マウスのノートをカスタマイズし約8万円でSSD搭載へ

BTOパソコンと言えばカスタマイズ。

かどうかは知らないけれど、仕様を変更出来る仕組は利点でも有り難点でも有り。メーカー側に言わせると、用途に合わせて自分用にカスタマイズが売りかも知れないけれど、安さ重視の私には割高なので量産系BTOメーカー品では非推奨。

それを敢えてカスタマイズしてみるテスト。

実用的な大画面17.3型の高性能ノート「LB-D704S」

デスクトップユーザには17型クラスなぞ冗談レベルな小ささでは有るものの、ノートにしては現状で最大に近い画面サイズ。

キーサイズと比較しても画面のでかさが判るかも知れない。

luvbook-d-2012-01.jpg

標準構成の最小価格は約6万円。

某PC系ニュースサイトに掲載されていた提灯記事での紹介は、性能が上から2番目にあたる「LB-D704S」で価格は約8万円の物をゴリ押し。右から2番目。

LB-D704S.jpg

これで良しとしない為、後で比較する用に仕様をテキスト化すると。

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Core i7-2670QM2.2-3.1GHz、4コア/HT、6MB)
  • チップセット:HM65 Express
  • グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000
  • メモリ:8GB(4GBx2、PC3-10600)
  • ストレージ:HDD 500GB(SATA、5400rpm)
  • 光学:ブルーレイドライブ(読み書き可)
  • モニタ:17.3型ワイド液晶(解像度:1920x1080
  • 有線:ギガLAN対応、USB3.0x2、2.0x2 など
  • 無線:LAN IEEE802.11b/g/n、Bluetooth3.0準拠

特に文句の無い高性能ノート。

安物ノートとの違いとして特長を挙げると、CPUは最大8スレッドまで処理が可能なi7-2670QM搭載。グラフィックは性能または省電力など用途や考え方、もしくは趣味で切替可能。

ブルーレイは読み書き出来るので将来的な動画編集も安心やも知れず。最大の利点は画面の大きさと個人的には感じております。

気になる箇所は色を付けた部分。

CPU:Core i7-2670QM2.2-3.1GHz、4コア/HT、6MB)

Core i7は現在の最上位にあたるシリーズで、インテル公式によると2011年Q4(10-12月頃)発売の新製品。希望カスタマー価格とやらは378ドルの高級品。最大4コア8スレ、キャッシュ6MBは良いとしても、TDP45Wと省電力な為かクロックが低め。GHzの数値左は通常、右はターボブースト時。

グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000

グラフィックが切替可能な機能で、NVIDIAのビデオカードが全機種で標準。CPUに内蔵(統合)のHD~3000も有効。中途半端な性能のビデオカードに、結構性能が良いとされる内蔵GPUを切り替える意味が希薄に思える上、GeForce側のVRAM1GB有れど、メモリ8GBも有ればメインメモリで共有の約1.7GBをHD~3000が使っても余裕が有りましょう。

ストレージ:HDD 500GB(SATA、5400rpm)

他のパーツは全て高性能と言えるものの、なぜかHDDが500GBと中程度の容量。SSDでは無い理由は更に高額になる為と思われるものの、現状のHDD値上がり中を考えるとSSDでも良いのでは。2.5インチの500GBが7千円くらい、SSDはインテルまたはcrucialの120GBが15千円なら差額は8千円くらい。

光学:ブルーレイドライブ(読み書き可)

個人の用途や価値観によると思うけれど、今時はDVDドライブさえ必須とは言えず、それを内包したブルーレイの読み書きドライブに需要は有るのか。バックアップはUSB3.0が出た事で外付HDDの方が大容量かつ高速、更に容量単価も安い。動画などを焼く程度と思われ誰もがブルーレイを必要とは言えず、これではNECや富士通などの抱き合わせ状態と言えましょう。

以上、疑問としたけれどメーカー(マウス)側の立場で考えると

  • Core i7-2670QM・・下位2機種との価格の都合で性能を下げられない
  • GT540M/HD~3000切替・・GeForceはベア内蔵、HD~はCPUに内蔵
  • HDD 500GB・・SSD標準では最上位機種が10万を超え、安く見えない
  • ブルーレイ・・価格差を明確に(または在庫が有ったり仕入が安い)

