オンライン上での実名と匿名。
インターネットはマニアの遊びと言えた昔の当時と比較すると、現在はSNSなどの流行も有り、普通の主婦や子どもでも実名を公開している人が多くなっており、心配はしないけれど危険性について改めて解説。
私が匿名派なので当記事は偏るものとして。
匿名は負、実名は正と捉えられる事が多いと思うので、先に実名の陽の部分、その後に匿名の陰の部分を挙げつつ参ります。
実名は信頼性と信用度が高い?
実名を3段階にすると、
- 漢字フルネームだけは公開
- 顔写真の画像も付けている
- 多くの人が知っている有名人
1.鈴木一郎、これだけなら偽名かも知れないので実名のように見えても匿名と変わらないでしょう。というわけで漢字フルネームのみは実名とは言えない。
住所や電話番号を書いても嘘かも知れない、Facebookなどのアイコンを自分の顔らしき画像にしている人も本物かは不明。
2.上で書いてしまったけれど、その顔は誰の写真か第三者が見ても本物かは判らない。しかし、年齢や性別や周囲との対話から真偽が分かり易くなる段階。
3.範囲の大小問わず、総理大臣のような誰もが知っていそうな人も居るなら、特定の分野の人は知っていても、それ以外の人は「誰?」になれども定義としては有名人。
さて、これら3種類のどの段階まで行けば信頼性が高いと言えるのか。という考え方は誤りで、実名公開している人は1~3のいずれにしても、その名前に付随する責任の価値を訴えているわけですな。何となくの人も居ると思うけれど。
例として、私(ヒツジ先輩)が本名を織山信中として、適当に拾って来た男性の写真を掲載し、東京都墨田区在住でサイクリングが趣味な32歳6ヶ月とか書いたとしましょうか。もちろん全部嘘なので、ここに信頼性などは無し。
Twitterでは、なりすまし防止の為に水色のチェックアイコンが出ているけれど、あれもどのような審査か知らない一般人には100%信頼出来るとは言えない。
実名や顔写真を公開しても、私のようなまず疑って掛かる人間には何ら意味は無く匿名と同じ。
このような考え方は私のみでは無く、割合でいうとインターネットより前、1900年台のパソコン通信とか草の根ネットがオンライン遊びに主流だった頃からの人なら多くはそう感じているはず。おそらく。もちろん若い人もそう感じる人はいるはず。多分。
というわけで、実名や顔を晒す価値が薄いと考えている為、私は次の匿名の利点を大きく見ております。
匿名で障壁の無い情報発信
匿名と言えば2chが有名。それに限らず質問掲示板やTwitterなど様々な場所で匿名として実名を避けている人が多いもの。
匿名には段階は無く、単に実名では無いというひとつだけで、私も本名が羊 先輩なわけはもちろんございません。引き合いに出しても茶を吹いて終わると思うので遠慮なくやらせてもらうと、コメント常連のTakaQさんも高 九などの名前では無いでしょう。
さて、匿名が批判される理由を適当に3つ挙げると、
- 無責任な発信が多い
- 負の感情や他者を傷付ける
- 信憑性に乏しく、何かとうさんくさい
逆へと言い換えると、
- 何でも言える(書ける)
- 感情も込めて発信できる
- 信憑性薄い?本当にそう思っているのか? by.私
私は古い考え方のネットワーカーなので後者の考え方。前者はFacebookで子どもの成長記録を垂れ流しているような現代風な考え方、と感じており、いずれも間違ってはいないでしょう。
では本題。当サイトは匿名の利点が出まくっていると思うので2例。
現在の匿名を実名にするとどうなるか?
匿名キャラ「ヒツジ先輩」の主な仕様は、(自称)元BTOパソコンのメーカーのPC修理担当者で、デスクトップ以外にもノートPCの数千台の修理経験が有る。
私がいくら本当だと言えども実は嘘かも知れない。
真偽はヒツジ先輩以外の人間が判断する事で、疑われようと私本人には全く関係の無い事。信じるならどうぞ、信じないならご自由に、というだけ。本当に信じて欲しいのなら実名どころか写真入りの身分証明証と年金手帳を手にTouTubeデビューでもするでしょう。
しかし私は実名やメーカー名でそれを証明しようとは思っておらず、過去に書いた記事や私(ヒツジ先輩)の考え方を読み真偽を判断すれば良いと思っている、これが昔の匿名当たり前なオンラインでのやり方。
- 自分の居たメーカー名を書いたなら?
