またもやマイクロソフトのターン。
今度は中古PC用MAR版ライセンスの10を垂れ流し始めており、「7が良いなら中古PC」が通用しなくなる可能性。この件は当記事ラストで説明とか予想などしているので興味有るなら最後までお付き合い有れ。
日曜なので最近の気になったニュースなど。
どのアンチウイルスソフトがよいのかランキング2015年12月版-GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20160128-antivirus-ranking-2015/
source:Test antivirus software for Windows 8 - December 2015 | AV-TEST
画像の並びはパフォーマンスを降順でソートしたもの。
プロテクション(防御力)とユーザビリティ(使い易さ)は判るけれど、パフォーマンスとは何を指しているのか、リンク先の説明を読むとPC上でのスピード(速度)を表している御様子。
この一覧は海外の話なのか、私のパソコンとは違う為なのか、金を貰って上下しているのか知らないけれど、ESETが他のソフトより遅いという時点で個人的には信頼性が消滅。
また、GIGAZINEの締めでは、
これまで、こういった類いのランキングでは常に低いスコアを記録してきたMicrosoft製のアンチウイルスソフトですが、最新版のWindows Defenderは全体のちょうど中間に位置する10位
20製品中の10位と表現されているものの、10位は5つ有るので正確には10~14位の範囲で有り、中間とは言えず中間より後方。
上の画像、今回の発表はWindows 8.1での成績なので7は違うのかと思えば多少入れ替わった程度でだいたい同じ。
セキュリティソフトを全く使った事が無い人が参考にする程度でしょうな。ESETより速いならばパソコンが高速化してしまう事を意味するレベル。
真に受けてAVIRAを入れるとか乗り換えるなら御注意有れ。人気No.1と書かれているバージョンは良く解らない高速化ツールがセットな高額版で、上級者向けとされている方が抱き合わせ無しの通常版。
3項目以外に販売形態の健全性も入れた方が良いのでは無かろうか。
サービス終了のお知らせ - Yahoo!ブックマーク スタッフブログ
http://blog.bookmarks.yahoo.co.jp/2015/12/post_19.html
Yahooのサービス終了の問答無用感は半端無いですな。
2015年12月の発表なのでニュースとは言えず、2月になるまで寝かせていたわけでも無く、どこかで報じられていたので便乗。
無料なのでいつ終われども文句は無く、私は使っていないので無関係。利用しているなら説明されている通り、今月中に他のブックマークサービスへ移行しましょう。
また、ブックマークそのものの利用以外にブログパーツやJavascriptによる貼付も確か有った気がするので今の内に外しておくが無難。今時ならばTwitterやFacebookボタンに置き換え、マニア向けな情報ならば、はてブやEvernoteといったところか。
ちなみに当サイトが何のボタンも表示していない理由は、SNSで拡散してくれなくとも良く、頻繁にブックマークする人はブックマークレットを常用していると予想し、ボタン表示は単にページの表示速度を落とす原因になると考えている為。
個人的にYahooブックマークといえば7年くらい前に流行ったSEOでの利用。Yahooブックマークは検索エンジンがクロールする上、yahoo.co.jp からのバックリンクになるという、まことしやかな情報が出回っていた事を思い出した。
私にはそれが検索エンジン最適化とは思えなかったので祭りには参加せず、今も自演バックリンクはしておらず、ただユーザとクローラーに優しいページ作りを考えるのみ。
正義が勝つと立証した気がする>当時の私を知る業界人やスパマーへ
但しスマホには非対応。あのクソでかい文字とスクロールの長過ぎるレイアウトが読み易いとは思えず、当サイトの場合は画面中央をダブルタップすれば中央列だけ拡大されるのでそれで良いと思っております。
ゼロクリック詐欺が出現。クリックせず登録完了→高額請求 - Engadget
http://japanese.engadget.com/2016/02/03/zeroclick-phishing/
通常32万円のところ今なら16万円とはかなりお得ですな。
