Fire 7タブレットを買った友人がFire TVも購入。
プライムビデオなどがテレビで閲覧可能になる棒型端末で、通常価格は現在4,980円のところプライムセールで3,480円というやや安めにて衝動買いしてしまったとの事。2日ほど借りて使ってみた。
どのような物か簡易レビュー。
外箱の表裏。
Amazon的に何かこだわりがあるのかリモコンの丸部分が立体的、盛り上がっており理由は不明。単なるデザインでしょうな。
中身一式、左の黒いものは内箱。
電源プラグや単3電池などと比較するとリモコン小さめと判るかと。緑のマットのマス目は1個1x1cmなので15x4cmくらい。Fire TV Stick本体は10x3cmくらいですな。
画像中央下のケーブルは電源用、右上の白い電池にはAmazonロゴが描かれているやつ。電池の左のケーブルはスティックを直接テレビのHDMIへ挿せない場合に少し延長してぶら下げて使う感じ。
マニュアルは1枚のみで表裏。
読まなくとも電源を取りテレビに挿せば日本語で案内が出るので進めて行くそうな。Fire 7タブレットの時と同様に最初から友人のAmazonアカウントが登録されているので、後はWi-Fiを接続するだけらしい。
実際の画面がこちら、メニューはホームになっております。
タイトル画像の下「最近見た商品」はその名の通りで、アニメが多い理由は子ども用にリビングで利用している為でしょう。
その下までの2段に見えるけれど、リモコンの方向キーで下へスクロール可能となっており、Prime会員なら無料の動画以外にPrimeでも有料な新作などの行もございます。
何があるか、どれが無料かはパソコンからでも閲覧可能。
Amazon.co.jp: Amazonビデオ
https://www.amazon.co.jp/Amazon-Video/b?node=2351649051
ホーム以外は以下。
- マイビデオ・・・ウォッチリストなど
- 映画・・・映画のみ(時々違うコンテンツが混ざる)
- TV番組・・・Amazonオリジナルや海外ドラマなど(日本の民放では無い)
- アプリ・・・ゲームなどのAmazon向けAndroidアプリで種類は少ない
- 設定・・・視聴制限やWi-Fiのつなぎ直しなど
という感じで、Fire 7タブレットと比較するとアプリの種類が限られており、電子書籍を取り払った感じ。Google Playを入れる無茶は出来なさそうな上、できたとしてもタッチ操作では無いので出来る事は限られてしまう。
ちなみに上でTV番組は民放では無いと書いたけれど、リアルタイムな放送では無いという意味で、ルパン三世とか笑ゥせぇるすまん、TBSオンデマンドのセカチューが全11話などはございます。
また、アプリにAmazon用のYouTube再生用アプリがあるのでYouTubeも視聴可能。Googleアカウントでのログインももちろん可能。Amazonミュージックのアプリもあった。
リモコンのみでもう一度。
左の穴はマイクでその右のマイクボタンを押しながら探したいタイトルを言う。精度はかなり高く、少々長めな「世界の中心で愛を叫ぶ」「スターウォーズ帝国の逆襲」なども認識余裕。しかも自動で漢字変換する精度も高い。
その右の丸は上下左右と中央に決定(PCでいうEnter)ボタン。Wi-Fiが5GHz(802.11a/ac)に対応しているので早送り/戻しも数秒待たされるか待ち時間ゼロレベルで電子レンジしても切れない。
文字でも検索は可能だけれども、方向キーで選ぶのでかなり手間となり面倒になって使わなくなるやもなところ音声は楽。文字が読めない子どもでも「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」を探せる利点も。
テレビより面白くなるかも知れない
友人がおすすめするダウンタウン松本のドキュメンタル(Amazonオリジナル、無料)を視聴。10人のお笑い芸人が1人100万円を出して参加し、笑うとアウトで笑わずに6時間制限以内に最後の1人になった者が1千万円総取りなルール。
最初は無駄が多くだらだらしていたけれど、人数が減ると徐々に面白くなり、テレビとは違う最大の特徴はスポンサーや不謹慎厨にビビらなくて良いのか、差別用語に近い発言やシモネタ全開な辺りが凄まじい。
シーズン1の後半では簡単に下半身を丸出し、もちろんモザイクはアリ。シーズン2は更にデタラメで、ジミーの下半身を掃除機で吸うとか、宮川がパンツを下ろして尻の穴を見せるという卑怯な技を展開するなど、現代の民放では無理な事まで出来てしまえております。
2は本当にひどかった。久々に大笑いして腹痛かった。
マイクロソフトよ、これがシームレスだ
Amazonの凄いところは、パソコンやスマホからウォッチリストや再生したものがFire 7やFire TVにも反映されるところ。この端末は友人の奥方のアカウントなので、私が変なコンテンツをウォッチリストに入れてしまうとバレてしまう。
