パソコン工房が最大8画面のトレーディング用PC刷新

2017年5月18日

パソコン工房がカブパソを一新。

ゲームやデザイン向けPCはドスパラやマウスなどもやっているけれど、トレーディング用と称したカテゴリはパソコン工房以外に無い気がする。新しくなった機種では8画面対応モデルが追加。

適当に見て参りましょう。

パソコン工房がトレーディング用PC刷新

プレスリリースはマイナビで見た、が、広告ウザいのでリンク省略。

kabu_images_02

マジキチ過ぎると思ったけれど、私の23.5型3画面でさえ充分変態すぎると言われた事があるので他人事でも無さそう。

8画面以外にも割と普通な機種もございます。放置されているらしきTWOTOPの方でまとまっていたので古い機種の画像を拝借。

1213tt_pro_kabu_main_title

トリプルは無しで1台以外はモニタ偶数枚構成。

今回の新製品は8画面が追加になった以外、CPUが第7世代Core iシリーズ、コードネームKaby Lakeになったという点が新しい。

第4世代から一気に第7世代へ。数が出ないのでkabuパソそのものが放置気味なのか、または新CPUにする必要性が薄いので見逃されていたのか。

おそらく前者と思われ、今時第4世代のCore iシリーズとそれに合うマザーボードの新品在庫がある時点で不自然すぎていたと思う。

新モデルの価格を税別表記のまんまでリスト。枚数はモニタの数。

  • シングル・・・9万円
  • 2枚・・・14万
  • 4枚・・・21万
  • 6枚・・・30万
  • 8枚・・・36万

2枚でいきなり5万円くらい値上がりしている原因はCPUがPentiumからCore i3へ上がっていたり。枚数増えるに比例し、なぜかCPUも高性能になって行くという、良く解らない設定。

売れるかどうかは置いておき、8画面とか面白いのでどうなっているのかやや詳しめに見てみましょう。

 

最大8画面出力で約40万円はどうなのか?

販売ページのスクリーンショット。

PRO-kabu8-v6

どのくらいの資金をどの程度動かせばいくらの利益が見込めるのか見当さえつかないものの、稼いでいる人はこの程度のパソコンは軽く買えてしまうのか。

CPU性能やメモリが盛られる原因

単純な話で、量産系BTOパソコンは自作PCやPCマニア向けでは無く、主にブランドにこだわらないコスパ重視の一般PCユーザ向けなので、メーカーが最初からバランスをとってくれるもの。

しかし、それにしても盛り過ぎだとは思う。特に太字のパーツ。

  • CPU:Core i7-7700
  • マザー:H270 Express チップセット
  • メモリ:16GB(8GB×2)DDR4-2400 DIMM (PC4-19200)
  • SSD:240GB SATA
  • HDD:1TB SATA
  • DVD:スーパーマルチ
  • グラボ:GeForce GT 730 1GB×2
  • ケース:ミニタワー

グラボ2枚については後ほど。

最安のシングルモニタな機種がPentium Gシリーズなのだから、Core i3~i5程度で良さそうな気がするものの、ところがkabuステーションの推奨環境はこう来た。

  • CPU:Intel(R) Core(TM)i5-6500
  • メモリ:4GB以上の仕様可能領域
  • ハードディスク:2GB以上の空き容量
  • モニター解像度:1920×1080ピクセル

source:機能・サービス | kabuステーション専用サイト【カブドットコム】

推奨であり最低限度では無いのでCore i5くらいあれば充分と読み取るとするなら、PentiumでもG4560は3.5GHzとクロック高め、1ランク上の2画面モデルのCore i3-7100は3.9GHzであり、パソコン工房狙って高クロックにしているのかと。

kabuステーション次第ではあるけれど、3画面している私に言わせると、モニタが増えたからとCPUやメモリを盛る必要性は無く、ビデオカードも高性能にする意味は薄い。

なぜ8画面?どうして可能なのか?

