GTX660Tiのベンチマークと価格と搭載BTO PC発売

2012年8月23日

NVIDIAの新製品、GeForce GTX 660Tiが先日発売。

自作PCユーザにはグラフィックボードはAMD(Radeon)人気が高く、性能と価格面では冴えない噂の多いNVIDIAでは有りますが、今回のGTX 660Tiは何やら良さそうなので興味は無いけれど記事のネタ用に情報を収集。

性能は中の上か上の下くらい、適当に見て参りましょう。

GTX 660Ti搭載PCがドスパラ、PC工房、ツクモより発売

BTOパソコンは今これを書いている現在までに3社からリリース。

パソコン工房は、CPUがi7-3770か3770K、HDDが500GBか1TBの違いで2機種、価格は約10万円と10.5万円。無改造前提ならHDD容量の差で5千円くらい高くなっているので、i7-3770(10万円モデル)の方が割安。

気になる所は未だにDDR3メモリが1333MHz(PC3-10600)になっており、価格差がほとんど無いので12800で良いと思うけれど在庫を余らせているのでしょうか。

ドスパラも2機種で、CPUはPC工房と同じK有無の2通り。約11万円の方はメモリやHDD容量が微妙に盛られており若干高め。約17万円の方はメモリ16GB、HDD2TB標準でGTX 660Tiを2枚入れている変態仕様でかなり割高。

SLI(GeForce2枚挿し)するなら自作PCで良いと思うけれど、BTOパソコンは何かとニュースが少ないのでここぞとばかりの賑やかしが目的でしょうな。

ツクモも2機種で、約9万円のモデルはパソコン工房の10万円モデルのCPUがCore i5-3570になっただけのような感じ。約12万円のモデルはドスパラの11万円より微妙にHDD容量などが上がった仕様。

GTX 660Ti搭載ではバランスを取られ全体の性能は高めで容量大きめ、価格も高いので1万円程度の差なら大した事が無いように見え選び方が難しいと思うので、私の感覚でそれぞれの利点と難点を挙げると。

  • パソコン工房・・利点:PC本体以外に送料や延長保証が安い/難点:メモリが1ランク下の性能、HDDがSATA2など微妙にケチっている
  • ドスパラ・・利点:11万円モデルはバランスが良くコスパも良好/難点:送料と延長保証が国内BTOメーカーで比較し最高値レベル
  • ツクモ・・利点:マザーなどの型番が記載されており若干こだわり可/難点:送料高め、延長保証は安いけれど保障内容がしょぼい

価格優先ならPC工房、保証を延長しないならやや高いけれどドスパラ、一部パーツの型番を知りたいなら結構高くなるけれどツクモ、という感じでしょうか。

ツクモは国内BTOメーカーの中では中途半端な位置付けで、型番が知りたく割高になって良いならサイコムなどの自作代行系で良いと思う。

最近はマウスコンピューターが新製品発射祭りに乗って来ませんな。デルも発売していたけれどバランスが悪く安くも無く、ケースが悪趣味なのでスルー。

 

GTX 660Tiの発売時価格と他製品とのベンチマーク比較

実売の最安を調べようと価格コムへ行くも、発売から1週間経たない為か登録無し。ITmediaに実売予想価格が載っているので参考に。

GeForce GTX 660 Ti搭載モデル、各ベンダーから - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1208/17/news041.html

文章内より型番と価格のみ抜かせてもらうと

  • GF PGTX660TI-OC/2GD5・・3.2万円
  • GF PGTX660TI-OC/3GD5・・3.4万円
  • GW GTX660TI 2GBD5 PHANTOM・・3.3万円
  • GW GTX660TI 2GBD5・・3.1万円
  • N660GTX-Ti Twin Frozr IV PE OC・・3.3万円
  • ZOTAC GeForce GTX 660 Ti AMP Edition・・3.8万円
  • ZOTAC GeForce GTX 660 Ti 2GB・・3.3万円
  • GTX660 TI-DC2T-2GD5・・3.7万円
  • GTX660 TI-DC2O-2GD5・・3.5万円
  • GV-N66TOC-2GD・・3.2万円