こういうの支払う人が存在していそうなところが不思議。もう少しハードルを下げ、せめて5万円くらいにした方が成約率高くなるのでは無かろうか、という詐欺の心配をする意味は無し。
IPアドレスなどの表示はしないのかと思ったものの、良く考えるとスマホ対応詐欺サイトならばドコモなどのIPが出るだけなので、偽の特定しましたが使えないわけですな。
この詐欺サイトの勝負どころは電話をさせる一点。186で始まる電話番号は発信側の電話番号通知を意味しており、一度でも電話すると支払うまでしつこく折り返してくれると予想。
Yahoo知恵袋で1クリックに引っ掛かった人が色々と相談している話を見ると、パソコンならばアドウェアの如く金払えを表示してくれる高機能な詐欺も存在する模様。
その仕組がスマホ対応しているならば鬱陶しい状態になると思われ、興味本位で遊びに行かないよう御注意有れ。
WindowsスマホをPCのように操作できる純正ドック - AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20160203_741986.html
とどまるところを知らないマイクロソフトの勘違いシームレス。
スマホをモニタに接続すると最大フルHD解像度で表示されるという、一見凄い技術に思えるものの、誰がそんな事をしたがっているのか不明。海外のAmazonでは購入者が居たけれど。
しかもハードルが高く、CPUは6コア8コア当たり前なSnapdragon 808や810以上、フルHDならばメモリ3GB、ストレージ空き容量16GBなど詳しくはEngedgetの記事にて。
海外直輸入品の画像のドックは税込約2.4万円。元はいくらなのか米MS直販を見て来ると99ドルになっていたので盛り過ぎでしょう。せめて2万円は切って欲しい。いや、切っても要らないけれど。
どの辺りが勘違いシームレスかは、AppleやGoogleのようにMSもOne Driveというオンラインストレージが有るわけで、それでクラウドするわけで。パソコンからOne Driveへ保存したエクセルファイルがスマホでも読めるという事はスマホで修正したファイルもパソコンから見える。
マイクロソフトはパソコン売りたくないのだろうか。
PC版Windowsで無くとも良いという方向へ進めると、自然とWindows離れが簡単になってしまう、消費者にしてみると縛りが消えるので良い事と思うけれど、マイクロソフトにしてみるとただの自爆。
まずはWindows 10 Mobileの完成度をどうにかする方が先。LINEとメール以外で使う気がしないというかアプリが少なくて何も出来ない。それをモニタ接続してどうするのか疑問過ぎる。
ASCII.jp:中古用の正規OS「Windows 10 MAR」搭載PC販売開始
http://ascii.jp/elem/000/001/112/1112727/
source:安心して利用できる再生 PC | マイクロソフト 著作権保護
マイクロソフトにしては手が早い、早速MAR版Windowsでも10を投入。
MARは Microsoft Authorized Refurbisher の略で、マイクロソフトが認定した事業団体のような意味。このラベルの有るWindows PCならば中古でも正規ライセンスなので安心して金払えというもの。
どのように手が早いかは、10月に7仕様PCが販売終了というか出荷禁止になり、同時にDSP版も終了するならば、7仕様が欲しいなら中古PCしか無くなってしまうと思っていたところ中古でも7潰しが始まった感じ。
まずい事にMAR版の契約はマイクロソフトと認定事業者のみで行われており、私ら消費者には何が起こっているのか判らず、マイクロソフトが「7のMAR終わりな」と言えばそこで終了可能なところ。
タイミングとして考えられる時期は10月の新品7仕様PC終了と同時、または今すぐとか何でも有り。マイクロソフトが7用MARのライセンスを販売終了すれば販売店の7はラベルの在庫限りとなり10で売るしか無くなる仕組。
- Windows 7/8.1・・・10へのアップグレード推奨化、7月まで無償
- CPU、Skylake・・・7/8.1サポートを突然来年7月までへと短縮
- 今後出るCPU・・・サポートはWindows 10のみ
- MAR版・・・10へ切り替え7終了(予想)
OEM版とパッケージの7は既に販売終了。
残るはダウングレード版だけれども、これもマイクロソフトが終わりと言えばそれまで。VistaからXPへのダウングレードの時のように、「法人向けのみOK」と言えばメーカーはその通りにするしか無し。※当初、XPダウングレードは法人専用だった経緯有り
