友人X氏のiPhone 7バッテリ交換とSIMフリー化とMNP。
2018年12月末まで対象iPhoneのバッテリ劣化による性能低下仕様をAppleがフォローする手段としてバッテリ交換を値下げ中。便乗しつつ、ついでにSIMロックも解除したので流れを報告。
おまけで私も格安SIM業者乗り換え。
AppleでiPhone 7のバッテリを無料で交換
いきなり修理完了の連絡から。
11月13日に来たHTMLメールを転送してもらったスクリーンショット。
修理状況の経過ページへのリンクがあったので押してみた。
さすがApple、何と1日で修理完了。本当かよ。
その当日、Apple製品がこちらへ向かう時に必ず通ると思われるヤマト運輸ADSC支店からの発送。Apple Delivery Support Centerの略らしい。
翌日到着したiPhone 7と案内状を借りて撮影。
小さなダンボール箱が新品未開封のような状態で、本体には両面に透明なフィルムが付いていたため、まさか新品?と思いきや全然そんなことはなく元のiPhoneだった。
さて、なぜ1日で修理完了しているのかタネ明かしすると、Appleへ連絡した日が11/6、ヤマト運輸がピックアップに来た日が11/7、そして11/13に突然Appleから「修理品が到着したので修理開始する」とメールにて連絡があり、冒頭へ戻る、という、このiPhoneは1週間もどこをさまよっていたのだろうか。
AppleのHTMLメールはリンク切れがあり、追跡ページのリンクも伝票番号の関連付け無効になっており、挙げ句の果ての当日修理完了連絡。
しかし最初に連絡した際、だいたい7~10日要すると言われたらしいため、約束は守られております。
まさか中国の上海や深センへ送られ、その修理完了品が11/13にAppleへ届いたという意味だったのだろうかと思ったけれど、そうならヤマト運輸の追跡ページに出るはずなので国内だろうと妄想。
バッテリ交換は機種により年内または来年が得
Appleのサポートページより。
2018 年 12 月 31 日までの間、対象となる iPhone 6 以降のモデル (iPhone SE を含む) の保証対象外バッテリーサービス料金を 3,200 円とさせていただいております。(中略)
2019 年 1 月 1 日以降は、iPhone X の料金が 7,800 円に、その他すべての iPhone モデルの料金が 5,400 円に改定されます。
source:iPhone 修理サービス料金 - Apple サポート
というわけでこうなる。左が2018年内、右が来年から。
- iPhone X:3,200->7,800円
- iPhone 6~8:3,200->5,400円
- iPhone 5s以前:8,800->5,400円
XがXSやXRと同価格となり、6~8の期間限定3,200円が終わった後は、8以下が値上げ(元は8,800円なので実質値下げ)となり、5s以前が2018年までと比較しやや手頃な価格へ。
X氏のiPhone 7バッテリ交換タダのカラクリ
答えは簡単、AppleCare+を使っただけ。
通常の故障などは+1年の延長保証にて2年間となり、X氏はドコモの毎月数百円払うやつに何となく入り、それがAppleCare+だったらしく適用されたという。
バッテリは消耗品なのでダメ元で問い合わせると大丈夫とのことで、2年間何もなくともバッテリ交換を激しくおすすめ。往復の送料はAppleが持ってくれる。
なお、バッテリ交換するだけなのに初期化されるのでバックアップ必須。また、パスワード解除や位置情報をオフにしろとも言われたので問い合わせ時の案内に従いましょう。
なぜ消耗品のバッテリが無償になるかは、6以降のiPhoneはバッテリ劣化で性能が低下する仕様=一応不具合、という認識なのかと。
ドコモのSIMロックを無料で解除
X氏のiPhone 7は2016年10月の契約。旧iPhoneからの機種変更でドコモの月々サポートという、端末代を見た目だけ値引きする3大キャリアのイカサマのごとき24ヶ月払いが適用。これが前提。
SIMロック解除できる期間はどのキャリアもだいたい同じ。
source:SIMロック解除の手続き | お客様サポート | NTTドコモ