など推測。

特にグラフィックはノートの場合は分解した状態でBTOメーカーが仕入れる物では無い為、CPUやメモリなどのパーツを抜いた本体部分(ベアボーン)にグラボが載っており買っているのみ。HR~はCPUにGPUが内蔵されているのだから外せず。

高性能CPUの為に全体をバランスを取り、シリーズ内の4機種で階段状に価格を付けた事がこの構成になった理由でも有りましょう。

 

下から2番目の「LB-D704B」をカスタマイズしてみる

量産系BTOメーカーはカスタマイズすればする程ぼったくり価格になって行き、小規模なサイコムやショップブランドでは標準構成が高めでカスタマイズが安め。

マウスは量産系なので割高になるのは判っているけれど、気になった所をカスタマイズするテスト。左から2番目、スタンダード構成とされる約7万円の機種にて。

LB-D704S.jpg

標準構成をテキストへ。

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Core i5-2450M2.5-3.1GHz2コア/HT、3MB
  • チップセット:HM65 Express
  • グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000
  • メモリ:8GB(4GBx2、PC3-10600)
  • ストレージ:HDD 500GB(SATA、5400rpm)
  • 光学:DVDスーパーマルチドライブ
  • モニタ:17.3型ワイド液晶(解像度:1920x1080
  • 有線:ギガLAN対応、USB3.0x2、2.0x2 など
  • 無線:LAN IEEE802.11b/g/n、Bluetooth3.0準拠

ハイスペック構成とされる機種との違いは、CPUがCore i5 2450Mに下がり、ブルーレイがDVDスーパーマルチになった2点。

青は性能が下がった箇所。CPUは新しい為かインテルの公式に載っておらず、薄い文字は自信の無い所。

特長はCPUの標準クロックが2.5GHzに上がっており、ターボブーストはi7-2670QMと同じ事。コアやスレッド数、キャッシュ容量は下がっているものの、一概に性能が落ちたとは言えますまい。

標準構成ではi7構成との価格差は約1万円。カスタマイズすると。

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Core i5-2450M2.5-3.1GHz、2コア/HT、3MB
  • チップセット:HM65 Express
  • グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000
  • メモリ:8GB(4GBx2、PC3-10600)
  • ストレージ:SSD 120GB(インテル320シリーズ)[+11,550円 ]
  • 光学:DVDスーパーマルチドライブ
  • モニタ:17.3型ワイド液晶(解像度:1920x1080
  • 有線:ギガLAN対応、USB3.0x2、2.0x2 など
  • 無線:LAN IEEE802.11b/g/n、Bluetooth3.0準拠

HDDの500GBをSSD120GBへ変更し、総額は81,480円へ。i7搭載の79800円構成との差額は+1680円。体感でどちらが早いかSSDを載せている人には判りましょう。

私が今これを書いているPCは、Core i7 930でHDD搭載。サブ機の事務用PCはCPUにCore i3 530で載で、インテルSSD80GBを搭載。後者の方が明らかに速く、長時間のエンコードを計測などしなければメインPCは作業効率は悪くなっております。

約6万円「LB-D701E」もカスタマイズ

台数限定と表記の最も性能が低い機種をカスタマイズした後。

  • OS:Windows7 HomePremium 64bit
  • CPU:Core i3-2350M2.3GHz2コア/HT、3MB
  • チップセット:HM65 Express
  • グラフィック:GeForce GT540M 1GB/インテルHD~3000
  • メモリ:4GB(4GBx1、PC3-10600)
  • ストレージ:SSD 120GB(インテル320シリーズ)[+12,600円 ]
  • 光学:DVDスーパーマルチドライブ
  • モニタ:17.3型ワイド液晶(解像度:1920x1080
  • 有線:ギガLAN対応、USB3.0x2、2.0x2 など
  • 無線:LAN IEEE802.11b/g/n、Bluetooth3.0準拠

HDD320GBをSSDに変更後、総額は75,600円。

青文字が更に性能が落ちた箇所。ターボブーストが無くなっており純粋な2.3GHzが気になるものの、PentiumやCeleronよりは上と強引に納得してみましょうか。

メモリは4GBx1で4GBx2はプラス約4千円なので変更すると総額が8万円になり、それをやるなら先にカスタマイズしたi5ノートの方がコストパフォーマンスがよろしい。

Windows7はメモリ容量の大きさに比例しストレージ(HDDやSSD)容量も食ってしまうらしい為、メモリ4GBで充分なら5千円安い為、これで良さそうでは有ります。

 

