すぐに実現可能な物から近い将来に行けるだろうと思う事。
誰かが発想しても技術的に出来なかったり、需要が少なく求められていなかったりするのやも知れませんが、以前から考えていた2つと、強引に今3つ考えてました。「こんなPCいいな、できたらいいな」という、昔の猫型ロボアニソン的なノリですが、書いている本人は結構真面目に考えています。
実在していないと思う、使えそうなパソコンの機能など5つ妄想。
リモコンで電源のオンが操作出来るデスクトップPC
HDMIの信号を無線で飛ばすインテルWiDi(ワイヤレス ディスプレイ)の記事ラストで触れましたが、光学ドライブの使用頻度が低い環境やユーザなら、電源さえ無線でオンに出来るならPC本体は見えていなくて良いという考え方。
私のように、でかくてデザインがアレなデスクトップパソコンを置いていても気にならない人間も居ますが、ノートに限らずスリムなど省スペースを気にする人間は占有する空間の大きさが気に入らない事が多いようです。
横に有るアナログ・ブラウン管テレビは23インチくらいで大画面と思っておりますが、地デジテレビの普及で無駄な程の大画面が増えており、30インチ超えは普通、一般家庭でも40インチ台や50インチ近い物も有るでしょう。
画面が横長の為、高さは昔のテレビより低めですが、それでも30インチを超えているなら高さは一般的なミドルタワー(45cm前後)超え。薄くでかくなったテレビの背面にPC本体を隠せば良いわけです。
接続はそのまんまテレビでも結構ですが、インテルのWiDiに限らずHDMIは色々な方法で若干長距離めに飛ばせるようなので、デスクトップでも映像を無線化。すると別の部屋やトイレなどにモニタと子機を置けば縦横無尽。
ノートPCに対し「本体丸ごと移動するのかよ」と思える日が来るやも知れず。
話を戻すと、電源のリモコン化はピンを2本ショートさせるのみ。
こんなやつです。
私は電気系の知識が無い為分かりませんが、ショートは一瞬では無くリモコンのボタンを押している時間と同期が良好。
受光部は5インチまたは3.5インチのオープンベイ。更にそこからゲーム機Wiiのように受光器を外へ出せるよう接続端子が持てるなら最良。リモコン側はボタン1つでは無く、2つのボタンを同時に押す事でショートするならパーフェクト。
コンセント側に蛍光灯のリモコンのような物を付けるという意見がどこかのコメント欄に有りましたが、電源ユニットに負担が掛かる為やめた方が良いでしょう。
電源本体のスイッチをオンにした状態でコンセントにプラグを差すとプチッやカチッという固そうな音がする事が有ると思いますが、それの事です。
初っ端から飛ばし過ぎですが、昔は意味や需要が無くとも現代では3つの変化が有り状況が変わっております。
- HDD激安化に伴ない光学ドライブ(主にCDやDVD)の使用頻度減少
- 映像(HDMI)をワイヤレス化出来ている
- 大型テレビが普及しており解像度がパソコン並に
PC本体から電源を取る方法が難しいなら電池で結構。
- (受信側)電源用ピン2本===[受信機]-[単三電池1本とか]
- (送信側) (( [ボタンAを押しながらBを押すと発信し続ける]
私の知識では電磁石に有線で繋げたり、ラジコンを購入し改造するくらいしか思い付かず。かなり真面目に欲しい物ですが、売れなくてももちろん私は知りません。
電源を切ると全ファンが一定時間逆回転する仕様
多少高性能で有ったり容量のでかい電源ユニットなら、OSからシャットダウンした後に数十秒から1分程度ファンが回る機種も有るかと思います。
これは電源ユニット内部の放熱を延長させる仕様ですが、電源以外のファンはシャットダウンと同時に全て停止が普通。
しばらくファンのみが独立して動いてくれるなら、CPUやマザーなどに優しいと思いますが、それを踏まえて更に派生すると、しばらく全てのファンが回転した後に数秒から数十秒ほど逆回転してくれると神。
理由はもちろん、ファンそのものやヒートシンク、内部へのホコリ付着を防止し逆流してケースの外へゴミを吐き出す仕様。
source:HAF 912
上の画像は私が使っているPCのケースですが、パソコンケースのエアフローはだいたい上のような仕組になっており、前から吸気、後ろから排気。電源は下(上)から吸気で同じく背面から排気。
