Windowsパソコンの動作が遅い重い時の対処法10選

2018年6月30日

友人と雑談中にパソコンが重い(遅い)という話へ。

どう遅いのか具体的に伝えるよう言うと、漠然と「全体的に」としか答えられないようで、思いついたことを全部確認してみるよう答えたところ、結局パソコン買い替えるという結論に。

何を試したか10個。

1.常駐ソフトが原因の場合

常駐問題

画像は私が今これを書いているパソコンの画面右下のスクリーンショットで、やや多いと思われるアイコンの数々。普通は10個以下と思われ、滅多に使わないサブサブPCは7つ。

これらはいつでも起動できる意味以外にも、常にCPUやメモリを使い動作しているソフトウェアもあるため、それらが多すぎる場合はパソコンの性能や容量を圧迫している可能性がございます。

対処方法

アイコンをマウスオーバーする、ポインタを各マークに載せるとソフト名が出るので不要と判断できるものは右クリックから終了。それで軽くなるならそのソフトが原因、の1つかも知れない。

インテルHDとかオーディオなど終了してはいけないものは終了が存在しないので、そうならスルー推奨。

ここで消しても再起動すると再び現れるため、本気で不要ならアンインストールで完全に削除してしまいましょう。

 

2.ウィルスやマルウェア感染

昔は多かったウィルス感染やマルウェアが入り込み劇的に動作が重くなるというもの。あるタイミングから突然動作が遅くなった、反応が悪くなった、ならばセキュリティソフト入れているか確認を。

入れていても試用期間が終わっているパターンはメーカーの修理現場で何度も見たので、その場合はセキュリティソフトの効果はございません。

対処方法 

Windows 10ならWindows Defenderを無効にしない、有効にする。Windows 7はセキュリティソフトを別途購入して入れる。

まれに発見はできても駆除できないウィルスもあるため、そういう場合はパソコン詳しい人に操作してもらうしかないと思う。メーカー修理へ出すと99%中身まっさらの工場出荷状態で帰って来るはず。

 

3.偽ソフトを入れた記憶は?

これとか。

偽ソフトサイト

こういうのとか。

偽マイクロソフト

インターネットしていてブラウザに上のようなソフトがありダウンロードしインストールしたことがないか思い出してみましょう。

これらの偽ソフトはスケアウェアと呼ばれるもので、だいたいこの流れ。

  1. 異常や破損や速度やセキュリティなどに問題があると脅す
  2. ビビったユーザが案内鵜呑みでソフトを落として入れる
  3. ウソの脅しを更に続けておおげさにヤバいと表示
  4. ビビったユーザへ買いやすい価格で製品版提示

高速化するという偽ソフトの場合、そのスケアウェアをインストールすると実際に遅くなり、製品版を入れると低速化を解除してくれるという悪質なモノもございます。

対処方法

削除しましょう。一筋縄では行かない場合が多々あると思われ、検索してもわからないなら、やはりウィルスなどと同様にパソコン詳しい人へ相談。

 

4.HDDが故障している可能性

定番のHDDをチェックするフリーソフト。

CDIでディスクをチェック

source:CrystalDiskInfo – Crystal Dew World

赤枠したC6の青い丸が黄色になっていたら要注意。赤丸になったなら相当ヤバい状態と判断した方が良く、そこまで行くと左上の「正常」の青いパネルも黄色や赤になるはず。

C6以外でも黄色や赤が出ているなら項目によりヤバい可能性があり、逆に古くから使っているHDDなら05の代替処理済セクタは普通に黄色だったりする、この項目は黄色あるあるなので気にしなくてOK。

もう一つ、同じ作者のフリーソフト。

CDMで速度チェック

source:CrystalDiskMark – Crystal Dew World

こちらはHDDなどの速度を計測するもので、上図の数値は新しいHDDなので比較的高い数値が出ているけれど、古めならSeqの4ヶ所が100前後、ノートPCなら70くらいでも普通。

ところが古くなり故障まで長くなさそうなHDDの場合、50以下になることがあるので古めなパソコンなら速度も疑いましょう。

対処方法

HDDやSSDのようなストレージの故障だけはメーカーでも自作PCユーザでもどうしようもないため、HDD交換するかパソコン丸ごと新品へ買い替え乗り換えるしかございません。

