独自ドメインの取得とメールアドレスの設定方法解説

2018年8月17日

当サイトならbto-pc.jpの部分が独自ドメイン。

2chまとめで独自ドメインのメールでなければカッコ悪い的なスレッドがあり、個人的にはそうは思わないけれどそう思う人が居るのかと思い、取っ掛かりの部分さえわかれば取得や設定は簡単なので興味あればどうぞ。

BTOパソコン関係ないけれど解説。

過去10年どころかそれ以上、色々な業者でドメインやレンタルサーバを利用した結果としてこの2つの組み合わせを推奨。

  • ドメイン:お名前.com 
  • レンサバ:さくらサーバ

理由はもちろん安いから、その割に少なくとも過去10年くらいは何ら支障なくいずれも優秀。特にさくらサーバのコスパと高性能さは異様なほど。

メールアドレスの維持費は年間約2~3千円くらい。

 

 

お名前.comでドメインを取得する 

トップページへリンク。 

ドメイン取るならお名前.com|ドメイン取得 最安値 1円!
https://www.onamae.com/

お名前ドットコム

検索窓へ適当な文字を入れて検索すると使えるドメインに○、取られており使えないならXとか表示される仕組み。

おすすめは安さと知名度から.comドメイン。上の表記で注意することは上記価格一覧は初期登録から1年間の費用であり更新時の価格は違うモノもございます。汚いなさすがGMOきたない。

注意するドメインは3種類。

  1. co.jp・・・国内企業専用なので個人での取得はムリ
  2. .xxx・・・アダルトサイト用として爆誕した
  3. .jp・・・アクセス性、匿名性に難アリ

3番の難点のアクセス性とは、同じjpドメインでも日本語ドメインと呼ばれる全角.jpにするとメールなどから自動リンクされなかったり、ピュニコードというxn--で始まる半角文字列へ変換され読めなくなってしまうところ。

匿名性の難点は、JPRSという組織がクズなため完全な匿名にしたいならJPRSへ金払えというクソ仕様となっているので、名前をネット上で晒したくないならやめた方がOK。もちろん偽名でも大丈夫ながらバレたら登録消されたりする。

というわけで昔ながらな.comか.netあたりが無難でしょう。

ドメイン決めて会員になり金を支払ったならネームサーバという設定だけはしなければならない。以下を参考に。 

ネームサーバの登録

テキスト化。

  • ns1.dns.ne.jp
  • ns2.dns.ne.jp
さくらサーバはこの2つだけ。1が落ちたなら2を使うというもので、多分一度も落ちたことはないはず。

金払うと管理画面のドメインにリストが出現。

ドメインリスト

残146日の部分が365日くらいになっているはずで、この日数がゼロになるまでに更新しなければ放棄したとみなされ1ヶ月の復活猶予期間があり手放すことになるので注意。

注意といえばお名前.comは故意なのであろう間違えて3年更新させるよう誘導をしているので、ドメインの更新画面で何もいじっていないなら画面の遷移確認は「はい」とかで移動してしまいましょう。

お名前.comはWhois情報公開代行があり無料

Whoisとは後で出る、ドメインを所有すると管理者が誰なのか公開連絡窓口などの情報が世界へ丸出しの晒し状態になってしまう。

しかし、お名前.comなら客の代わりにGMOの名義を貸してくれる。

Whois代行

私は設定しているので右上にWHOIS情報公開代行と表示されておりましょう。更に左下、Whois情報公開代行メール転送設定をしておけば、Whoisに公開されるお名前.comのメールアドレスがオリジナルのモノとなり、そこへメール送信すると自分へ届くというサービスもいつからかできた。

迷惑メールの温床になりそうなので転送はしない方が良いと思われ、もし有効にしてもオフにできるはず。

JPドメインは「登録者名」が匿名にならない

例として、nationaldefense.jpの場合が以下のように表示される。

JP Whois

source:JPRS WHOIS /JPRS

お名前.com代行を設定しているにも関わらず登録者名Registrantの2箇所が当サイト名になっておりましょう。ここへお名前.comで登録している登録者の名前が出てしまう。上記は個人ではなく組織としたので組織名の垂れ流し。

昔はお名前情報代行の匿名で行けていたと思うのだけれども。

 

さくらでレンタルサーバを借りる

ドメインを取得したならサーバを借りる。

さくらのレンタルサーバ | 高速・安定WordPressなら!無料2週間お試し
https://www.sakura.ne.jp/

プラン別価格表

メールアドレスのみなら左端の最安プランでOK。ちなみに当サイトは2番めに安い月額500円のやつ。

違いは容量やドメイン数などあるけれど、最も大きなところは1つだけ、SQLサーバ使えるかどうか。メアド作るだけならそんなものはいらない。

管理画面の左のドメインSSL設定へ行く。

ドメインSSL設定

ドメインはお名前.comで登録したので他社で取得したドメインを移管せずに使うドメインの追加へ進む、で。さくらのドメインやや高いし、Whois代行がないけれど気にならないならさくらでまとめて決済した方が楽。

hoge.comなら以下の通り、送信するボタンを押す。

ドメイン設定

ネームサーバはお名前で設定した2つ。

左のメニューのメールアドレスの管理へ行き下へスクロールするとメールアドレスの追加欄があるので自由に設定しましょう。

アドレス追加

この例ならメールアドレスは hoge@hoge.com になる。

仮に suzuki.com というドメインを取得した家族ならメールアドレスを taro、ichiro、hanakoとかにすればフルネームになるけれど、suzuki.com などというレアなやつはまず取れない。

