内勤でも必要な名刺管理について。
学生なら名刺イコール営業のイメージが有るかも知れないけれど、内勤でも役職が付くと社外の人との接触は有るもの。その際に名刺を貰い保管する事になる、これをデジタル化し管理するという。
しかし納得出来るソフトやアプリが無いという話。
営業職者でさえ名刺管理は過半数がアナログ状態
ソースはこちら。
source:営業パーソンのスマートフォン利用、名刺管理に関する調査
何か見づらいので丸く変換。
過半数がアナログでデジタルは合計21.5%。Excelなどへ手入力しているなら半デジアナな気がするので分けてみた。
管理しない割合を除外し管理している割合のみを1とした場合、アナログ72.1%でデジタル合計27.9%となり2016年にも関わらず未だデジタル率は低めと感じた。
そう言う私もアナログ管理で使用中のカードホルダーはこれ。
source:Amazon | コクヨ カードホルダー ノビータ スリム 60枚 360名収容 黒 メイ-N136D
私の紙嫌いは社内では有名、ここでも常連の人は御存知かも知れない。というわけで名刺管理をデジタル化しようと色々探してみた。
ちなみに4月から環境が変わり、以前は名刺交換とか滅多にしない部署に居たけれど、現在は毎週社外の人と会い名刺増えつつあるので良い機会。
納得出来る名刺管理アプリ付ソフトが見当たらない
しかし片っ端から不満が有るサービスや製品ばかり。主に何が気に入らないかを付け足しつつ紹介。
営業を強くする名刺管理Sansan - クラウド名刺管理サービス
http://jp.sansan.com/
名刺管理でググると毎回スポンサーとしてトップに表示されるSansan。広告以外のリンク先で第三者のレビューを見ると、高機能なクラウド名刺管理でOCRも文句無しの精度との事。
いきなり本命来たかと料金を見ると3,500円。これは安いと思いきや月額で有り年間4万円オーバーは自腹的に冗談ではござらない。
次、3つまとめて。
これらに共通している入力方法は人力。撮影した名刺画像が送信され、オペレータが見て手動で入力してくれるというもの。
いずれも初期費用や月額無料は凄いけれど、3は新規申し込み停止中な上に従量1枚39円の税別、2はPCからの利用不可なので問題外、1は問題無し。
しかし私だけかも知れないけれどどうしても人力という点が引っ掛かる。名刺なので他人へ見せても良いとは思うものの、本人の許可無く第三者へ名刺を見せるという行為がモラルとしてどうなのか。
自分の名刺なら他人が上記サービスで人力スキャンしようと構わないけれど、逆は抵抗がございます。
次はユーザ数が多いらしいこちら。
CamCardには、広告が表示される無料版の「CamCard Free」(Apple Store)と「CamCard Lite」(Google Play)があり、ユーザー登録をすれば1000枚の名刺を保存できる。
(中略)有料版の「CamCard」(iOS版は3月29日現在100円、Android版は939円)には広告が表示されず、枚数の制限もない。
広告出て良いなら1千枚まで無料、有料でもiOS版なら100円は激安。
しかしCamCard Freeで検索すると日本語になっておらず、~Liteを見るとページ内のトップ App 内課金欄に謎の金額。
- 50枚購入\2,800
- 10枚購入\720
- 20枚購入\1,200
結局は従量課金になるのか?と公式ページへ行くと右下に見慣れた文字。これはあかんやつなのか?と疑い更に検索するとビンゴ。
キングソフト株式会社とINTSIG Information Corporationが事業提携 日本のユーザーニーズを反映させた名刺認識・管理アプリ「CAMCARD』新バージョンを発表
source:キングソフトとINTSIG Information Corporationが事業提携 - KINGSOFT-
気にしない人は良いだろうけれども、私は特定アジアの企業を基本的に信用していないので無し。遊びやプライベートならまだしも、仕事上で中国絡みのサービス利用は何か怖い。
次行きましょう。
初回起動から27週目以降は名刺の保存ができなくなる。
26週は約半年。
保存出来なくしてどうするのかは製品版を買えという事で試用版ならそう書けと。パッケージはスキャナ付でジャストシステム価格約2万円、Amazon実売1.4万。Amazonのレビューを見るとWindows 10に対応していないらしく論外。
次。
2015 年 2 月 7 日をもちまして、Evernote Hello アプリのサポートを終了させていただくことになりました。今後のアップデート対応はありません。
気を取り直して次。
source:ご利用料金|超簡単な名刺管理!|メイシー
月額500円なら行ける、と思いきや2ユーザ目からの料金らしく月額2千円な上に従量課金まで完備。おとといおいでください状態。
次。
名刺バンク| アイネットクラウドデータセンター
http://www.inet-datacenter.jp/service/cloud/application/meishi.html
名刺バンクは企業向けらしく、個人向けは別の会社が提供しているご様子。
アクシスソフト株式会社は、SaaS型名刺情報管理サービス「名刺バンク」で、個人ユーザや個人事業主向けに低価格で提供する「名刺バンクPersonal」と、名刺交換をクラウド上で行なえる新機能“My名刺送信”の提供を、開始した。
気になる費用は、
初期費用が不要なほか、月額500円(300枚コース)から利用できるプランが用意されている。
