DVDレンタルと言えば地元のレンタルショップ。
しかし数年前からオンラインで発注し配送され、ポストに投函して返却という方法も普及しつつ有り。但し、それには月額課金や枚数制限などハードル高め。今回は楽天が単品で配送しているので実際に借りてレビュー。
楽天から宣伝を依頼されたわけではございません。
私も楽天の宣伝をする気は無いけれど、安く良いサービスは広めた方が競合の価格も下がると思われ勝手にレビューする次第。
楽天レンタルの料金は地元のショップ並で10泊11日
楽天レンタルはこちら。タイトル通り、DVDとCDを貸してくれるサービス。
【楽天レンタル】総合トップ：DVDレンタル・CDレンタルなら楽天レンタル
http://rental.rakuten.co.jp/
楽天でも月額課金は有るけれど、月4枚で1200円、8枚で2400円というやたら高額な料金設定。しかし返却期限は無制限となっており、ここが良く分からない。
私が利用した単発のスポットレンタルは月額無料。その都度でレンタル枚数に応じて送料が発生する為、新作を激しく借りないならスポットが割安。
レンタル料金と期間を一覧すると。
- 新作・・280円（高額で在庫が出難い以外は旧作と同じ）
- 旧作・・100円（キャンペーンと称して不定期に安くなる）
- 期間・・10泊11日（11日目に楽天必着、超えると延滞料）
今これを読んでいる人がどこに住んでおり、どこで借りているかによるけれど、私の例では近所のツタヤやゲオがDVD新作350～450円/1泊、旧作100～200円/1泊。
どう見ても楽天の方が安くレンタル日数も長いけれど、送料が追加され、配送日数も含めて10泊なので地域により変化。
何日で届き、どのような物が来るか実際に2回レンタル。
楽天レンタルの往路は飛脚メール便、復路は普通郵便
一度目のレンタルは3月下旬で、DVD旧作の一部が10円というなめた価格で貸してくれていた時期。
とりあえず旧作DVD4枚でスポットレンタルを申し込み。既に過去の履歴となっておりますがこれら4枚。
発送日の3月30日が楽天を出発した日、ここでの返却日は返却締切日では無く、私が返し楽天へ到着した日の実績。
現物はこちら。
佐川急便の飛脚メール便で配送されたようで郵便受けに投函される仕組。配送事故や遅れが気になるけれど、日中に会社や学校へ行っている人には気が楽ですな。
写真上、パッケージの左下に有る三角マークから開封。
傷や汚れはあなたの街のレンタルDVD屋と同程度かやや良いくらい。
これがそのまんま返信用封筒になるという頭の良い発想。
飛脚メール便の自分の宛名部分をミシン目に沿い切り取ると返送先の楽天の宛先と切手が出現し、テープを剥がして封をすると封筒となりポストへ投函出来る状態へ。
大量に借りるとどういう形で来るのか、調子に乗り更に15枚レンタル。
左上にチラ見えしているカップは私が飲んでいた焼酎なのでスルーを。どっさり7枚+8枚に分けて下のようなでかいパッケージで到着。
ちなみに初回の4枚レンタルは送料300円、15枚は800円。
切手代は見ての通り140円と280円。飛脚メール便は佐川のサイトを見ると160～310円。大量に送る契約なら佐川は更に安くなると思われ、レンタル料以外に送料でも楽天は利益を出しているのでしょう。
順序が逆になったけれど、スポットレンタルでも月額課金と同じような予約リストが作成可能。
借りたいCDやDVDを入れておくと数時間更新で確認出来る仕組。
右の緑色のボタンを押すとスポットレンタルの枠へ入り最高20枚まで登録出来、確定せず放置すると1時間で自動的に取り消しへ。
最高20枚とは、5枚借りているなら残15枚になり、最初の5枚を返却し処理されるとリセットされ最大の20枚に戻る御様子。
ボタンが灰色になっているタイトルは在庫無しを指しており、とりあえず予約リストへ入れておくと数日で緑（レンタル可）になる気がするけれど、検証1週間程度かつ体感なので確証は無し。
