Windows 7サポート終了予定まで約1年半。
来年の今頃になれば私の重い腰も更に重くなると思いつつ、時期的には連休を利用したいのでGW、盆休、年末年始のいずれかが妥当であり、年末年始が有力候補ながらやる気は出なさそう。
日曜なので最近の気になったニュースなど。
タイトル詐欺スレスレなITmediaの記事がこちら。
中小企業の45%はWindows 7サポート終了を知らない - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1807/03/news055.html
内容はマイクロソフトが必死に10へ移行させようとしている話であり、タイトルの話が出る部分は最後の2行、ここだけ。
楽天リサーチが6月に調査した、中小企業におけるWindows 7サポート終了の認知度は55%だった。また、Windows 10へ移行中だと答えたのは42%だったという。
ソースはどこなのか探したものの見当たらず、楽天リサーチの2018年6月分を見てもそのような調査結果は公開されていないので非公開でありマイクロソフトかITmediaが調査依頼したのかと推測。
認知度と移行中の意味が曖昧。認知度55%の内42%が含まれているならば残り13%が認知しているが移行中ではないのか、残り45%の知らない派な企業はどうなのか不明。
という理由が、「7終了知らなかったけれどパソコン古くなり買い替えやPC導入で10へ移行中」という数値がどこにあるのかわからない。という感じで深読みするにはムリのある2行。
個人的には今でも自宅も職場もWindows 7、そう言うと私がWindows 10を使わず10イヤだと書いていると思われていそうだけれども、いずれもメインPCでの話であり、私は複数のパソコンを使っております。
使用頻度順。
- メイン・・・7 Pro
- サブ・・・7 Home
- 小型・・・10 Home
- 仮想・・・10 Pro ※Insider Preview(FastRing)
- ノート・・・10 Home
ブログを書くネタ用として以外には、小型とノートは元々Windows 8だったので10にしない理由が特になかった+周囲の7ユーザも10へ無償アップグレードしたので私も10を使えるようになるべきとして。
小型PCは幸い何も起こっていないけれど、アップグレードの都度ファイルが増えるのでストレージの空き容量が今4GBしか無く、大型アップデートが来るたびに手動で空き容量増やさねばならない。
ノートはタスクバーや画面右クリックから行ける機能が反応しない不具合が出ており、直し方がわからないので再インストールする予定は未定。ちょうど今「アップデートできませんでした」と出て「詳細」をクリックするもそのまんま消えた。わけがわからない。
仮想環境は開発者向け、しかもファーストリングという不具合が出る前提なのでこれは良いとしましょう。過去3回インストールし直したくらいバリバリ使えなくなる。
というわけで、XPからの移行以来何の不具合も出ていない7から10へまだ移行したくない、ただそれだけでございます。
24インチ4Kディスプレイを2.7万円で限定販売 - エルミタージュ秋葉原
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2018/0703/268276
これは安い、24型4K解像度が税込で余裕の3万円切り。
但し期間限定であり、この機種が新発売となる2018年7月12日までとなっており、これを書いている7月7日深夜現在の公式の在庫は32台。
JAPANNEXTというメーカーを知らなかったので価格コムを見たところ、20種類くらいのモニタを販売しており、最高人気ランクの機種は78位なのでマイナーなのか。
レビューは少ないもののおおむね良好、星1を付けられた機種が2つあったので内容を読んでみると、初期不良、サポートが悪い、65型なので一人で運ぶには重い、という、製品とは関係ない、またはお前がアホ的なものだった案の定なパターン。
仕様で見るべきところは、応答速度や液晶パネルの表示方式など以外に4K解像度は特に周波数が重要。このモニタはHDMI 2.0とDP端子が60Hz、HDMI 1.4は30Hzであり60Hzの方が通常のモニタと同じ。30はコマ数半分になってしまう。
更に注意することは、パソコン本体側が4Kに対応しているか、そして60Hzで出力できるのかが問題であり、古いパソコンで対応しておらずモニタのためにPC買い替えとかパソコン増殖させると2セットできてしまうので注意。
価格コムで4Kモニタの34~30型を見ると3万円を切るようなモノはなく、最安は同じくJAPANNEXTの製品が3万円台で4機種、次いでAcerが4.2万円。
4Kモニタとしては間違いなく安い、発売後は3万円台になるので今すぐ買うか今夜買うか迷うかも知れないけれど、24型という小ささにもご注意。
個人的には24型フルHDが最適と感じているため、その約4倍の面積となる48型以上が最適。または21.5型のフルHDでも良いとするなら43型以上。
4K映像を見たいだけならアリかも知れませんな。
