developer(デベロッパー)とは、開発者の事。
IT関連ではソフトウェアを指す事が多く、マイクロソフトのCEO(最高経営責任者、社長のようなもの)のバルマーさんは、毎回 Microsoft Developer Forum というイベントで3連呼。開発者有ってこその未来という意味だそうです。
ところでバルマーさん、Vistaをミスった責任は取らないのでしょうか。
Windows XP 英語版の発売が、2001年11月25日
Windows Vista コンシューマ向けの発売は世界同時で、2007年1月30日
ビル・ゲイツは会長、替わってバルマーCEOになった時期が、2000年1月13日
Vistaの失敗は、あんたじゃないのか?という事です。
XPから5年後にVistaがリリースされていますが、developer連呼する割にXPの後の事を忘れていたのではないかと思える程の開きっぷりかつ未完成で明後日の方向。これのデバッグのようなサービスパックがWindows7です。どちらも私は持っていませんがそうでしょう。
2009年1月に5000人レイオフ、11月に追加で800人など言っていますが、自分をレイオフした方が良さそうです。しかしWindows7のスタートは好調との事。ワンマン社長の善し悪しを勝手に評価します。
今回は「検索」市場が絡むため、私の記事にしては若干難しい内容です。
Windows7の滑り出し好調は大袈裟
Windows 7は“すばらしい滑り出し”――マイクロソフトのバルマーCEOが来日会見 : [特集]Windows 7 - Computerworld.jp
http://www.computerworld.jp/topics/win7/166969.html?RSS
「販売の出足はきわめて好調だ。発売後10日間の売り上げはWindows XPやWindows Vistaなど、Windowsの過去の実績をはるかに上回っている」
XPの発売を私が気にしていなかった理由は、Windows2000が優秀だった事。時々固まるのはWindowsだからだと諦めていましたが、1年経ちXPへ乗り換えて固まらないWindowsを体験し驚きました。2000とXPのカーネル(基盤)は同じで、違和感無く使えました。
Vistaの発売当時、私は修理現場に居たため興味は有ったものの、事前情報でCPUやメモリの標準スペックが有り得ない程上がっており、メモリ512MBや下手なCeleronを積めばまともに動かないという話を聞いていました。時代を先取りし過ぎたのかと思いましたが、単なる未完成OSだったという事。Vistaと7のカーネルは同じ、Vistaユーザには違和感無く使えているようです。
この有様から考えるに、XPの発売当時は2000からの乗り換えがほぼ必要無く、Vistaは高級仕様のため自作ユーザが引いており、普及は停滞していました。
だいたい、XPが出た9年前と今ではPC本体やモニタの単価が大きく違います。出荷台数が増え、セカンドPC、家族1人1台の時代に過去の実績にをはるかに上回って当然、10日間の比較は短すぎて意味が薄いという事です。
「Windows 7の発売後、ハードウェア販売が前年比で20%近く伸びていることから見て、Windows 7のPC販売への貢献は明らかだ」(同氏)
Vistaを購入した被害者と、8年前のOSを載せた買い替えユーザが、ようやくまともなWindowsを出しやがったかと購入しているのです。ハードウェアのみで言えば後者が多いでしょう。前年(Vista氷河期)と比較している時点で、この発言はどうかと思います。
Yahooとの検索エンジン提携は予定日に間に合わず
次はOSでは無く検索の話。
日本ではYahooのシェアが6割以上でGoogle3割程度、その他は10%以下だったかと記憶していますが、日本と中国以外ではGoogleの検索シェアが7割を超えています。
これはWindowsというOSに頼りっぱなしの日本人と海外の考え方や習慣の違いと私は見ており、昔から知っているYahooを使っているから検索もYahooで。効率良く便利に何かに乗っかるのが日本人の良い所ではあるものの、情報を探す精度で言えばGoogleが遙かに上です。
マイクロソフトとYahooの提携で私は3つの見方をします。
- 世界の検索シェア競争でGoogleに勝つ
- Yahooのプロモートを吸収しMSに生かしたい
- クラウド+マーケティングという面でBingを強化できる
専門の人間が言っているように、未だ日本のBingは本当のBingでは無く見た目と名前が変わっているのみで中身は以前のMS Liveサーチです。.comのBing検索をすれば判りますが、画像や動画による視覚化が進んでおり、精度もGoogleに近付いていると感じます。
日本のYahooはソフトバンクで爆裂的に元気ですが、米国の本家Yahooは本気でやっているのかと思えるほど特長が無く、Googleのパクりやソーシャル遊びを失敗しているレベル。
MSとYahooの検索提携は、インターフェイスというよりプロモートやマーケティングの強化を狙い、バルマーさんの言う通りクラウドの未来として完成に向かうという事。Googleに対抗してはいますが、向かう方向が同じだからこそ競争になるという見方でいかがでしょう。
Developer最重要は当然、日本の企業は阿呆まみれ
Windowsでは、とっとと辞めろと思ったものの、将来を見る目は間違っていないと私が言っても仕方有りませんが、クラウドコンピューティングに限らず、いつの時代もソフトウェア開発者(プログラマ)無くしてコンピュータの用途の進化は有りません。
私の近くでは、最近Perlプログラマと出会い、マークアップエンジニアもどきと付き合いが有りますが、私はPerlプログラマを神と言いふらしています。数時間や数日かかる作業を数秒に短縮したり、思った事を実現してくれるドラえもん的存在。MSの大規模な開発者達とは違いますが、小さな事でもDeveloperの採用と育成は大変重要なのです。
優秀な人材があぶれまくっている日本はどうかしている。
MSがどこへ向かうのかは判りましたが、バルマーで大丈夫か?という余計な心配が常に有ります。Windows200-XP、Vista-7、Win7が完成品とすれば、次はカーネルが変更になると推測出来るため大規模なアップデートとなり、それがクラウドコンピューティングに深く関連付く事は間違い無いかと。
マイクロソフトとYahooは、自社開発の「何か」が先。
Googleは、ユーザに合わせながらの開発という違いが有ります。
以上、話が脱線して戻せなくなったため途中で諦めました。
更に脱線したまま暴走を続けると、Googleは一定レベル以上の情報を集め整理しながら検索結果へ速く表示することを目的としていますが、Yahooは全てをインデクスした後に金の絡んだアルゴリズムで不完全な情報を出力しているという、クラウドとは掛け離れた時代遅れなシステムです。
私がYahooでSEOとか言っている阿呆共が気に入らない理由は、根拠の無い「点」での分析もどきを勘違いし大騒ぎする風潮。YahooでSEOとか言っている人間に未来は有りません。今だけ良ければ良いという詐欺や情報商材(教材)が多数有るというか、詐欺かスパムしか有りませんのでご注意下さい。
彼らの言い訳は「アルゴリズムが変わった」<これを遠回しに言う
コメントする ※要ユーザ登録&ログイン