購入から100日以内と、解約から101日以降はロック解除してくれない。
要するに契約から101日目~解約後100日以内に手続きをすれば良く、解約していないならMyDocomoというオンラインサービスからタダでSIMロックの解除が可能。解約後はMyDocomo使えないので窓口で3千円支払うハメになる。
ここで注意することは、月々サポートのようなインチキ分割払いは、例としてiPhoneがドコモの言い値7.2万円だとすると月々サポートにすると割引価格の6万円になるとしましょう。
その6万円を24ヶ月で割るのではなく、最初の12ヶ月は割引分の1.2万円が適用されて毎月1千円安く、2年目の13~24ヶ月目は割引払い終了後なので7.2万円の半分となる3.6万円、月3千円を支払う形。
この場合、最初の12ヶ月以内にSIMロックを解除した場合は割引が適用されなくなり、上の例なら差額1.2万円の支払っていない月分を違約金のような感じで払わされるらしい。汚いなさすがドコモきたない。
というわけで、機種変して100日経過したからOKと浮かれてロック解除するといくらか損する場合があるのでご注意あれ。機種により割引額が変わり、Androidとか7万が4万のように、ひどい設定なためもっと要注意。
ネットワーク利用制限は赤ROMスタート
SIMロック解除後、確認してみると△であり赤ロム状態。
source:ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト
端末代は10月で支払い終えているはず。なぜなのか調べると、すぐに売ることができないよう赤ROM状態が2~3ヶ月続くらしい。一括払い->転売の乱用を防ぐためだとか。
土壇場で格安SIM業者を変更
SIMロック解除が終わり、dポイントを使い切ったなら最後はMNP転出。
これもMyDocomoから手続き可能ながら転出には2千円必要となり、移転先は普通に事務手数料3千円+SIM代400円くらい。
では予定通りLinksMateへ移るかと思い、一応スピードを確認しておこうと例のページへ行き、確認後に何となく下へスクロールしてみると、b-mobileという格安SIMがLinksMate並に速いと気付いた。
トップページにb-nobileのグラフが無かったので見逃していた、以下11月16日までの平日の平均速度。
source:格安SIMの通信速度の比較
ドコモ系格安SIMあるあるな低速化、昼12時からの1時間が優秀。5Mbpsも出るなら支障ないはずで、全体的に10~15Mbpsも優秀だと思う。ちなみにドコモ本家は30~45Mbpsくらい。
b-mobileとは何だ?と思い調べると、まさかの日本通信、どう見てもJ:COMです本当にありがとうございました状態。
評判は悪いもののアレは光回線の方であり、ケータイの方は昔ながらの老舗と思えば、サイバーリンクのLinksMateよりこちらが良さそう。
しかもX氏はゲームしないのでLinksMateは割高。b-mobileはシンプルで、月額990円で1GB、超えるなら1GBごとに500円加算される従量方式で、X氏いわく「1GBさえ使わない月がよくある」とのことでLinksMate中止。
アフィリエイトの自己購入を通す
b-mobileがどこのASPを使っているか調べるとバリューコマースで、自己購入もできるらしく1件あたり1,500円の税別であり1,620円のキャッシュバック。
お小遣い稼ぎでポイント貯めるならバリューポイントクラブ
https://www.value-point.jp/
私がリンクを作るのでそれ踏んで買えば1,620円返すと伝えたところ、格安SIM選びなどの手間賃として取っておいてくれとのことで、遠慮なくプレミアムモルツと化す予定。
バリューコマースとA8.netは自己購入でキャッシュバックあるので、サイト持っていなくとも登録をおすすめ。
今回のような場合はGoogleで「b-mobile アフィリエイト」で検索すると、たいていはアフィリエイターが教えてくれる。なぜかはそのページにバリューコマースやA8.net会員登録アフィリエイトを貼っているから。
関係ないけれど私も格安SIM業者を乗り換え
現在の構成は2台持ちで以下、いずれも音声付格安SIM。