NANDフラッシュ市場、2018年下半期も価格下落が続く見込-PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1130677.html
下落が続くと言われてもピンと来ないのは、個人的にメモリを必要としていないので価格を見ていない、DDR3でまだ5年以上戦うつもりなので用がないからかと。
ノートPCとスマートフォンが0~1%、タブレットが9~10%の需要増に留まると見られており、(中略)、想定されているよりも急激な価格下落が発生するおそれがあるという。
スマホはノートPC並に需要が落ち着いた点には納得だけれども、タブレットはまだ伸びしろあるのか、まだ1割増しは凄いと思った。
この手の情報や予想は過去の事例に当てはめると的中率半々くらいと見た方が良く、たびたび旧正月シーズンになるとメモリ高騰すると言われるが半々くらい。旧正月関係あるのか、旧正月言いたいだけちゃうんかのような。
しかし1GBあたり1,000円切り時代は過去の話であり、現在は4GBあたり5千円なので1,250円前後が相場。但しDDR3は値下がりしており、1GB1,000切りまで戻しております。
PC使用歴が比較的短めな人ならメモリが故障とか聞いたことないかも知れないけれど、私は比較的長く、しかもメーカーの修理工場で数千台の修理依頼品を見て来たので言える、割とメモリも故障する。
とは言えそう多いわけでもなく、HDD・マザー・グラボ・電源、これらの次くらい。なので光学ドライブ・カードリーダー・ケースよりは故障しやすいくらい、と言えば全然大丈夫な印象持つかも知れないが故障する時は普通にする。
また、私のように古い規格のメモリならば、例としてDDR3が今後5年も新品あるとは思えないため、買いだめておき、何枚か故障し、最終的にメーカーや性能違いの2枚が残ったとしても相性悪く同時に使えない可能性も。
話を戻すと、メモリが今必要なら今買えば良く、特に困っていないなら値下がり待ちでしょう。私は1GBあたり500円の頃にメモリ揃えたので1,000円でさえクソ高く見えてしまう。
500円はさすがに1ドル80円台の頃なのでもうムリとしても、1,000円切りは1ドル100円超えの頃にもあったので、その程度の値下がりはありえそう。
ASCII.jp:HDDがSSD並みに高速化「StoreMI」検証結果 (1/6)
http://ascii.jp/elem/000/001/691/1691423/
StoreMIなる謎技術が爆誕か、と思えば以前からあったらしい。
StoreMIとはEnmotus社が開発した「FuseDrive for AMD」そのものである。
名前違うだけ。
上の図が通常との違いを示しており、普通はCドライブがSSD、DがHDD、そしてメモリがある。StoreMIにするとSSDとHDDが1つのドライブとして認識される上にメモリの一部をキャッシュとしても利用可能に。
これによりHDD+SSDの容量となりSSD並に爆速化するという、しかもメモリまで巻き添えでキャッシュさせるならば一部はメモリ並に高速になるはずという、おとぎ話のような技術。
イメージとしてはRAID0のストライピングのようだけれども、このStoreMIは切り離してWindowsを起動できる状態にすることもできる特徴があり、但しSSDは未フォーマット、全部HDDへ移されるらしい点がやや注意。
それ含めた注意点。
- DRAMキャッシュが不安定
- 解除時の作業が分かりづらい
- 解除したら全部HDDに移される
3ページ目から始まる計測結果を見て行くと、HDDの前に基本SSD、設定しているなら更にその前にメモリへ読み書きを行い、メモリやSSDにデータがあるなら速い、そうではないならHDDがボトルネックとなり遅い、という感じ。
なので毎日同じゲームをするとか、一度ロードしたデータを再び読む、という作業には強そう。
タダで試せるらしいのでやってレビューしようと思ったものの、メインPCでやるならまずCドライブを別のSSDへクローンし、余っているHDDを接続して、などクソ面倒なので一旦忘れることに。
謎技術はデータ飛ぶとか意味不明な不具合が出るなどあるあるなので気軽に試さない方が良いとは思うが、タダなら遊びでやってみる価値はありそうですな。
私はデータドライブに速さは求めていないので不要。
何故メーカーはUbuntuパソコンを売らない? : 汎用型自作PCまとめ
http://www.jisaka.com/archives/27215862.html
source:Homepage | Ubuntu Japanese Team
Ubuntu(ウブントゥ)とはOSの名前で、Linux(リナックス)と呼ばれるシステムの派生というか子というか。仮想通貨に置き換えると、Ethereumに対するERC20による草コインのICOようなと言うとよけいにわかりにくいですな。
まあ、タダで配布しているOSと思えばOKであり、なぜメーカーがUbuntu入れないか、誰か答えを書いているだろうと読み進めると2で終わっていた。
- 2:面倒が増えるだけだろ
- 9:タダということは誰も責任とらないですってことだぞ
- 10:ウブンツ博士がメーカーに居ない