- 実名を公開してブログを書いたなら?
2つに共通する事は、実名の利点とされる信頼性や責任感より、情報発信や考え方に大きな制限が掛かってしまう難点が発生。
例として、仮に私が元「ドスパラ」の「PC修理担当の社員」で名前が「佐藤次郎」だとしましょう。
当サイトの過去記事がどのような捉え方になるか。
- ドスパラのこのPCが凄く良い・・・元社員の擁護?
- ドスパラのこのPCがクソ構成・・・クビにでもなった腹いせ?
- DELLのAlienware有り得んわ・・・元競合社員が他社批判?
職歴を晒す事で擁護系記事の信頼性は低くなり、批判すると書き手が人間として下衆だとも思われかねない。
実名を公開すると、修理担当者として修理依頼顧客へフルネーム入りの報告書を出していたとするなら、それがスキャナやデジカメでTwitterなどへ公開されると、更に信頼性は落ち、佐藤次郎としてオフラインでの生活にまで支障を来たすでしょう。
ヒツジ先輩がどこのメーカーに居たのか公表しない事により、過去記事で多くのメーカー批判やPC構成の好評化が正直に書けるわけで、実名を出さない事でその壁は高く固くなっているという匿名のファイアウォールのような利点。
もう一つの例として、仮想TakaQさん。
私はTakaQさんが何者か知らないし知ろうともしないので、本当に誰なのか全然知らないけれど、コメントの内容でサーバ関連でかなり技術力の高い人と見ております。
仮にTakaQさんが「日本IBMのサーバ事業統括部長」とかだったとしましょう。営業の平社員でも何でも結構、とりあえずIBMという大企業所属として。
もし社名を出してしまった場合、もし実名でコメントしておりTakaQさんの本名を知っている人がここを見てしまった場合。その人が日本IBMとサーバ保守契約している会社関係者だったなら。
ここで無料でアドバイスしている事が契約では高額な請求となるなら、金を払っている側は納得されず問題になるかも知れない。
ヒツジ先輩やTakaQさんが個人情報を出さない理由として、匿名ならば情報発信の範囲が実名では出来ないレベルになっておりましょう。
実名ブランドvs自由な匿名
実名公開しつつ匿名を批判する人は単なる情弱で、自分で嘘を嘘と見抜いたり、匿名の書いたものでもこの情報は真であると判断出来ない為、匿名やめてくださいと泣きついているようなもの。私から見たならの話。
実名推奨な人による「匿名は責任が無い」という言い分は、匿名を単に嫌っている、もしくは「自分は実名で活動したいけれど、全員実名で無ければ叩かれるの怖いから」という自分勝手な言い分とも考えられるかと。
私は過去何度か書いているように嘘は書かないし誤りは認めるを有限実行しております。実名か匿名かは責任とは関係無いという意味。
実名と匿名の併用は上級者用
では良い所取りとして、Facebookやmixiは実名顔写真入りで家族や友人の写真が満載のプライベートアカウントとし、Twitterでは匿名で変態趣味を大公開する馬鹿やり放題アカウントを使ったとしましょうか。
これが現在問題になっており、店の大型冷蔵庫へ入ったとか食材の上で寝た、飲食店の醤油を鼻へ突っ込んだなど騒いでいたけれど、そのような本物の馬鹿には興味の無い私でも彼らの顔、人により名前や学校まで聞いた事がございます。
仮に私がそのような馬鹿をやったとしても、アップロードする画像の顔は隠すだろうし、実名や職場までは簡単には出ないはず。その理由は私がオンラインでは匿名を基本としている以外、Facebookやmixiでさえ個人情報を公開していない為。
彼らは気の毒な事にmixiなどには個人情報を書いていたり、Twitterで名前は書かないものの顔出しした上に同じ大学の人間とオンライン上で交流が有ったなどの原因での身バレ。