本命来たかと思えばアクシスソフトが消滅しており、吸収合併後の会社のページには名刺バンクの文字が無し。
ラスト。
source:Amazon.co.jp: やさしく名刺ファイリング PRO v.14.0 ダウンロード 1ライセンス
買い切り上等、5,600円なら文句無し。しかしアプリがクソらしい。
source:やさしく名刺ファイリング Mobile FREE - Google Play の Android アプリ
しかもクラウド保存では無いようで。
- SDカードを交換しますと登録した名刺画像が表示されなくなります。
- アンインストールしますと登録データが削除されます。
1ライセンスというより1モバイルは無い。
転職など引き際の時にどうするかも考える(まとめ)
一生転職せず骨を埋める覚悟ならば良いけれど、私のようにふと転職してしまう人間の場合は退職時に名刺をどうするかも考えておきましょう。
個人的な考えとして前置くと、私は退職前に社外へ後任者の案内以外、世話になった人や親しい人へ礼状を送付後、社内の後任者へ引き継いで終わり。名刺泥棒する人も居そうだけれどもモラルに反すると思う為。
このような人間に対応する為、名刺管理ソフトはこうであって欲しいという希望を書き出してみると、
- ソフトとアプリは買い切り、または「年」額6千円程度
- 親密度の高さにより星アイコンを付けたりしたい
- 案内や礼状の宛先など自動印刷が有ると楽
- 入力した説明含めExcel形式で一覧出力
- データ全消し出来るリセットボタン付
名刺管理の良さそうなサービスは企業が経費で支払う前提なのかいずれも高額。個人向けは買い切りや低額なものの使い易さに問題が有りそう。
結論としては、毎日何枚も名刺が増える営業職なら個人で金を支払う価値は有るだろうけれども、名刺交換の機会が多少増えた程度ならコスパが悪くアナログで充分。
具体的には月0~5枚が月20枚くらいになった程度、年間300枚行かないならアナログなカードホルダーを増やせば良く、二度と会わないであろう人の名刺は廃棄すれば良さそう。デジタル化はExcelへの手動入力を決意した。
Sansanの回し者では無いけれど、企業として使うならSansan、個人で人力入力が気にならないなら同社の無料なEightが良さそうですな。
名刺管理。私はヒツジ先輩が異を唱える「Eight」を使っています。
理由は「モラルがどうこう言う問題をクリアしていないなら、これほど人気になる事はなかろう」が3割。残りは「手持ちの名刺が多すぎてアナログ管理なんぞ無理。自分でスキャンしてリストを作るのも面倒。ならば人気があるアプリで精度が良さそうなモノでも使おう」が7割。
実際、検索できるのは便利ですよ。例えば「東京の確か八王子にあった会社の人だったはずだけど、あの人だれだっけ」と思ったら、検索欄に「八王子」と入れるだけで八王子にある会社が並びますし。
>営業職者でさえ名刺管理は過半数がアナログ状態
あまり営業経験が豊富とは言えない私でさえ、これまで貰った名刺は2,000枚以上ありますから、アナログ管理は難しいですね。イベントへ参加すれば1日に50枚以上は名刺交換しますし、管理が追いつきません。探すのも面倒ですし。
ただ、データ化したからと貰った名刺を捨てるのも忍びないですし、名刺自体はバインダーに入れて保管してありますが。
>名刺管理ソフトはこうであって欲しいという希望
それならキングジムの「PITREC(ピットレック)」でも使ったらどうですか。
KING JIM:デジタル名刺ホルダー「ピットレック」
http://www.kingjim.co.jp/sp/pitrec_dnh20/
1.買い切り型
2.グループ分け可能、各人に好きなタグ付け可能
3.印刷機能は無し
4.PCと接続し、専用ソフト(DA-1。無料)を使ってExcelやCSVでデータ出力可能
5.初期化可能(ボタンかは不明)
6.他人が勝手に閲覧できないようパスワード設定が可能
印刷についてはExcelで出力→宛名ソフトでも使ってもらうとして。そこそこ需要は満たせるはず。難点としては、新型の評判がすこぶる悪い事ですかね。
Amazon.co.jp:キングジム デジタル名刺ホルダー ピットレック DNH10
http://www.amazon.co.jp/dp/B003U5TM2E
レビュー98件、星3.5、19,800円
Amazon | キングジム デジタル名刺ホルダー「ピットレック」 ホワイト DNH20
http://www.amazon.co.jp/dp/B0116B72A2
レビュー3件、星1.0、27,670円
>学生なら名刺イコール営業のイメージが有るかも知れないけれど、内勤でも役職が付くと社外の人との接触は有るもの。
プライベートでも勉強会やイベントに参加すると名刺をもらいますがw
山田祥平のニュース羅針盤 (68) 「名刺の時代」は当分続く | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/column/compass/068/
名刺用のスキャナーが登場しましたよw Sansanのサービスを使用しているようですがw
名刺管理ですが、
パナソニックの「名刺読取革命ver.2」
http://www.panasonic.com/jp/company/pstc/products/cardocr.html
を使ってます。3,065yen
無料体験版あります
これにamazonで買ったアイリスオーヤマのハンディスキャナ(3kyen位)で結構無
敵です。