登録したなら以下のように一覧へ入る。

メール一覧

ドメイン取れたなら@より前の部分は重複していないなら自由。

例として当サイトは bto-pc.jp なので仮にコメント常連の庶民Aさんが、「フィード受信専用に a@bto-pc.jp が欲しい。」と言われたなら「a」一文字で作成可能。

但しパスワードの設定は私の手動。受信間隔を長めにしていたならこちらからも受信メールは見えるため、赤の他人などでそういうことはしない方が良いと思う。

 

Gmailでも独自ドメインのメール受送信可能

メールアドレスができても最近の若者や自宅警備員ならメーラーの使い方や設定が難しいかも知れない。そこでGmailでもオリジナルメールアドレス使えるので紹介。 

Gmailで受送信可能

デザイン変わるらしいのでこの画像も古くなるはずだけれども、設定の歯車アイコンを押して設定へ行き、アカウントとインポートへ行くと他のメールアドレスを追加という項目があるはず。多分。

右のヘルプの通り、Gmailをメーラー化してしまえる。以前いた会社で上司がこれで企業ドメインのメールを使用しており知った。発信元がGmailにはならないよう送信可能。

 

企業でなければ普通はGmailで良いと思う

まとめスレッドを失念してしまい元ネタがわからないのだけれども、確か1は「Gmailダサい、普通は独自ドメインだろう。」のように書いておりました。私はそうは思わない。

ビジネスにGmailのようなフリーなやつはどうかと思うけれど、そうではないプライベートならばGmailでも何でもよろしいかと。逆に、「ローマ字でアオキハナコの後はGmailです。」で通じる方が便利。

なぜ企業や当サイトが独自ドメインのメールアドレスを使うかは、そのドメインの組織の関係者であることを一発で証明できるため。

例として当サイトは私がメール送る際はGmail使うけれど、ITmediaやパソコン工房とか代理店とやり取りする時は ~@bto-pc.jp を必ず使用。Gmailだと本当に関係者なのか一発でわからないため。

というわけで、メールアドレス目的で独自ドメインは単なる自己満足でしかないと思われ、公式サイトやウェブサイトを公開しているならばそのドメインのメールの方が良いと思う。

例外としては、いわゆる「ホームページ」のない企業でも ~co.jp ドメインを取得しメールのみ使用するなどならメールアドレスを厳格化する意味では大アリ。

ドメインは早いもの勝ちなので、今いらなくても使う予定ならとっとと取得しておきましょう。私は使用中の他、「いつか使うかも知れない」という絶対使わないフラグを立てたドメイン10個くらい持っております。

※昔はDomain Ageという、ドメインの所有歴が長いほどSEOに有利だったため。今は多分もう関係ない。

コメント(3)

私はレンタルブログでしかサイトを運営したことが無いため、ドメインがどうとか話は全く知らず。

>bto-pc.jpの部分が独自ドメイン
移転した後ですから「bto-pc.jp」なのでは。独自ドメインですとSEOの観点からも有利だとか聞いたことはあります。どのくらい有利なのかは知らず。

>お名前.com
私でも聞いたことがあるくらい有名なサービス。GMOが事業主なのでしたっけ。支払い方法にコンビニ払いとかAmazonPayとか選べるのは便利ですね。

>全角.jp
分かりやすくはありますけれど、全角文字に半角の.jpを組み合わせる形には、未だ違和感を覚えるます。

>間違えて3年更新させるよう誘導をしている
それを見抜けないくらい抜けている方はネットで問題を起こすだろうから気をつけろ、という遠回しな注意喚起なのでは。

>メールアドレスのみなら左端の最安プランでOK
これ「月額換算で129円」ですから、1年分を一括払いなのでしょうね。お試しで2週間、その次は1年間ですか。だったらお試しで月額515円のスタンダードを1~2ヶ月試して、ライトでも問題なさそうなら乗り換えた方が無難のような。

>フィード受信専用に a@bto-pc.jp が欲しい。
更新する頻度も時間も分かっているサイトのフィードが欲しいと思う方って居るのでしょうかね。

>Gmailをメーラー化してしまえる
それスマホでやると便利ですよ。特にSIMフリーのスマホだと、ポート番号なりSMTPサーバなり設定できるメーラーって標準ではインストールされていないでしょうから。Gmailですとアカウントの追加も簡単。アプリを開いて左上の「三」→「設定」→「アカウントの追加」から。

>co.jp・・・国内企業専用なので個人での取得はムリ
同様に
ac.jp、ed.jp…教育機関専用
ad.jp…ネットワーク管理専用
go.jp…政府専用
lg.jp…地方自治体専用
ne.jp…ネットワークサービス事業者専用
or.jp…各種法人、国際機関、外国政府機関専用
だから個人での取得は無理ですよw
gr.jpは個人でも取得可能だったと思いますw

>お名前.com代行を設定しているにも関わらず登録者名とRegistrantの2箇所が当サイト名になっておりましょう。
BTOパソコン.JPを登録者名に設定できるなら、個人事業なら登録者名は屋号でも可ですか?w

>2chまとめで独自ドメインのメールでなければカッコ悪い的なスレッド
>まとめスレッドを失念してしまい元ネタがわからないのだけれども、確か1は「Gmailダサい、普通は独自ドメインだろう。」のように書いておりました。私はそうは思わない。
連絡先のドメインが「@gmail.com」だと「あっ…」ってなるよね : 汎用型自作PCまとめ
http://www.jisaka.com/archives/27862034.html
このまとめですか?w

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶ。ヤマダ電機の一部、または自作PCのパーツ屋さん。

フロンティア

高性能: ★★★☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作したくない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

※マウスコンピューターは高いぞと書きまくったからか遠回しにリンク削除しろと言って来たので削除(2021.03.28)

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。