年に数回やっている個人ブログ記事より5選。
Googleアラートがあまりにも個人ブログを拾わず、仕様が変わったのかとあきらめておりましたが、どうやらキーワード設定の段階で範囲指定できるようで今変更。今回は大手サイトのコラムも混ぜて5つ参ります。
非営利の個人ブログは批判しない方針にて。
電子書籍リーダーはクラウドで真価を発揮
コンピューターワールドのコラムより。
知らなかった、電子書籍のリーダー | 真説IT考 (知識から知恵へ) | Computerworld
http://www.computerworld.jp/blogs/d/206106
読書好きではない筆者殿が短期間で電子書籍リーダーにはまったかどうかは分からないけれど、利用し始める話。
私が惹かれた冒頭の文章を引用。
もともと読書家ではないし、基本的には新聞も読まない。
私も読書家どころか基本的に文字が嫌いで、新聞をまじめに読んだ経験は過去に2回程度。本は絵が入っている漫画でなければ疲れるので嫌という、子どものような脳みそをしております。
思い出したので書いておくと以前、ドラッカーのマネジメントを買う(キリッ と言っておりましたが、実際には手が滑ってまんがと図解でわかるという方を購入。笑って良いところ。
そして30ページくらいまでしか読んでいない理由は、図解率が高く文字量が多すぎる為、疲れて放置。
全部マンガ形式で読めると思っていたけれど、ほぼ上のような図解まみれなので、マンガを期待しているならやめた方がよろしいかと。
マンガでは無い方を読んだ人に見せると、省略されているけれどだいたい同じと言っていたので、内容が大きく違うという事は無さそう。
話を戻し、筆者殿がなぜ電子書籍リーダーを所有するに至ったかは、社内の人が面白そうな機器を持っていたからという単純な理由。
最後に書かれているこれがポイント。
その晩、家に帰り、iPad miniにもKindle ソフトをダウンロードし、暫くすると、なんとiPhoneで買った本が同期してiPad miniにも入ったではありませんか? 凄い
Apple(iPadやiPhone)かAmazon(Kindle)いずれのクラウドに入ったのかは分からないけれど(おそらくAmazon)、クラウドの正しいというか自然な使い方。
iPadとiPhoneが同期しているような感じで、iPadで読み進めたページをiPhoneで読める為、端末を選ばないという素晴らしいシステム。さすがAppleまたはAmazon。
そして締めくくりの一行は名言と思う。
苦手な事が道具により好きになる。
私がGALAXY Tabを使わない原因がこれ。何かをしようと思いGALAXY Tabを所有しているわけでは無い為。
入れ物を先に購入し「何か入れる物が有るだろう」私はこの考え方が嫌いなものの、やっているわけですな。本当は「これを入れる為に何が必要か?」から考えるが正解。
筆者殿は苦手な読書をすると決めた結果、電子書籍リーダーの良さを思い知った、と。良い事例と思うので、文字嫌いでも読書したいという目的が有るなら入れ物を購入すると好きになれるかも知れない。
古いパソコンの上手い捨て方とその手順
パソコンの捨て方について。古くからのPCユーザと、PC初心者の人は読んでおいて損は無いかも知れない。
nix in desertis:(割と古い)PCの捨て方
http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/52105622.html
「割と古い」とは、PCリサイクルマーク(シール)がPC本体に貼られていない古さのパソコンを指されております。
PCリサイクルマークとはこれ。
source:PCリサイクルとは… :: PC3R
10年以上前のパソコンには付いておりません。9年以内の物で、個人利用として購入したなら付いている可能性大。8年以内なら100%有るはず。貼付場所は、デスクトップPCならケース背面、ノートなら底面が多いと予想。
捨て方の流れを引かせてもらいます。
- PCリサイクルマークがついてるかどうか確認する。
- メーカーが存命の場合はメーカーのHPを見てそれに従う。
- メーカーがつぶれている等の事情で回収されない場合PC3R推進協会の手順に従って捨てる。
- 最終手段,というか一番手軽な方法はごみパソに送りつける。
- パーツ単位に分解すれば普通に燃えるゴミ/燃えないゴミとして捨てられる。
マークが有るなら、基本的にPCメーカーに回収義務有り。
販売価格にリサイクル料が含まれているとされる為ですな。法人や業務用PCには、PCリサイクルシールは貼られないので産廃や直接PC3Rへ。
ごみパソは私も以前ネタにしており、まだやっているのかと検索するとパワーアップしておりました。
source:パソコン廃棄着払い0円&故障パソコン買取 : ごみパソ
キャンペーンとか書いているけれど、私が発見した3年前から送料は無料。着払いでパソコンを送ると廃棄してくれるらしい商売。
