Win7とXP比較で7が不満は5%以下で64bitユーザ多め?

2011年4月 5日

Windows7発売から早いもので約1年半。

未だXPユーザは多くWindows内では過半数。発売から10年も経つバージョンを使い続ける理由は、もちろん普通に使える為。OSは作業台のようなもので、壊れたり載らない物(アプリケーション)が必要にならなければ新しい作業台は不要。

しかし一般的には7乗り換えユーザは7の方が良いとも言える調査結果有り。

Windows7とXPを比較し7で満足は約8割

インターネットジャパンより、いつもの市場調査。

毎回、分母が1000強と大きめ、かつ年齢や性別などの属性が偏っていない事からデータの平準性では信頼有りと言えますが、質問や調査の取り方がおかしい事も多め。

今回は信用出来そうな気がします。

Wimdows 7、XP と比較して「満足している」人が約8割-japan.internet.com
http://japan.internet.com/research/20110201/1.html

グラフを2つ引かせてもらいます。

Windows7とXPを比較した満足度

OSの種類は合計100%を超えており、複数回答と見ます。XPが約半数、次にVista、そして7と来ておりますが、私が取らせて貰っているデータとは違い有り。

windows7-vista-xp

source:Win7の普及率とYahoo検索からの流入数変化(2011年2月) - BTOパソコン.jp

JapanInternet.comの調査は2011年2月1日公開、1/14~15の2日間と最近の話。上のグラフは発売後からの推移で、最新の実測では7が約28%、Vistaは約14%。

当サイトはXPユーザが多い事は認めますが、Vistaから7への乗り換え率も高いという事でしょうか。

話を戻し、円グラフではXPと比較しWindows7で満足しているユーザが8割くらい。但し分母は246人と総数の1/4くらいに落ちます。

「ある程度満足している」の意味を、XPより結構良いと思うか、こんなもんだろう、悪くはない、など解釈を変えるとどうなのかという疑問も有りますが、逆に少しでも不満と思っているユーザは5%程度が重要かも知れません。

私の家PCはデスクトップのXP2台と実験用ネットブックがWin7ですが、仕事ではWindows7を利用しております。エディションはEnterprise(機能はUltimateと同じ)、32bit版。

Windows7の個人の感想は過去記事で書いていなかったと思うので4項目にて。環境は個人差が有る為、一例としてご覧有れ。

操作性や使い勝手は問題無し

私の使い方で問題が無いだけとも言えますが、Windows XP以降のユーザなら特に違和感無く行けるでしょう。

電源の設定がどこか分からなかったり、全てのプログラムが縮小され見づらいなど有りますが慣れや検索するとすぐに判ります。

真っ先にエアロを切ったのでビジュアル的な何かは評価出来ませんが、無駄な機能を止めて行けば利用初日で設定可能な程度。

但し、やり過ぎると他のWin7PCが使い難くなったり、他人に聞かれた時に助ける事が出来なくなるため程々にしています。

お陰様で、タスクバーに載っている動作中プログラムにポイントすると毎回鬱陶しい小窓が見えますが見なかった事に。

IEの64bit版は未だにFlashが使えず、Adobeもいずれ対応すると言いつつ放置なので、使わない方が良いでしょう。

Flash Player の 64 ビット版オペレーティングシステム対応状況
http://kb2.adobe.com/jp/cps/230/230463.html

OSの操作という面では、XP慣れしている私には比較し良いとは思えませんが、ストレスになる程の悪さも無し。先の調査で言うと、どちらとも言えないに該当。

Windows7の便利な機能は付箋とスクリーンショット

OS上からパーティションを変更出来たり、デフラグが高速など有りますが、私はそのような変態行為はしないため恩恵無し。

XPモードも試しましたが、効率を考えると素直にXPが載っているパソコンを用意しろと思える程度。

高機能とは言いませんが、標準で入っている(と思われる)Windows7の付箋が結構便利で、エクセルのコピペに重宝。スクリーンショットはWinshotを起動する程では無い時に使えております。

OS(WindowsまたはMicrosoft)に軽く便利な機能は求めていないので、XPと比較しWindows7の機能で良くなった点は特に感じず。

旧ソフトウェアの使える率は微妙

簡単に言うと、インストールしてレジストリを書くソフトウェアは使えない事が有り、単体で動作するソフトは行ける事が多め。

インストール出来ているように見えても入っていなかったり、ハナからインストーラが動作しない事も時々有ります。体感2割くらい。

開発が止まっているフリーソフトやシェアウェア、倒産したり買収された企業のアプリケーションに頼っているなら使えない可能性は高まるでしょう。  

旧型製品のドライバは諦めた方が良いレベル

周辺機器の事ですが、製品にはライフサイクルやサポート、保守期間というものが有り、製造しているメーカーがサポートを終了するとそこまで。

Windows7発売時に7年経過しているようなプリンタなどは、大手メーカーを除き対応しない事も有りましょう。幸い、実務でそのような機器は無く。

しかし(私では無いけれど)個人が所有する音楽試聴機器では普通に7はサポートしておらず、ドライバがXPのSP3が最新で終わっているなど有りました。

乗り換え検討時は今使っている物以外に、押入れに入っているスキャナやMOドライブなども型番検索して考えた方が良さそうです。

 

