BTOパソコンやメーカーの疑問を質問形式で回答

PC初心者というより初めてBTOパソコンを検討する人用。

BTOパソコンは一見すると自作PCに似たマニアックな印象が有るやも知れず。また、メーカーもNECや富士通ほど知名度は高くは無く、不安になる点もございましょう。それらの払拭として役に立てば幸い。

私の持論なので、必ず正しいとは限らないと前置き。

当記事は公開後、全頁右下辺りの「BTOパソコンQ&A」からリンクする為、例外として記事公開後も随時追記予定。

なお、実際に以下のような質問が有ったとは限らず、分り易いかと思い質問形式にしており他意はございません。

  1. BTOパソコンはカスタマイズしなければ駄目?
  2. BTOパソコンが安い理由は品質が低いから?
  3. あるPCメーカーの悪評が多いけれど大丈夫?
  4. サイコムやタケオネ、ワンズが鉄板は本当?
  5. ヒツジ先輩はエプダイやオンキヨーが嫌い?
  6. NECや富士通は国産だから高額になるのでは?
  7. PC付属のキーボードが外国製だが大丈夫?
  8. 3年など長期保証は高額だが付けた方が良い?
  9. 最近PCの動作が重いが買い替えた方が良い?
  10. ヒツジ先輩は自作や市場やブログのマニア?

 

Q1.BTOパソコンはカスタマイズしなければ駄目?

A.いいえ。量産系BTOメーカーはむしろ標準構成がお勧め。

ここでいう量産系とはドスパラやマウスなどのようにカスタマイズしない標準(最小)構成の段階で完成しており、パーツの選択肢が絞られているメーカーの事。具体的には左の一覧からサイコムを除く全メーカー。

量産系BTOメーカーの標準構成は、そのメーカーが大量に売る前提で在庫を比較的多めに持っているパーツの組合せで、大量仕入れだから安く完成する以外に競合他社に合わせ需要の高い物で固められております。一部機種除く。

カスタマイズの特徴として、メーカー側は「自分仕様」や「用途に合わせて」など書いているけれど、量産系はカスタマイズで儲けているので変更すればするほど割高になるもの。

サイコムなどの自作代行系は標準構成がOS(Windows)無しになっていたり、良く見なければ動かない構成になる事も有るのでご注意有れ。

Q2.BTOパソコンが安い理由は品質が低いから?

A.いいえ。価格で勝負しなければ生きて行けないから。

ソニーのVAIOやパナソニックのレッツノートなど、企業の知名度以外にブランド力の有るメーカーや製品なら高くても売れるでしょう。

株式会社ユニットコムのパソコン工房がレサンセシリーズで新製品を発売、と言っても知らない人が多く興味も無い人が多いでしょう。

パソコンという物は中身のパーツはどのメーカーもほぼ同じ物が載っており、品質を比較したいならケースくらいのもの。

CPUはどのメーカーもほぼインテル、時々AMDの2択。マザーボードはASUS、MSI、ECS、FOXCONN、時々GIGABYTE、稀にASRockとか。HDDは2012年現在、既にSeagateかWestern Digital(HGST含む)の二択。

パーツのメーカーに関してはソニーのデスクトップ版VAIOを軽めに分解した記事が有るので参考まで。ソニーに限らず中身は同じような物がパソコン。

BTOパソコンが安過ぎるのでは無く、有名メーカーPCが高過ぎるが正解。

Q3.あるPCメーカーの悪評が多いけれど大丈夫?

A.その悪評を流している人達がまともな思考なら大丈夫では無い。

悪評の多くはサポートの対応やPC本体の故障に関する事。パソコンは故障する物なので組み立てたメーカーが悪いと言っている時点でPC初心者。

サポートの対応は大体は外注コールセンターなので本当に悪い事も有るかも知れないけれど、その悪評を書いている人間はまともでしょうか。私が見る限りヒステリックで根拠の無い噂や嘘と思われても仕方の無いようなものが多い。

また、悪評の多さは市場占有率の高さと並行する感が有り、NEC、DELL、ここ数年はドスパラの悪評が多いけれど、NECやDELLのPC初心者への販売台数が多く、ドスパラもPC初心者でも購入出来るレベルになったとも言えましょう。

根拠有る悪評を表現出来る人間がPC上級者と仮定すると、彼らはサポートは不要なのでサポートが悪いなどと書かないし、ハードウェアの故障はパーツの故障と考え、運の要素が高いと知っているのでやはりメーカーが悪いとは書かないもの。

その悪評を参考にする価値が有るか。

Q4.サイコムやタケオネ、ワンズが鉄板は本当?