また、端末により機能を特化させているのでFire TVで本が読めたりしない、だがそれがいいわけで、パソコンなら何でも、タブレットはKindleとアプリ強化、Fire TVは動画中心でアプリはオマケ、Amazonで買い物ができたりも(多分)しない。
その端末は何をする用なのか、何ができれば良いのかが明確になっており、逆な悪い例を挙げると2in1 Windows 10ノートのような「それタブレットにして使う?」と疑問がもりもりわく変なデバイスとは違う。
この点ではAmazonとGoogleが有利と感じており、逆にマイクロソフトとAppleは不利。元がパソコンのOSから始まっているので、AppleはAndroid風なのでまだ良いけれどマイクロソフトはWindowsにこだわりすぎ、始まる前から終わっておりましょう。
Amazonの話に戻すと、Fire TVがあるならばAlexa(Amazon Echoの音声認識機器)もあった方がより便利と思われ、音声での操作に慣れてしまえば快適なのかも知れない。私は一人で音声で操作しても抵抗があったけれど慣れなのだろうか。
プライム会員ならFire TV Stickもおすすめ
Fire TVを貸してくれた友人宅のように子ども用として以外、映画やお笑い海外ドラマが好きなら確実に年会費をAmazonビデオだけでも取れてしまうと思う。
スターウォーズは有料だったけれど、試しに以前から見たかったテルマエ・ロマエで音声検索するとタダ。続編と思われる2もタダ。見る時間があったなら、この時点で私はプライム入っていたと思う。
パソコンのモニタ流用や出張のお供に
スティックからHDMIで映像と音声を出力しているだけなので、フルHD解像度のPC用モニタが余っているなら流用可能。但しFire TV Stick本体にはイヤホン端子は無いのでスピーカーが付かず音声はしょぼくなる。
私がもしプライム会員でこれを買ったなら、出張時にFire TV一式も持って行き、宿のテレビへ接続して映画見たりするかも知れない。タブレットより軽く小さい、画面割れる心配もないところは確実に利点。
以上。盆暮れ正月GWのように時間余裕な日が年間何度かあるので、年末までにプライムしようかマジで検討しようかと。
>右上の白い電池にはAmazonロゴが描かれているやつ
当たり外れがあるのやもしれませんが、電池カバーのフタが固くて開けづらい、というケースもある模様。
NAVER まとめ - 電池カバーが開かない!待望のAmazon Fire TV Stickが届いた!
https://matome.naver.jp/odai/2144619177708219201
>文字でも検索は可能だけれども、方向キーで選ぶのでかなり手間となり面倒
どうしても文字が良いなら、公式でも「キーボード、マウス、ヘッドホンなどのBluetoothアクセサリをAmazon Fire TVtおよびFire TV Stickに接続できます」とアナウンスされていますから、特にタッチパッド付きのBluetoothキーボードでも使うと便利やも。
Amazon.co.jp ヘルプ - BluetoothアクセサリをAmazon Fire TVに接続する
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201739920
>プライム会員ならFire TV Stickもおすすめ
私は中身がWindows10のスティックPCでプライムビデオをよく見ています。プライムビデオばかり見るなら、Fire TV Stickの方が格安でお得ですね。
個人的には映画よりドラマがおすすめ。盆休み中に「ウルトラQ」「探偵!ナイトスクープ」「トップギア」辺りは見終わりそう。注意点としては、特に映画は「後で見よう」と思いウォッチリストに入れ放置しておくと、いつの間にかプライム対象から外れ、無料で見られなくなっていることもあります。月初めにでも配信を終了する作品をチェックした方が良いです。
動画配信サービスまとめ - Amazonプライムビデオで配信終了する作品を確認する方法
http://douga-service.com/amazon-prime-video-contens-end/
>右上の白い電池にはAmazonロゴが描かれているやつ
Amazonロゴの電池はAmazonで購入できます。
http://amzn.asia/6FP0foG
充電式電池もあります。使ったことがないのでわかりませんがレビューでは高評価が多いですが液漏れもあるらしいです。
>リモコン
FireTVやChromecastはテレビのリモコンで操作することができると思います。ぜひ試してみてください。便利ですよ。