 

5.ストレージの空き容量不足

ディスクの空き容量確認

エクスプローラーを開くとWindows 10なら左にPCのアイコン、Windows 7ならコンピューターのアイコンがあるので右クリックしてプロパティを選ぶと上の窓が出るはず。

真っ青になっているなら空き容量不足。メーカー修理当時、「修理に出しても直っていない!」と激昂していたおっさんがこのパターンで、顔真っ赤だろうけどHDD真っ青だったのを思い出した。

対処方法

グラフ右下に出ているディスクのクリーンアップを押して、最初からチェックが入っているものを対象にクリーンアップしましょう。それでも空き容量が1割も空かないようなら、不要なソフトやデータを消すなど。

 

6.HDDからSSDへ乗り換えた

「そんなバカな」と思うかも知れないけれど、そろそろありえそうな話でもございます。SSDが一般的なパソコンに搭載され始めて5年以上は経過。

例として、5年前にパソコン詳しい人に選んでもらったマウスコンピューターのノートがSSD搭載、それが故障し買い替えを家電量販店の店員オススメPCにしたなら、CPUは高性能でもHDDがボトルネックというパターン。

対処方法 

SSDへ換装するか、SSD搭載PCへ買い替える。家電量販店の店員はノルマがあるため、言うことを鵜呑みしてはいけない。

 

7.メモリが2GB以下しかない

メモリ容量確認

さすがに最近は2GBではきついですな。

上の画像は私のパソコンでメモリを8GB積んでおり、使用量は5.5GBくらいなので割と多めに食っている模様。

これを4GBまで減らしたなら、3.数GBで収まると思うけれど、2GBにすると100%を超えてしまいページファイルになってしまうだろうから、CドライブがHDDならば激重になりそう。

対処方法

可能ならメモリ増設、無理ならパソコン丸ごと買い替え。

または裏ワザ的にCドライブを高速なSSDへ換装すれば多少マシになるかも知れないけれど、SATA接続のSSDでさえ速度はメモリの1/10~1/100、またはそれら以下なので、素直に物理メモリに頼るべき。

 

8.パソコン全体の性能が低い

Atomと2GBメモリ

上の画像はスティックPCで、CPUにAtomという4コアで1.33GHzのモノとメモリ2GBを搭載しております。かなりのクソ性能なのはスティックPCだからで、知っていて買ったので問題はございません。

ところが最近は「4コアCPU搭載!」とか言ってAtom載せるポンコツノートが激安価格で販売されており、いくらコアが多くても処理速度遅いのだから意味ないかと。

対処方法

これもパソコン買い替えるしかないと思う。

10年前のパソコンから最新のモノへ買い替えても必ず速く快適になるとは限らない、くらいに思いましょう。上の画像のスティックPCより、10年前に出た初代Core iシリーズの方がダントツ性能上。

 

9.作業を複数同時進行しすぎ

YouTubeを回転再生させながら、ビデオカード使うゲームを高画質で遊びつつ、そのプレイを60fpsでフルHD録画、とかやる人は居ないだろうけれども無茶しすぎると、どんな高性能PCでも追いつかない。

複数コアがあり高クロックだろうと、コアやスレッド数が増えるとクロックには限界が来て、高クロックなら使えるコア数は少なくなっているもの。

対処方法

1番の常駐ソフト解除と同様、使わないモノは終了させる、同時進行しすぎない。

 

10.やりすぎChromeブラウザ

クロームブラウザはメモリがあればあるだけ使うスタイルのようで、拡張50個入れてタブ50個同時に開くとかやるとメモリ不足になるもの。

対処方法

拡張を減らす、同時に開くタブを少なくする、またはFirefoxへ乗り換える。 

 

「パソコン重い」に関する情報は古いものが多い

例として以下のような対処方法。

  • メモリを増設しましょう
  • HDDのデフラグで解決!
  • CPUをオーバークロック

今時のパソコンならばメモリが足りないようなモノは滅多になく、デフラグしてもアクセス音が減る程度で体感できるほど速くはならず、オーバークロックするくらいならパソコン買い換えろという話になる。