A.本当。※ただし、ハードウェアへこだわるユーザに限る

サイコムなどが量産系BTOメーカーより良いとされる主な原因は、パーツ単品の型番など詳細が判る、そしてカスタマイズの選択肢が多い、そこへ良い評判が追撃し鉄板と言われているのでしょう。

その利点の代償として、分からないパーツの詳細は自力で調べる、量産系BTOパソコンより高額でも良い、という難点が薄いと思うなら有りでしょう。

私が量産系BTOメーカーを勧める理由は、PC初心者でも簡単に安く購入出来る事。有名メーカーの1/2程度の価格で同等品が手に入る為。

ハードウェアにこだわりが有るならサイコムなどでも良く、更にこだわるなら自分で組立した方が安いのでそれでもよろしいかと。

何故か必死にサイコムやタケオネ万歳な信者のような人が居るけれど、パソコンはメーカーで判断する意味は薄く、押し付けるものでも無し。

私がドスパラが良いとかパソコン工房お勧めのように書かないのは、メーカーで判断しない為。過去の記事を読むと判るけれど、製品毎に良い悪いと評価しております。

メーカーを指摘し悪いとか上手いと書いているのは、経営や販促に対してで有り、ハードウェアとは直接関係しておりません。

Q5.ヒツジ先輩はエプダイやオンキヨーが嫌い?

A.何とも言えない。

嫌いと見えるのはおそらく売り方に対する記事で、上でも書いたけれど製品毎に感想文を書いている際は、エプダイのケースが良いとか超小型PCを知人に勧め購入されたなどございます。

オンキヨーは元ソーテックというマイナスのフィルタが掛かっているので偏っているかも知れないけれど、本当に上手い物を安く出したなら、メーカー問わず「この製品は上手い」という記事を書くでしょう。無いだけ。

勘違いされ易いのはDELL。私はやたらDELLが良いと書いているように見えるのかも知れないけれど、DELL=良いと書いている記事は経営に関する事で、製品を褒めた事は無いはず。逆に製品(AdamoやArienWareなど)は酷評しております。

以前、コメント欄が有った頃にもっと客観的に解説しろなどと言われたけれど、ここは私の日記なので偏見が無ければ特徴が無くなり、日記を客観的に書くブロガーは居ないでしょう。居ても面白くないので読まれないと思う。

というわけで、記事内で良し悪しを勝手に判断するのは私の自由。それを読む読まない、どう判断するかは読み手の自由。

私がエプダイやオンキヨー、DELLを好きだろうと嫌いでも読み手には無関係なので、好き嫌いを聞かれても答えようが無い。

Q6.NECや富士通は国産だから高額になるのでは?

A.9割以上国産ではございません。

2012年現在、国内製造を謳うPCメーカーやブランドは富士通のFMVとパナソニックのレッツノート。富士通は島根と川崎、パナソニックは神戸で製造。

ではそれらのパソコンが全部国産かと言えばそんなわけは無く、CPUはインテルなのでマレーシアなどで製造されていたり、HDDはタイとか、メモリは韓国、液晶パネルは台湾とか。

富士通やパナソニックがどこまでを指し国内製造と言っているのか知らず、違っていたなら申し訳無いけれど、国内で製造出来るパーツはケースとマザーボードくらいでしょう。そのマザーボードのチップは海外製とか。

話を価格に戻すと、では富士通と同じかそれ以上高いNEC、ソニーなどは何故高額なのか。これは宣伝広告以外に人件費や流通費などがBTOメーカーより高く載ってしまう為。

単純に、VAIOを知った多くの人はテレビCMや雑誌、大手サイト経由では。ソニーとマウスコンピューターの社員どちらが月給が高そうか。数万や数十万単位で家電量販店などへ在庫して貰う売り方と、受注が来たら組立始める通販の違い。

他にも原因は有ると思うけれど、国産だから高いというこじつけは、その人が自分を納得させる為の言い訳で有り根拠がございません。

Q7.PC付属のキーボードが外国製だが大丈夫?

A.おまけに期待してはいけない。心配なら国産を別途購入推奨。

PCメーカーの付属キーボードはまず海外製。メイドインチャイナとか裏側に書かれていないでしょうか。原価数百円、高くても2千円前後の物がおまけとして付属。

通常、使えるから良いと思うところを製造国という価値観で不安になるなら、私のように国産のキーボードを購入しましょう。ちなみに私が今これを書いているRealforceでいうと最も安い機種で1万6千円くらい。

価格帯で判断は出来ないけれど、5千円以下のキーボードで不安とか言われても売る側が困るでしょう。

私が以前使っていたゴミ捨て場から拾って来た千円程度のキーボードでも、数年普通に使えておりました。

10年以上前は国産にこだわる人が多く、中国や韓国製品は嫌われていたけれど、2012年現在では中国製が標準と考える、または気にしない人が多くなっており、どうしても国産が良いなら金を積みましょう。

私は今のキーボードが気に入っており1.6万円が高いとは思わないくらい利用頻度が高いので納得しているけれど、国内製造品はコストパフォーマンスが悪いと思う。使い捨ての時代。

Q8.3年など長期保証は高額だが付けた方が良い?

