WWWCやWinampが復活した2018年冬の昔話など

2018年11月 4日

まだ終わらんよ。

先月は友人と週7で飲みに行く機会があり、BTOパソコン.jpな割にヒツジ先輩PCが自作なのはどうなの?と聞かれたけれど、自作は知識として上位互換、手間を考えると下位互換なので似たようなものとした。

日曜なので最近の気になったニュースなど。

24 Pinの方向を変えるL字型アダプタリリース : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/54344786.html

cm-90ad

まさかのクラマスから24pinのL型変換リリース。アイネックス仕事しろ。

以下、私の現在の信仰度順。

  • ASRock:かつて変態マザーボード屋としてPCメーカーを震撼させたが、ここ数年は単に高機能でコスパ良いマザーを連発するただの良メーカー
  • CoolerMaster:古くから自作PCケースを知る者は「いつかはクラマス」と言うほど当時は高級だったシャシー屋
  • Ainex:仕事しろ

この手のしょうもないレベルな24pinのL型コンバートするアダプタなぞ、ASRockが標準でL型にしていたりとかアイネックスが出すレベルの仕事であり、なぜクラマスがやるのか不思議なほど不思議。

ケースで利益出せないのか、逆に余裕こいているからこそ光るファンとかこういうのとか売るのだろうか。

自作しない人には意味がわからないと思うのでほんのり解説すると、マザーボードと電源ユニットの一番デカい24個のピン穴のある端子は通常まっすぐ直立に接続されるところ、この変換があれば90度曲げることができる。

この赤く丸したところの端子。

pureblack-front-2b

source:自作PCでこだわりの裏配線をする方法とコツと心構え

この状態では美しくない。ここにL型が欲しかった。

上の画像はASRock先生の目指すピュアブラックには合っているもののL型の変換が入ると画像右方向へ一旦裏配線を流すことなく左方向へ逃がすことが可能なわけで。

何言っているのかわからないと思うけれど、私も自分で何言っているのかわからなくなって来たのでこのくらいにしておきましょうか。とりあえずアイネックスに期待。クラマス高そうなイメージなため。

 

Sandyおじさんが今から自作PCつくるぜ! | ジサクテック
http://jisakutech.com/archives/2018/10/46249

sandy-ojisan-2018

パソコン自作する、からの失敗したりパーツ選定で叩かれまくるあるあるなスレかと思いきや、こちらの10に同意。

10:センスが光ってる

自作PCバカにする人は上の図のどこのセンスが良いのかは絶対わからないはず。わかる必要性は別にないのだけれども。

厳選したと思われる性能は当たり前。その中でもRyzenをあえて2600に抑えていたり、私のように「第三国はあっち行け」とはしない高性能SSDの選定、フラクタルデザインのケース、グリスもファンも何の文句もない。

グラボはGTX 1060 6Gを流用です

ご冗談を。

ならばなぜSeasonicの189ドルもする電源ユニットを輸入するのか?という疑問がモリモリわいてしまうところで、この1は1060を流用しつつ近い内に1080級にするのか、RTXにするか、RadeonのVega辺りを見ているはず。

Sandyおじさんが今から自作PCつくるぜ!

SandyBridge発売は2011年の初め頃なので今から7年も前。

よくぞ7年越しでここまで厳選されたと感心を通り越して「なにそれこわい」レベルな自作PCおじさん。普通、7年前のパソコンを使っている人がここまで的確なパーツ選びはできないはず。

付くレスへの返しも上品かつ見事過ぎて爽快感さえあり、ASUSのマザーを見てこの件を思い出すとは、私はRAM、君はROMか?感。

・god bless japanの思い出

GOD BLESS JAPAN(日本へ神のご加護を)※当時のPC Watchは気付いていないのか触れていない。画像右下。

god-bless

source:ASUSTeK、次世代ソケットを備えるR.O.G.シリーズ - PC Watch

このマザーの記事は2011年、東日本大震災の年の6月。

アラサーくらいやで~

私はアラサーとは言えないほど歳を食ってしまったので忘れていたということにしましょうというかする。

 

Winamp v5.8のベータ版が公式サイトからダウンロード可能 - 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1148896.html

winamp2018

懐かしのWinampが復活。

ほとんどの人が「なにそれうまいの?」と思っていそうだけれども、mp3再生するフリーソフトといえばこれと言えるほど定番だったのは10年以上前の話ですな。ですなと言われても困るとも思う。

2013年11月に現行版のv5.666が公開されてから、約5年ぶりのバージョンアップとなる。

オーオタの皆様におかれては、電力会社や自前電柱の他にも再生ソフトで音質が変わるという、凄まじい音質への追求をなされておられるらしいため、1900年台のソフトも真空管アンプのごとく信じてみると良さそう。

  • 電力会社 長所 短所 お奨め度
  • 東京電力 バランス モッサリ遅い C
  • 中部電力 低域量感 低域強すぎ A+
  • 関西電力 高域ヌケ 特徴薄い B
  • 中国電力 透明感 低域薄い B+
  • 北陸電力 ウエットな艶 低域薄い A-
  • 東北電力 密度とSN 低域薄い A+
  • 四国電力 色彩感と温度 低域薄い A
  • 九州電力 バランス 距離感 C
  • 北海道電力 低域品質 音場狭い B-
  • 沖縄電力 中高域艶 モッサリ遅い A