OC(オーバークロック)無しなら3.2~3.3万円、OC版は3.4万円以上。

グラボの値下がりは他のパーツと比較するとかなり早い方なので、予算を抑える人はしばらく待ちでしょうな。

性能は3サイトを参考に、まずはPassMarkから。  

gtx660ti-benchmark-passmark-2012-08.gif

source:PassMark Software - Video Card Benchmarks - High End Video Cards

GTX 660Tiのスコアは9位、但し発売間もなくサンプル数が2と少なめ。

PassMarkの数値はNVIDIAが有利に出ているという話も有り、これが全てでは無く指標の一つなので他サイトの計測結果も見てみましょう。

ITmediaが現物を用意し各種やっており、その中でも実用的かも知れないバトルフィールド3ベンチが有ったので1つ引かせてもらいます。

gtx660ti-itmedia-battlefield3.jpg

source:GeForce GTX 660 TiはGTX 580を本当に超えるのか (2/3) - ITmedia

比較対象はGTX580、Radeon HD7970と7950。

PassMarkのランキングでは全てに負けていたけれどここでは逆にGTX 660Tiが最も優秀。バトルフィールド3ベンチのみでは無く、他のベンチマーク結果でもGTX 660Tiが優れる結果が多く出ております。

もう一つ、PC Watchも実測。私も過去にやった事が有るモンハンベンチの大討伐を引かせてもらいましょう。

gtx660ti-pcwatch-mhf-3.jpg

source:【PC Watch】 GK104ベースのミドルハイ「GeForce GTX 660 Ti」を試す

こちらはGTX 660TiのOC版も入っており、GTX670までは行かないもののRadeon HD 7970と7950よりは上。やはりPassMarkとは異なる結果。

3D Markなどを利用した各機能のベンチマークも有るので、購入検討していたりグラフを見てハァハァしたいならITmediaとPC Watchへどうぞ。

しかし3万円台はGTX670と同価格と思うと発売直後なので微妙に割高。やはり人柱回避を含め、普通に使いたいならせめて2~3週間は待ちでしょう。

 

グラボ増設はDirect XやVRAM容量が不要なら無駄(まとめ)

GTX 660Tiについてはまとまったと勝手に思っているので、興味の無い人間の視点で説明すると、3D処理を要するゲームなどをしなければ予算を無駄に大きく取ってしまい単純に金の無駄。

マザーボードやCPUにグラフィック機能が無い組み合わせならビデオカードは必須になるけれど、最近のCPU内蔵グラフィックは優秀で、多少の3D処理なら快適と言えるレベルで動作してくれております。

車に置き換えると高性能グラボ搭載PCは時速300km/h出る大型トレーラー。日本の公道での通勤や通学にそんな物は不要で、60km/hで走行するなら性能の意味は無く、ただうるさいだけ。容量も普通の人は手提げかばん1つをトレーラーの荷台には入れない。

私の体験談も出すと、修理現場に居た当時に業務用(現場の経過を入力する)PCが故障し、交換パーツが来るまでマザーボードなど似た構成一式を倉庫から借りてHDDを取付。冗談で当時の最高性能、実売6~7万円していたASUSのGeForce 7900GTXを搭載。

ファンの風切音が凄まじくうるさくなり、電源ユニットも自動的に大容量を借りる事に。業務効率は入力業務には全くの無関係。何をやっているんだと笑われつつ2週間くらい使っておりました。

今回のパソコン工房などの構成で10万円とすると、グラボ無しなら7万円以下となり、電源容量も抑えられるので更に数千円は安くなり、下手すると4万円くらい安くなりましょう。

そして一番怖いのが修理費用で、BTOパソコンの修理代がNECなどより遥かに安いとは言え、交換パーツ代が発売当時の価格に近い設定になっていたり、作業費用も数千円は掛かるので、セルフサービスできないなら延長保証をお勧め。

趣味や金持ちなら何でも高性能パーツを載せれば良いという考えも有るけれど、普通の自称ライトユーザなら今時のパソコンにグラボは要らない(CPU内蔵で良い)事が多いのでご注意有れ。

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。