Socket939や478で新チップセットのマザーボード発売

中古では無く新品として微妙に増えつつ有るソケット939や478。

Socket939はAMD、Socket478はIntel。私はインテル信者というわけではございませんが、AMDはマニアック過ぎて正直詳しく無いどころか知らないに近く。

今更感大有りですが、なぜかこれら旧ソケットの新品マザーボードが徐々に増えているようです。どういう事なのか考えて参りましょう。

情報源は秋葉原の店舗を巡回して面白パーツや部品相場を教えてくれるAKIBA PC Hotlineより。

Socket 939の最強マザー?が来週発売、790GX搭載
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100821/etc_asrock.html

ドスパラ秋葉原本店で8月25日発売予定。

Socket 939マザーでは初となるAMD 790GXチップ搭載品「939A790GMH」がASRockから近日発売される予定だ。予価は8,480円

AMD食わず嫌いな為ピンと来ませんが、Socket939は何年も前のCPUに対応するもので、タイトルに最強マザー「?」と有るように最強と言って良いのか悪いのか。クラシックカーのエンジン以外を再販する感覚で、1960年代の車に対してデジタルな速度計やカーナビが付いている感じでしょうか。

チップセットはAMDの790GXと有り、これまたどの程度の物かさっぱり分からない為、インテルと混在させながら調べる事に。

 

Socket939、478とはどの程度古いのか?

先にインテルを新しい物から。左がソケット、右はCPUの主なシリーズ名。

  • LGA1366:Core i7 9xx
  • LGA1156:Core i7/5/3 8xx/7xx/6xx/5xx、Pentium G・・
  • LGA775:Core2 Duo/Quad、Pentium D、Pentium4、Celeron・・
  • Socket478:Pentium4、Celeron・・

モバイルは今回関係無いため除外。

同じようにAMDを並べると。

  • AM3:Phenom II、Athlon II
  • AM2:Phenom、Athlon、Sempron、Athlon 64
  • 939:Athlon 64
  • 754:Athlon 64、Sempron、Turion 64

PC WatchのAMDモデルナンバー一覧を参考に書き出すものの良く分からない。Athron64の3200+と3500+で3種類のソケットが混在しており意味不明です。

私が現役で修理をしていた頃が約3~4年前とすると、当時Athlon 64の3000~4000番台が最新と記憶しておりAMDのSocket939は丁度その頃。Core2Duoが最新で有った為Socket478は既に新品では売られておらず。

939は約4年前、478は5年以上前のソケットという事でしょう。私が今これを書いているPCが5年前に購入し、当時Socket478からLGA775へ乗り換えた記憶有り。

AMDはオフィシャルを見ると更に混乱出来ます。

やや古めですがASCII掲載のロードマップ。もっと分からない。

ASCII.jp:年末年始特別編1 AMD CPUの2010~2011年はこうなる
http://ascii.jp/elem/000/000/484/484074/index-2.html

 

旧式ソケットの用途や仕様の詳細

元記事の締め括りによると隠れた人気商品と有ります。

ちなみに、こうした「旧世代ソケット+ミドルレンジチップセット」のマザーボードは、「隠れた人気商品」(ショップ)なんだそう。Intelプラットフォームでも、Socket 478用のG31マザーボードが複数発売されている状況だ。

今回のSocket939は現役当時では存在しなかったインターフェイスや機能を載せており、付加価値も有り。

  • PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2
  • DIMM×4(DDR 400/333/266、最大4GB)
  • HDMI、DVI、VGA、Gigabit Ethernet、eSATA
  • Serial ATA(5ポート、RAID 0/1/5/10/JBOD)
  • Ultra ATA/133、7.1チャンネルサウンド、Direct X 10対応

PCI-Ex16が1本は控えめなものの、メモリは32bit最大に出来る4GBまで搭載可能。デジタル出力はDVIの他にHDMIも有り。オンボードRAIDは0/1/5/10/JBODというお祭り状態に。

以前まとめ記事に書いたMARSHALの新丸印では完全にネタかと思っておりましたが、需要が有るから出しているという真面目な企画なら笑えない。先日、865チップセットまで新発売されております。