PC3Rに依頼すると3千円くらいかかってしまうので、古過ぎるパソコンならこちらがお勧めかも知れない。ちなみに私はデスクトップPCなら分解して燃えないごみへ捨てる派。ノート(液晶パネル部分)は産廃なので捨ててはなりません。
捨てるにしても送るにしても、文末のこれは重要。
このPC2台ともHDDを外してある状態だったけど。きっちり物理的に壊すか,データを完全に消去した状態にしてから捨てましょう。
HDDは物理的に破壊したり故障していなければ、削除やフォーマットではデータ復元は結構簡単。
個人情報や見られてはまずい何かが入っているなら、HDDはドリルなどでぶっ壊すか、捨てずに延々と保管しておきましょう。
ボールマウスのこだわりと新製品との出会い
私も2年少々前まで好んでボールマウスを使っておりました。
【PC & Gadget】マウス(も)買ったよ: 失敗しない家作りブログ
http://privater.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/pcgadget-52a9.html
冒頭より引用。
マウスごときでも生産性は大きく変わるものだ。
たかがマウス、されどマウス。
私がボールマウスを使っていた理由は、特に不満が無く作業効率の低下を恐れての事。実際、M510(ロジクールの無線マウス)に替えた当初は重くて効率低下。M570(ロジクールの無線トラックボール)は慣れるまで3ヶ月くらいかかっております。
私と同様、軽い方が良いのかと読み進めるとそうでは無し。
ボールマウスを使い続けていた理由の一つとして、光学マウスや一部のレーザートラッキングマウスのトラッキング性能に不満があった
トラッキング性能とは、レーザ(光らないボール無し)やオプティカル(光るボール無し)マウスの場合、1秒間に何カウント(移動を認識する回数の細かさ)するかというもので、ボールを100とするといくらか落ちるのでしょう。私はそんな精細な操作をしないので考えた事も無かった。
筆者殿は、マイクロソフトのComfort Mouse 4500がお気に入りになったらしく、自分に合う物が見つかったご様子。
文章最後より。
やっぱりマンマシンインターフェイスって重要ですねー。
確かに重要。効率を求めると自然とこうなってしまったという、私の入力環境を晒しましょう。価格は当時の実売おおよそ。
- キーボード:Realforce106・・1.6万円
- マウス1:M570(無線トラックボール)・・5千円
- マウス2:M510(無線マウス)・・3千円
- モニタ1:FORIS FS2332-BK(23型、ナナオ製)・・3万円
- モニタ2:L90D+(19型※縦、ヒュンダイ製)・・2万円
- モニタ3(予定):DRT232WMW(23型、三菱製)・・2万円
総額は約9.4万円。モニタ3はまだ付けていないけれど、これが無しでも7.4万円。ちなみにパソコン本体もそのくらいの価格。
更に座椅子が6千円、PCデスク(和室用)が7千円で、これらも合計すると余裕で10万円オーバー。PC環境を極める人は、イスだけで10万円以上とかも実在。
パソコンのCPUやメモリに金を掛ける以前に、人間とパソコンとの接続に金を掛けた方が良いと思う。パソコンは3~5年で買い換えるとしても、これらは下手すると10年以上使う物な為。
数年後パソコンやスマホがどうなるか予想
ITmediaのコラムより。
“迷探偵”ハギーのテクノロジー裏話:数年後の世界 PCやスマホはどうなっているのか (1/2) - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1301/11/news018.html
まず驚いた事がパソコン教室の現状。
2月末まで何回受講しても1講座(50分)800円だという。しかも、入会金を大幅に割引して500円などと表示していた。もう1つの教室は既にお客が途絶えているらしいようだ(潰れたかどうかは不明)。
相場を良く知らないけれど、個別指導ではないとしても50分800円は安い。月5回行けど4千円は破格。そこまでしなければ客が来ないのでしょうな。
リンク先は筆者殿の個人的な予想なので、並行して私も個人的な予想を。批判では無く、考え方の違いと解釈してもらえると幸い。
最近のこどもはPCを知らないし、学校で必要最小限のレベルは教えてくれる。知らなくても不都合な場面はほとんどない
確かに、20代のPC利用率は低下しており、スマートフォンの所有率も他の年代と比較するとトップクラスという統計を見た事がございます。
- ゲーム、メール、SNS、ネット検索などは「全てスマホだけで解決できるはず」という錯覚を持つ若者が今後急増していく
- その「錯覚」は10年後には「確信」になっている
現在の若者が錯覚している、と見ているのは筆者殿や私のような若者とは言えない(と思う)世代からの見方で、彼らの中では確信かも知れない。
パソコン教室の話と繋がっているけれど、教室は既に飽和状態。パソコンが一般に普及して10年以上経過しているのだから、以下のようになったのでは。
- 昔の20~30代がパソコンの操作や知識を覚える
- 現在の30~40代が当然のように使う