個人的なお勧めは、インターネットで実名を公開しているなら匿名での活動は控える、匿名で遊びたいなら実名はどこにも出さない。
自分のみなら良いけれど、大炎上した際に大手ニュースサイトにまで取り上げられようものなら、その情報は恒久的にウェブ上に残ってしまい、18歳で馬鹿をやった大炎上が20年後の38歳の時、それを見た子どもから馬鹿にされてもおかしくない。
昔の人間から見ると、オンラインをなめすぎているとしか映らない。
何の特徴も無い普通の人が、くだらない事でもいきなり新聞の一面に出てしまうほどの威力。それは紙のようなアナログでは無く劣化しないデジタル情報であり、瞬発力と継続力を兼ね備えた協力な情報媒体がインターネットと私は解釈しております。
実名化がオンラインの良さを壊す(まとめ)
実名の難点と匿名の利点を混ぜて3つにまとめると。
- 実名は発信の範囲と濃度が制限される
- 匿名と実名の責任や信頼性は無関係
- 匿名文化こそがオンライン上での利点
改めて真面目に考えてみると、実名の良さは危険性に打ち消されて微塵も無く、自ら公開するものではないと実感。
こう言うと「実名にしてくれなければFacebookなどで検索できない」という人が居ると思うけれど、オフラインで付き合いの無い人間と連絡しようとする手段は新しいのかも知れないけれど、ストーカー的として気持悪がる人も居るでしょう。
本当に中身の有る人間なら匿名でも信用され責任を認められるのだから、(利益目的では無いなら)リスクを背負ってまで実名で危ない橋を渡り続けなくてよろしいかと。
おまけ:実名顔出しが「世知辛くなった」原因と思う
以前コメントで(確か庶民Aさんが)「Twitterでこの程度の馬鹿をやったくらいでニュースで晒されるとは」のような書込をされたと記憶しているけれど、これも当たり前のように個人情報を晒している事が原因と感じております。
馬鹿をやる->調べられる->身バレする->炎上->拡散->大炎上。馬鹿には馬鹿が飛びつくもので、匿名なら「調べられる」の段階で詰まる所が一気に誰なのか判ってしまい学校などへ通報してしまう。
もし個人情報が無く、顔にぼかし、どこの店か判らない、この状態で冷蔵庫に入った人間が居たとしても話題にはしないでしょう。理由は誰がやったのか晒し者にできず「つまらない」という下衆な思考から。
祭りへ便乗、正義感に満足、その結果、被害者のはずだった店舗が閉店や廃業。実名の危険性を知らなかった馬鹿その1は大馬鹿なものの、便乗して店を潰す拡散した馬鹿な人達も加害者のひとり。
実名は無責任な人が少ない、匿名には無責任な人が多い。いずれにしてもオンラインゆとりが増えてしまい収拾が付かなくなって来たのでしょう。
>実名は信頼性と信用度が高い?
私からすると、実名を使う際は読む側より書く側の意識が変わりますね。匿名だとその場その場に合わせてキャラクタを変えて書けば良いですが、本名だと世界にひとりしか居ない一個人として書く事になりますから、確度の高い情報を発信する気が特に強くなります。
ただしこれは始めの何回かだけで、自分のキャラクタを確立して以降は、匿名だろうと実名だろうと同じスタンスで書き込む事になりますが。
ただ質問掲示板の場合、ハンドルネームが「yasui893」より「安井春吉」のような漢字名の方が、書き込んでいる内容が同じなら信用度は高い印象を受けます。あくまで印象ですから、結局は内容如何の問題ですけれど。
>Twitterでは、なりすまし防止の為に水色のチェックアイコン
これは初耳。Twitterを始めてから2年くらいになりますけれど、適当にツイートを投げるだけで機能には興味がありませんでした。匿名性が売りなのに、なりすまし防止というおせっかい機能があったのですね。
>実名の利点とされる信頼性や責任感より、情報発信や考え方に大きな制限が掛かってしまう
