職場でのノートPC常用歴もうすぐ2ヶ月。
慣れではなく受け入れがたい点はアイソレーションキーボード。ストローク浅すぎて指が痛くなり、少しでも爪が伸びると打ちにくくなり、見た目重視な実用スルーが現代のノートかと思えば残念。
日曜なので最近の気になったニュースなど。
薄型メカニカルスイッチ採用キーボードHavit製 - AKIBA PC Hotline!
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1139752.html
Havitという聞いたことのないメーカーから薄型メカニカルが2種類、仲介はこれまた聞いたことのないエンジェルシステムドットネットという代理店がやるそうな。私が知らないだけか。
スイッチは青軸。ゲーミングキーボードのメカニカルといえば青軸が多い印象があるので、ゲーマーでメカニカルなら青軸が良いのでしょうな。軽さとかではなくカチカチとしたスイッチ感が特徴。
価格はテンキー付が税込1.2万円少々、テンキーレス1万円くらいなので他社が出す一般的な価格であり高くも安くもなし。
個人的な不思議ポイントは、LEDの内蔵と薄型化された設計の2点。なぜ光る必要があるのか不明、そしてどうして薄型化させたのかも不明。
スイッチの隙間を見た感じでは薄型にこだわりストローク(深さ)が浅くなっていないだろうか。別にパームレスト必須になるほど高くなければ厚くても構わないと思うのだけれども。
そして、「知らないメーカー」が気になる。
知っているメーカー、コルセアながら、ネグロックさんの手元では初期不良からの悪化とみられるチャタリング(1回押したら2回とか、長押しが途切れる)が発生したそうな。
2,3年前に購入したCorsairのキーボードK70 RGB MX。 購入時からチャタリングが見られたんですが、最近収拾が付かないくらい酷いので無念の買い換えとなります。
型番にMXと付くくらいなので昔ながらのCherry MXキー採用、赤軸仕様のモノで、ARMプロセッサを内蔵しているらしく価格は2万円というメカニカルらしからぬ強気な価格設定。
メカニカルならダイヤテック(FILCO)、静電容量無接点方式なら東プレ(Realforce、HHKB)、この2メーカーが無難なのかと今更ながら思った。
余談。東プレ製キーボードがなぜ高価なのかは、元々は証券会社とATM専用というほどバリバリの業務用だったらしく、高額ながらそれを市販しても売れたという経緯らしい。どこで読んだかは忘れた。
バッテリーレス、Razerのワイヤレスゲーミングマウスセット - エルミタ
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2018/0824/273760
二度見ではなく数秒ほど凝視した部分がここ。
市場想定売価は税抜34,200円。
税込にすると約3.7万円。
なぜそこまでバカ高くなるかは、ワイヤレス給電できるマウスパッドの上で内蔵バッテリを搭載せず使えるワイヤレスマウスが何と96gという軽さなためか。
センサーなどはRazer DeathAdder Eliteと同じらしいため、無線給電マウスパッドと給電可能なマウス内蔵何かが3万円相当になる。Razer DeathAdder Eliteの最安は現在Amazonで7千円切れるくらい。
画像を見て気になった点は、パウスパッドの奥で緑色に光っている突起。これは単なる見た目だけのオブジェとは思えず、マウス内のセンサーと同時にココでもマウスの位置を捉えているのではなかろうか。いや、知らないけれど。
気になる点はこちら。
2.4GHz帯ワイヤレス接続を採用することで、電波が混雑している環境でも有線マウスのようなラグのない操作ができるようになった。
電子レンジがラスボスですな。※2.4GHzは電子レンジやコードレスフォンと干渉するので操作切れる可能性アリ。
しかしいくら何でも高すぎる。ところが世の中にはプロゲーマーとか、趣味がゲームとか、ゲームが遊びじゃない人も存在するわけでコスパの点で否定はできない。価値観の違い。
例として、毎日高速道路を毎日何百kmも移動する仕事の人なら軽自動車では厳しいだろうし、その仕事で荒稼ぎしているオーナーならば数千万円の高級車でも金は惜しくない感じ。
私に置き換えると、今これを書いているキーボードは3万円であり、多くの人は意味がわからないと思うし、3千円のキーボードの10倍も良いところはないけれど、ちょっとした小説家並に毎晩キーボード叩く私にこいつは必須であり、3万円でも構わないと思った感じ。
プロゲーマーはスポンサーのマウスを使うと聞いたので自分では選べないだろうけれども、プロ目指したりプロ並に遊びではないゲーマーは試す価値あると思った、手のひら返しは私あるある。
