時は金なり。
ゲストブックにて、「残業ばかりする人のコスト感覚は信用できない」のようなタイトルのブログが良記事。いきなりパソコンから脱線した状態で始まり、軌道修正して行くスタイルで参りましょう。
月曜なのでやや手短に。
残業ばかりする人のコスト感覚は信用できない
元ネタは窓辺さんから聞いたこちら。
残業ばっかりする人のコスト感覚なんて信じません:101回死んだエンジニア:エンジニアライフ
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/101sini/2016/10/post_1.html
中身が濃い上に分かり易く、長文というほどでも無いのでリンク先の全文熟読をおすすめ。
最初のポイントはここ。
お金は貯めることができるが、時間は貯めることができない。そして、お金は人の手で分配されるが、時間はそれぞれに平等に与えられる。
誰もが知っている事だけれども、誰もが実感しているわけでは無いかと。
どこで聞いたか忘れたけれど、「金を増やし続ける事は出来るけれど、時間は減り続け、産まれた瞬間から死へのカウントダウンが始まる」<-名言だと思う。
リンク先の記事は、窓辺さんがゲストブックで、
「お前はヒツジ先輩か」と思って読んだw
と書かれている通りおまおれというやつで、記事前半は私も同意。しかし中盤の残業とコストの話は目からウロコ。
自分の一番大事な人生を粗末にする人に、ものの価値が正しく判断できるとは思えない。自分の持つものに対して、価値を低く見積もりすぎている。なので、コストの計算は任せたくない。
どういう意味かは、疲れた状態で残業による割増賃金の無駄以外に、自分の時間を低く見積もるような人がコスト計算をまともに出来るわけないだろう、のような感じだと思う。
例として私の場合、18時に退社し19時頃から行きつけの店、22時前後に帰宅しブログのネタ探し、午前2~4時頃までブログして朝6~7時起床のパターンが多い。前半は良いとしても後半は「私は何をしているのだろう?」と思った。
私が上司で部下が10人居るなら、「部長が帰らないから帰れない」のような意味不明な負の連鎖が起きるとするなら、1人残業するだけで10人の価値あるかも知れない時間、大げさに言えば人生の一部が巻き添え。
無駄に残業してしまい経費かさむマイナスが増え、自分や他人の時間を無くすマイナスが発生、ここまでは考えていなかった。いや、私は残業していない。ここ数年。
もっと簡単に言うと、あなたが平社員や派遣とかパートなら、「帰ってやることないのか?」であり、上司ならば、「他人の時間(寿命)を奪っていないか?」のような。
デスクワークでノートPCを使う人はコスパが悪い
営業職とか頻繁に会議室で立てこもる経営や企画の人達は除き、1日中移動しない職種なのに仕事でノートを使う人。
これまた例として、私が今期から総務(経理と人事を内包)へ異動した際、2名居る経理担当の内1人が14型のノートPCで、「なぜノート?」と聞くと、「デスクトップPC足りない」との回答。
せめてテンキー付ならまだしも無し。応急処置的に翌日自宅のUSB接続のキーボードを持参し、その後、他の部署のデスクトップPCと取り替えて解決。ノートは画面小さい、入力遅い、この環境のせいで残業されても困る、という。
経理はマウスを左手でも使えるよう練習し、テンキーは必ずタッチタイピングが基本。または電卓を左手で叩けるならばテンキーのみの外付を左手で使うもの。
データをバックアップしない人は寿命を縮めている
ここまで来れば私が何を言いたいかお解りかと。
保存した怪しい画像や動画に限らず、ファイルは意図しなければ勝手に生成されたり増えたりはせず時間を使った作業の結果。それが一瞬で無駄になる、寿命を削る行為がバックアップしないという判断。
動画などを再び見る時間が無くなるならば、それは無駄な時間を減らしたと言えるので寿命は延びたとも言えるかも知れないけれど、ならば最初から保存するな、という事になるわけですな。
故スティーブ・ジョブズ氏も効率厨かも知れない
引用。
「もし今日が自分の人生最後の日だしたら今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」それに対する答えが「ノー」の日が何日も続くと私は「何かを変える必要がある」と自覚するわけです。
source:スティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)字幕動画
無駄な事をしないに加え、改める必要性まで考えていた、のかも知れない。単にやりたい事しかしたくないだけかも知れないけれど。
というわけで、時は金なりではあるけれど、金は増やせても時間は減る一方、残業は自分の寿命の浪費ともいえるので、とりあえず残業はやめましょう、と言えども、やりたくなくてもやっている人が大半な気がする。
結果のみ見るなら選択せず投票ボタン。※2016.11.03 締めて画像へ差し替え
>残業ばかりする人
基本的には定時に帰りますが、たまに「お前しか出来ない案件があるから先にコレやっといてくれ」で残業確定になるのが現状ですね。現在は後輩を2人ほど育てている最中ですが、この状態を脱出するのに少なくともあと3年は掛かります。
ノリで2~3万くらいは平気で使いますから、確かに私のコスト感覚なんぞ、信用するに値しませんね。正しい指摘です。
>お金は人の手で分配されるが、時間はそれぞれに平等に与えられる
こういう平和な考え、まさしく日本人らしくて好感が持てるものの、あまり正直に生きるのも損をするため全面的には肯定できませんね。周りの人がみな筆者と同じ考えで同じ行動をとるなら、筆者の仰るコスト感覚云々の話は正しい。
>デスクワークでノートPC
私は6割ノート、4割デスクトップですね。私は固定の席が無いため、デスクトップは固定席の方々が使用。その間、私はノートを使用。固定席の方が帰ったら席を乗っ取って私が使用、という関係。
固定席でノート、しかも14型とは苦行ですね。安めのノートだと解像度も低いでしょうから、最近のソフトだとウインドウが完全に表示されない事態があるやも。
>残業
私が残業する理由は、自分のせいで他人が残業しないように、が90%ですね。言い換えるなら「他人に任せるくらいなら、自分でやった方が早い」ですが。