これがかなり面倒なため、私は自分のブログでハンドルネームでさえ公開していないのですよね。誰が書いているのか全くの不明状態。おかげで何の縛りなく、自由に文章が書けます。
>匿名ならば情報発信の範囲が実名では出来ないレベル
とりあえず、自分の会社がどうたらこうたらをコメントで書いている私は、個人を特定されると懲戒処分です。
>インターネットで実名を公開しているなら匿名での活動は控える、匿名で遊びたいなら実名はどこにも出さない。
これ、実際はとても難しいですよね。ACの「彼氏の元カノの元カレの元カノの~」ではありませんけれど、自分の友人の兄の奥さんの友人の子供の同級生が馬鹿をやって、自分へ飛び火しない可能性はゼロではありませんし。
友人が暴露ウイルスに感染しただけで、私の個人情報は住所から氏名から出身校から、あげく子供時代の思い出から全て世界中に発信されますよ。
>「Twitterでこの程度の馬鹿をやったくらいでニュースで晒されるとは」
騒ぐのは良いと思うのですよ。こんな馬鹿なことやってる奴がいるよギャハハハ、くらいなら何の問題もなし。面白いこと、馬鹿なことをやっているのだから、皆で笑って馬鹿にして盛り上がるのは当然ですし。
で、そこで笑って馬鹿にするイベントへ参加しているお前が、どうして祭りの主催者を血祭りにあげるんだ、という。見下してあざ笑おうが賞賛して馬鹿笑いしようがどうでも良いですけれど、ああ楽しかった、で終わらず攻撃側に回るそのエネルギー源がどこにあるのかな、と不思議に感じるのですよね。
>1900年台のパソコン通信とか草の根ネットがオンライン遊びに主流
真っ黒画面に「Hello」のテキストが送信されて来て万歳してた頃やw
>羊 先輩なわけはもちろんございません
ソレ、おとなりの漢字文化圏の名前で普通に居そうだから困るw
>高 九などの名前では無いでしょう
アンチエイリアスが効いてなくて一瞬「丸」に見えたんだが音読みがヤバイな
>Facebookで子どもの成長記録を垂れ流しているような
良く解らんのだけれどもこういうのはさ、いったいどうして欲しいの?
超絶天才そうなお子さんですねーとか言って絡んでけばいいのかなw
>写真入りの身分証明証と年金手帳を手にTouTubeデビュー
ニコニコがいいかもしれない、「身分証明公開してみた」的な何かw
「ちょw、コレ」とか言うスレタイで2ちゃんに貼られて炎上待った無しw
>「日本IBMのサーバ事業統括部長」とかだったとしましょう
なるほどコレじゃLenovoに身売りするのも当然d よーし、表 で ろ
>実名推奨な人による「匿名は責任が無い」という言い分
間違いなく責任が無いってことは無いですなw
だって犯罪予告やら犯罪自慢晒すアホが普通に逮捕されてますし(白目)
もっとも、法整備がまだ最適化されて無いことは確かですけれども
>気の毒な事にmixiなどには個人情報を書いていたり
普通に(頭が)の一文が文頭に脳内自動補完されてワロタw
>オンラインをなめすぎているとしか映らない
コレに尽きるでしょうな
まるで怖さを感じてないところとか、見ているこっちが怖くて仕方ないものw
>実名の良さは危険性に打ち消されて微塵も無く、自ら公開するものではない
思うに(匿名が前提の)オンライン最大の利点は、実名であったなら到底世に出て来ないであろう情報が普通に流れていて、それを知ることができる点でしょう
そら確かに、実用的なものから悪用できるもの、はたまた半日腹抱えて笑えるような他人様には晒せない馬鹿っ話まで、倫理や法の是非を問わず多様性に富んで存在してるのだけれども、このφのデカさ濃さこそが抽出元として最高の素材なんであって、ソレをどう使うか活かすか、ソコから何を作るか取り出すかはまさに人次第なんだから、潜在的な可能性は半端じゃないよ、源流のφを細く薄くするとかもったいないよというお話
>どこの店か判らない
