評価は高くなっていますが、当時はメーカーで採用される数が少なく私の印象が薄いというだけ。WDや日立は多く採用されており大量に故障した印象が有るという分母の違いも有ります。

利用数は現在個人的に使っている本数、在庫数は使っていないけれどおそらく動くと思われる本数。

個人的に最も嫌うWD製品を多く利用している理由は安いから、人気が有るからという事でHDDは故障する時はする物としてバックアップ前提の為でメーカーにはこだわり無し。Seagateは元からMAXTOR信者だからという良く分からない理由。

日立はどの程度故障するものかジャンクのPATA120GBをまとめ買いしたものの、接続が面倒なため放置しており、いつ捨てようかと迷っている所。

マニアには日立製品が人気有り、最近は2TBの影響も有りWDも人気。メーカーというより製品の型番単体で人柱となってくれている先人の評価を読むが正解でしょうな。


AFT(Advanced Format Technology)ツールを利用して32bitのXPでもWD20EARSを使えるように最適化という内容で書きましたが、各種データを画像で上げられている非常に参考になるサイトが有ったのでリンクを貼らせてもらいます。

1プラッタ667GB WD Caviar Green (WD20EARS-00MVWB0)
http://garageoyaji.web.fc2.com/PartsReview/PartsRev_HD_WD20EARS.html

総評の64MBキャッシュ内でSSD並の速度が笑えました。良い意味で。


<当日追記・補足>

似たような問題でSSD全般に関する有益な情報を別記事のコメント欄で戴いております。

XPユーザは難儀な時代へ突入したようです。

リンク用ソース

コメント(5)

なにコレ新年早々6時間とかwお疲れさまでしたw
導入時だけでなくて移行のたびにこの手間だと、やっぱりXPユーザーは4Kセクタじゃない512バイトセクタ仕様のまんま使えるHDDがいいですね。

>Acronisを疑い過ぎです
ワロタw、でも昔は確かに酷い時代もありました。

>HDS5C3020ALA632
>入荷数が少ないor需要が多過ぎる為と思われます
なんでもHGSTプレスルームのアナウンスによると、5K3000(HDS5C3020ALA632)はOEM向けなので、リテール品は出ずにバルクしか出まわらない可能性があるのだとか。
当初のHGSTの予定ではドライブキットは7K3000だけみたいなんで、2ちゃんのスレでも未だリテール品を見たとの報告がない模様。
もっとも、相当人気なので方針が変われば出てくる可能性はあるかもです。
BOXリテールだと3年保証なんですが、バルクだと自分でRMAになるかと。
ただ、実は去年あたりからHGSTも日本国内向けRMAを開始したようですので、バルクでRMAでも特に問題は無いかも知れないw
保証サービスについて RMA手続き
http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/support/externals_warranty-service/


>参考にはしない前提で私の主観を表にすると
WDとHGST酷過ぎフイタw

5K3000と7K3000に関してはHGSTが相当本気出したようでw、XPで使うことを前提に2Tタイプに限って仕様のポイントを見ると
・B667GBの3プラッタで従来の5プラッタ製品より静音、低消費電力
・512セクタ仕様でAFT問題が無くXPでも何も気にせず使用可。
・7K3000が7200回転で170MB/秒超とかのSSD並の爆速
・5K3000は5900回転だがそれでも140MB/秒超えてくる
2TBタイプのベンチ
7K3000(HDS723020BLA642)の速度は異常!ランダムも速いとかw
http://club.coneco.net/ImgPopUp.aspx?pd=14000&rd=51711&ps=1
5K3000(HDS5C3020ALA632)も5900回転静音タイプでこれは凄くね?
http://club.coneco.net/ImgPopUp.aspx?pd=14000&rd=52240&ps=1


年末年始にHDDやらSSDのスレを徘徊しながらいろいろと調べとったんですが、XPユーザーが使うのであれば、HGSTの5K3000か7K3000の2TBが鉄板ぽいです。
SeagateのST32000542ASは5K3000と比べるとイマイチなのと、新しいST2000DL003は実は4Kセクタ仕様なのだけれど、内部的な処理でXPで使えるようにしているものなので、XPで使う際はまんまではなくフォーマットにも手順があるようです。
2TBが4KセクタしかないWDとSAMSONは論外として、HGSTでも4Kセクタ仕様の7K2000(HDS722020ALA330)あたりはXPユーザー的には地雷な印象が強いです。

以下参考ソースw
XP環境でも安心して買えるHDDを探すスレ
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1288895791/
HGST 友の会 Part105(現行)
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1293561981/

XPはハードウェアの性能を十分に引き出せなくなってきていますよね?
もうそろそろ潮時なのかもしれませんね。

記事と関係無いですが、さんでぃーさん凄い事になっていますねw
2500Kにするか2600Kにするか悩み所ですね。私ならマザボ次第で決めてしまうかもw

>Seagateは元からMAXTOR信者だからという良く分からない理由。

昨年の春頃からPCの買い換えに際して、色々なサイトをググったり、こちらのサイトを見つけて拝見したりする中で、過去記事にもありましたが、知っているHDDメーカーがなくなっていて驚いたものです。

ConnerがSeagateに買収(統合!?)されたことは知っており、初めて自作した2002年は日立がIBMのHDD事業を買収した年だったと記憶しています(ソースがありませんので、あくまで記憶ですが)。

気付けば、自宅に転がっているQuantumも富士通も今はなく、Maxtorもなくなっておりました。

Seagateと言えば、自作した際にこだわったパーツの1つです。
これもあくまで記憶ですが、当時「流体軸受け」が出始め、静音と高速を売りにしており、新しもの好きの私としては「これしかない!」と決めた想いがあります。
その後8年間、ST360021AとST340021AのHDDは壊れることなく稼働してくれました。もちろん、今もあります(使っていませんが)。

運が良かっただけかもしれませんが、Seagateに対する印象はとても良いです。

Seagateは500GBのプラッタのときにエラーが頻発するという口コミが多かったのを記憶してます。
当事500GBプラッタはSeagateのみだけであったので技術的に無理をしたのではないか?とか結構噂になってました。
逆に日立の250GBプラッタは名器だったらしく評価もかなり高かったです。

HDDはメーカーの特性よりシリーズや型番違いでまったく別物になりやすいそうです。

このメーカーだから安心だとか当りだとか言うのは本当型番次第というのがデータサルベージの人たちが言うように同じメーカーでも仕組みが型番やシリーズ違いでまったく復旧させるのに別物だといっていた所以なのかもしれません。

2年以上記事を書き続け気付いた事ですが、HDDに限らずパーツのメーカーに根拠無くこだわり過ぎる事は、DELLが悪い、ドスパラが悪い、NECが~に似ている気がします。

バックアップ変態に二次転職して悟った事はどこのメーカーでも壊れるし、ゴミだと思っていたWesternDigitalでも全然故障しない。

但しWDは温度が異様に高い->HDDで温度は気にしない
HGSTはやたら騒音->Pen4ファンだったからアクセス音が聞こえなかった
SAMSUNGは韓国->他のメーカーも海外で製造

私はSeagete派ですが、HGSTが人気有り。売れているのはWD。
シャネルかグッチかカルティエか、というほど上品な物ではございませんが、メーカーより性能。性能よりメーカー志向ならそれは単なる趣味でしょうな。

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ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。