A.高額と判断するなら無しで良いと思う。

規則性が無かったり曖昧なDELLやHPは除き、3年保証が安いメーカーはサイコムやパソコン工房系で4~5千円、または5%。高いメーカーはドスパラで約1万円、または10%。

個人的に私がオフラインで相談に乗り、購入されるBTOパソコンは今のところ100%の確率で3年保証を皆様選択。何故かは私が散々脅している為。

具体的には、昔はドスパラ本命、今はパソコン工房としているのは3年保証が比較的安い為で、ドスパラの当時や現在のPC工房は約5千円。但し10~12万円以下なら。

パソコンの修理代はパーツ代のみでは無く交換作業料が発生し、安くても5千円は軽く超えるでしょう。3年以内に一度も故障しないと信じられるなら付けない方が得。個人的に3年以内なら5割以上の確率でどこか何かおかしくなるだろうと疑っての事。

私へ相談して来た人はクリエイターを除きほぼライトユーザなのでPC本体は10万円行かず、その程度の構成なら交換パーツも高額では無いけれど、2年目3年目を各3千円くらいの保険と思えばよろしいかと。

PC本体が高額になると延長保証も高くなるけれど、今時10万円を超える構成ならグラボが2万円超えているのでは。2万円超えるグラボなら電源が600W以上では。比較的故障し易いパーツは、マザー、グラボ、HDD、電源。そしてメモリ。CPUは無改造なら滅多に故障しない。

価値観や運の問題なので、プラス2年の延長保証価格が高いと思うなら無し、安全をとるならお勧めしておりますがご自由に。

Q9.最近PCの動作が重いが買い替えた方が良い?

A.何が重くなっている原因か考えてから判断を。

パソコンが古いから遅いとは一概には言えず、昔のパソコンでも軽めな用途のみなら現在でも充分通用するでしょう。実際、私は2年前まで約7年間使っていたデスクトップPCが最後まで遅いとか重いと思った事は無し。

重いと感じる原因がハードウェアなら主に、CPU性能不足、メモリ容量不足、HDDの劣化。これらなら買い換えた方が良いかも知れない。

ハードウェア以外の原因で遅くなる場合は、ウィルスバスターなど重い常駐ソフトや量的に満載、Windowsのシステムに重くなる原因となる支障が出ている、ウィルスやスパイウェアの常駐など。これらが原因ならOS再インストール(リカバリ)で一時的にでも直るので試してみましょう。データ消えるので注意。

パソコンが遅くなったと感じる理由は、用途や環境にハードウェア性能が追いついていない事。昔のPCと同じ構成でアプリケーションなどを入れても、最新のPCなら遅いと感じないもの。

パソコンは安くなったとは言え万単位の出費。無理に買い替えず、Windowsの再インストールを試み、それでも納得行かなければ買い替えという流れでよろしいかと。

但し、これをやるにはデータを退避しておかねばならず、買い替え(買い足し)なら旧PCのストレージ(HDDなど)を外して新PCへ一時的にでも取り付ける手が有り簡単。

買い替えた方が良いかはそのPCオーナーの判断と決断次第なので、他人に聞くより判断材料を探しましょう。

Q10.ヒツジ先輩は自作や市場やブログのマニア?

A.いいえ。自称でマニアでは無く、嫌々やっております。

自分をオタクでは無いという人間こそオタクだったりするもので、私はPCマニアや市場オタクでは無いと思うけれど違うのでしょうな。ちなみにブログは本当に嫌々やっております。なぜ続けているかは4周年記事にて。

私がとあるBTOメーカーの修理工場で働いていたのは、友人の為と1周年記事で書いておりますが、もちろんパソコンというハードウェアや自作PCにも興味が有った為。

現在は大して興味無く、当ブログを書いている副産物として最近のPC関連情報や知識を自動的に覚えてしまうけれど、オフラインで自ら進んでパソコン関連の話をする事はございません。

パソコンのハードウェア=面倒という感覚の方が大きい。


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BTOパソコンメーカー比較

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★★★

ゲームPCに特化しており高性能ゲーミングPCが必要なら。パソコン工房系列のカスタマイズ可能なゲームPC専門BTO屋という解釈でも良いと言えるほど。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。