Windows7は64bit版の利用者が多め

32bitと64bit、どちらが良いかが悩み所。性能として良い方は64bitですが、問題はソフトウェアやドライバの対応状況。

7発売から1年半経過し、販売されているナショナルブランド(NECとかソニーなど)のノートPCは全てと言えるほど64bit版Windows7が標準。

自作寄りのユーザも64bit版を選んでいるようだ、という調査を発見したので引かせてもらいます。昨年(2010年)7月頃のデータ。

第9回 AKIBA PC Hotline!読者環境調査結果 前編
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100703/enquete201006_10.html

使用しているOSの種類より、Windows7とVistaとXPで上位11種類。棒は青が2010年、薄赤が前年。

利用しているWindowsの種類とbit数

XPのProfessionalが1位という時点でマニアックな雰囲気が漂っていますが、4位のXP Home~の間に7のUltimateとPro~の64bit版が多めの結果。

32bit版Windows7は、HomePremiumの64bitより低く、XPのHome~以下となっており、結構人気が無いようです。

7の32bit版はVistaよりは多く、64bit版より少ないという位置付け。

このデータの属性が利用しているPCの種類から読めます。

使用中のパソコンの種類

今時ノートの自作が約10%という段階でデータの信憑性を疑いますが、自作ではデスクトップが9割。メーカーPCはノートが6割。

ノートとデスクトップの票数を見ると自作ユーザ寄り。ショップブランドがやたら低い事は納得出来ますが、BTOパソコンはどこに入るのでしょうか。

メーカーと言えばBTOパソコンメーカー。自作では無いにしても、サイコムなどは半自作にもなり、レインやワンズはショップブランドとも言えましょう。

後編ではストレージの本数と総容量やメーカー、当時のグラボ人気度、地デジ搭載率でアースソフトが2位など面白いデータもございます。興味が有れば後編もどうぞ。

第9回 AKIBA PC Hotline!読者環境調査結果 後編
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100710/enquete201006_20.html

次回は今年の7月に調査すると思われ期待しております。

 

今からパソコンを買うならWindows7一択、64bitはやはり博打

新品のPCは既にWindows7しか無いとも言え、ノート=ナショナルブランドとするなら普通は64bit版。 買い替え、乗り換えは博打になり、使えなくなったハードやソフトは諦めて代用を考えた方が良さそうです。

では、自作用と言えるDSP版やBTOメーカー(これもDSP版多し)はどちらが良いかは、個人的な判断として32bit版。

XPからWin7乗り換えだけで使えなくなる物も有りますが、被害を最小に留める為と、Windows8(仮)に僅かな期待を残すとして。まずこけると思われますが、まだ判らない。

XPからVistaまで6年も間が有り、私を含め感覚が麻痺している人が多そうですが、次のリリースが早めと考えるとWindows7は2013年に終了するかも知れません。しないとは思いますが、これを見て欲しい。

Windowsの販売サイクル

source:Windows ライフサイクルのファクト シート - Microsoft Windows

Vistaの今年10月終了が強引過ぎて茶を吹けますが、2011年の10/22で7リリースから2年経過。次期Windowsが近いとも考えられなくもございません。いや、無いけれど。

しかしVistaは失敗作、7は(マイクロソフトの)予想通り好評、と考えるなら短いとしても、1年半経っている事は事実。

次のWindowsは、過去の実績からこけるパターンですが、万一良かったらどうなるか。64bitが必須になるには時期尚早とし、まだ数年は32bitプログラムが共存、または主流と考えると、今DSP版で64bitを無理に使わなくとも良いと言えましょう。

DSP版は32bitと64bitはセットでは無くバラ売り。その代わりにパッケージより格安。PCメーカーのOEMはセットで安く買えますが、そのPCを何年使うつもりかも考える事に。

先で挙げた調査は自作マニアやPC変態数千人の昨年のデータでしたが、同じ時期(2010年6月)海外のデータでは、32/64bitは半々くらい。

海外のWindows32と64bitシェア

source:Windows 7の主流は64bit版 - インストールベースで過半数間近 | マイコミジャーナル

販売されているPCに入っている率が関わり、今後64bitが主流になる事は間違い有りませんが、上のようなデータを見て64bitの方が多いとは言えず。

Windows7のシェアが関係する為、私が取らせてもらっている数値を元に、2011年2月時点で推測すると。

  • Windows7のシェアは約28%
  • 内、7割が64bitと仮定しても全体の20%程度

Vistaを無視している事は気にせず。

未だ5人に1人程度しか64bit版のOSを使っていないと考えると、32bit版が捨てられる可能性は数年先と言えましょう。

64bit版ではメモリが実質無制限に認識すると言われていますが、CPUやチップセットにより現在は多くとも数十GB。

しかも3GB以上使う用途は滅多に無く、専門的な職業や変態的なPCマニアくらいのものでしょう。

個人的には、買い替え(乗り換え)は今なら64bitは無く32bit。資産を引き継がないなら64bitでも良しと思いますがどうでしょう。

XPで良い私は、SP3のサポート終了(2014年4月)までXPで行く予定なので32bitユーザ。こういう考え方の人間が多いほど64bit率は高くなれず、2014年春を目安に考えても良いかも知れません。