ホコリを吸い込む箇所は前面と側面の2箇所が多く、PCケース内部を循環し底に落ちる物は少なく、多くはCPUのヒートシンク(冷却用フィン)や電源装置の内部に付着し溜まります。
24時間フル稼働PCでは無理ですが、毎日1回以上電源を切る使い方なら毎日の逆回転でホコリの付着や溜まりを防ぎ、PCケースからホコリが出まくるようなら使用環境に問題有り。
パソコンの構造としては熱をどう外へ逃がすかですが、排気するなら吸気が必要。吸えばゴミまみれになるわけで精密機器を組み合わせた電気製品としては最悪な仕組がパソコンという物。
CPUやグラフィックカードを水冷にするには価格や取付技術に難有り、メンテナンスに知識と技術と時間を要する上、HDDやマザーボードを放置するわけには行かず、ケースファンは重要なわけです。
全ファンが逆回転、リモコン以上に神。逆回転の時間と強さを設定出来るファンコントローラが4桁円で有れば凄い勢いで購入します。少なくとも私だけは。
掃除機内蔵デスクトップ(PCI、USB、ペリフェラル4pin)
全ファン逆回転の発想(妄想)を更に強化した考え方が掃除機。格好良くクリーナーにしましょうか。
ファンの逆回転が無理なら、対象のファンの対面に強めな吸気ファンを配置し、それをケースの外へ吐き出す仕様。外の部屋の事なぞ知った事では有りません。PC内部の方が重要。
電源ユニットから取る方法が難しいなら、別にAC電源などで取っても良いでしょう。良いでしょうと言われても誰もやらないと思いますが。
どのように配置するかは2種類。
- CPUとグラフィックボード・・・側板とPCIスロットにクリーナー取付
- ケースファン・・ファンが二重になるよう設置
CPUは側板にクリーナーを取付ける事で、掃除機で真横から吸うような状態。グラボはPCIやExpressスロットに取付ですが、そこから電源を取る必要は無く固定するのみでも可。
ケースファンはそれぞれのファンが二重になるよう配置し、PCの電源をシャットダウンした数秒後に逆方向へ回転し、ホコリを吹き飛ばします。
問題は電源ユニットですが、幸い直接外に露出している為、水冷PCのラジエータの如く天板にクリーナーを設置し、直接電源ユニットの背面から吸うわけです。ここだけは吹かず、強めに吸う。
見出しにカッコしておりますが、最もスマートな方法はPCIやUSBから直接電源を取る、またはペリフェラル4pinから取れば最良。USBの5Vでは弱いかも知れませんな。良く解りませんが。
ハードウェアの故障箇所が判る内蔵か外付の装置
ここからは実現が難しい項目ですが、かなり真面目に語るとPCパーツの故障箇所を完璧に一発で毎回言い当てるは不可能。
理由はまともに検査出来るツールが無い為。存在するならマニアックな誰かがまとめ記事などやっている事でしょう。
ハードディスクがクラッシュしたり、マザーやグラボが燃えると視覚や聴覚、嗅覚で判りますが、元メーカーの修理現場に居た者に言わせると、一般家庭で不具合の検査が出来る物はメモリ程度。
Memtest86+の事で、海外のフリーソフトですが、PCメーカーの修理に関わらず多くのメーカーの現場で使われていると推測。実際にMemtest86+よりエラー検出が出来る物を私は知りません。知らないだけで有るかも知れません。
メモリ以外で主要パーツの検査手段を挙げると。
CPU
対象のPC本体のCPUを介さず検査するとなれば、外部ハードウェアからやるしか無く。しかしCPUをハードウェアで検査出来る設備や機器は聞いた事が無く、持っているとしたらインテルやAMDくらいのものでしょう。
私がやる原始的な方法は、電源が入らない症状以外ではWindows XPのインストールと起動の繰り返し。インテルCPUならインストール途中でランダムににエラーが出る事が有り、AMDなら稀にデスクトップにアイコンが出ないなど。
マザーボード、グラフィックボード、電源ユニット
マザーボードのエラーを検出する何かや、私のASRockマザーに付いていますがエラーを英数で表示するという機能。これらはまず役に立ちません。
