新Edgeブラウザのベータ版が公開。
タイトルではわかりやすくChrome版としたけれど正確にはChromiumバージョンというやつで、ChromeブラウザもChromiumベースなので新EdgeがChromeに似るは当たり前という。
適当に見て参りましょう。
Chromium版Edgeブラウザのベータ版公開
こちらからダウンロード可能。
Microsoft Edge Insider
https://www.microsoftedgeinsider.com/ja-jp/
タイトルのインサイダーはここでは開発者を指しており、ベータ版は製品化1つ前のテストバージョンを意味するため、何が起ころうと自己責任でやれ版。
とは言え、リスクは不具合くらいのもので何らかのダメージを受ける可能性は低いと思うため、全然開発者ではない私も試してみた。
ダウンロードボタンはWindows 7なら7用、10で表示すると10用と分かれていたのでダウンロードしたファイルはそのパソコンで使いましょう。
クラッシュレポートなぞ通常はチェックを外すところ、これはテスト版なので死ぬほど嫌でなければご協力してどうぞ。
落ちてきたファイルを実行するとインストーラが起動。
終わると新Edgeが自動起動するのでインストーラは適当に削除してOK。
Chrome亜種として生き残るMS製ブラウザ
初っ端の画面をスクリーンショット。
Chromeとデザインやレイアウトがほんのり違うものの、設定内容などはChromeとほぼ同じであり、Chrome系ブラウザ慣れしている人ならばすんなり使い始められるほどChromeライク。
拡張を入れようとすると上に青いバーが出て許可を求められる。
許可すると画像下のようにボタンが現れるので押して拡張を入れる。
比較的マイナーと思われる拡張ももちろん入る。
Criate Linkまで普通に入るならば、私でも新Edgeを普段遣いしてここで記事書くことができてしまうほどのChrome亜種。
新Edgeでも良い、だが断る理由
ここまでMicrosoftのオリジナル感が無くなりChrome風になるとブラウザとかChromiumベースなら何でも良いと言えるけれど、私は少なくとも2種類、Chromeでリンクを拾いVivaldiで記事書いております。
なぜかはChromeはいつのバージョンからか管理画面内のレイアウトがぶっ壊れてしまい、仕方なく管理画面行く時だけVivaldiを使用。他は全部Chromeで。
ではChromeやVivaldiいずれかの代わり、またはプラス1としてEdgeも併用するかと問われたならば即答でイヤ。
なぜかは今のWindows、10を見ていればわかるかと。
OSでこれほどユーザ無視して好き勝手に無駄機能をぶち込み、変更していた設定を強制でリセットするような会社のブラウザを普段から使い続けたいと思うわけがない。
具体的には検索をGoogleにしていてもアップデートでBingへ変更されるやも知れず、しないとしても疑える時点で個人的にはMicrosoft製品は避けたい。
どうしても複数のブラウザを使うことになれども、ChromiumベースはChromeとVivaldi以外、Iron、Kinza、Cent Browser、エンジン違いでFirefox、Brave、ついでにIEもあるのでEdgeは無くても困らない。
というわけで個人的にはナシ。使い勝手は今のところChromeと同じなので、必要ならば2020年1月15日予定の正式リリースをお待ちあれ。
旧Edge慣れしたユーザを振り回すMicrosoft
GIGAZINEで見たと思うのだけれども、Google検索がアホなのか私の勘違いかで見つからない。
確かこう書かれていたはず、「従来のEdgeブラウザが新Edgeへと置き換わる」のようなアップデート。
2種類のEdgeが存在してしまうとそれはそれで混乱するだろうけれども、現状の旧となるEdgeと新Edgeは別モノ、簡単に言えば強制的にEdgeからChromeブラウザへ置き換わるようなもので、これはこれで混乱の元となりましょう。
いくらブラウザシェアが低めとは言え、今のEdgeが好きで利用しているユーザを強制的に裏切り、ブラウザは最初から入っているものだと思っているユーザを混乱させるということ。
では旧Edgeを残すかと言えば保守含むアップデートのダブルスタンダードでは新Edgeを出す意味がなくなり非現実的。旧Edgeは新へと上書きされ無かったことにされるという、落ちた新幹線を土で埋める国を思い出した。関係ない。
Googleとしては大歓迎、ChromeブラウザではなくChromiumベースのブラウザシェアが伸びる方向で一強を目指しているため。
なぜかは、Googleの思い通りにブラウザの仕様を変更したり、Googleのブラウザを標準化できたならウェブの世界がGoogle標準となり、ジャイアンし放題になれてしまう。
IEは役場専用、Firefoxはアドイン捨ててユーザに捨てられ、残りは昔からくすぶり続けているだけの弱小ブラウザばかり。
今後は別の意味でカオスになるとエスパー。
>Chromiumバージョン
私的に役所の入札関連だけのためにIEを使い続けるのは面倒だと思っているため、EdgeがChromeに寄ってくれるのは嬉しいところ。入札公告を見るためだけにChrome不可Egde不可FirefoxOperaもちろん不可IE限定、な状態は面倒。
役所サイトは未だJavaScript全盛ですから、Chromiumベースだと厳しいでしょうが。
>初っ端の画面をスクリーンショット
Chromeへログイン状態で設定を引き継ぐと、画面構成や拡張機能を含めてほぼChromeと同一のブラウザになりますね。
>「従来のEdgeブラウザが新Edgeへと置き換わる」
内容としては以下が近いやも。
GIGAZINE|Microsoftが「Chromium」ベースの新ブラウザ「アナハイム」を開発中か(2018.12.05)
https://gigazine.net/news/20181205-microsoft-build-chromium-browser/
「このウェブブラウザは「Anaheim(アナハイム)」というコードネームがつけられていて、Edgeにとってかわる新しいWindows 10の標準ウェブブラウザとして採用される予定だと、匿名の関係者は述べています」
Edge自体シェア数%の弱小ブラウザだからあんまり影響無さそう。
下手するとほとんど気付かれ無さそう。
私はChrome系ブラウザを
Chrome…ありにゃん用
Kinza…プライベート(私個人)用
Cent Browser…有料ビデオ(Amazonプライムビデオ、dアニメストア)用
という風に使い分けていますので、今のところEdgeは不要ですw
Vivaldi、Braveも使ってみましたが、使い勝手が違うので断念しましたw
ヒツジ先輩はどのようにブラウザを使い分けていますか?