サポートできないので入れて売ることができない、使い勝手がWindowsに似ていても違うのでコールセンター大盛況、Ubuntuに詳しい人間がメーカーにいない。
メーカーの立場になったつもりで私に言わせると以下。
- Windowsのライセンス代でも利益が出る
- MSオフィス入れて売ればアップセルになる
- アップグレードで不具合出ると修理現場がカオス
私がまだWindows 7から10へ移行しないと同様、メーカーはWindows入れずにUbuntu入れる理由がないわけですな。
何年か前まで米DELLがWindows以外にUbuntuもカスタマイズで選択できるようになっていたと記憶しており、今行ってみるとなくなっておりました。OSの選択はWindows 10のみ。
ライセンス代については各社で変化するもので、大量に販売する前提のOEM版なら10 Homeがおそらく5千円くらい、Proとの差額は6千円だけれども実際は3千円とかここでも利益を出せる。
また、OSがWindowsならクソ高いMSオフィスも売れたなら、こちらも原価で販売しているわけではないので利益になる。
だからWindows以外を入れる理由がない、Windowsを入れない理由がない、Windowsを入れると利幅少し大きくなるので入れる理由はある感じ。
というわけで皆さんにもお聞きしてみたい。今ではなく、過去にUbuntuなどのLinux系OSを使ったことがあるか。入れてみて少し使いすぐ消した場合も「使ったことある」でOK。
結果のみ見るなら選択せず投票ボタン。※2018.08.06 締めて画像へ差し替え
>年末年始が有力候補ながらやる気は出なさそう。
私にとって乗り換えの最適なタイミングは「PCを新調したとき」です。どうせなら一気に新しくしてしまおう、と諦めがつきます。
>Windows 7サポート終了の認知度は55%だった
1年前の認知度は46%だとか。9%しか上がっていないのは広報の力不足か。
ITmedia エンタープライズ|これまで以上に前途多難? 「Windows 7サポート終了」認知徹底の難しさ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1707/08/news008.html
『楽天リサーチが1000社の中堅・中小企業を対象に2017年6月に行った調査では、Windows 7のサポート終了を「知っている」と回答した企業は46%にとどまり』
『Windowsコマーシャルグループ エグゼクティブプロダクトマネージャーの古川淳一氏は、「2018年6月末までに、中小企業におけるWindows 7の終了時期に関する認知度を100%にまで高めたい」と話す』
>ストレージの空き容量が今4GBしか無く
やはり「せっかくだから容量の大きいモデルを買おう」と思い64GB版を買った私は正解。スティックPCを買ったこと自体を正解とは言い難いですが。
>タスクバーや画面右クリックから行ける機能が反応しない不具合
Windows10はそういう原因不明、同様の症状が報告されていない不具合が多いですね。何があったか覚えていませんが、私のWindows10環境でも妙な不具合は3つ4つありましたし。
>24インチ4Kディスプレイ
23.8インチの4Kを使っている私の意見としては、買っても良いけれど標準設定のまま常用は無理だぞ、ですかね。とりあえずスケーリング(DPI、拡大率)は125%~150%くらいに変更した方が良し。私は200%に設定。
EIZO株式会社|Windows 10 Creators Update後に、モニター設定でお困りの方に
http://www.eizo.co.jp/eizolibrary/knowledge/win10-creators-update/
>StoreMI
HDDがSSDくらい高速化とは言いますけれど、それ単によく使うソフトをSSDに保存しておくだけだろと。
とはいえ自分でソフトのインストール先を選んだり、ほとんど使わないデータをCドライブのマイドキュメントへとりあえず放り込んでおくようなデータ管理をしている方なら、使用頻度に合わせてファイルの保存場所を自動判別(実際には保存後に移動)してくれるため、体感速度の低下を感じづらくなる良いソフトなのやも。
>何故メーカーはUbuntuパソコンを売らない?
「只より高いものはない」という良い慣用句がありまして。
メモリは2度故障しました。2013年1月にマウスコンピュータから購入したデスクトップパソコンです。当初4G×2個の8Gでしたが、2年前の正月あけに電源を入れてもウィーーンと起動音がするものの、途中で力尽き電源ランプも消灯、再び起動音がするもののやはり立ち上がらず、これの繰り返し。最初は電源か?と思いましたが、結局は一枚のメモリを外せば正常に起動。今までメモリ4Gで何不自由なく使っていましたが、先月末前回と同じ症状が再現。翌日ヨドバシカメラの店舗で4Gで6580円のバッファロー製のメモリを急遽購入して無事回復しました。
スロットに余裕があるなら、8G一枚より4G二枚の方が同時に故障しないと思いますので故障の切り分けが出来るので有利なか?とも思いました。その分一枚より割高になりますが。