グラボと電源もまとめていますが、これら3種類の故障は体感で申し訳ないけれど最低でも80%、マザーやグラボは90%以上の確率で電源が入らなくなります。検査するとか以前の問題。
ハードディスク
温度モニタやS.M.A.R.T.情報を表示させるソフトウェアなど有りますが、エラーはともかく故障の検査には役に立ちません。S.M.A.R.T.に出るほど致命的な事が起こっているならBIOSの起動時に止まるもので検査や推測は不可能に近く。
DFTなどやPowerMaxにもHDD検査ツールは有りますが、いずれも故障としての検出精度は低く、DFTはS.M.A.R.T.の値により赤くなっている気もします。やはり原始的ですが、故障を事前に判断するならCrystalDiskMarkで転送速度を定期的に測る事。故障し掛けると速度が半分以下になったりします。それでも運が良ければ判る程度でHDDは突然故障する物。
このようにメモリ以外の検査方法は無いに等しく、PCメーカーの修理現場でも自作ユーザのように「交換して電源が入ったので故障の原因はマザーボード」という程度。
そこでPC本体に頼らず、CPUは無理としてもマザーやHDDなどを外から監視し、故障する寸前にログを保存する装置が有れば と思いましたが、2行上を書いていた時に気付いた事。
そのような機器を開発製造し販売するとPC本体以上の価格になると安易に想像出来、それなら全く同じパソコンを2台所有していた方が楽として自己完結。
オチが付き失礼。
ファンレス、ノンスピンドル、無発熱の高性能格安PC
まとめつつラストは、何も回転せず発熱もしない高性能めな安いパソコン。
インテルがやたらと省電力省電力と謳っており、デスクトップには関係無いと思っておりましたが、CPUが省電力になると発熱が抑えられます。
インテルとしては発熱を抑える事で更に高性能なCPUを製造出来る、おまけで環境に優しいなどとしていますが、発熱を極限まで抑えて行くと周囲のパーツ(マザーやメモリ)に熱が行かずパソコンの寿命は上がりましょう。
身近な例では、テレビや携帯電話が故障しづらい事と同様。パソコンと比較し熱を発する量が少ない為。静音テレビや静音携帯電話が有ると怖い。
回転はケース、CPU、電源ファン以外にハードディスク。HDDは既にSSDへ移行しつつ有り、回転しない部品として遠くない将来標準になるかと思われます。
GPU(グラフィック機能)をCPUに内蔵するならグラボが存在しなくなり熱源が1つ減り。後はCPUさえ低発熱というか無発熱近くまで省電力になればファンが要らなくなります。
そこまで電源容量が落ちるなら、ATX電源のように大型な物が不要になり、ACアダプターのように数十ワットで行けるでしょう。
これが完成した時がパソコンが家電製品になる時。
以上5項目で挙げた事は電源リモコン以外、故障しにくいパソコンの理想。
- ホコリを吸わず、吸うなら出す
- 発熱を抑え、いつかは無発熱
- 回転する物体は全て排除
これをやると必ず性能、特にグラフィック周りが犠牲になる為、インテルがやればやるほどパソコンは家電に近付くと思っております。
しかし実現してしまうと、インテルCPU(GPU内蔵)、インテルマザー、インテルSSD、で完結してしまい他のメーカーは要らなくなるかも知れません。
またはインテル以外の企業が発熱しない超高性能CPUなどを開発し大ブレイクする可能性も有ります。インテルが買収すると思いますが。
大問題はパソコンのパーツ並かそれ以上にぶっ壊れてくれるWindows(マイクロソフト)をどうやって外すか。最も重要な課題かも知れませんというかここが一番の問題。
ハード屋Intelとソフト屋Googleが組んだ時、全てが終わる気がします。
リモコンで電源OFF/ONって、PCを家電感覚で使うと想定すると問題がありそうな気がしてまして、電源ONはまあいいとして問題はOFFのほうで。
PCの構造をそれなりに理解しているような、それまで普通にPCを使ってきていた方なら問題無いと思うのですが、買うときにスペック一切見ない系いいますか、PCの本体がモニタだと思ってる系などの方の場合、リモコンでテレビを消す感覚でPCも落すわけで、その時点で保存していない作業は消えてしまうという点はおそらくまったく意識していないと思われ、斜め上なクレームに昇華するおそれがあるのではないかと妄想。
