肩こり改善の勘違いや間違いと免責

今回の記事は私の個人的な感想文で有り、真似して何らかの支障が有れども知った事では無いとして自己責任にて。

さて、肩こりと言えば昔から血行の悪さが原因と言われており、私も少し前までそう思っておりました。しかし、長時間のパソコン利用による肩こりは血行は大して関係無し。100％無関係とまでは言わないけれど、97％くらい無関係と思うほど。

本当の原因は筋肉が固まっており、それをほぐす事で改善する為、風呂に入ろうと磁気治療器や温熱治療器を使おうとも効果は皆無。いや、マジで。

私が過去に書いた肩こり関係の記事は以下の通り。新しい順。

• 疲れ目や肩こり防止のPCモニタ選びとおすすめ液晶
• 「こりトレ」チューブで肩こりは改善するかレビュー
• 肩や首こり解消には枕の種類や選び方より寝方が重要
• ファイテン(Phiten)のRakuwaは肩こりに効果が有るのか？
• 長時間のパソコン使用で起こる肩こりの治し方

振り返りつつ重要度を書き添えると、

• モニタ選び・・・重要
• こりトレ・・・有れば有ったで良いけれど無くとも困らない
• 枕と寝方・・・重要
• ファイテン・・・そんな物も有ったね級
• 治し方・・・今でも通用する内容

その他、低周波治療器とか色々試してみたけれど、結局これかよと思った肩こり改善方法が判明したので次で。

なお、後半のおまけ部分でやや汚い表現が有るのでご注意有れ。

自力で何も使わず肩こりと頭痛を治す方法2種類

1つは肩甲骨はがし、もう1つはリンパ流し。

肩甲骨はがし

骨を剥がすとか物騒な言い方だけれども、本当にこの表現が合っていると思う。どこかで図を借りようと検索すると良記事を発見。

肩こりに肩もみは逆効果「肩甲骨はがし」のやり方｜MERY
http://mery.jp/165268

source：テーピングマスターで治療家山田敬一の整骨院経営ブログ

画像のソースの記事より引用。

肩甲骨はわれわれ大人になると余計に動きにくくなる部分なんです。

だから学生のうちにしっかりと動かせるようにしておくことが大切です。

私の知る範囲では、学生時代に野球部のピッチャーをやっていたオッサンは肩こり知らず。20代の頃にボクシングをやっていた友人も肩こりがどのようなものか分からないと言っており納得。

私はもちろん帰宅部のゲーセン課所属だったので運動知らず。大人になり代償が来たわけですな。

話を戻し、赤い部分が肩甲骨。肩がこっていたり、肩こりにより頭痛まで発症しているハイレベルな人は背後で左右の手を組み上へ移動してみましょう。ほとんど上がらず、途中から肩甲骨付近が痛くなるはず。

もし周囲に人が居るなら、腕が上がるまで上げた状態で肩甲骨の内側に指が入るか試して貰うと分かり易い。プロ級の肩こり人は肩甲骨が背中に張り付いているかのように固まっているわけで、これが肩こりや頭痛の原因。

剥がし方はこちらの動画が分かり易い。

動画の女性はかなり柔らかい、肩甲骨がはがれた状態なのではがれていないなら真似出来ないと思うので無理はせず。コツは肩甲骨が上下左右に動くイメージをしつつ剥がそうと意識する事。

