パナソニックが販促ページを公開。
「Core i3とi7は何が違うのか?」とか「ディアルディスプレイにしたい」のような、なぜググらないのか良く分からない人向けに最適と思われる分かり易い解説ページとなっております。
休肝中なので手短に。
元ネタはこちら。
いざ!パソコンの疑問解決! | パソコン(個人向け) | Panasonic
http://panasonic.jp/pc/appli/pc_faq/
なぜ侍なのだろう?と思えば右の縦書きされている通り一刀両断だからでしょうな。背景の富士山らしきイラストや侍な辺りは、レッツノートは日本製と言いたいのかも知れない。中身はほぼ輸入品だけれども。
2017年1月現在はまだその3までしか公開されておらず、残り2つは支度中。2月中旬以降にもう一度行ってみたい。
その2の途中のスクリーンショット。
この解説の上手いところはハードウェアに全く興味の無い人でも分かり易く説明しているところ。
具体的にはCPUのCore i7が最高性能でAtomが最低という簡潔な一覧。これを私が初心者向けとして説明すると、どうしても「Core i7よりi3の方が遅いとは限らず、2コア4本処理までしか使わないならクロックという周波数の数値が~」とか書きそう。
CPUが頭脳、メモリが机上、ストレージ引き出しは昔ながらの良くある説明ですな。ここでももし私へ、「CPUのL3とかって何?」などと聞こうものなら「キャッシュという一時記録機能がCPUの中にもあり、L1、L2、L3の順で~」など言いそう。
分かりにくいので、「そこの数値はあまり気にしなくて良い」が正解でしょうな。高性能ならキャッシュも自動的にデカくなるのだから、パナソニックの一覧のように単に「速い」で終わった方が良さそう。どう見てもオタク。
もう1例をその3より、マルチディスプレイ、2枚構成の解説。
デュアルでは無くあえてダブルディスプレイと称しているのでしょう。また、PCモニタ1台増やせでは無く、テレビを利用してみましょうという辺りも親切。
レッツノートはモバイルなので現行モデルはどれも小さめ。21型のような中途半端なPC用モニタとのデュアルディスプレイでは無く、手元の作業用画面と大画面の利用を割り切っている点も上手い。
ハードウェア興味無い人はぜひその5まで待ってみましょう。
BTOメーカーのコンテンツは販促になっているのか?
パナソニックの一刀両断ページはいずれもレッツノート良いですよアピール、通販への誘導になっているのでコンテンツ作る意味が解る。
しかしこれらの場合。
パソコン工房の10型と8型タブレット比較は販促になっていると思うものの、ノートPCへLinuxを入れてみたり、Raspberry Piを使ってみたなどは売上に繋がっているのだろうか。
ドスパラのパーツの犬の方はまだ良いとしても、製品レビューはベンチマーク結果を見て「よし、GTX 1070では無く1080搭載ゲームPCにしよう!」と思う人は居るのだろうか。
これらを見ているのは私のようなPC変態とか自作PCユーザが多いと思われ、確かに両社ともパーツも売っているのでアリだとしても、そういうPC変態はGoogle経由し価格コムが常套手段なので繋がっていないのでは。
そのような理由でドスパラがやっていた「ものテク」も1年程度でやめてしまったのだろうか。今は無きクレバリーのブログも私は楽しめたけれど販売には直接も関節も関連性薄かったと思う。
ではこれらが無駄かと言えばそうでも無く、例としてドスパラのように発売当日にいきなりCPUやグラボのベンチをずらずらと上げたなら、2chなどでURLが貼られ、まとめサイトからはリンクされ、私がネタにするのでリンクが増える。
それを見たハードウェア興味無い人がリンクをたどり、「こういう安いパソコン通販メーカーがあるのか」と知ってくれる、気の長い販促方法にはなっているはず。
というわけでここで書いても意味無いけれど、各記事の最後に公式のトップページへ飛ぶロゴ画像のリンクを貼れば良いと思うけれど余計な世話ですな。
画像の侍が持っている刀、やけに真っ直ぐですね。一般的な日本刀にある曲刀ではなく、直刀に見えます。
刀剣の種類 ― 財団法人 日本美術刀剣保存協会 ―
http://touken.or.jp/syurui/
>CPUのCore i7が最高性能でAtomが最低という簡潔な一覧
うるさい人だと「Xeonが無い。そもそもAMDはどうした。VIAも入れるべき」とか騒ぎそう。ちなみにノートでXeonと言えばレノボ。
レノボ:インテル Xeon プロセッサーE3v5ファミリー搭載モバイルワークステーション「ThinkPad Pシリーズ」登場
http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2015/11/1117-3.shtml
レノボ:ThinkStation完全検証 ~次世代のパワー!モバイルXeon搭載ThinkPad P70/P50を徹底解説
http://www.lenovojp.com/thinkstation/closeup/042.html
>ダブルディスプレイ
初耳の表現。検索したら面白くも懐かしい機種がヒットしますね。
マイナビニュース:SXGA表示の液晶ディスプレイを2画面備えた液晶一体型PC「Panacom LCW」
http://news.mynavi.jp/news/2000/12/19/12.html
ITmedia PC USER:松下電器、ダブル液晶搭載のビジネス向けデスクトップ
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0503/01/news064.html
パナソニックのサポートページでは「ダブルディスプレイパソコン」に分類されていますから、パナソニックでは昔から「ダブルディスプレイ」の表現がスタンダードだったのやも。
Panasonic:Panacom LC/W(デスクトップPC・液晶ディスプレイ)生産完了品一覧 | パソコン(法人向け)
http://panasonic.biz/pc/support/prod/lcw_list.html