BTOパソコン.jp更新の戦略的正月休みのご案内など

2020年1月 5日

今週の更新はこれにて終了。

明日から土曜まで休む予定なので1月11日(土)11/13(月)までザ・ワールド発動。意味不明なら失礼。更新はしないとしてもコメントだけは全部読んでいるため、ツッコミに来ることはあるやも知れず。 ※当日23時過ぎ訂正

日曜なので最近の気になったニュースなど。

ASUS、最大280Hz駆動を謳うゲーミング液晶 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1225804.html

VG279QM.jpg

レート上げまくりですな。

280Hz駆動は良いとしても対応するゲームがあるのだろうか問題ながら、今の話ではなく今後そういうコンテンツが出てしまえば良いだけで、最大なので大は小を兼ねるとして。

驚いた箇所がここ。

高速IPSパネルの搭載で、オーバークロックにより現行IPSゲーミング液晶製品の240Hzを上回る

まさかのIPS、そしてオーバークロックとかそういう技術力が世界一的な話とは知らなかった。※通常、IPSはレート低くて当たり前

解像度は4Kなわけがなく普通にフルHD、難癖を付けるとするならば、どうして2Wというゴミのようなスピーカーを搭載してしまったのかが疑問。

日本で発売されるかは不明。海外サイトのニュースでは500ドルと報じられており、思ったより高くはなく、しかし27型モニタで60Hzしか使わないなら6万は高いですな。

 

Arm版Windows搭載Surface Pro Xレビュー【後編】 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1225616.html

Surface-Pro-X.jpg

三度目の正直ならぬ三度目の大爆死になりそうなSurface Pro X。

黒歴史パート1はWindows RT、その2はWindows 10 Mobile、そして今回はARM版Windowsという、RTとMobileの延長線上にあるような罠でしかない設計の採用。

パソコン詳しくない人が勘違いしそうな箇所を引用。

32ビットと表示されているのはx86のアプリ、32ビット表示されていないMicrosoft EdgeはArmネイティブで動作

これは64bit版アプリケーションがARMで動くという意味ではなく、このARM版Windowsは64bit用Windowsのソフトは動かない、ARMの64bit用ソフトとWindowsの32bit用のみ。時代錯誤すぎて草というやつ。

x86版Officeを利用したベンチではデュアルコアPentiumより性能は上

Pentiumより性能は上と言われても、デスクトップ版ではなくモバイル版なのでそのPentiumよりはマシ、1.6GHzのデュアルコアCPUより少し上の性能と言われても、どう参考にすれば良いのか謎。

Officeなどの32bitアプリが動けば良く、日本語入力はMS-IMEでよいというビジネスユーザーであれば、ほとんど問題にならないだろう。

その制限が問題になるわけで。

しかし、Surfaceを選ぶようなマニアならばCPUがARMだとわかるとして、店頭やサードパーティでは売らない、Surface以外で作らない、という制限もある方がよろしいかと。

 

MicronがHuaweiへの部品供給を再開 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1225629.html

huawei-ud.jpg

どういうことなのかはこういうことらしい。

政府の許可なく自国企業の部品などの購入を禁止する「エンティティリスト」に登録されており、

購入ではなく販売とか輸出では?私が何か勘違いしているのかは置いておき、米政府の許可が出たならOK。知らなかった。

結果、米Micronから中華Huaweiへの部品供給はできるようになったとのことで、Micronと言えばメモリ系の何かを出せる、けれど中国でも国策でDRAM作るとか言っていたのはどうなったのだろうか。

政府の規制がHuaweiやほかの中国企業との取引に影響を与えていて、結果的に収益減や既存ライセンスの無効化につながったと述べている。

セルフ経済制裁ニダというやつですな。トランプ先生に言わせると中国に依存している企業が悪い、になりそう。

最近のニュースを見ていると中国は何かと破綻しそうな状況なので米国企業に限らず中国依存はやめた方がよろしそうでございます。

 

スマートホーム機器に互換性の動き - ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1912/19/news085.html

タイトル省略したので改めて。

Apple、Amazon、Googleがワーキンググループを結成

予想よりスマートスピーカーなどが普及しないので次の一手か、競合する企業が協業するとは珍しい。

メーカー各社の開発業務を簡素化し各社製品の互換性を向上させることが目的

協業というより規格を統一することで一旦整理する感じか。

互換性も目的ならば私ら消費者にも有益、なのだと思うけれど、私はスマートホームに今のところ興味がないので関係ないとも。

日本のキャッシュレス決済も規格を統一するとか、そういうことで何とかまとまらないのだろうか。ポイントカードもTやらポンタやら面倒すぎて結局使わずになってしまう。

話を戻すと、Appleがこういうのに参加するとは珍しい。Apple製品唯我独尊、規格はAppleが標準で他社製品は亜種的な方針と思っていたけれど、昔のAppleとは違うのでアリなのか。

 

スマホの利用料金は2016年から増加傾向に - ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1912/25/news118.html

l_asa_MMD_02.jpg

上が3大MNO、下は格安MVNOの価格帯。

上段の図を見ると、経年により消費者が通信費を抑制する傾向があるような印象が持てるものの、単に総務省から喝入れされた3大キャリアが通信費値下げしているとかそういうことか。

格安の方は格安なだけあり、3大キャリアとは全然違う安価な価格帯に集中しており、それでも年を追うごとに利用料金は2千円以上へと傾いております。ちなみに私は毎月1,200円くらい。

更にちなみに、b-mobileはだいたいどの時間帯も3~6Mbps出ており、友人のLinksmateの計測も5~15Mbps出ているため、そのくらいで良いなら相変わらず現役でおすすめ。

さすがにドコモらのように40Mbpsとか凄まじい速度は絶対に出ないけれど、私を基準でいうと3Mbpsを超えた辺りから速度の違いは体感差不明。逆に40Mbpsとか出てしまうとデカいデータも一瞬なのでソッコーで金を搾り取られるイメージある。

格安SIM選びは慎重に。やたらと営業をかけて来る業者は高いか遅いかのいずれかが多いのでご注意あれ。

Y!から始まるやつとか某UQのこととは言っていない。


以上。次の更新、来週の日曜まとめ記事 Windows7サポート終了日の1/14でお会いしましょう。私がバックレなければ。

コメント(2)

>最大280Hz駆動を謳うゲーミング液晶
ビデオカートも最高性能な必要ありますね。恐らく GTX 2060 で高画質は厳しいレベル。

>オーバークロック
確か電圧を上げて無理やり高速動作させているのでは無かったでしたっけ。一般的には「オーバードライブ」と呼ばれる技術ならそれ。

EIZO|第3回 スペック表記に潜む落とし穴──応答速度の虚像と実像
https://www.eizo.co.jp/eizolibrary/other/itmedia01_03/
『オーバードライブでは、中間階調から中間階調に色を変えるときに、液晶分子にかける電圧の変化を通常より大きくすることで、中間階調の応答速度を改善する。 階調にほぼ忠実な電圧変化をかける従来の仕組みよりも、目的の階調に達するまでの時間が短縮される。』

>Surface Pro X
10とかXとかは縁起が悪いので止めたほうが良さそう。ビジネス向け・持ち歩き・用途限定だと4万円以下なら売れそうだけどどうせ8万超えだろ、と思ったら10万超えだと。5万のPCに自分で制限を掛けた方がマシ。誰が買うか。

>スマートホーム
車のリモコンキーだって出始めは不要だと言われていましたから、ある程度の利便性があればスマートホームも受け入れられて行くのでは。マンションのオートロックだってある種のスマートホームですし。

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