- iOS(iPhone 5s)・・・FREETEL ※現楽天、メイン回線
- Windows(KATANA01)・・・エキサイトモバイル
どちらも今年8月で1年経過にて解約金が発生しない環境。回線には特に不満はないものの、着信用としているWindowsスマホ本体が不調で、時々着信した直後に切れるというクソスキルを発揮。
私は着信出ない派で100%折り返すので問題はないのだけれども、オートマティック逆ワン切りはさすがに失礼すぎる。
話を戻し、試しにサブ回線の業者を変更してみようと、間違えてエキサイトモバイルではなくメイン回線のFREETELのページからマイページへ行こうと思いきや、オータムキャンペーンなる端末の叩き売りを発見。
9割引きとかSteamかよ。
source:FREETEL(フリーテル)
スマホで10コアとかバカかと思いながら評判を調べると、割と故障するスタイルらしく評価はよろしくない。
しかし4千円は冗談でも買えるレベル。未使用でイオシスへ売れば11,000円で買うらしい錬金術も可能な上、使用後でも今なら最低買取額4,200円。
条件はOCNモバイルONEとの契約となっており、業者変更ゲーム&端末不調な私には渡りに船というわけで、
- エキサイト~でMNP転出
- OCNモバイルONEへMNP転入
- OCN~の契約番号を使い4千円スマホ購入
これでWindows 10 Mobileの呪縛から解き放たれると同時に、後で気付いた、こいつDSDS(SIM2枚同時スタンバイ)対応という嬉しいおまけ付き。
となるとiPhone 5sも要らなくなり1台持ちになれそうと思えば、私のために用意されたような叩き売りだと思った。
そして増殖する肥やし端末。
- Galaxy Tab(Android 3.2)・・・元は職場のカーナビで下取り
- AQUOSタブレット(Android 4.2)・・・イオシスで衝動買い
- KATANA01(Windows 10 Mobile)・・・冗談で衝動買い
- iPhone 5s(iOS 12)・・・OS壊れを復活し友人から買取
- iPod touch(iOS 9)・・・iPhone入手でお蔵入り
USBマルチタップで週一回充電しましょうか。
>何と1日で修理完了
そこまで早いとやっつけ仕事を疑うレベル。
>2年間何もなくともバッテリ交換を激しくおすすめ
ドコモなんぞでも有償で交換サービスはありますね。携帯電話の時代は「1年以上の継続使用で電池パックの交換が1回タダ」というようなサービスがあったはずですが、スマホだと耳にしません。
NTTドコモ|電池パック安心サポート
https://www.nttdocomo.co.jp/service/battery_pack/index.html?icid=CRP_SUP_trouble_battery_to_CRP_SER_battery_pack
>すぐに売ることができないよう赤ROM状態が2~3ヶ月続くらしい
iPhoneは人気がありますから、赤ロム状態でも市場に出回っていますね。それが未払いで赤ロムなのか、SIMロック解除のせいかは判断つかず。
>Galaxy Tab(Android 3.2)
そろそろ3.2はキツくないですかね。確かLINEアプリも4.0.X未満は非対応。もう持っていても無駄なゴミと称しても問題ない機種。
>電池パック安心サポート
懐かしい。ガラケー愛用していた頃、5年くらい使い続けて「最近充電が5日もたなくなった」と思いドコモへ相談して知った神サービス。スマホになり毎日充電している今としては5日とかドリームすぎるレベル。
>赤ROM
メルカリでこの博打をするくらいなら赤ROMに対する保証あるイオシスは正義。
>そろそろ3.2はキツくないですかね
もう3年以上まともに使っていないので不明。気付いた時に電源を入れる->ロック解除->スワイプしてホーム画面が切り替わる->OKサムスン->再びコールドスリープ。
捨てるにしてもバッテリ内蔵なので産廃をゴミ箱するわけにも行かず、今ひらめいた手放し方は、駅などで忘れたフリしてさようなら。いやまて、これノートパソコンやUPSでもうわなにをするふじこ(略
※UPSを忘れるならコインロッカーで放流して忘却か(ゲス顔