もし誰か手伝ってくれる人が居るなら、強引に剥がす方法もございます。私が他人にやる際の手順。うつ伏せでも立ったまんまでもOK。自己責任で。 

1. 片腕を後ろへ回し、痛く無い限界まで上へ持ち上げる
2. その状態で肩甲骨の内側へ親指を入れる感じに押す
3. 指で押し上下に動かしつつ腕を徐々に上げて行く

これを片側2～3分やると多くの人は肩甲骨が突出した状態、はがれた感じになり、腕もかなり上まで行けるようになり、人により肩甲骨を掴めるほどまで改善する事も。

これだけ。マジで。

肩は絶対に揉んではいけない。これは整体や接骨院へ行くと判る。プロは肩には触れないし、下手に肩を揉むと謎の発熱で苦しむ事さえ有るので絶対に駄目。

PC利用の固まった肩こりは肩甲骨はがしストレッチだけでOK。しかし、私の場合はこれだけでは完全には治らなかった。 

但し、それもリンパ流しで改善。

リンパ流し

リンパマッサージと言えば小顔などの美容効果としてのイメージが有るけれど、肩こりは首のリンパも関係しているようなので下の図をご覧有れ。

source：第5回 "リンパ流し"で顔の透明感をアップ | 体のこと | キレイのいろは

耳介後リンパ節と耳介前リンパ節の間を親指で押し込んでみましょう。骨と骨の間へ親指を入れる感じ。肩こりがひどい人はかなり痛むはず。

原因は首のリンパ腺の流れが悪くなっていると思われ、流してやればよろしい為、耳介前後（耳の真下）から静脈角までを手のひらで流すマッサージを。

そのまんまでは滑りが悪いので、何か滑るクリームとか持っているならそれを塗りたくりましょう。リンパマッサージ用の高級な温熱クリームとかは不要。

私はこれを習慣にする為、入浴中に洗顔する際、洗顔後に左右10回叩くように流す動作を毎日やっております。おかげで今は耳の下を押しても（あまり）痛く無い。

「本当に意味有るのかよ」と疑い、1週間ほどさぼってみると肩こり連動型の頭痛が発生。特に寒い時期はひどい為、この点では血行も関係しているのだと思う。

以上、2種類。

現在進行形の肩こりには肩甲骨はがしで解決。普段からの予防としてリンパ流しもお勧め。しつこいけれど自己責任で。持病の有る人は医師へご相談を。

鼻風邪による頭痛を改善する方法（おまけ）

肩こりと似た感じの頭痛（目の上や奥が痛くなる）で、肩甲骨はがしをしても治らない、その時に風邪の症状が有り鼻をすすっているなら肩こり頭痛では無い可能性がございます。

原因は鼻をすすったり鼻をかんだ際、鼻水が涙道へ流れ込み肩こり頭痛のような症状が出ているのかも知れない。

source：涙腺 - Wikipedia

目と鼻と口は繋がっている為、鼻をかんだ際に排出すると同時に逆流する事が有り、普段そんなところに鼻水のような粘度の高い液体は詰まらないので目の奥が痛くなる感じ。

治し方はこれまた自己責任にて。やり過ぎるとまずいと思う。

1. 鼻をつまみ鼻から息が出来ない状態にする
2. 目を大きく開きつつ指で目の間をつまむ（涙点を開くイメージ）
3. 強く息を吸う動作をする

目から息を吸うという、普通は有り得ない状態となり、上手く行けば涙道の鼻水を下へ押し戻し頭痛が改善するかも知れない。私はこれで治った事が有る。スキューバダイビングやった事が有る人なら耳抜きの逆と言えば分かり易いだろうか。

但し、耳も繋がっているのでやり過ぎると目や耳に何らかの支障が有るかも知れない為、怖いなら内科や耳鼻科へ行く事をお勧め。

頻繁に中耳炎になる人は、涙道では無く耳方向へ水分が流れてしまうのだと思うので、早めに医者や薬局で鼻水止めましょう。

長年の肩こりの原因不明は接骨院などの謀略？

違うなら失礼。しかし私が過去に整体、接骨、鍼灸院などで「どうすれば肩こりが改善するのか」と聞いたところ、返って来る助言はだいたい以下3種類。

• 運動しましょう、歩きましょう
• 1時間に1度は休憩し遠くを見ましょう
• 入浴はシャワーでは無く浴槽で湯に浸かりましょう

運動しないからお前の所へ来ているわけで、休憩しても気休め程度、血行は肩こりとあまり関係無いとするなら風呂の意味は薄い。

大昔は肩こりは肩を揉むという誤った常識が広まっており、私が肩こり職人になった頃は高級なマッサージ器や整体が流行り、現在ようやく肩甲骨はがしが肩こり解消に重要だとかリンパ流しに予防効果が有ると判明。

長年肩こりや頭痛と付き合って来た私に言わせると、「なぜもっと早く教えてくれなかったのか？」と思うは当然であり、「商売にならないから隠していたのか？」と疑えてしまう。

加齢による更なる重症化も考えられるものの、現在は枕（寝方）、ストレッチ、マッサージのみで自己修復しており、ここ半年以上は整体や鍼灸院の世話になっておりません。

以前は毎月の整体通いは当然、年に数回ほど耐えられなくなった際は鍼灸院で針を刺しまくり。そのような金が有るならストレッチの本でも買えば良かったと反省しております。

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