一般人の定義を初心者から自作や改造をしない人とします。
半自作は、自作できるけれどBTOメーカーで購入した方が安いと考える人。
もはや自作は趣味とさえ言われるように、数年前と比較しBTOが流行った為か、メーカーが大きくなり(ドスパラ、サイコム、フェイス系など)量産しつつパーツを単品で売る形が取られ、パーツを丸ごと購入するなら自作がBTOより高く付く事が多くあります。OS込なら益々BTOが安い。
私は後者の半自作の系統ですが、どこが違うのかを適当に解説。
BTOカスタマイズ「半自作」と「一般」の違い
これを見れば私が何故サイコムで購入したか解るかと思います。
- パーツ
- 一般 - 半自作BTO
- CPU
- 性能 - 総額から逆算し最安と比較、性能の価格差など
- ハードディスク
- 容量 - 現行を流用、単品購入で増設(不要率90%)
- メモリ
- 容量 - 規格が同じなら流用と増設(不要率50%)
- 光学ドライブ
- 性能 - BluRayは付属ソフトや価格次第(不要率95%)
- ビデオカード
- 性能 - 流用、オンボード、後付(不要率25%)
- カードリーダー
- 性能 - まず要らない(不要率99%)
- マザーボード
- 不明 - メーカー、接続機器で選定
- 電源
- 容量 - 電源にこだわるなら自作
- ケース
- 外観 - 電源同様。シャドウベイ数重視
- CPUクーラー
- 固定 - リテールなら別途購入して改造
左から、パーツの種類、普通の人間ならどこを見るか、自作出来る人間は何を考えるか、を横に並べました。不要率は私が勝手に考えた直感です。無い項目は0%、または外せない。
自称一般人の自作変態は放っておくとして、自作可能な知識が多少でも有れば容量や性能は見て当然。問題は、現在使用中のパソコンのパーツをどこまで流用して安く付けるかになりますが、時期的にソケットが変わるため、これを書いている今はやや事情が変わります。
性能が足りず買い替えを考えると、当然ながらCPUを中心に周辺をどこまで削って安くセットにしてしまうかを考えます。LGA775から1156や1366への買い替えになると、CPUとマザーはもちろん、メモリがDDR3へ変更になるため流用は利きません。
自作マニアが得な理由と、初心者向きではない理由
私が今これを書いているPCは当時7万円程度だったと記憶していますが、普通に買えば10~12万円。なぜ安くできたかは、メモリ、HDD、グラボ、光学ドライブ、キーボード、マウス、など取っ払った為です。
2chなどでサイコムが良いという噂が流れていますが、それは自作の派生として語られている口コミで、実際に初心者や初めてBTOを購入するという事なら、私はサイコムはどうかと思います。
理由として、サイコムで取っ払いまくった仕様で流用したメモリがエラーを出し交換する際、どのメモリを買えば良いのか普通の人には解らない。規格は判るかも知れませんが、相性保証の有るショップで相場がいくらで周波数は、など考えると大変でしょう。
また、パーツには保証が付いていますが、例えばサイコムでは長期保証がありません。全てパーツ単体や自社の1年保証のみ。他のメーカーは有料ではあるものの3年は当然、中には5年保証もあり、何かあれば無償対応は大変一般向けなのです。
私が過去に何度も延長保証を重視している理由がこれです。自分で買ったり、親しい自作変態が買うなら保証なぞ要りません。勝手に壊して交換すりゃ結構。
多少古めのパーツなら、故障を良い事に次は何を載せようか、などとハァハァするオタク野郎も居そうですね。いや、私の事ではありません。面倒なので故障は勘弁して欲しい。
詳しい人間を利用出来てこその取っ払いカスタマイズ
「友達の知り合いの旦那が詳しいから選んでもらう」は、まずい例。
本当に自分と親しい中で、パソコン(OSや年賀状ソフトでは無くハードウェア)に詳しい人間が居つつ、いつでも相談できる上に無料で何故か笑顔でバラしてくれる。
そこまでのマニアでは無いとしても、翌日に見てくれるくらいなら良いかと思いますが、気軽に相談できる仲でなければ、無理をして自作で組んで貰ったり、取っ払いの流用状態にしない方が後々安心です。身内にPCオタクが居れば最高ですね。
私がタケオネ(TakeOne)などをネタにしない理由でもあります。
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