3万円Realforceを使い初めて約7ヶ月。
実は2本レビュー記事をストックしているのだけれども、分解クリーニングとスペーサー入りの打ち心地も書いて3連載にした方が良いと思い続け半年が経過してしまっている件。
日曜なので最近の気になったニュースなど。
生産終了した富士通の高級キーボード“リベルタッチ”復活 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1132504.html
source:リベルタッチキーボード後継機種販売開始 : 富士通コンポーネント
Realforceでも静電容量無接点方式でもない、富士通のメンブレン方式なLibertouchという製品。知らなかったし聞いたことさえなかった。
2018年1月に生産を終了いたしましたが、多くのお客様からのご要望にお応えし、
本当かよ。いや、本当なのでしょうな。
価格がまだわからない、Amazonで中古の旧製品が1.6万円くらいで販売しているけれど、これより高かったのか安かったのか。中古なら安いはず、しかし名機と呼ばれる周辺機器はプレミア付くことがあるのでマジで見当つかない。
このキーボードの一番の驚きは、安物やオマケなキーボードと同じメンブレン方式にも関わらずキー荷重が35gと超軽いところ。
私が今これを書いている3万円リアフォはオール30gなので近い軽さ。リアフォはスイッチが無いからこそ軽くできるところ、メンブレンはスイッチとラバーが内蔵されておりどうやって軽くしているのか。
スイッチが軽くてもラバードームの反発用のやつで絶対に押し返しは強めになるはずが35gは凄い。
ちなみに普通のキーボードは50~60g、30gはセブンのATMのテンキーを打ってみるとわかる、ふわふわしてめちゃ軽。
興味あるけれど、これ以上高級キーボード増えても私の手は2つしかないので断念。メカニカル持っていなければ買っていたかも知れない。
本格水冷キットMasterLiquid Maker 240発売 - AKIBA PC Hotline!
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1132987.html
クラマスより本格水冷とは珍しい。
価格は簡易水冷とは違い本格的な5.3万円くらいらしく、簡易水冷しか知らない人なら凄く高く感じそう。
昔ながらの本格水冷もそのくらいかもっと高価で、タンク、ポンプ、水枕、チューブ、冷却液、と揃えて行くと5万円は簡単に超える。一度やってみようとしたが価格の高さと店の少なさのダブルパンチでやめた。
このクラマス水冷はガチな本格なやつより簡易的。しかしグラボまでしっかり水冷であり、超高性能で一式やらかしているパソコンを自作なら試しにアリかも知れませんな。
試しに5万円出せる人限定だけれども。
ASCII.jp:税抜9980円! 安価な10ギガビットLANカードが入荷
http://ascii.jp/elem/000/001/709/1709583/
これは安い。
何がどう安いかは、今まで1万円を切る10Gbps対応LANカードとか無かったはずなためで、ようやく普及価格へと近付きつつある気配。
しかし本当に普及するのか懐疑的な部分としては、パソコン本体が10ギガになろうと周囲のモノが何かと10G対応していなさそうなため。
何が必要かPC側から行きましょうか。
- パソコン本体
- LANケーブル
- あるならハブ
- あるならNAS
- WAN(インターネット)回線
例として私の環境ならば2以下が全部アウト。
LANケーブルはCAT5eなので1Gbpsまで、10GにしたいならCAT7が必要になるので配線全部変えねばならず、時々ノートつなぐのでハブも10Gにしなければダメ。
NASは古いやつなのでもちろん対応しておらず、光回線は100Mとか言いつつ出て70Mであり10Gどころか1Gさえ対応しておりません。
スピード狂用でしょうな。私は現状で特に不満がない。
最大4台まで同時接続できるUSBディスプレイアダプタ - エルミタ
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2018/0711/269105
おもしろい製品、税込6,700円らしいので必要ならどうぞ。
USBから映像出力する時点で割と珍しく、しかも2K対応で最大4台接続可能は過去に見たことがない、というか2048x1152が2Kとか、そういう解像度聞いたことがないのだけれども。
なぜ今まで無かったかは、こいつはUSB3.0対応になっているのでスピードアップしているため可能になったわけで、USB2.0までの低速環境では高解像度や複数モニタはムリがあった。
エアリアというマイナー(?)なメーカー、用途の割に6,700円は怪しい安さ。あまり期待せず人柱的に購入するモノでしょうな。
USB3.0は遅延やノイズが気になる。
- PC出荷台数がビジネスとゲーミング需要で増加 2012年以来で初 - Engadget 日本版
https://japanese.engadget.com/2018/07/16/pc-2012/ - PCの売上が6年ぶりに増加、企業のWindows 10リプレースが主な原因 | TechCrunch Japan
https://jp.techcrunch.com/2018/07/14/2018-07-13-sales-of-pcs-just-grew-for-the-first-time-in-six-years/
どちらが本当なのかわからない辺りがはさすが予想屋ガートナー。
Engadgetより。
市場調査会社のガートナーとIDCは、
Techcrunch。
調査会社のGartnerによると、
ビジネス向けなのかゲーム向けなのか7終了前の10リプレースなのか、結局わからないので全部言っておけばOK的な何か。
全世界のパーソナルコンピューターの売上台数〔推測値〕は、2012年以来初めて、前年比で増加した。
バカなのかな?と思える、国内一部の出荷台数統計であるJEITAの数値。
source:国内PC出荷台数、4月平均単価過去最高額(by.JEITA)
世界規模ではこのグラフとは当てはまらないとしても、2012年以降初の前年比増加とか「だからどうした」レベルなびっくりニュース。本当驚いた、アホすぎて。
大手メディアや世界的に有名な調査会社がこの手のブラフとかフェイクとも言えそうな、勘違いさせることを発信するのはPC業界あるあるな印象。この9年9ヶ月ここで記事書きつつ見ていると。
パソコン出荷台数の本格的な復調があるとするなら来年1月からと見ており、企業向け6割ならばガチな本格リプレース、10移行開始は3月が一旦ピーク、そして夏頃から年末にかけてが勝負だろうと推測。
それでも2012年のような昔の好調な数値までは戻らないでしょう。
>富士通のメンブレン方式なLibertouch
中古市場でもよく見かけましたから、根強い人気があるのは確か。前モデルは全キー荷重が45gで35gと55gに変更できる荷重変更ラバーが付属したところ、新モデルは変更ラバーなしで全キー35gのみ。前モデルの定価は1.8万円でしたけれど、付属品が減ってカスタマイズ不可になっている点から、定価は少し落ちるやも。具体的には1.6万円くらいへ。
富士通コンポーネント|リベルタッチキーボード後継機種販売開始
http://www.fujitsu.com/jp/group/fcl/resources/news/press-releases/2018/20180712.html
リベルタッチはスペースキーの短いレイアウトですから、親指シフト派には嬉しい(無変換キーと変換キーがあまり左右へ離れない)仕様。
富士通 FMWORLD(法人)|富士通親指シフトキーボードをお使いになる方へ
http://www.fmworld.net/biz/fmv/product/hard/oshift/
>2048x1152が2Kとか、そういう解像度聞いたことがない
アナログ出力の限界解像度でしたっけ。VGAとかD-Subと言い換えても良し。