シリーズのチェックは月額な自動配送の際、シリーズの若いボリュームの物から順に配送してくれるそうな。スポットレンタルでは単なる目印用。
割安に借りられるよう、料金の詳細を次で解説。
楽天レンタルの料金と期間で注意する事
レンタル料金はDVDやCDの枚数により境界有り。
送料は段階的なので1枚あたりの単価は1枚借りると超割高で20枚が最安。一度に借りる枚数は各段階の上限が最も安く、一覧にした表が以下。
1～2枚は高過ぎるので省略。
3枚以降で太字にしている行が各料金段階の最大枚数で、例として4枚なら1枚あたりの送料込単価は125円とやや安め。私が借りた15枚は1枚あたり103円という具合。
比較の棒グラフは低いほど安いという意味。
初回で4枚借りた時は運良くキャンペーンをやっていたので旧作は1枚10円。その後、39円で15枚レンタル。39円で一覧した表は以下。
15枚の時点で既に100円を切れており、20枚やらかす自信が有るなら89円。ここまで小数点は四捨五入。
旧作50円の店も有るので一概に安いとは言えないけれど、都会ほどレンタル料金は高い傾向が有るので、坂戸（埼玉県）に近いなら手元に置ける期間が長くお勧め。
但し、帰りは郵送なので配送の日程を3パターンにすると落とし穴有り。
1日目は楽天を出る日で10泊11日のカウントはここが起点。楽天へ到着した日が返却日になるので、やはりここまで含めて11日間。
パターン1は普通の週の場合。月曜や火曜に申し込み火曜に楽天を出て翌日着なら、最長で8泊9日のレンタルが可能。但し、遠方なら2～3日掛かると思われるので往復3日見るなら4泊5日。
パターン2は到着は同じでも返却の直前に日曜が有り郵便配達が休み。ポストの集荷も時間を過ぎると翌日になるので土曜も注意。返送のポスト投函は最短の配送日数（翌日着）でも1日以上早くする必要有り。
パターン3は2012年のゴールデンウィークを例にしており、4月27（金）に楽天発送されると5月6日（水）には返送しなければならず短め。飛脚メール便や郵送が1泊で行かない地域は詰むと思われ要注意。
延滞料は新旧無関係に1枚80円なものの、20枚とかやらかすと1日遅れる度に1600円も掛かってしまい、レンタル料と同じくらいの請求額。
私的鑑賞目的のコピーで有れ、違法か合法かは不透明なので触れたくないけれど、CDならAvexなど、DVDはディズニーなどのコピーガードがきつい為、そういう借り方をするなら枚数や種類にも注意しましょう。
楽天レンタルのDVDが月額不要で安いので利用（まとめ）
楽天レンタルでやばいと思う所は上で書いたレンタル期間とそのタイミングによる往復日数、それに関わる延滞料金。
地元のショップの方が安いなら利用する価値は低いけれど、実店舗と比較し私が感じた利点をまとめると以下の通り。
- タイトルや監督名などで検索出来るので探す作業が楽
- 関連作品がレンタル履歴などからお勧め表示されて便利
- オンラインで自分用の予約一覧を保存出来るので効率的
- 実店舗へ足を運び、全部「レンタル中」を喰らわずに済む
- 新作も10泊なので、割高でもどうしても観たいならお勧め
- 人嫌いでも郵便受に入りポストへ入れるだけなので安心
- アダルトやアニメなども有り、店員と遭わずに借りられる
その他、カード決済の後払いも利点と思うけれど、カード一択なので嫌という人も居られましょう。
地デジテレビでオンデマンドという手も有るけれど、利用しない期間の月額が勿体無く、視聴期間が短過ぎる難点有り。
Amazonの送料無料継続に続き月額課金しない楽天レンタル。益々家から出ずに引きこもれる時代へ。貸しても減る物では無く、手数料と送料で儲ける楽天は凄い錬金術を考えたものですな。
公開前追記：タイムリーに昨日から約1週間でDVD旧作10円再開。
10円の一覧を追加。
4枚でも1枚あたり85円、20枚なら60円。
ここまで頻繁に10円をやるなら、10円になる時期まで予約リストに入れて放置した方が良さそうな予感。
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