ポイントはここですな、基本的に店舗が特定されてコトに至ってますし
仮に匿名であっても店がわれた時点でバイトや店員ならフルオートだもの
もっとも、店でやっているのが判るゆえにモラルに囚われないオレかっけーをアピールできるわけだから、バカッターアピールをしようと思った時点で詰んでるんですがねw
>オンラインゆとりが増えてしまい収拾が付かなくなって来た
そのゆとり様ご一行の華麗なる自爆自炎デビューの増幅装置として、各SNSツールがやたらと効いてんじゃないですかね
PCでのオンライン経験を経ずにスマフォやタブレットから入った層は、特にこの傾向が強いのじゃなかろうかと
義務教育でネットリテラシーをまじめに考えないかん時にきとりますな
私も断然匿名派です。私は名前と顔はもちろん、年齢、性別、住所、電話番号、家族構成、職業、学歴、いずれも公開しませんよ。
>実名や顔写真を公開しても、私のようなまず疑って掛かる人間には何ら意味は無く匿名と同じ。
Twitterなどではそれが本名だと確認できる手段がないのですね。「○○大学の教授」とか「イギリス在住」とか「海外留学経験あり」とか言っていても嘘かもしれない。
>匿名には段階は無く、単に実名では無いというひとつだけ
2chみたいに誰が発言したのか分からない完全匿名と、このサイトのようにコテハンがあり、誰が何を発言したかは特定できる場合があります。
>私も本名が羊 先輩なわけはもちろんございません。
>コメント常連のTakaQさんも高 九などの名前では無いでしょう。
私の本名は「窓辺ありにゃん」ですw 窓辺という名字は聞いたことがありませんがw
>無責任な発信が多い
2chみたいに名無しが許されてる場合には言えるでしょう。一方、コテハンも一種の権威なので、自然と責任は出てくると思います。一方、実名でも無責任な発言をしている人はいますし。
>負の感情や他者を傷付ける
政治的な話題をするときは匿名のほうが有利だと思います。実名を出すと、アンチや工作員に個人情報を晒されたり、ストーカーに合わせれたりする可能性が高まるからです。
>信憑性に乏しく、何かとうさんくさい
大学教授やジャーナリストがデマを流していることもありますしw 実名だから信憑性が高いとは思えません。匿名が信憑性が低いのならば、新聞記事だって匿名記事が多いので、信憑性が低いってことになりません?
>Facebookで子どもの成長記録を垂れ流している
将来子供が成長して世界中に自分のことがばらまかれていることに気付いたら、その子供はどう考えるのでしょうか?
>私がいくら本当だと言えども実は嘘かも知れない。
私「ありにゃん」がプロフィールに書いているスキルも嘘かもしれないってことになりますなw
>過去に書いた記事や私(ヒツジ先輩)の考え方を読み真偽を判断すれば良い
後は正当なロジックや根拠か信憑性の高いソースを出せるかでしょうね。いくら実名でもこれらが出せなければ嘘だとみなされます。最近のネタですと、「ロシアの極秘資料で見た」レベルではダメってことですw
>実名の利点とされる信頼性や責任感より、情報発信や考え方に大きな制限が掛かってしまう難点
年齢や性別や住所や学歴でも大きな制限がかかってしまいますね。
例えば私が「自衛官」で、名前を「有栖川絵奈」、年齢が24歳、性別は「女性」としましょう(モデルは「機動戦士Ζガンダム」の登場人物「エマ・シーン」。ある人にエマ中尉に似ていると言われたため。私自身はガンダムを見たことがないので詳細は知りません)。
有栖川絵奈としてブログで以下のような記事を書いた場合。
男を批判する記事を書いた場合…これだから女はダメだ。
女を批判する記事を書いた場合…女のくせに女を批判するのか!
核兵器保持に賛成する記事を書いた場合…やっぱり自衛隊は戦争をしたがっているのか!
徴兵制に反対する記事を書いた場合…自衛隊のくせに反対するのか!