ノートのSSD標準構成は容量次第(まとめ)

とっととSSD標準にして高速化してくれと言いたかったものの、ノートでは一部特殊なベアボーンを除きストレージの内蔵数は1が基本。2以上は先日ネタにしたゲーム用とか現在は珍しい方。

ゲーム用ノートをデスクトップと価格や性能で比較
http://bto-pc.jp/btopc-com/select/gaming-bto-note-pc-3.html

メモリ容量は上がる一方でSSD容量は動きが鈍く、価格も若干下がって来てはいるものの反するように性能が上がり値下がりは停滞。

話を戻すと、ノートで120GBのSSD1本では心配。

ストレージ容量はOS(Windows7)で底上げされ、必須アプリケーション(セキュリティソフトなど)複数で更に容量を占有。事務用やインターネットがメインなライトユーザなら良いけれど、最近のデジカメはJPEGが1枚10MBくらい有ったりフルHDで動画が撮れたり。

デスクトップのように起動ドライブはSSDでデータは大容量HDDが出来ないが故、ノートの標準構成にSSD1本が無いのかも知れませんな。

私のXP入りデスクトップでは実際に80GBでも足りているものの、ノートなら160GB、または250GBが1万円代前半まで落ちなければ厳しそう。

i3-ssd-80gb.jpg

上は、Windows XP Pro~ SP3、MSオフィス2003、画像編集(GIMP)、メーラー(Thunderbird)会計(弥生10)、をインストール。Cドライブのデータフォルダ容量は1GB満たない状態。

現在のSSD最安、インテルの300GBが4万円、crucialの250GBが3万円もしている程度では標準搭載はまだまだ先でしょうな。

マウスのノートはバランスが悪いという終わり方にしようと思ったけれど、SSD容量と価格を考えると仕方無し。

リンク用ソース

BTOパソコンメーカー比較

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★★ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★★★

新製品が最速で特価イベント多し。ゲーム推奨PCも多数有り予算と性能の一覧が見易い。標準でOS無しが増えているので価格の比較は慎重に。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

ゲームPCやクリエイター用PCも種類が多い。ドスパラ同様に知名度が高く、パソコンを良く解っていないPC初心者の悪評が多いが他社と大差無い。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★★ 安保証: ★★★

部品選: ★★★☆☆

faith、TWOTOPを含むユニットコムの本店的存在。インテル以外にAMDの機種も多く予算に合わせて選び易い。全国に実店舗が多数有る国内BTOメーカー。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

激安感: ★★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

世界シェア2~3位、国内3~4位の大手。安くデザインが豊富。カスタマイズは種類が少なく初心者向き。BTOは納期が長くなる事も有り急ぎなら向かない。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

激安感: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

世界シェア4年連続トップ。特価イベントも多いが、旧機種の完成品を叩き売る罠仕様も有るため注意。デスクトップは法人、個人はノートPCが人気有り。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★★

激安感: ★★★☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

長期保証は安いが2年目以降は補償金額も低くなる。ヤマダ電機が買収後、家電を扱ったりサイト内の説明に矛盾が有るなど昔のツクモとはやや違う。

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★★

激安感: ☆☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★★☆☆

全体的に他のBTOパソコンより高め。稀に特価品が出るが、それでも他社と同程度。安いPCは保証を延長出来ない事が多い。ヤマダ電機でカスタマイズ出来る店舗もある。

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

カスタマイズが激減しパーツの型番も書かれない事が多くなってきた。以前は格安の自作寄りだったが最近は平凡なカスタマイズ。パーツ単品が時々激安で処分される。

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★★☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

3年保証が一覧中では最安。PC初心者にはカスタマイズがやや難しいかも知れないけれど、ケースや電源など選べるなら一見の価値有り。ヒツジ先輩愛用PCは10年くらい前からサイコム。

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

激安感: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★

標準構成がOS付になり初心者用でも分かり易くなった。長期保証2年目からの劣化が2011年8月に解消。サイコムのカスタマイズが難しく、量産系BTOでは物足りないなら一見の価値有り。

※並びをBTOメーカーの知名度順にしました。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは載せていません。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ウィルス対策ソフトの選び方

期間限定の特集など

Windows7とVistaサポート延長


ネグロックさん連載中。水冷自作PCに手を出すならまずはここから。

※別窓で他サイトが開きます

カテゴリと更新通知

feed counter

広告

広告

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:ヒツジ先輩

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。