最初に感じた疑問が、なぜ8画面なのか。何が不思議かは、通常の安めなグラボの出力はHDMI、DVI、最近はDP端子も付いた3つが主流。DPなしでD-sub 15pinもまだある。

3の倍数、またはそれ以下のモニタ数になると思われ、仮にグラボ3枚挿したならば9画面になってしまうわけで、8という数字が出てこない。

GT 750という性能低めは上で書いた通り問題無し。それが2枚で8画面になるならば、1枚あたり4画面出力しているのか、またはマザーボード側の映像出力も併用しているのか。

価格コムを見て来ると、何とHDMIx4本出力のGT 750が存在。

elsa-gt-750-kakaku

source:価格.com - ELSA ELSA GeForce GT 730 1GB QD GD730-1GERQD

これが2枚でHDMIx8本にて出力しているわけですな。

完全にマルチモニタ用、最大4枚出力を狙っていると思われ、通常の端子3種類なGT 750は8千円前後なのでELSAにしては良心的な価格。

安くモニタ大量にしたいならば、マザーボードにグラボ2枚挿せるか確認してこれを2枚挿せば8画面まで行けるのだと思う。それが容易にはできないだろうという考えでパソコン工房はkabuパソをやっているのだろうけれども。

モニタは選択モデルの枚数分セット

上の画像のサブタイトルでも表記ある通り、8画面モデルならばモニタが最初から8枚セットになっております。40万円近く行ってしまう要因の一つ。

【21.5ワイド (フルHD/1920×1080) 】iiyama ProLite E2280HS×8台 [ノングレア/スピーカーあり] (基本構成) [0円]

今時の21.5型、23よりやや小さめなモニタはいくらするのだろうと調べて来ると、iiyamaのProLite E2280HSは最安1.5万円くらい。8枚で12万円少々。

のみでは終わらない。8画面は上と下で4枚ずつ。

モニタ以上にスタンドが中々高額

それにしても本体が高いと思いきや、モニタのスタンドが高額。

ts744

source:価格.com - Highgrade Tech TS744

販売していた当時の最安は何と2.5万円。最終的に2万円で処分されたかのような価格推移となっており、これが2本で5万円、モニタとの合計17万円。

それでもまだPC本体の価格が高い。いくらCore i7-7700を搭載していようとも、グラボは合計2万円少々なのだからGTX 1060やRadeonならRX 470搭載のゲームPCくらいでは、と思えばkabuパソ独特な設定も。

標準で設置サービスなど普通と違う

自宅まで設置に来てくれる上にkabuステーションを入れて使えるようにしてくれるサービスが込。おそらくこれで価格が跳ね上がっているのでしょう。

kabupaso-services

パソコン本体が多分10kgちょいくらい、モニタ1台あたり約3kg、スタンドが6kgくらい、ここまでの合計はおおよそで46kg+付属品で50kgは超えるはず。

全部同梱されて来るわけは無いとしても、問題はスタンドの取り付け作業と設置が特に女性には厳しい。

スタンド1本とモニタ4枚を合体させるのだから1セット18kgを超えるはずで、4枚となったモニタ群のサイズは幅1m超え、高さはスタンドの脚も含めて70cmを軽く超える大きさに。

代理店に任せるならば利益が乗り、パソコン工房の店舗から店員2人とか派遣するならそれはそれで人件費。

開梱からインストール完了まで1時間では無理だろうから、私がオーナーなら作業員1人あたり1.5万円は欲しい。コスパで考えるより、他では買えないトレーディング専用PCセットを導入する感じでしょうな。

 

21.5型8画面は42型4Kモニタ2台という手も

私は基本的に博打、ギャンブルはしないので株とか先物には全く興味が無いので良く解らず、画面が8つに分かれていた方が良いのかも知れないけれど、今なら4K解像度の大画面モニタ2台で済ませるという手もアリかと。

例としてこれ。

42型4K

source:価格.com - フィリップス BDM4350UC/11 [42.51インチ ブラック/シルバー]

とかこれ。

DME-4K50D

source:価格.com - DMM.com DME-4K50D [50インチ]

42.51型で4Kならば単純に21.25型4台分相当の解像度と大きさなので、これを2台横並びにすれば21.5型8画面分。下の50インチは25型4台分相当なので、2台なら23.5型8画面よりやや大きめ。