また、タスクマネージャからサービスを個別に停止しろなどとムチャ振りならまだしも、おそらく自分は使っていないであろう怪しいソフトを紹介していたりも。

手っ取り早くパソコンを速くしたいなら買い替えをおすすめ。ノートならば以下を基準にしておけばよろしいかと。

  • CPUがCore iシリーズ ※軽作業ならCore i3でOK
  • SSD搭載
  • メモリ4GB ※予算盛れるなら8GBあると余裕

分離型のセパレートタイプなデスクトップPCなら、CPUがCeleron G、Pentium GでもOK。GHzの数値が2.0GHz、できれば3GHzあると余裕。ノートでCeleronやPentiumはAtom系クソ性能があるのでやめた方がOK。

NECなど大手メーカーのノートは普通に罠構成、Celeron、HDD搭載、メモリはさすがに4GBが下限かも知れないが、CeleronにHDDは今時のパソコンとして実用的とは言いにくい。

というわけで、普通にSSD搭載でCore iシリーズ載せたノートでも10万円を超えないBTOパソコンおすすめ。安いと思ったならメモリ8GBにしましょう。

リンク用ソース

コメント(2)

>常駐ソフト
私の環境だと、右下の通知領域に表示されるWindows標準以外のアイコンは5つ。それぞれ「Steamのクライアント」「Steamの動く壁紙ソフト」「TeamViewer」「Avira」「Dropbox」だけ。OneDriveも入れれば6つ。

>それらが多すぎる場合はパソコンの性能や容量を圧迫している可能性
それらを消して体感できるほど動作が改善されるなら、ソフト間の相性やソフトの不具合、PCの不具合、スペック不足など根本を見直し始めた方が良いレベルです。

>まれに発見はできても駆除できないウィルスもある
とりあえず駆除もできるオンラインないしダウンロード型のマルウェアスキャナーで有名どころ。

マイクロソフト|Microsoft Safety Scanner
https://www.microsoft.com/ja-jp/wdsi/products/scanner

ESET|ESET Online Scanner(左側のSCAN NOW)
https://www.eset.com/us/home/online-scanner/

F-Secure|F-Secure オンライン スキャナ
https://www.f-secure.com/ja_JP/web/home_jp/online-scanner

Dr.WEB|Dr.Web CureIt!
https://free.drweb.co.jp/download+cureit+free/

私がよく使うのは最下段のDr.Web。特別に優れた性能を持っている訳ではありませんが、日本語完全対応のため仕様が変わったらすぐに気づけること、スキャンの方法や場所など細かく選べること、など使い勝手が良いためPCを使用し始めた当初からずっと利用しています。

>赤枠したC6の青い丸が黄色になっていたら要注意
まずはその2つ上「セクタ代替処理発生回数」が増えていないかチェックしています。ここが増え始めるとじきに回復不能セクタ数が増えていきますから。

>ストレージの空き容量不足
WindowsXP時代なら耳にすることもままありましたが、Windows7以降ですとほとんど聞かなくなりましたね。やはり大多数のユーザは、ストレージ容量256GBでも十分ということでしょうか。

>10年前に出た初代Core iシリーズの方がダントツ性能上。
体感ですけれど、温度が上がってクロックが600MHzくらいまで落ちるAtomより、Core iより前、Core 2 Duoの方が速い気もします。

>メモリ4GB ※予算盛れるなら8GBあると余裕
スロット不良によりメインPCが4GB×1ですけれど、Chromeを立ち上げながら何か作業を行うと、メモリ使用量は3.5GBくらいになりますね。特にChromeはメモリ使用量が長時間の立ち上げで徐々に上がっていきますし。

>それでも空き容量が1割も空かないようなら、不要なソフトやデータを消すなど。

「DiskInfo」フォルダー内のファイル占有率を表示 - 窓の杜ライブラリ
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/diskinfo/
どのデータが占拠しているか見るにはDiskInfoが便利でしたw
私の場合はiPhoneのアップデートファイルが占拠していることがわかったのでDドライブに移しましたw

iPhoneバックアップの保存先を変更するiTunesの設定方法 | マサオカブログ
https://oldno07.com/itunes-backup-iphone/
CドライブがSSDの場合、iPhoneバックアップ先は別のドライブに変更しておいたほうが良いですよw

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TSUKUMO

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。