新丸印、G31に続き865も発売

新丸印
http://www.marshal-no1.jp/marujirushi/index.html

左メニューのマザーボードには865GVとG31が載っており、ランキングは低いものの価格コムでも取扱が数店有り。

マーシャルのマザーボード一覧(価格com)

価格.com - MARSHAL(マーシャル)のマザーボード 製品一覧
http://kakaku.com/pc/motherboard/ma_2161/

先のSocket939は約8500円、マーシャルのG31と865GVは約7000円。

マーシャルの方はインターフェイスが控えめですが、企業には嬉しいシリアルポート(RS-232C)とパラレルポート(IEEE1294)が付いており、更に開発アンケートでは「それは可能なのか?」と目を疑う項目多数。

marshal-enq

新丸印開発アンケート調査
http://www.marshal-no1.jp/cgi-bin/vote7.cgi

増設ボードは一見普通に見えますがPCI-express(x1)を使っていたり、PCMCIA(ノートPCにPCI-Expressが付く前の古い規格のカード)が載ってみたり、一番意味不明な物は1位になっているPCIをPCI-express(x16)に変換するボード。

ネタでは無く本気でやっていると思う為、上のURLをコピペで投票に行きましょう。リンク切れの臭いがするので切っております。

 

CPU性能は用途として打ち止め

インテル様に限らずAMDも6コアCPUを出してみたり、3.4GHz付近から一向に上がらないクロック数。私のPCのCPUは5年前のPentium4ですがクロックは3.40GHz有ります。

コア数が増えたりHT(ハイパースレッディング、1コア2処理)が復活したり、製造プロセスが45nmから更に小さくなったり進化してはいるようですが、そこまで要らないユーザ多数。

私の例では今はメールやインターネット用途の為、5年前の高性能PCで全く困らない。1つ困っている事はCPUファンが騒音な事と既にマザーボードが故障している可能性大な所。

LGA775が終息し、MARSHALなどが復刻版の如くLGA775の無いとは思うけれどチップセットX58で7千円などやってくれるなら、CPUやメモリなど故障していない資産は引き継いでも構わない人間が多く居りましょう。まだ数年先の話では有りますが無いとは言えず。

車に例えると、日本の公道で使う為に12気筒エンジンを積んで300km/h出る物は要らず、その手の車はレースや趣味のみ。近所のスーパーへ行く為に4輪駆動で30度の坂道を上る必要も無く。

時速が120kmくらい出て、静かで広く、乗り心地の良いもの。出来ればエコや燃費を考え、予算内で購入するという置き換えをするとパソコンの選び方に似ていましょう。

インテルやAMDは競ってモンスターエンジンを開発しておりますが、もうそこまでは要らないという。Pentium4で満足している私の例では、Core i3でさえ超ハイスペックで有り、Core iシリーズ全部がオーバースペックなわけで、中古PCの故障箇所を交換して行くという考え方は今後普通になるかも知れず。

高性能PCは趣味以外ではゲームや動画編集、イラストやCADなど特殊な用途のみで、やはりGoogleが言っていたようにロースペック、ローコスト、クラウドになるのやも知れません。

CPUにARM、OSはLinux系の何か、本体は中国の良く分からないメーカーでも良いと思うけれど、文字を書くにはそれなりにデカい液晶とフルサイズのキーボードだけは譲れない。

一言でいうと、マイクロソフトがVistaに反省して低性能でも快適に動くWindows7を出してしまった為、高性能不要が強まったとも言えましょう。

以上、Socket939はCPUを持っていなければ100%要らないという話でした。

リンク用ソース

コメント(3)

故障交換用といえばそうなのでしょうけれど、モノがマザーボードだけに、需要としてはどちらかというと、既存パーツ流用買い換えでパーツが余ってるとか、マザーだけ死亡で他のパーツはある系の人が、余り物でちょっくら1台組んでみよう・・・だけどこのCPU近頃のマザーじゃ使えNEEEEE!な人用なのではないかと。

従来であれば中古品をヤフオクであさるしか選択肢がなく、地雷koeeeee、相性微妙~とか思っているところへ、じゃあ新品で今時の機能も付けてそれなり価格で売ってやんよとメーカーがやれば、欲しい方はエラい助かりますから、これを待ってた!なユーザーは意外といるのでしょう。

