メモリ系の値下がりが止まらない。
頻繁に見ても差がよくわからないと思うので約半年ぶりとしたメモリやSSDなどの価格を見る回。夏頃には例の件で値上がり来るか?いや、影響なく更に下る?と両張りした結果、更にもっと値下がり。
今回は4~5月との比較グラフも添えて。
3種類のグラフのソースは画像の下へリンクを貼り、比較対象の過去のデータはこちらからコピペしております。
メモリ1GB500円切りSSD10円切り目前(2019年5月)
https://bto-pc.jp/select/flash-price-2019-06.html
メモリ1GBあたり100円下がり400円前後へ
メモリの値段は久々に見るくらいがおもしろい。
source:16GB×2枚が税込10,980円を記録 - AKIBA PC Hotline!
8GBx2の16GBで6千円とか、どこかで計算間違えているのかと疑う安さで、32GBの1.3万円も一瞬1GBあたり500円より高いのか安いのかわからなくなってしまう安さ。
主にノート用に使われるSODIMMの方も全然安い、8GBx2が6千円を切るとか、1セット購入して2台のノートを+8GBするとメモリ不足の心配が無用化できてしまえるけれど、これらの価格はDDR4なのでご注意あれ。
どのくらい安くなったか4~5月と比較。
棒と折れ線の色と合わせたく、最初のグラフと同じ色でわかりにくくなり失礼。青系が最近、赤系が半年くらい前の最安と1GBあたりの価格。
率で見ても実際の価格で見ても大きく値下がりしており、左端の32GBは-4千円、16GBは2千円くらい、率にするといずれも75%なので3/4へと下落。
ノート用は更に幅が大きく、32GBは67%なので3/2、16GBは58%なのでもうどう表現して良いかわからないほど値下がり。
SSDの3.5インチが1GBあたり10円以下へ
続いてSSD、1TBが1万円まで来ているとは知らなかった。
source:2TB SSDの税込価格がついに2万円割れ - AKIBA PC Hotline!
しかもリンクタイトルの通り2TBが2万円を割れており、水色の線で表した最安価格の2.5インチ1GBあたりは横一線で9.6~10.0円、コスパでいうと500GBもTBクラスも同じくらい。
NVMeも最安価格の1GBあたりは10.0円線へ近づきつつあり、500GBが割高かつ1TBの方が平均も最安も下な傾向は主流が1TBへと早くも移り変わろうとしているのか。
2.5インチの1GBあたりの下がり方も大きめながら、NVMeの下げ幅がかなり大きくなっており、明らかにこの半年でどの容量も10.0円に近付いていたり割れているのだから、今後は横一線に近付きつつ更に10円から沈んで行くのか、もしくは平行線状態で上昇するか。
HDDは4~8TBが1GBあたりコスパ良好帯
ラストはメモリ系ではないけれど、記録媒体つながりでHDDも。
source:8TB以上の大容量HDDは下落傾向 - AKIBA PC Hotline!
3TBが割高で維持しているのは4TBとの価格差がほぼ無く、これ以上値を下げると原価割れるとかそういう事情があるのか。最安と平均いずれも500円しか差がなければ3TBではなく4TBの需要がデカくなるは必然。
10TBが単価でいうとまだまだ割高ながら、8TBと6TBは4TBよりも1TBあたりが安いか同等となっており、4TBでさえ今更感がただよい始めた感。
私がそうなだけとして、ストレージに出せる価格は1GBあたりではなく1万円の中頃付近までと決めているため、そういう感覚の人がもし多いならば売れ筋が6~8TBになるは納得。
HDDも約半年前と比較。
6TB以下は値動き無しレベルな、差が100~150円程度。
この調子で行くと10TBは1.8万円が妥当であり、半年で0.3円しか下がらないので1.8万円まで1年半かかるように見えるが、12TBが今4万円くらいなので12TBが値下がりすると10TBも押されて値下がりは早まる。
4TBx2で足りている私に言わせると、次回のHDD交換は6TBか8TBのいずれかになるのかと思えば呆然としてしまう。
容量が足りずDVDに焼いたり外付HDDへ逃がす時代は完全に終わった。
韓国が崩壊するとメモリ系は値上がる?
「意外ともつじゃん」と感じる南朝鮮経済。
サムスン電子やSKハイニックスなど半導体大手は予想よりも上回ったというが、いずれも大幅減益。最悪の事態よりはややましだったという程度だ。
GSOMIA破棄と半導体素材の枯渇が関係あるのか全然わからないというか無いのだけれども、最近この手の意味不明な紐付けが多いですな。朝鮮脳のデタラメな紐付けブームに便乗しているのだろうか。
それはどうでも良いとして、日本国内で売られているメモリのチップは韓国製のモノが見当たらない、米Micronや台湾のメーカーのモノばかりと以前書いた記憶がある。
半導体市場が全体的に景気悪い中でもメモリ事業はかなり厳しいようで、単純に需要が供給を上回っているのならば韓国が潰れてSK HynixとSAMSUNGが巻き添え食らうと供給が減り価格も健全化されるのでは、と妄想中。
韓国が国を維持できたとしても中国がメモリの国産化を進めている上、日本からの輸出管理強化による不安で「韓国企業あてにできない」と各国の各メーカーが判断したならば復活は茨の道。
以上より、韓国またはSAMSUNGが潰れた時が「今は時期が良い」になるけれど、結局は必要な時が買い時なのであまり関係ないという結論となり、何が言いたいかは自分でもわからない。
>メモリ1GBあたり100円下がり400円前後へ
そういえば私、自宅でも職場でもDDR4のメモリは使ったこと無いです。DDR3止まり。
>SSDの3.5インチが1GBあたり10円以下へ
ここで危険なのは「コスパが良いから250GBではなく500GBにしよう」と思うこと。使わない容量に金を使うのは無駄。コストパフォーマンスの主役は自分。自分が使うか使わないか、で買う買わないを決めるのが肝要。割安だからと1人暮らしなのに60kgの米俵を買うのは無駄。
メモリの容量もSSDの容量も「パフォーマンス」には直結しません。容量単価と商品価格は別問題。