ブラック企業批判をする記事を書いた場合…これだからゆとりは…。
職業、性別、年齢を出すことでレッテルが貼られてしまいます。
>元「ドスパラ」
ヒツジ先輩がいたメーカーはドスパラじゃないってことになりますなw
>IBMという大企業所属
MSやオラクルといった所属を公開してブログを書いている人もいますな。「個人の見解であり、社を代表しているわけではありません」と書いてありますが、やっぱりその会社を代表していると思われがちですね。
>自分で嘘を嘘と見抜いたり、匿名の書いたものでもこの情報は真であると判断出来ない
こういう人はマスコミの言うことやネット上のデマを鵜呑みにしやすい傾向があると思いますね。「誰が言っているか」ではなく「何を言っているか」かで判断するべきです。
>アップロードする画像の顔は隠すだろう
私だったらアップロードすらしませんw
>インターネットで実名を公開しているなら匿名での活動は控える、匿名で遊びたいなら実名はどこにも出さない。
「コテハンを使っているなら、名無しでの活動は控える、名無しで遊びたいならコテハンはどこにも出さない」とも言えますね。名無しでやらかした場合、コテハンにも傷がつく可能性がありますからね。また、2つ以上のコテハンを使い分けている人もいますが、これも上級者向けですね。
>18歳で馬鹿をやった大炎上が20年後の38歳の時、それを見た子どもから馬鹿にされてもおかしくない。
就職にもひびきますからね。
>実名の良さは危険性に打ち消されて微塵も無く
実名のメリットが思いつきません…。確かに「オンラインのコネ、オフラインのコネが相互に使える」というメリットもありますが、ストーカーに合いやすい、というデメリットと紙一重です。
>「実名にしてくれなければFacebookなどで検索できない」
私は気持ち悪いですね。
>便乗して店を潰す拡散した馬鹿な人達も加害者のひとり
結局冤罪だったってこともありますしね…。
>オンラインゆとりが増えてしまい収拾が付かなくなって来た
若者だけではなく、いい大人にもいるから困ります。
ここからは個人的な意見です。
政治的な発言をする際、実名を出したらデモなどの政治的活動をするときにはプラスになります。実名や顔を出して政治的な発言をされる方も多いです。しかし、逆にアンチや工作員に個人情報を晒される危険性、ストーキングされる危険性、家族にも危害を加えられる危険性が高まります。実際、同志が集まってオフ会に参加した写真を2chに晒されてアンチや工作員の格好の餌食になったことがあります。
また、ボカロ界隈でも同人イベントやオフ会がありますし、顔出しするボカロPや絵師なども増えています。私は一切イベントには参加しませんし、したとしても「ありにゃん」であることは伝えません。ボカロで作品制作を始めたとしても同人イベントで作品を頒布することはないでしょう。
オンラインでのコネがオフラインの使えないことはマイナスですが、逆に匿名、コネがないからこそだから言えることもあります。実名と所属を出して政治的発言をすると白い眼で見られるかもしれませんし、「○○たんペロペロ」と発言していたら「キモいオタク」と見られるでしょう。
私は、Twitterと某会員掲示板しかやっておらず、オフラインのコネを使えない、オンラインのコネをオンラインに生かせないのは大きなマイナスですし、ブログのアクセス数を伸ばすには不利ですが、私の正体を知らない」っていうのはそれよりも大きなプラスではないでしょうか。
修正
×私の正体を知らない」
○「オンライン上の誰も私の正体を知らない」
実名と匿名、ときっちり分けられるものではないと思うんですね。
というのも匿名、というのは大きくわけると2つあって、完全に名前がない2chの名無しのような匿名と、「ヒツジ先輩」「Xenet」のような、実名ではないけれど一応人間を識別できる名前を持っている、言うならば偽名という場合があるかと思います。
偽名は一人とは限らない(Xenetが複数人だったりする)可能性がありますが、完全な匿名のように全くバラバラというわけでもなく、通常は1人として扱って問題がないかと。
で、実名から完全匿名に向かうにしたがって、特に「荒れている」とか「炎上している」場合に悪用できてしまうんですね。
例えば何を言っても逃げてしまえるし、1人で複数人を装って叩くこともできる。これらは「偽名」ではできたとしても多少面倒、完全な「匿名」ではやりたい放題、というように、明確な境界線があるわけではなく、完全匿名に近づくにしたがってやりやすくなるという話。