リンク用ソース

コメント(4)

>Windows7とXPを比較し7で満足は約8割
あえていじわるな見方をするなら心理学で言うところの合理化は多少入ってると思うのですよ。
そら、お金かけて乗り換えた以上、前のがよかったとか思いたくないでしょうし、なんていうかイソップのすっぱい葡萄的な心理っていうかw
実際私は両方使っていて特に7のが(・∀・)イイ!!とか思ったことは無いので。
やっぱりそういう点を踏まえて、比較するなら乗り換えじゃなくて両方使ってるユーザーに聞いたほうが心理影響的に考えて公平で精度は高いと妄想。

>全てのプログラムが縮小され見づらいなど有りますが慣れや検索すると
7の場合、検索窓のインクリメンタルサーチで設定ツールからアプリ起動まで何でもいけてしまうので、むしろ何かしたい時は検索しろっていう仕様になってる気がします。
やりたい、したいことを検索窓に打ち込めばいいって話なので、初心者ライクな作りではあると思います。

>旧ソフトウェアの使える率は微妙
>旧型製品のドライバは諦めた方が良いレベル
極たまにですが未だにWin98機で16bitアプリを使う私に死角はなかった。

>Windows7は64bit版の利用者が多め
最大の利点かもしれない…メモリ的に考えてw
特にほらRamdisk無双に失敗して32bitXP機に無駄に16GB盛ったままの人とか
私のことですが

>地デジ搭載率でアースソフトが2位など
ワロタ どう考えても一般層じゃないです。本当にありがとうございました。

>3GB以上使う用途は滅多に無く、専門的な職業や変態的なPCマニアくらいのもの
いや、そんなコトないデスって、普通にweb閲覧だけで2GBは使いますって。

>2014年春を目安に考えても良いかも知れません
おそらくっていうか間違いなくそうなのでしょうけど、32bit機に無駄にヒートスプレッダ付きのメモリが16GBも挿さってるのが哀しいw

>Windows7の満足度
7だから良い、とは思いませんが、使用する上で問題はありませんから、私も大多数の「ある程度満足している」に属しますね

>IEの64bit版でFlash
プレビュー版ですが、Adobe Labsの「Adobe Flash Player Square」を使用すれば、64bitバージョンのIEでもFlash Playerを利用できます。試してみましたが、私の環境下(Home Premium 64bit)では特に問題なく動きました
Adobe Labs 「Square」DLページ
http://labs.adobe.com/downloads/flashplayer10_square.html


自宅のPCは98%が娯楽用途ですから、私の場合はWindows7の64bitでも問題ありません。使えないソフトがあれば乗り換えれば良いだけで、それが苦に思うならそもそもWindows7は選びませんし。とはいえ現状

Q:なんで64bitを選んだの?
A:その方が面白いからだよ

こんな状況で、64bitOSの利点を生かしたことはありませんから、普通は32bitOSで良いと思います

正直な話
学校で7強制じゃなかったらXP搭載のが欲しかった
まだ知識が無い時にVista買ってちょっと後悔しましたが後々ソフトが対応してきたので良かったのですが
今思うとXPで必要なものは完成されているような気がするんです
XPをカスタムしてSSDで超速起動なんて夢も見たりしてます
一応デスクトップマシンも7の64bitであるのですが
利点はメモリが4GB以上積める位しかいまんとこないんです
まぁSSD換装はお金ができたらノートに積みたいですね
でもXPよりは遅いんだろうなぁ

Windows 7とXPを比較して
ファイルのコピーや移動をするとき、XPの時はフォルダーを開いた左側で出来たのに7では無くなってしまったことが残念です。7ではツールバーからコピーや移動を選んでいますが、そのツールバーの表示方法が最初わからず、ネットで調べたのですが、わかりにくいと思いました。
あと、コントロールパネルの配置が(XPから)変わっているので、探しまわったりしてます。
プログラムの検索もそうですが、検索窓に何を入力すれば目的のものにたどり着けるのかわからず。まずgoogleでいくつかケーワードを入れて検索して調べてみたりして。

Vistaや7で問題になった事は、職場のファイルサーバーにアクセスできなくなったことです。セキュリティーレベルを下げてやれば良いとか、サーバーの管理者は言っていましたが、ProかUltimateでないと設定が変更できないという、ハードルの高いものでした。

自宅のPCはディスクトップもノートもWin7 Pro 64 bit ですが、特に問題を感じた事はありません。6 GB のメモリーを生かすための64 bit の選択ですが、web閲覧でたくさんタブを開いたままでも大丈夫なのかな、とか思っているくらいで。IEの64bit版とか使っこともありません。

PC購入では、ある程度スペックにこだわりたい(低価格のPCでストレスを感じるくらいなら)ので、スペックに見合ったもの(OS)ならそれで良し、なのですが、MeやVistaは完全に失敗だと感じました。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。