レジューム機能的なOFF時自動保存→ON時リストア機能的な作り込みが要るのじゃなかろーかなんて思ったり...!てか、それならリモコンでOFF/ONじゃなくてリモコンでサスペンドレジュームにすればよくね?w
>全ファンが逆回転、リモコン以上に神。逆回転の時間と強さを設定出来る
あのゴメンなさい。素朴な疑問なんですけど、ソレ単にエアフローの方向が逆になるだけの話で、普段排気側の逆方向からホコリ吸い込むことになる点において変りない気がするような…
しかも通常排気側のほうって当然メッシュとか付いてないわけで…
むしろ余計ホコリ入るんじゃ…
いや、なんでもないです。きっと気のせい。
>掃除機内蔵デスクトップ
>USBの5Vでは弱いかも知れませんな
4pin12Vでも弱くて話にならないんじゃないですかね。
いっそ外付けのユニットにして普通にコンセントから別途100Vとってdysonの1200Wとかつけてしまえば最強。
その本体ユニットから排気ファン部に直結して全力なw
もう排気ファンとか(゚⊿゚)イラネ これがほんとの強制吸気。
少しうるさいけど。F18が離陸する時くらい。
内蔵にしようとするから中途半端な上に無理が出るのであって、ここは斜め上目指したほうが勝つる。
掃除機本体がPCくらいあるけれど、PC2台あると思えばいいだけだから。
少しうるさいけど気のせいだから。電気代も気のせい。
>ハードウェアの故障箇所が判る内蔵か外付の装置
今日の記事ここからでよくね?
いや、きっと気のせい。
>CPUは無理としてもマザーやHDDなどを外から監視
>それなら全く同じパソコンを2台所有していた方が楽
逆にPCが2台以上あればお互いにフリーのsyslogサーバとかもあるので、それ入れて監視すればいいかもしれないなんて思いましたが、OSがWindowsじゃその時点でやる意味ないなw
LinuxやSolarisならコストかけない有効な方法かもしれない。
>静音テレビや静音携帯電話が有ると怖い
せっかくだから音声出力はイヤホンオンリーでw
>ACアダプターのように数十ワットで行けるでしょう
あれ、それノートPCじゃね?
>これが完成した時がパソコンが家電製品になる時
そうか!ノートPCは家電やったんや!
だからナショナルブランドはみんなノートなんや!
量販店で売ってるのもみんなノートやったんや!
>ハード屋Intelとソフト屋Googleが組んだ時、全てが終わる
いや、Microsoftはハード屋だから。マウスすごいからw
あれはハード屋がソフト作ってるから拙いデキなだけだからw
>リモコンで電源のオンが操作出来るデスクトップPC
自作ではなくお金をかけるなら下記の物があります。
http://www.soundgraph.com/mini-feature-jp/
iMON Inside - 3.5インチFDDベイに装着 4,000円位
iMON VFD - 5.25インチ用ベイに装着(ディスプレイ付) 8,000円位
iMon搭載HTPCケース
http://www.silverstonetek.com/products/p_contents.php?pno=lc16m&area=jp
何かリモコンでオンオフ出来るものを買ってバラしてマザボの電源の部分に咬ましてやればできる
端子を間違えないように
>あのゴメンなさい。素朴な疑問なんですけど
言ってしまっちゃぁ、おしめーよ。
神様を信じてる人に「そんなもん、居てるか」って正面きってもはじまらんのと同じ希ガスw
>全ファンが一定時間逆回転
>ケースの外へゴミを吐き出す仕様
いっそのことケース内部に、粘着性を持った羽を付けたファンでも設置すれば良いのでは。エアフローの邪魔をしないよう、回転数は200~300rpmくらいで、設置場所はケースのほぼ中心に
低発熱に関しては望むところです
現状のパーツで不可能なら、PCケースまでをペルチェ素子で揃え、PCケース全体で放熱するという大計画も可。欠点はこの計画と低発熱路線とが無関係なところだけです
VAIOのPとかファンレスだよな。性能カスだけどw