新規の7は年内で完全に終わると考えて良さそう。
ここまでされるとさすがにあきらめて10へ移行するしか無い空気が漂い、多少使い勝手が悪く動かないものが有れども我慢するしか無いと思いたくなるかも知れない。しかし10が現状より使い難くなる可能性を誰も考えていない。
なぜ10への移行を強要するのか不気味過ぎましょう。
本来は安くとも数千円するライセンスをタダでばら撒けども、10にはマイクロソフトの利益になる何かが有る、今後出ると考えるが自然。それが今のところ分からない、予想や妄想レベルなので警戒してしまう。
幸い現在7仕様ならば4年弱の猶予が有る為、様子見には充分な期間。しかし7終了直前にMSが10を大幅値上げする可能性も考えられるので、怖いならとっとと10へアップグレードしてしまいましょう。
もちろんおすすめはしないので自分の意思で判断を。他人の意見に流されると後悔する原因。
ESETのキャラクター「アンドロイド君」
毎朝会ってると魂の抜けた眼光にも愛着が
http://i.imgur.com/HF9UqCF.jpg
>どのアンチウイルスソフトがよいのか
私は「90%前後の検出率でも良いから誤検出の少ないソフト」が良い派。検出率が99%前後のソフトは確かに優秀ではありますが、フリーソフトやゲームの2~3%くらいをマルウェアと判定してしまい、辟易しました。特にAvira。
AV-TESTで言うと、誤検出は「Usability」がコレに当たりますね。
「ウェブサイトを訪問した際に誤った警告や遮断を行う」
「システムスキャンで安全なソフトを誤検出」
「安全なソフトのインストール、また使用に関して警告を行う」
「安全なソフトのインストール、また使用をブロックする」
適当に意訳すると、Usabilityの判定項目は以上の4つ。Usabilityと言うからには「UIの分かり易さ」といった、直接的な使い勝手に関する項目も含まれているものだと思っていましたが、そういった機械的に測れない項目は無い模様。
ここでAviraが星6つを獲得している事に驚きつつ、上記した「安全なソフトの~」の2項目では、テストに使うソフトのサンプルを40しか用意していない時点で、信用度はゼロだと納得。
>ESETより速いならばパソコンが高速化してしまう事を意味するレベル
「Performance」の判定項目は「サイトを訪問 → ソフトのダウンロード → インストール → 実行 → データのコピー」とありますから、もしかしたら回線速度が落ちているのやも。60Mbpsが30Mbpsになっても体感では分からないでしょうから、どうでも良いとは思いますが。
というかこの「Performance」のスコア「1s」とか「4s」とかの意味が不明。sは秒でしょうか。しかしまさか、2秒や3秒でソフトのインストールから実行まで終わるとは思えず。Aviraのスコアなんぞ「0s」ですし。
>Yahoo!ブックマーク
サイトの日記を遡ってみたところ、2001年8月7日にサービスがスタートとの事。14年半とは長期のサービスでしたね。ブログパーツの方は、2013年の時点で提供が終了していた模様。
Yahoo!ブックマーク スタッフブログ:Yahoo!ブックマーク 一部機能提供終了のお知らせ
http://blog.bookmarks.yahoo.co.jp/2013/09/changes-09-03.html
>ゼロクリック詐欺
これ「キャッシュを無視してページを再読込」すると、その度に「お客様ID」が変わることが殆どで面白いですね。
>WindowsスマホをPCのように操作できる純正ドック
私の中だけで話題なContinuumを利用するためのパーツですね。映像くらい無線で飛ばせるようになってからの方が良いと思いますけれど。
白目のほうがしっくりきた
http://i.imgur.com/KF3h1rl.jpg
>またもやマイクロソフトのターン。
不満爆発と書いてる割には、言い回しではだいぶマイクロソフトに気を使ってる記事がありましたw
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160214-00082680-hbolz-sci
うちの業務用PCはKB2952664を手動、batファイルなどで何度アンインストールしても再起動すると復活しており、これを軽く10回以上繰り返してもゾンビ状態で復活。なんなんだ。
もう諦めましたけど。