以前のタブレットPC調査でパソコンの代用にはならないとされた端末。
しかし今後、新しい用途が発想されたり、キーボードに変わる何かが開発され普及すると仮定すると無視するわけにも行かず。気になっているけれどニュースを読むほど気にしていない人用に一旦まとめ。自分用メモとも言います。
Q1は1~3月頃の意味で、タイトルに月を入れたくなかったのみ。深い意味はございません。
見出しを付けず、ざーっとリンクして行くので、ざーっと読み流しを。iPad以外は大して期待出来る何かは無し。
富士通の法人用タブレットPCはWindows7、という煽りから。
富士通が「PCという軸足」で考えるタブレットPC (1/2) - ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1102/24/news060.html
以前、オンキョーがスレートPCとしてWindows7のタブレットPCを発表、発売、そして延期して言い訳をしていましたが、富士通が本気でやるなら有りかも知れません。
ONKYOは無いが富士通なら有りと手のひらを返しておりますが、ONKYOという音響機器メーカーがSOTECの人間でリリースする法人用タブレットPCと、富士通が本気でやる法人用タブレットでは大きな違い。
法人PC出荷台数では、富士通ユーザは国内ではNECと1,2を争うシェアを持っており実績と信頼有り。オンキヨーの勢いだけの工人舎作戦とはわけが違いましょう。
先に富士通が発表し、更に発売までしていたなら、後追いでONKYOタブレット(スレート)PCは若干有りだったかと思う次第。
- OSはWindows7、Home~またはPro~32bit版
- インテルの“Oak Trail”世代Atomを採用
- 出荷予定は5月中旬、予価9~10万円くらい
企業が10万円も出して板PCを導入するか疑問ですが、富士通の提案次第。大企業の大量導入やインフラ刷新などは有りかも知れず。
問題は何に使うかで、パソコンより生産性や効率の上がる用途、またはパソコンでは出来ない何かが必要でしょうな。
だからPCとは違う。PCはこれから重要度が増してくる。タブレットデバイスは、プレゼンテーションやフィールドワーク、キーボードがいらない画面タッチによるサービスの提供など、新しい利用方法の市場を拡大する
ソニーもWindows7で出撃準備の噂。Engadgetなので海外の話でしょう。
ソニーのVAIOタブレットはWindows 7 採用、スライドキーボード搭載
http://japanese.engadget.com/2011/02/21/vaio-windows-7/
スライドキーボードの時点で逃げを打っており、それはタブレットというよりネットブックに近いだろうと。
しかしソニーもAppleのように独自路線全開なので、ソニー信者やパソコン=VAIOというファンが居るのなら良いのかも知れません。
- 現状のターゲット価格はUS$799
- VAIOタブレットのほうはあくまでWindows 7 PCとして
- ネットブックの画面がスライド(略)コンバーチブルの位置づけ
元から高額なナショナルブランドでWindows7を搭載すると、OSの価格以外に性能まで求められてしまい更に高額に。800ドル程度では利かないと思われます。
富士通とは違い法人用とは思えない為、Windows7のVAIOなコンバーチブルに個人の需要が有るか。売れ行き次第では、個人用タブレットPCでWindows7も来年以降に他社から出るかも知れず。
タブレットPCは、ASUSやMSI、DELLなどが画面大きめの新製品を出す出すと言いつつ一向に出ない事が標準化されて来ておりますが、更に延期しまくる要素になりそうな話。
タブレット向けWindowsは2012年まで発売されない?-Computerworld.jp
http://www.computerworld.jp/topics/bmobile/190876.html
マイクロソフト絡みの噂話は私の予想並に外れる事が多い気がしており、しかし2012年という具体的な時期を製造メーカーが信じるなら、Windows版タブレットのリリース待ちかも知れない。
- ブルームバーグ紙が消息筋から得た内部情報がソース
- タブレットPC向けWindows OSのリリースは、2012年後半(噂)
- ARMプロセッサ上で動作する次世代Windowsのデモ
本文から読み取るにWindows8(仮)とは別物として、ARM(性能を抑えた低価格の省電力CPUのような物)で動くなら、タブレットPC用Windowsの価格次第では、AndroidやiPadに対抗出来る 気はしませんが、今よりはマシでしょう。
マイクロソフトが本気でGoogleやAppleに勝とうとするなら、OSの価格以外に現Windowsソフトウェアとの互換性をどこまで持てるか。
仮にWindowsの資産を引き継がない別物だとすると魅力無し。今までCPUやメモリを食いまくっていたWindowsをどうタブレット用にするのかが見所ですな。
Windowsタブレットはもう良いとして、iPadの対抗になるかと囁かれるAndroid仕様のGALAXY Tabが発表。
新型「GALAXY Tab」は10.1インチと8.9インチの2機種に - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20110324_galaxy_tab_101_89/