匿名を批判する人は、匿名自体というよりは匿名の人のこういう行為を批判しているのかと思います。
そのため、
>実名は発信の範囲と濃度が制限される
>匿名と実名の責任や信頼性は無関係
>匿名文化こそがオンライン上での利点
という点については仰る通りなのですが、匿名を悪用する人間もいて、そういう点が許せないよ、というのが匿名批判かと。
まぁ、どちらにしても使い方次第、でしょうね。
実名を出す最大のメリットはありにゃんさんの仰る通り「オンラインのコネ、オフラインのコネが相互に使える」というところでしょう。
例えばfacebookで実名で登録しておけば、普段会わない友人知人が勝手に見つけてリクエストを出してくれる。ヒツジ先輩の仰る
>オフラインで付き合いの無い人間と連絡しようとする手段は新しいのかも知れないけれど、ストーカー的として気持悪がる人も居るでしょう
というのもごもっともですが、SNSの一番の利点は普段なかなか会えないような遠方の友人や何年も会ってなくて連絡先も分からなくなっていた知人と気軽にやり取りできることかと思っています。
なので、ネットの世界を現実と完全に切り離したければ匿名(偽名)、ネットの世界を現実の一部としたいなら実名で良いんじゃないでしょうか。
私も基本的には匿名に賛成です。
Facebookもやってはいますが、ほとんど隠してますし、当り障りのない情報しか流してません。
個人的な知り合いとかならメッセージなどでこっそり伝える派です。それすら危険と感じることもありますが。なぜかSNSで伝えたメッセージは公になることも多いです。それメッセージで伝えた意味ないやん。笑
とはいえ、匿名だからと言って必ずしも無法図になってはいけないと思っています。こちらのコメントに書く際にも投稿の際は必ず一度見なおすなど、自分なりのマナーを作っているつもりです。
ヒツジ先輩様も以前おっしゃっていたように、ご自分の影響力を考えると…という思いにも似たようなものかもしれません。
匿名とはいえ、自分のもう一つの人格として、うまく制御しなくてはならないと思っています。
ところで、私は前の職場でシステムリプレースの際IBMサーバーを入れてきたんですが…。w
わたしも実名公開派か、匿名派か言われれば100%匿名派なんですが、
そもそも実名を公開していれば責任感があって、匿名の書き込みは無責任だ。
という考え方が少し違うのではないかと思います。
なぜならハンドルネームを使っていても、ここの常連さんのように
常に1つのハンドルネームで意見を書き込んでいる方は、責任感を持って
発言されていると思いますし、実名で書き込みやブログに意見をUPしても
叩かれるまで、自分が書いた意見に対しては必ず責任がついてまわるのだと、
理解しないで無責任に意見を書いている人も、決して少なくないからです。
私はネットゲーム上でも、年齢、性別、住所、電話番号は、公開してません。
それは公開しないことで広がる繋がりというものがあるからです。
例えば全公開だと、どうしても年齢の近い人や、同姓と集まりがちで、
最初から知らなければ気にしないで付き合えるのに、知ってしまうと、
年齢の離れた人、まして異性だとなんとなくギクシャクしてしまい、
結局、リアルとあまり変わらないコミュニティーになりがちですし、
意見も当たり障りの無いものが多くなってしまいます。
年齢や性別を非公開にすることで、そうゆう条件を気にせずにつきあえるから
小学生と社会人が親友になったり、中学生のリーダーに社会人が怒られたりw
というような付き合いも生まれて来る。それが楽しいと思うので。
>Facebookで子どもの成長記録を垂れ流している
個人情報出す派の中には、自分がかかわった他人の個人情報を自分の情報の様に扱う人がいますね。
「○月○日にお隣の○○さんと2泊3日の旅行☆」とか「親友の○○と合コンなう」みたいな。
私が実はゲイツのマブダチでジョブズの良き相談相手だったとかばれたら困るんだけどなー超困るんだけどなー
>自分で嘘を嘘と見抜いたり
実名だろうが匿名だろうが結局はこれですよね。
「信じるか信じないかはあなた次第」というやつです。
ちなみに私は萌え絵とか描きませんよキモチワルイ、だいたいペンタブなんか持ってませんし、液タブですかへーカッケー(棒)、クリスタ?クリスタルの略?「ル」くらい言えよw、アニメとかわけがわからないよ
>オンラインをなめすぎているとしか映らない
中二病発現時にはネットでの発信が当たり前になっている今の少年少女は少し可哀そうだと思います。