正確にはChromium派生ブラウザ。
AvastがAvast Secure Browserというもちろん無料なブラウザをリリース。元々は有料サービスの付属ブラウザであり分離した形らしく、単体でも使えるなら試してみようと思い。
結果、3日でアンインストール。
Chrome系のブラウザAvast Secure Browser
公式はこちら。
Avast Secure Browser | Private browser from Avast
https://www.avast.com/secure-browser
オレンジのボタンを押せばダウンロード。
そしてインストール、は良いのだけれども、下の画面出た瞬間に起動していたChromeブラウザが問答無用で閉じられる仕様にてイラッとポイントその1。
見た目の違いは最初からAvastの拡張が存在。そして聞かれていないのに勝手にChromeのブックマークを全部取り込みやがりイラッとポイントその2。
拡張は以下の通りでほぼ全部要らない。
Adblockは良いのだけれども、アイコンで表示されクリックで広告表示を解除できる方が良いのでやはり要らない。何に期待したかはVPN機能。
Avastアイコンを押すとこのタブが開く。
最上段の左から3つ目、アバスト セキュアラインVPN、これを使ってみたかった。日本(東京)にもサーバーがあるので速度どうなのだろう的な興味本位。
ところがFREE DOWNLOADを押すとこの画面に。
これはAvastの無料ウィルス対策ソフトのダウンロード画面であり、ESET入れているので使うわけには行かない。
もしかして単品が無料になったのかと予想しVPNの方へ行く。
どう見ても試用期間7日、その後は有料にてイラッとポイントその3。
Chrome亜種ブラウザとしてしばらく使ってみようと思い4~5回目の起動時に何か窓が出現した。
上はお任せ、下はカスタムで、標準ブラウザにするか、ショートカット作るか、自動ログインするか、全て要らないので全部チェック外してCONTINUE。するとなぜか勝手に標準ブラウザになってくれてイラッとその4。
Windows 10並の勝手さに嫌気がさしてアンインストールすると、勝手にChromeブラウザを開きアンケート画面になりイラッと5。
二度と使わないし、他のAvast製品も使わないと決意した。これはAvastの有料製品の宣伝用ブラウザだと思っております。
私が利用中の他のChromiumブラウザ3種類
Chromiumとは、Chromeもここから作られているオープンソースというやつで、プログラムの素の状態で無料公開されているため、やろうと思えば個人でもChrome系ブラウザを作成できてしまう仕組。
それを利用するとどうなるかは、Chromeには無い機能を付けたり、不要な機能を削除したりが可能であり、同じChrome系なのでChromeブラウザの拡張が使える利点がございます。
1.SRware Iron
source:SRWare Iron - The Browser of the Future
匿名性と個人情報送信を削り落としたらしいドイツのブラウザ。
良いのだけれども、アップデートが自動ではないので凄く面倒。新バージョンを入れ直すか非公式の別のツールを入れなければならないため先月アンインストール。
現在は超低性能なスティックPCに最新版を入れており、Chromeでは無理だったYouTubeの再生ができているので本当に軽いのでしょう。アップデートはしない。
2.Vivaldi
source:Vivaldiブラウザー | 早くて柔軟性の高いウェブブラウザー
Operaから乗り換えたブラウザがこれ。
Operaの元CEOがChromiumで一から開発したらしく、画像左下にある通りカスタマイズによりユーザの好みに仕上げられる点が特徴。
ところがこれはこれでアップデート頻度が高すぎてうざい。週に2回もアップデートして良いかと聞かれた。設定は自動か手動かで自動にすると問い合わせて来るので消すか迷い中。
機能も独特なのでこれに慣れるとChromeが使いづらくなりそう。しかも私はブラウザは基本的に何もカスタマイズしたくない派なので方針が合わない。
3.Kinza
source:安全なウェブブラウザKinzaとは? | ウェブブラウザ:Kinza
Vivaldiから乗り換え候補がこちら。
まだ1ヶ月程度しか利用していないので何とも言えないけれど、今のところはアップデート関連で不満は無く、見た目もChromeとどこが違うのか判らないほど同じなので何ら問題無し。
なぜ私がいくつものChromiumブラウザを使うか?