いずれかを2台買うと12万円前後。高い気がするけれど、パソコン工房の21.5型が1台1.5万円とすると8台の時点で12万円。スタンドが2.5万円x2台で5万円となり、4K2枚にするとグラボが1枚で良くなるならば更に安くなるやも。

というわけで、パソコン工房は8画面とかやっている場合では無いと思われ、素直に4K2枚の構成で出せば良いと思うものの、現在、パソコン工房の親会社の子会社iiyamaの4Kは40型で11万円くらい。

しかし、あえて8画面へ分散して設置がロマンかも知れませんな。

リンク用ソース

コメント(2)

トレーダーの皆さんは金に糸目を付けないってことですなw

>私は基本的に博打、ギャンブルはしないので株とか先物には全く興味が無い
地下鉄の株ならほしいw

>プレスリリースはマイナビで見た
8枚のモニタが並ぶ画像。壮観だな、と思う以前に、遠近感というか、パースが狂っているような。
部屋の様子からして、ホテルやマンションの一室っぽく見えます。モニタの乗っている机から、向こうにある腰高窓までの距離はせいぜい5mくらい。しかしそう考えると、モニタの大きさが10型くらいでなければ、この位置関係で写真は撮れないはず。

21型クラスのモニタをお使いのみなさん。試しに机の近くに立ってみると分かります。モニタ1枚の上辺でさえ、恐らく床から120cmくらいなはず。その上にもう1枚モニタが乗りますから、上側モニタの上辺は、床から150cmくらい。日本女性の平均身長くらいの高さです。そのモニタ上辺が、腰高窓の下方まで下がるほどの位置関係。モニタが本当に21型なら、恐らく机から窓までの距離は10m以上。

この8枚モニタで株をやれば、30畳くらいの書斎を持つ生活ができる、という暗喩ですかね。

>トリプルは無しで1台以外はモニタ偶数枚構成
3枚が無いのは意外。グラボから2つ、マザボから1つで、手軽にすべてデジタル出力の3枚構成ができそうですのに。

>2枚でいきなり5万円くらい値上がりしている原因は
そこも驚きですけれど、4枚→6枚の「プラス9万円」も驚きの高さ。もう1台PCを買った方が安いかもしれないレベル。内容としては 「CPUが i5→i7」「メモリが 8GB→16GB」「ストレージが 1TB→240GB+1TB」「ケースが スリム→ミニ」ですから、もはや別物のPCという訳で、仕方ないとも思えますが。

>稼いでいる人はこの程度のパソコンは軽く買えてしまうのか。
株取引にも長期からデイトレードまでいろいろありましょうが、まずものを言うのは元金の多さです。元金が100万円ほどなら、上手く行っても年間での収支は5万円プラスくらいでは無かろうかと。

>kabuステーションの推奨環境
空きメモリが4GB以上、という点がかなりシビアではありますね。メモリが8GBで、同時にChromeでサイトをいろいろ見て回ると、メモリ不足に陥るやも。

>何とHDMIx4本出力のGT 750が存在。
いちおう訂正すると 750 ではなく 730 ですね。750はGTではなくGTXのほう。

私的に1枚のカードで4枚出力なら、HDMI×3とDP×1、またはDVI×1でオールデジタルで出力できる「GV-N1050WF2OC-2GD」でも使います。GPUはGTX 1050。実勢価格は1.6万円程度。

価格.com - GIGABYTE GV-N1050WF2OC-2GD
http://kakaku.com/item/K0000919784/

>iiyama ProLite E2280HS×8台 [ノングレア/スピーカーあり]
スピーカ、要らないのでは。2chが8台とか、擬似的に16chのサラウンドスピーカとして遊べる、なんぞやるためですかね。

株式会社ARI - サラウンド スピーカー配置 - SMPTEの16ch方式
http://www.ari-web.com/service/kw/sound/surround-sp16.htm

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

お知らせ

Windows 7サポート終了は2020年1月14日

カテゴリと更新通知

広告

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。