デジタルとアナログの違い程度しかわかっていない私には、電柱がどうとか全然わからないのでWinampおすすめ。

ファイルの関連付け面倒なので私は全部GOMプレイヤー。

 

WWWCが15年ぶりのバージョンアップ - 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1149425.html

wwwc2018

「なにそれうまいの?」パート2。

最近の若者は名前さえ知らないと思うし、知らなくても困らないWWWCという、マイホームページへようこそ時代の人間にしか通用しない太古のオーパーツ的なWWWCなるフリーソフト。

かつて人類がネットサーフィンをお楽しんでいた頃、ホームページの更新を知るにはページのソースが変わった、もしくは更新日時が変わった、のような原始的なのか電子的かよくわからない確認方法でネットサーフしておりました。

当サイトもおそらくWWWCに対応していると思われ、トップページを登録しておけば、誰かがコメントすれば更新され通知されるはず、当サイトの午前3時の更新でも通知されるはず。

RSS(フィード)が廃れて来た2018年の今、20年くらい前の更新確認方法、一周回ってWWWC必要なのかと思ってしまえる。

それにしても15年ぶりの更新とは凄まじい。一太郎は今でも聞くけれど、花子とか三四郎が何なのか多くの人が知らなさそう。

若者の花子離れとかLotus離れで1記事上げてどうぞ>情弱ライター

 

PC自作に慣れた人でもありがちな失敗 : 汎用型自作PCまとめ
http://www.jisaka.com/archives/29256429.html

1より。

失敗経験 

修理現場でコンセントから電源取らず電源入らず「電源か?マザーか?」と誤判断して電源ユニット交換したことがございます。

以下、一例。

  • 私(このパソコンの修理担当になった)<会社PCでサーバへ送信 
  • チャイム(昼休みどうぞ) 
  • 私(はい。このPCの不具合指摘はWindowsが起動しない・・・か)
  • 時間(60分後)
  • 私(電源オン)「ファーッ?」

何もしていないのに電源が入らない。そう、電源のプラグを電源ユニットに挿していなかったのである。

修理現場あるあるだと思っており、皆さんはパソコンからコンセントとか、パソコンからキーボードやマウスやモニタへ接続するだろうけれども、修理現場は全部逆。

現場の環境からパソコンへの接続が当たり前なため「映像が出ない。ざわ・・・」とかもある。※モニタからパソコンへの映像用端子つなぎ忘れていただけ

いや、そうではなかった。自作PC慣れしていてもあるある失敗。

  • 10:ioシールド付け忘れ ※背面のI/Oパネルのこと
  • 19:ATX電源コネクタ甘刺し
  • 27:フロントカバーの固定ヅメをうっかり割る
  • 30:インチネジとミリネジを間違えていつまでも空回り

私は自作で全部やったことある。フロントのツメはある程度折った方がクリーニング時の着脱の効率が良いとか間違った知識さえある。※お客様の修理品でやらかしたことはございません

これらの失敗を先人の知恵として予習するべきと言いたいものの、実際に体験した方が話早いし死ぬわけではないので失敗して覚えるべき。それが自作PCというモノでございましょう。

失敗すると面倒かも、そう思ったならBTOパソコンおすすめ。

コメント(2)

>週7で飲みに行く
私は多くても週2。一人なら多くても週1にしか飲みません。基本はゼロ。週7とは酒浸りという言葉がよく似合う。

>L字型アダプタ
音楽業界が「24ピンに取り付けるとPCパーツに流れるノイズをカットできるアダプタ」を出す予感。

>Sandyおじさんが今から自作PCつくるぜ!
スレ主は確実に私よりPCに詳しい。特にハードウェア関連。何より正圧のため絶縁テープを使うとかガチすぎ。

>再生ソフトで音質が変わる
再生ソフトによっては勝手に補正をかけることがありますから、再生ソフトで音が変わる可能性があるのは確か。再生ソフトで人気があるのはWinampとfoobar2000でしょうか。ASIOとかWASAPIとか既に懐かしい。

価格.comマガジン|Windows 10でハイレゾ再生するなら「WASAPI排他モード」をマスターせよ!
https://kakakumag.com/av-kaden/?id=9597

ASCII.jp|Windows&Macでハイレゾ音源入門! 定番再生ソフトと設定手順を大紹介!!
http://ascii.jp/elem/000/001/267/1267940/

いちいち設定が面倒なら「PlayPcmWin」もおすすめ。私のWin10&USBスピーカの環境では再生不可でしたが。

デジマート・マガジン|ハイレゾ再生できるWindows&Mac音楽再生ソフト集
https://www.digimart.net/magazine/article/2015081901550.html

当時、WWWCって超便利そうだなあと思ってましたが、ネットを始めたのがドリームキャストだったので使えるわけもなく、
「ネットランナー」で知ったはてなアンテナを使うようになりました。今でも使ってます。
類似ソフトでWWWDってのもありましたがそっちはどうなりましたかね。

winampもずっと使い続けています。peercastを使う上で必要だったのがきっかけですが、曲ファイル管理がしやすいのが気に入ってます。開発停止とともに、CDのリッピング時に使うCDDBにつながらなくなってしまったのが地味に不便ではありますが。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶ。ヤマダ電機の一部、または自作PCのパーツ屋さん。

フロンティア

高性能: ★★★☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作したくない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

※マウスコンピューターは高いぞと書きまくったからか遠回しにリンク削除しろと言って来たので削除(2021.03.28)

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。