今気付いたけれど今年は閏年。
2月と言えば確定申告が始まる時期。BTOパソコン関連ではフロンティアが決算月の御様子。ヤマダ電機の子会社繋がりではツクモが決算セールをやっているけれど、ツクモは確か夏なので半期決算という名の単なる売り出しでしょうな。
日曜なので最近の気になったニュース5つくらい。
AMDのロードマップは5つ目。2013年までの予定が載っております。
- Windows版Kinectが約2.5万円で発売
- 約1300円のデスクトップ用キャビネット
- 大型モニタをタッチ操作化する機器
- 秋葉原で「パソコン自作力検定」開催
- AMDがCPUのロードマップ更新など3つ
Windows版Kinectが約2.5万円で発売
マイクロソフトの家庭用ゲーム機で静かなブームになっているキネクトセンサーのWindows対応版が発売へ。
Kinect for Windows 発売、SDK 1.0 も公開 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2012/02/01/kinect-for-windows-sdk-1-0/
source:Kinect for Windows、2 月 1 日より提供開始 - Windows 開発統括部 Blog
価格はXbox版の単品が現在最安のAmazonで約12千円。新発売のWindows用はマイクロソフトの直販で約2.5万円。
Xbox本体とセットなら2.7万円なので、SDK(開発用ツール)が要らないなら、Windows版の対応ソフトウェアが出るまで待つかXboxでよろしいかと。どのようなゲームが有るか全く知らないけれど。
対応しているWindowsは7のみとなっており、マイクロソフト的にXPは過去のOS、Vistaは再来月にサポートがほぼ終わる為でしょうな。
どういう物かは上の画像に有る横に長いセンサーが人間の骨格や顔、声などを認識し、ジェスチャーや発声で操作出来る仕組。
実際に使っている動画を見た方が分り易い。ゲームで遊んでいる場面。
ゲーム以外の使用例は、マイクロソフトのブログに有った動画より。
34秒付近からの数秒が格好良い。
ソフトウェアの種類や宣伝量の違いなどでWiiのような国産品ほど流行ってはおらず、マニア向けな印象が有ったけれど、Windows PCで使用出来るようになり業務用まで広がるなら今後に期待出来る製品。夢が有りますな。
開発ツールを使いオリジナルを創造する技術と自信が有るなら、2.5万円の投資はいかがでしょう。出たばかりの物は早いもの勝ちが良く有る為、ビジネスチャンスや名を売る機会。
SDKは年2~3回アップデートと書かれており、マイクロソフトとしても良質なプログラムが出回ればハードウェアも売れる為、気合を入れる所でしょう。
2月上旬現在、価格コムでは未登録、直販は完売で予約状態、Googleショッピング検索では一部ショップが在庫を持っているようで最安23千円くらい。
約1300円のデスクトップ用キャビネット
自宅用はマニア用。事務所に最適と思う安めな汎用コ型移動ラック。
PCのメンテナンスに便利「キャスター付き PCスタンド」 - ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1202/02/news115.html
載せて使う、こういう事ですな。
上の写真はミドルタワーと思われ、対応している幅は165~275mmなので、普通のミニタワーやミドルタワーなら行けるかと。スリムは太めで無ければ固定が困難。
高さと奥行は約25~28cmくらいになっている為、上の写真のように側板に吸気口が有り大きめならやや注意。
例として、私が今これを書いているミドルタワーケース(HAF912Adv~)は丁度高さ25cmまで側板の吸気が付いておりふさがる仕様。しかも透明のアクリルなので、横の力が掛かるとぶっ壊れるかも知れない。
キャスターや鉄板が付いている分、幅が取られそうでは有りますが、PC本体を床に置いているなら付けてみる価値有り。特にデスクの隙間に突っ込んでいたり。
私が職場で使っているデスクトップが正にそれで、床に絨毯が貼ってあるので引き出す際に無理な態勢で持ち上げねばならず腰に来そうな事も。
普通の太めなデスクトップなら10kg以上は有ると思うので、特に女性なら無理が有り、引き摺って床に傷が付く事も考えられましょう。
何が言いたいかは、増設や修理では無くケース内の掃除頻度を上げる為。事務所など床が土足ならホコリ以外に土や砂も入ったり、私物では無い為に扱いが悪くなってしまうものかと。
頻繁に引き出すならケーブル類も余裕を持って長くした方が良いと思うので、掃除するついでに背面を見直しましょう。クリーニングはパソコンの故障率を下げる為に有効な数少ない手段のひとつ。
数量に関わらず送料は一律約400円なので複数購入が割安。耐荷重量が書かれていない辺りが上海問屋ですな。
大型モニタをタッチ操作化する機器
貼るタイプは有ったけれど、今回はセンサーで場所を拾うやり方。
大型ディスプレイをタッチパネル化「ポケットホワイトボード」 | マイナビ
http://news.mynavi.jp/news/2012/02/03/091/
ロゴが入っている通りHP(ヒューレット・パッカード)の新製品。価格は1万290円、では無く10万2900円。
23インチ程度の液晶モニタに付ける用に大型ディスプレイとは大袈裟な表現と思いきや、何とプロジェクタで使えとの事。
「HP ポケットホワイトボード」は、受信ユニットを大型ディスプレイや投影用スクリーンの外側に取り付けてPCと接続することにより、ディスプレイやスクリーンにスタイラスペンで書き込みができるようにする製品
イメージが曖昧なのでHPの製品ページへ行くと解説画像有り。
この図で言うと、ノートパソコンに手書きセンサーを付けたりペンタブレットで直接書いては駄目なのでしょうか。プロジェクタの前に立つと影になり映らないと思うけれど。
ホワイトボードに直接書かなければ気が済まないアナログな人用でしょうか。言い方を変えると、パソコン操作に不慣れな人には良さそうでは有ります。