今回のSamsungは気合が入っており、専用のティザーサイト(断片情報のみで興味を惹かせる)を作るなど本気のようですが、私の感覚でギャラクシータブと言えばこれ。
source:「GALAXY Tab」の“ここ”が知りたい:第1回 - ITmedia +D モバイル
マイナーなネタで申し訳無いけれど、漫画の稲中卓球部で婆さんが乳を出し「でんわ」というギャグを思い出し、深夜3時頃に一人で爆笑。
もちろんハンズフリー可能で、ITmediaではサイズを検証する為に敢えて片手で持っているわけですが、この印象が強く、GALAXY Tabはスマートフォンと勝手に位置付けております。
初代「GALAXY Tab」はOSにスマートフォン向けの「Android 2.2」を採用していたため、操作性が良くなかったことが挙げられましたが、新たにタブレット向けOS「Android 3.0」やデュアルコアCPUなどを採用してパワーアップ
操作性と性能は向上したようですが、問題はそこでは無いと思います。
では真打のiPadはどうなっているか。
iPad2は既に発売されておりますが、日本では震災の影響で延期。それ以前から旧iPadが値下げされています。
Appleが初代iPadをさらに大幅値下げ、新品が非常に安価に - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20110304_1st_ipad_sale/
大幅値下げで非常に安価と有りますが、以下の通り。
- 16GBモデル・・3万5800円(従来価格4万8800円)
- 32GBモデル・・4万4800円(従来価格5万8800円)
- 64GBモデル・・5万2800円(従来価格6万8800円)
14~16千円ほど値下がっているようです。
iPad2の仕様を一通り見ましたが、良くなった所が大して見当たらず、新しい物好きで無ければ、これからiPadでも遅くは無いでしょう。2は、CPUがデュアルコア、グラフィック性能が向上との事。
GIGAZINEに言わせると非常に安価かも知れませんが、私に言わせると非常に高過ぎて手も足も出ないし出す気も起きず。
ヤフオクで安くなっているか検索するも、16GBが38千円など支離滅裂。iPad2は個人輸入したのか10万円以上で入札が有り、Apple(iPad)信者のセレブさ加減に驚きました。
iPad2に関してニュースサイトのライター殿はどう見ているか。
【本田雅一の週刊モバイル通信】 iPad 2の評価が二分される理由
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20110303_430806.html
冒頭の段、締めはこう来ています。
少々iPad 2本体についての話が続いたが、筆者が興味を持ったのは本体以外の要素についてだ。
モバイル素人の私が言うのも妙ですがその通りで、CPUが2コアになったり、グラフィック性能が最大9倍と向上しても、今後どうなるかが本題。
本文上から順に引用すると大変な量になる為、見出しのみ。
- 1年を経過して軌道修正されたiPadのコンセプト
- ユーザーに学ぶアップル
- iPad 2の評価が二分される理由
- Androidタブレットに秩序は生まれるのか?
タイトルになっているように3が要点。その中でも個人的に核心と思う箇所。
ノートPCはデスクトップPCユーザーの大半を奪ったが、そのノートPCから大半のユーザーをiPadは引き抜こうとしている、というのがiPadが未来のパソコンの姿だと主張する人たちの代表的な意見だろう。未来を想像してみろ、ノートPCはもう古い、というわけだ。
ノートをデスクトップのように使うユーザばかりでは無く、パソコンを購入する為に店頭へ行くと勧められ何と無く買ってしまったようなユーザは、極端に言うとキーボードをほぼ使っていない可能性も有りましょう。
メールは携帯、ブログも携帯。PCのキーボードは打ちにくくとも、携帯電話で足りてしまうなら補助的にタブレットPCでも良いというか、その方が省スペースで起動も早く、パソコンと比較し故障しづらい。
Appleの療養中なジョブズ氏が、iPad2の発表で登場。
2010年はiPadの年、タブレットPCは大失敗 ジョブズ氏語る-ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1103/03/news062.html
タブレットPCとはこうだという発言。
競合他社はタブレットを正しく理解していないとも批判。「競合社はこれ(タブレット)を次のPC市場のように見ている。それは正しいアプローチではない」「ハードとソフトを別々の会社が手がけている。彼らはPCでやってきたように、性能のことばかり話している」
Windowsパソコンでは、重いWindowsと性能を要するアプリケーションをいかに高速で動かすかに偏りがちで、ハードウェア性能に目が行くものですが、iPadは家庭用ゲーム機のように、性能では無く中身。
中国ではタブレットPCはゲーム機、または動画再生機と化しているようで。
中国人にとってスレートPCはゲーム機 - 中国リアルIT事情
http://blogmag.ascii.jp/china/2011/03/004151.html
空港という限られた数では有りますが
空港でのネットデバイスはノートPCで動画を見たりチャットする派と、スレートPCやiPadでゲームする派に分かれたようだ。
メールを含め情報発信の頻度が少ない、またはしないなら見るだけや簡単な操作をする用として、用意されたソフトを使うわけですな。