ただ、購入層はどう考えても自作属性の方々でしょうし、モノ的に大量に売れるとか利益率が高いとも思えませんから、それでもユーザーの希望を汲んでやってくいるのだと無理やり好意的に解釈すれば、非常に良心的だと感じます。

もっとも、私は新しくてもSocket478など要らないので、Celeron420(中古1500円)とかを持っておられる方がおられましたら、きっと渡りに船だと思うのですよねw

友人と会社をやっていますので、経費削減のため、PCは私の古いパーツを使って自作しております。
私が使っているSocket939の世代はHDDはSATA グラボはPCI-Ex16で、今の規格でもそのまま使えます。
MEMはDDRですが、これはCPUがメモコンを内蔵しているためチップセットの世代は関係有りません。
一般的にMEMやCPUは故障することが少ないため、上記のように他のパーツの故障は問題なく最新パーツで対応できますが、問題なのはマザーです。
今回こういうマザーが出ると補修パーツとして大変ありがたいです。
939でも2コアCPUであれば業務で使うOfficeや写真データのちょっとした加工では今でも性能的には十分現役で使えますから。
ただ仕事で使うにはメーカー(品質)的に不安な面もあります。

後、インテル様に関しては詳しくないのでよくわかりません。

普通に考えてCPU、メモリ、各種ドライバの所有が条件ですな。
今からDDRメモリやCPUを買いCPUまで揃えてケースや電源まで揃えて自作するなら、安物の新品が一台買えてしまう。

私の例では、新丸印のG31へ乗換は有りかと思うものの、OS再インストールして今の環境を再現させるなら面倒だから丸ごと買い替えます。これも価値感とか複数のデスクトップが必要かという用途の問題でしょうな。

BTOパソコンメーカー比較

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★★ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★★★

新製品が最速で特価イベント多し。ゲーム推奨PCも多数有り予算と性能の一覧が見易い。標準でOS無しが増えているので価格の比較は慎重に。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

ゲームPCやクリエイター用PCも種類が多い。ドスパラ同様に知名度が高く、パソコンを良く解っていないPC初心者の悪評が多いが他社と大差無い。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★★ 安保証: ★★★

部品選: ★★★☆☆

faith、TWOTOPを含むユニットコムの本店的存在。インテル以外にAMDの機種も多く予算に合わせて選び易い。全国に実店舗が多数有る国内BTOメーカー。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

激安感: ★★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

世界シェア2~3位、国内3~4位の大手。安くデザインが豊富。カスタマイズは種類が少なく初心者向き。BTOは納期が長くなる事も有り急ぎなら向かない。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

激安感: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

世界シェア4年連続トップ。特価イベントも多いが、旧機種の完成品を叩き売る罠仕様も有るため注意。デスクトップは法人、個人はノートPCが人気有り。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★★

激安感: ★★★☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

長期保証は安いが2年目以降は補償金額も低くなる。ヤマダ電機が買収後、家電を扱ったりサイト内の説明に矛盾が有るなど昔のツクモとはやや違う。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★★

激安感: ☆☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★★☆☆

全体的に他のBTOパソコンより高め。稀に特価品が出るが、それでも他社と同程度。安いPCは保証を延長出来ない事が多い。ヤマダ電機でカスタマイズ出来る店舗もある。

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

カスタマイズが激減しパーツの型番も書かれない事が多くなってきた。以前は格安の自作寄りだったが最近は平凡なカスタマイズ。パーツ単品が時々激安で処分される。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

3年保証が一覧中では最安。PC初心者にはカスタマイズがやや難しいかも知れないけれど、ケースや電源など選べるなら一見の価値有り。ヒツジ先輩愛用PCは10年くらい前からサイコム。

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★

標準構成がOS付になり初心者用でも分かり易くなった。長期保証2年目からの劣化が2011年8月に解消。サイコムのカスタマイズが難しく、量産系BTOでは物足りないなら一見の価値有り。

※並びをBTOメーカーの知名度順にしました。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは載せていません。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ウィルス対策ソフトの選び方

期間限定の特集など

Windows7とVistaサポート延長


ネグロックさん連載中。水冷自作PCに手を出すならまずはここから。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:ヒツジ先輩

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。