- 現在の60代以上もパソコン教室で習った率が高い
- 彼らを見て家族や同僚がパソコン操作知識を覚える
パソコン教室の衰退と若者のスマホ利用は繋がりが濃くはないと思う。
昔、秋葉原のPC専門店や独自のBTOブランドを持つショップの店内は学生たちのたまり場だった。(中略)
PC店、特に自作者にとって重要なパーツショップでは学生風の若者をあまり見かけない。
流れからして、若者のPC離れに続き若者の秋葉原離れと言われているのだと思うけれど、私に言わせると、
- 2chや価格コムや質問掲示板が有る=PC店員不要
- Amazonやヨドバシなどが送料無料=PC店舗不要
- インターネット接続がどこからでも可=秋葉原不要
パソコンやスマホの前に居るだけで完結し、急がなければ玄関まで佐川やヤマトがお遣いしてくれるのだから、電車代と時間と体力を使い、最安か分からず品数も通販より少ないショップへ行く意味が薄れているのかと。
秋葉原のショップで「CPUのクロックアップの仕方を尋ねる若者が10年前に比べて少なくなった」と店長がグチをこぼしていた。
店で聞くより、パソコン現物を手元に置いてGoogle先生へ聞いた方が早いからでしょう。情報の精度や質の見極めが出来る人が増えたとも考えられそう。
スマホの話は狭いのでスルーし、最終的な予想より。
デスクトップの利用はますます減少して、ノートPC、タブレットPCとの境が無くなっていく。数年後にはその境が既に消滅しているかもしれない。
デスクトップPCの減少を危惧する(しているように見える)人が多いけれど、あれは何なのか。
必要な人は使えば良いし、要らない人は使わなければ良し。考え方を変えると、私のようなキーボードからパソコンに入った人間にはキーボードを超える代替え入力機器が出ない限り永遠に必要。要らない人は元からパソコンが要らなかった。
パソコン=マニアやオタクの物という、元に戻るというだけ。
キーボードは無くならずパソコンは死なない
ラストは前回に続き、またもや北海道の社長のブログ。稀に動画中継されており、いきなり音が出る事が有るのでご注意有れ。
パソコンは死なない
http://weblogs.trancedive.com/weblog_1354831951.html
初っ端からブログ記事を書いている様子を動画でアップロード。ただキーボードを打ちまくるというシュールな光景。
なぜパソコンは死なないかは、押し込み式のフルキーボードの存在。
私は意識すること無く自身の思いの丈を文章として出力することができる。それはタッチメソッドのおかげだったりする。手書きで文章を書けと言われても私はここまで流麗に文章を起こすことはできないだろう。
私も同じで、下手すると口で喋るよりタイピングした方が速いかも知れない。いや、それは言い過ぎか。
しかし私よりタイピングが速いなら、そういう人は多いはず。手書きとは違うのだよ手書きとは。
また、意識すること無くも重要。喋る時も意識しないけれど、それに近いというか同じですな。口で言うか手で言うか、どちらもそう変わらない。
音声入力がどれだけ進化したとしても、それは発音を超える事ができないためだ。しかしタッチメソッドやブラインドタッチは容易に発音を超える事ができる。まさに脳の内容を直接アウトプットしているかのように。
タッチタイピング(ブラインドタッチ)が高速な人の多くがこうなっているでしょう。反射神経のように意識せず、頭で思った事が文字により直接モニタ上へ現れて行く感覚。
タブレットやスマートフォンがどれだけ進化しても、絶対に勝てないものはキーボードだ。
私もタブレットPC(GALAXY Tab)を持っており、ソフトウェアキーボード(画面上のキー)を利用しているので言える事。ちなみに筆者殿はiPadとNexus7を所有。
7~10インチ程度、しかもそこから更に狭い範囲のガラスをタイピング。これがどういう事になるかというと
- ホームポジションが外れまくる
- 押し込み感が無くミスが多発
- (7インチ縦で)両手打ちは無理
狂信的な板PCやスマホユーザには「慣れ」で片付けたいかも知れないけれど、いくら慣れてもフルキーボードには近付けず、どこかに壁が有りましょう。
画面とキーボードのサイズがパソコンとは違う為、パソコンを小型化しても意味が無く、携帯端末をでかくすると矛盾。
キーボードの代替として時々目にする入力方法がこれら。
- 音声
- 脳波
- エア(空中)キーボード
- 画面への手書き
4は非効率過ぎ問題外。3はガラス叩き以下レベル。1は変換などどうするのか。2は実現すると良さそうと思うかも知れないけれど、今フルキーボードで入力している状態が2に近い。
でかい画面へ脳波入力に近いメカニカルなフルキーボードに代わる物が有ればパソコンは無くなるかも知れないけれど、結局それもパソコンでしょう。
以上。Googleアラートが寂しい状況なので、面白いPC関連の個人ブログ記事を発見したならタレコミをお待ちしております。取り上げる保証は無いけれど。
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