スマホユーザーの3人に1人がWi-Fiルーター使用-INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1140189.html
スマホあるのに自宅Wi-Fiナシは3人中2人レベル。多すぎないか。
しかし考えてみると納得できるかも知れないWi-Fi未所有者の多さは、引っ越し後に光回線などを契約しなければナチュラルにWi-Fi離れできてしまうところ。
- パソコンを頻繁に利用=自宅に光回線ある=Wi-Fi接続するだけ
- パソコン使用頻度低い=3年縛りとか面倒=キャリア回線のみ
この2パターンな気がする。
最初から家に終端装置があるなら接続して簡単に設定変更する程度で使えるWi-Fi、に対して、その終端装置がないならそこからになると思っている人が多そうなため、Wi-Fi率低く出ているのだと思う。
今どきはWi-Fi利用にブロードバンド導入は必須ではございません。
source:DMMレンタルでゲーミングPCが8日間3千円で試せる
このモバイルWi-Fiは基本UQ WiMAXへ接続するモノで、UQのWi-Fiエリア外などでつながらない時はau回線も利用可能で7GBまで高速通信が使えるという。
ドコモなど大手キャリアならば通信量のプランを上げた方が良いだけかも知れないので要確認だけれども、私のようにiPhoneとパソコンを同時に高速回線で使いたいならこの手は大アリかと。
本当に速いかはまだわからない。昨日届いたので、実測してクソ速度だったなら30日で返却予定。実用に耐えられるなら、おそらく6ヶ月まで延長して月あたり2千円台まで安くなる予定。
WindowsにUbuntuを[Hyper-Vの使い方] | パソコン工房 NEXMAG
https://www.pc-koubou.jp/magazine/6866
NEXMAG、更新がんばっておられる。
今回はWindowsの中でLinux(Ubuntu)を動かそうという企画となっており、Hyper-Vの機能を活用してWindows上の窓状態でUbuntuを使ってみる話。
Hyper-VはWindows 10 Pro 64bit版より上のエディションのみに付いている機能の一つで、パソコン工房ではHyper-V有効化からUbuntuを入れて設定変更し、ブラウザやフリーの画像エディタを使ってみるところまで紹介。
Hyper-V使えない環境で個人ならばVMware~で代用可能。
VMware Workstation Player は、個人利用、および商用以外での利用の場合は無償で提供されます
NEXMAG、新製品のソッコーレビューも役に立つけれど、こういった豆知識というか、ややマニア向けのネタ投稿も良いところと感じております。
過去にドスパラが似た感じのサテライトサイトを作っていたり、パーツの犬とかレビューもやっていたものの、ものテクは1年くらいで閉鎖、続いて犬とかのコーナーも終了。
あれはおそらく組織の上の方から無駄だとしてやめろと言われたのではないかと憶測。実は無駄ではございません、と以前も書いた気がする間接効果。
パソコン工房で完成品買うような人(A)は、Hyper-Vを用いてUbuntu入れたりしないし興味さえないはず。パソコン工房でデスクトップPCは買わない私のような自作PCユーザ(B)は興味あるし今回のネタも面白い。
そのようなBでもノートPC買う時は価格コム以外に知っているBTOメーカーも見る、BはAから相談されることも結構あるため間接的にBが好印象を持つパソコン工房の製品によいモノがあればAへ勧める可能性がございます。
実際私がそうで、自作せず完成品を購入したモノは以下の通り。
- 11.6型ネットブック(フロンティア)※ツクモで購入
- 15.6型ノートPC(パソコン工房)
- スティックPCピコレッタ(パソコン工房)
- 11.6型モバイルノート(パソコン工房)
過去記事を見ればわかる、ノートPCに限らずここ数年の、ドスパラが高くなった頃から、各社の長期保証が5%から10%以上になった以降、周囲の友人知人はパソコン工房以外の製品にしていないと思うのは、私の言葉の端々で無意識にパソコン工房を勧めている可能性ある。
マウスも良いけれど、在庫管理の下手そうなパソコン工房の方がCPUやチップセットの世代や型落ちして安いからという不名誉な理由がデカい。
なぜ自作ノートパソコンのキットが無いのか? : 汎用型自作PCまとめ
http://www.jisaka.com/archives/28157368.html
1より。
デスクトップパソコンの自作キットは腐るほどあるのになぜかノートパソコンの自作キットは皆無。なぜだろ?