そしてAtom CPUを売るインテルは必死です。
Netbookに満足していないのは日本だけ!というIntel-ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1103/04/news085.html
Intel Wireless Musicという、Bluetoothでやれと言いたい気になる物も出ていますが、この記事の要点と思われる箇所。
- Netbookの市場は2014年にかけて成長するという予測
- ネットブック購入者の8割が満足している
- 他の地域と比較し日本だけ満足度が低い
何故日本だけ満足度が低いかは、元から日本はノートPCユーザが多く、ノートとネットブックを持ってしまうと見劣りしノートが上位互換してしまう為かと。普通のノートと勘違いして購入するユーザも居りましょう。
日本でネットブックが生き残るには、マイクロソフト様のWindows8(仮)次第と思いますが、タブレット用Windowsでそれどころでは無いかも知れず。
どうして日本だけ?をインテルが考えていないとは思えず、単なる言い訳に聞こえるのは私が偽インテル信者だからです。
2011年Q1のタブレットPC事情を勝手にまとめ
タブレットPC市場は昨年5月のiPadデビューから変化は少なく、今後ますますiPadで市場は占められて行きましょう。
ゲームをしない人には解り難いかも知れないけれど、家庭用ゲーム機で置き換えると一部のゲームオタクには分り易いかも知れない。
SEGAサターンがPlayStationに負けて消えた理由は、ソニーとセガのソフトウェア勝負以外にサードパーティの数や質が大きく関係。
パソコンはハードウェア性能、しかしタブレットをスマートフォンもどきとするなら、その考え方はPCより家庭用ゲーム機に近く、いかに多くの良質なソフトウェアメーカー(タブレットPCは個人含む優秀な開発者)を集めるか。
Appleの高額手数料は凄まじいものが有りますが、それでも開発者は成功しているiPadにソフトウェアを突っ込み審査されたいわけです。
iPadをWindows、その他をUbuntu(Linux)のように置き換えると、なぜ後者が流行らないか話が早く、利用ユーザが多い方に提供物が集まるは当然。
iPadが独占すると面白く無いので、Windowsは無いとしてもAndroidがどうにかなってくれる事に期待しますが、個人的にはどうでも良いです。
ONKYOのスレートPCもiPadも持っていますがどちらもいいですよ。
ヒツジ先輩さんが言うように、非力なのでPCとしては成り立ちませんが
iPadはゲーム機として、ONKYOスレートはブログ更新用ってか
気軽にネットサーフィン用にしてます。
PCのようにアドオンをごってごてにいれた(笑)Firefoxを使いたいので
Windowsタブレットは助かってます。
暇つぶし用途、特に計画停電の時は
両者とも、とても暇つぶし役として働いてくれてます^^
…次はAndroidのタブレットPCが欲しいです。
タブレットはわりとどうでもいいのですけれど、聞くところによると例の災害で電話回線がパンクして使いものにならないさなか、携帯情報端末でのSNS通信は比較的問題なくできていたそうで、情報を得る、或いは伝える手段としてソーシャルメディアがやたら機能していたんだとか。
それは単に利用者が電話ほど多く無いから錯綜しないってだけなのか、それともインターネット特有のどれだけ遠回りしても生きてる回線を伝って通信できてしまう構造だからなのかよくは知りませんが、少なくとも電話などの既存通信インフラと比べると災害に強いのは確かみたい。
なんでもラジオ、水、懐中電灯が防災三種の神器だそうなのだそうで。
これにスマフォやタブレットが加わるのか…胸が熱くなるな
え、なに、スマフォ? 来年度になったら本気出す。
>iPadとiPad2
変更点は「カメラが2つ付いた」「CPUがデュアルコアになった」「サイズが小さくなった」「軽くなった」「搭載メモリが倍増(256→512MB)」といったところでしょうか。Android機が多く採用するTegra2は搭載メモリ1GBですから、小サイズのPCとして使用する方は、Android機の方がヘビーな使い方をした時に引っ掛かりが少ないかもしれません
むしろAppleなら
「搭載メモリが少なくても快適に動くiPad2の方が優れている」
と言いそうですが
ただ、一括して「タブレットPC」とは言っても、形が同じだけで機構もOSも異なりますから、同列に比べてどちらが上と比べる価値は薄いような気もします。タイヤが4つというだけでトラックとトラクターとラジコンカーを比べても、何の参考にもなりませんし
>TakaQ さん
特にTwitterは生存確認や下宿要求・提供などに役立ったようですね。逆にデマも多く・早く流れましたが
あまり関係性があるとも思えませんが、デマを送ってきた方は全てスマートフォンと携帯電話の併用ユーザーでしたね。スマフォのみ・携帯電話のみ所持の方からは、デマメールは全く送られて来ませんでした(送ってきたのは4人だけですが)
電話に近づいたら電話帳が表示されて
通話を始めたらテレビ電話になって
エアコンに近づいたら温度や湿度が表示されて
もちろん操作盤も表示されて
テレビに近づいたら番組表が表示されて
その番組表を触るとテレビが起動して・・・
離れていても家じゅうの家電を簡単に操作できる。
そんな状態にならないかなぁと夢想中。