Chromeより良いならばそれをメインにしようと思っているためで、どれも普段使うよう工夫しております。
- Chrome・・・ヒツジ先輩用
- Vivaldi・・・職場のアカウント用
- Kinza・・・プライベート(私個人)用
簡単に言えばログイン用パスワード以外、ブックマーク(Googleアカウント)がそれぞれ違う、用途が違う。
使う気がしないブラウザも3種類
- Safari・・・Windows版はサポート終了
- Opera・・・中国のヤバい企業が買収した
- Sleipnir・・・タブがサムネイル画像はあり得ない
Safari軽いしOperaも良かったけれど、Apple様がSafariやめてくれたのでセキュアなサイトでログイン出来ないなど支障が多発しアンインストール。そしてOperaは中国企業が買収、そのお買い上げ組織がどのくらいヤバいかはこちら。
Operaを買収した中国「奇虎360(Qihoo)」が只者じゃない件:IT速報
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/48808358.html
3行で。
- LINEアカウント流出
- ウィルスばら撒く
- Jword
Sleipnirはインターフェイスが無理。
中央上部のサムネイルがタブ代わり。これで良い人も居るのだろうけれども、同じサイト内のページを複数開く事が多いのでどれがどれなのか、文字でなければ判らない。
GoogleがPC&モバイル市場を制圧すると思う
この記事を書きつつ解った気がする事として、これマイクロソフト気付いているのだろうかと思う点は、GoogleはモバイルはOSで、PCはブラウザで世界制覇を狙っているはず。
意味解らないならこれで。
- PC市場:WindowsとMac・・・Chromeブラウザ率上げる
- モバイル市場:AndroidとiOS・・・Chromeブラウザを標準に
太字にした部分がポイントで、AndroidとChromeは親和性が高く、いずれChrome OSとAndroidが合体するとか噂もあったほど。
どうなるかは、Androidアプリを使う人はChromeの拡張でも同じ機能があるとか同期できるならば、Googleの各種サービスを使いまくり慣れまくる。
そのためにはブラウザとAndroidを広めなければならない。
- Chromeブラウザ・・・タダなChromiumブラウザが増殖中
- Android OS・・・タダでばらまいており誰でも搭載可
これが上手く行けばChrome OSで本気出す時が来るはずで、今はまだPC世界シェア約9割のWindowsユーザを取り込み、Androidユーザを増やしている状況。
Chrome OSを広める段階になる時は、多くの人がChromeブラウザの拡張を利用したりAndroidのアプリを利用。拡張はChrome OSになるとアプリに置き換えられるとするなら狙いはそこ。
- 対iOS用アプリが現在のAndroidアプリ
- 対Windows用アプリが現在のChrome拡張
- iOSとMacはChromeブラウザを慣れさせている
「Chromeブラウザの拡張はタダでは?」と思うならそうでもございません。無料が多すぎるだけで有料も存在。
Androidユーザがアプリ慣れすればするほどiOSから遠ざかり、WindowsユーザがChrome系ブラウザに慣れるほどWindowsストアから遠ざかる。
いずれ「アプリ(拡張)とブラウザがあれば良い」まで来たなら、Chrome OSはブラウザ型OSと言えるほど他の事は何もできないレベルながら主役になり得ると推測しております。
そうなれば、シェア数%のMacならiOS、シェア9割超えのWindowsならAndroid->Android+Chrome OSがWindowsから置き換わる、になるのでは無かろうか。となればGoogleドライブ大勝利。
マイクロソフトはなぜオフィスやEdgeブラウザをAndroidで出すのだろう?と思っていた謎が解けたかも知れない。オフィス離れ、Edge離れ、Windows離れが怖いのでしょう。知らないけれど。
そのためにWindows 10へ要らない機能や余計なソフトをぶち込みまくるのは全然間違っているのに気付かないのか。
たいていのブラウザには、閲覧履歴やCookieを残さないなどの機能を持つプライベートモードが搭載されていますから、ブラウザ単体でセキュアを名乗るならそれら機能を大幅に超える性能が欲しいですね。
>公式はこちら
ヒツジ先輩が張ったリンクだと英語サイトですが、.comではなくco.jpでも配布していますから、サイトが英語で不安ならco.jpの方からどうぞ。
アバスト セキュア ブラウザ | アバストのプライベート ブラウザ
https://www.avast.co.jp/secure-browser
>これはAvastの有料製品の宣伝用ブラウザ
標準でAdblockとそのフィルタが適用されているなら、普段はavastのSecureBrowser、安全だと確信したサイトはEdgeやFirefoxなどChromeとは別エンジンのブラウザ、と使い分けるのはアリといえばアリ。私がブラウザを使い分ける時は、基本的にレンダリングエンジンの異なるブラウザを選びますから、Chrome系はせいぜい2つまでが限度ですけれど。
>Kinza
初めて知りましたw
リアル知人とのチャット、Amazon、ヨドバシなど、プライベート用ブラウザーとして早速使ってみましたw
ちなみにKinzaって「金座」が由来なんですねw 金座は日本橋の今の日本銀行のある場所にあって、作っている会社が日本橋にあるからだそうですw