A. 需要がないから。
ノートの自作キットの販売がなくなった時期は10年以上も前と記憶しており、存在はしておりました。そのノートPC自作キット状態を今でも生産し販売しているのが国内の量産系BTOメーカー。
自作キットとはノートPCならばベアボーンの状態であり、最近はデスクトップPCでもよく見かけるようになった、CPU、メモリ、ストレージ、これら3点が抜けた状態での半完成品がベアボーンというモノ。Wi-Fiが別とかグラボが載るなど多少の違いはある。
なぜBTOメーカーがノートのベアボーンを仕入れ組み立て販売まで行けるかはMOQ(最低発注数量)のハードルをクリアできるほど大量に仕入れることができるため。
逆にいえばサイコムが自社でノートPC生産販売できないのは量産系BTOメーカーよりも規模が小さく資金力不足、ムリしても単価が高くなり量産系や価格コム最安常連メーカーより不利な上、サイコムで買うような客層がノートをサイコムで買わない、のような感じ。
具体的には、ノートPCがまだ最低でも10万円していた頃、2,000台なら仕入単価5万のところ、200台にすると単価10万円になるほどかけ離れてしまうため、数千台単位仕入れて陳腐化する前に売り切る販売力がなければゴミとなり赤字になる。
小ロットがなぜ高くなるかは2つ大きな理由があり、1つは小量のベアボーン作りの全体のコストは大量とそう変わらないため1台あたりにかかるコストが高くなる。もう1つはベアボーンの仕入れはコンテナ単位なので、コンテナ代を200で割るか2,000で割るかの違いもあったり。
日本国内でも数千台仕入れて数ヶ月で売り切れるほどベアボーン購入し、モバイルCPUをどうにか調達し、BTOやASUSなどより高額になれども自作したい人が居るなら自作ノートも流行るかと。
流行っていないのはそういう人が居ない。完成品の方が安いし、どうしてもバラして組みたい趣味な人はヤフオクから調達するもの。
>ダイヤテック以外のメカニカル
その辺りにある電気屋でも買えるメカニカルキーボードですと、エレコム製が挙げられますね。ゲームパッドとかヘッドセットとか置いてある「PCゲーム系コーナー」に置いてあるかもしれません。私はノジマ電気で見ました。
価格.com|エレコム TK-FCK024BK
http://kakaku.com/item/K0000252280/
Amazon | エレコム ゲーミングキーボード メカニカル 茶軸 ECTK-G01UKBK
https://www.amazon.co.jp/dp/B07DNMFFXV
>アイソレーションキーボード
私はまったく気にならなくなりました。使用開始から30分くらいという条件下であれば、静電容量式よりタイピングは早いくらい。
1時間を超えるとタイピングならぬ耐ピングになる模様。
>パウスパッドの奥で緑色に光っている突起
このマウスって子機が無いようですから、この光っている突起が無線の子機に当たるのでは。
>WindowsにUbuntuを
一般PCユーザが「Windows上でLinuxを使いたい」と思う機会は皆無でしょうから、そこそこ専門用語を使っても問題ない記事としてまとめられそうですね。
>なぜ自作ノートパソコンのキットが無いのか?
それ言うならガス冷却のキットなんぞここ10年は見ていませんし、液冷キットもオリオスペックくらいしか扱っていませんよね。需要がないものは売れない。売れないものは売らない。売らないから需要が掘り起こされない。