更に視点を変えると、電子白板は10万円以上する為、映写せず書いた物をデジタルデータとして保存出来るなら代用出来そう。しかもパソコンさえ有ればセンサーは1台で済む為、提案通り移動が楽になりますな。
秋葉原で「パソコン自作力検定」開催
有りそうで本格的なものは無かった、パソコン自作検定。
- 「パソコン自作力検定」を受験してみた(AKIBA PC Hotline)
- 聖地秋葉原で「パソコン自作力検定」を受験してみた!(ASCII)
- 「Core i7-2600KのTDPは?」『第1回パソコン自作力検定』(ASCII)
画像はAKIBA PC Hotlineより。
マークシート形式の4択、制限1時間で100問。
どのような問題が出たか、一部書かれているので引かせてもらうと。
- Atomが発売されたのは何年か
- ムーアの法則は何ヶ月周期か
- BTX規格の廃止された西暦
- ATX規格のサイズは何mmか
- 120GB HDD×5台でRAID 5を組んだ際に認識される総容量
- RAID6は同時に何台までディスク障害が起きても耐えられるか
- LGAの“L”は何の略称か
- AGPの“A”は何の略称か
- Windows 95のコードネーム
- 窓辺ななみのキャラクターデザイナーは誰か
これらはアキバPC~の記者殿の記憶の為、やたら難しいものだけ挙がっている気がするけれど、私が解かった問題は2と5と7だけ。
いずれもこのブログを書いていたから偶然覚えていただけで、書いていなければBTOメーカーの現役修理時代でも解らない問題ばかり。
この検定の意図を邪推すると
- パソコン自作検定という名の商売
- イーアリーナ株式会社の宣伝用
- グラビアアイドルの売名が目的
- 自作PCを流行らせるための企画
- 自作がどのくらい難しいか引かせたい
公式サイトはこちら。
パソコン自作力検定(パ自検)サイトへようこそ!
http://www.pajiken.com/
練習問題の5つは結構簡単。記述でも行けるレベル。
- 一つのチップに搭載できるトランジスタが18~24ヵ月で2倍になることを予測した法則は?
- 電源ユニットの信頼性の目安として用いられる省電力化プログラムの名称は?
- メモリのデータ転送に関するエラーの検出と訂正を行う機能は?
- 90nm版Pentium4のコードネームは?
- ケースにマザーボードを取り付けるために使う支持金具はなんですか?
とか言いつつ、5番が4択でも解らなかった件。
上で簡単と書いておりますが、私がそう思うだけで普通の人は知らなくて当然。更に自作PCは組み合わせと配線さえ間違わなければ普通の人でも組立可能。
何が言いたいかは、このパソコン自作検定はどう見てもネタなので、本当にパソコンを自作する事とは無関係に近い知識テスト。
最初の10問は全部知らなくて良く、練習問題も2番を知っていたら良いかも知れない程度で知らなくても問題無し。
「パソコン自作検定」というより「パソコンオタク認定」なので、個人的には高得点を取れる人は凄いと思うけれど、一般的には気持ち悪い人と思われる可能性が高い為、自己満足で終わっておきましょう。
第2回も同じ企画が有るとして100点を取る自信が有るなら、2500円を入場料と考え景品目当てにしても良さそうですな。
AMDがCPUのロードマップ更新など3つ
最後はややマニアックなニュースを3つ。
【PC Watch】 AMDが2013年までのロードマップを公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20120203_509658.html
インテルやAMDのロードマップでは定番のPC Watch。動きの有る時期は、2012年後半からの模様。ちなみに私がCPUのロードマップを確認する際は、「後藤 ロードマップ」でGoogle検索しております。
シーゲート、HDD不足が2012年も続くと予想|Computerworld
http://www.computerworld.jp/topics/561/(略)
Seagateによると、2012年度末には1.5億台の供給不足と予想。Western Digitalは以前の生産数へ戻る時期は第三四半期になるとか。HDD価格は現在落ち着いているように見えるけれど、まだ分からない。
インテル、「Core i5」など新プロセッサをリリース|Computerworld
http://www.computerworld.jp/topics/583/CPU(略)
他のニュースサイトでは記事が出回っていないけれど、地味にCore i5-2550Kなどいくつかの新製品が発売。オーバークロック保証の話も書かれているので、新CPUやOCに興味が有るならどうぞ。
先日、農業をやっている知人より青色申告をパソコンでやりたいというメールを受信し調べてみると、簡単に出来ると宣伝されておりました。
パソコンで納税「簡単」サンズの2選手が体験 - miyanichi e press
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=43561&catid=74
e-TAXのサイトへ行くと確かに簡単そうに見えたけれど、少し進めてみると住基カードとICカードリーダーが必要というハードルを確認。
パソコンに弱いわけでも無い人間がどうして相談して来たのか聞くと、これらを買う為に山を降りる手間が惜しいそうな。
住基カードは自治体によるけれど支所でも発行可能で0~500円くらい、ICカードリーダーはAmazonが2千円前後で販売中。
私は税理士に丸投げするタイプなので無関係では有りますが、電子納税にすると最大4千円控除が有るらしいので申告が必要な人にはお勧め。
この時期になると、確定申告はお早めに などと宣伝が見られるものの、オフラインで受付会場へ行くなら3月に入った辺りが空いているので、本当に早めには行かない方が時間の無駄が少なくなりよろしいかと。
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