安価なSDカードで有名なトランセンドがWiFiを内蔵。
無線SDカードと言えば私は以前Eye-Fiを購入しレビューをやらかしておりますが、トランセンド製品はそれより安く似たような機能、更に容量辺りの価格も割安。BTOパソコンとは関係無いけれどネタ切れ。
これで1記事参ります。
以下、SDHCカードをSDカードと省略。 物が違うけれどタイピングが面倒なので脳内変換にて。
トランセンド「Wi-Fi SDカード」の価格を比較
ニュースリリースをケータイWatchより。
トランセンド、無線LAN搭載SDHCカードを発売 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20130118_582216.html
これを書いている現在まだ発売されておらず予想価格を引用。
価格はオープンプライスだが、16GB版が5980円程度、32GB版が7980円程度になる見込み。
トランセンドの無線では無い普通のSDカード16GBは現在の実売最安で約千円。32GBは2千円を切れているので、16GBは無線化により5千円、32GBは6千円くらい高額。
ノーブランド(価格コムのメーカー問わず)なら更に安い為、無線機能にその差額分の価値が有ると思うならでしょう。
しかし上でやった引き算の無線SDカード価格は発売時の予想価格。無線無しは発売されて時間が経過している為、無線SDはすぐに値下がるでしょう。
Eye-Fiの16GBは公式の直販では9,980円なのでこれと比較するとトランセンドは4千円も安い。Eye-Fiは16GBが現状の最大容量なので32GBは無し。
Eye-Fi16GBの最安を価格コムで調べると8500円くらい。同じように約15%値下りするだろうと仮定するとトランセンド16GBは5千円前後という所でしょうか。Eye-Fi16GBは発売から2ヶ月くらいなので、どちらももっと値下がると思うけれど。
いずれにしても今後はトランセンドの時代。しかし私はEye-Fiの多機能を高く評価しており、それに似た物を持っていなければ価格だけで比較は出来ず。
公式のプレスリリースに詳細が有るので、まとめて参りましょう。
Wi-Fi SDはEye-Fi寄りで東芝などとは違う
先にEye-Fi以外の無線SDカードも見た方が良いかも知れない。
source:Amazon.co.jp: TOSHIBA FlashAir SDカード 8GB SD-WB008G
私がEye-FiのSDカードを購入する際に比較した東芝のFlashAirなる無線SDカード。無線SDという機能としては似ているけれど、決定的な違いは自動転送しない事。
一つ前の製品と思われるSD-WL008Gのレビューより。
- FlashAirをEye-Fiと同じものだと思って買うと失敗する商品
- 撮った画像の中から少数を選んでモバイル機器に移動する
- 無線機能のon/offは、デジカメ本体の画像閲覧モードにて
当時のニュースリリースを読むと、ウェブブラウザからFlashAirへアクセスし、必要な画像を選択してダウンロードなどするとの事。
私が気になった点は3番で、所有のデジカメの画像閲覧(再生)モードでそんな事が出来るのか、対応しているのか不明にてスルー決定。
FlashAir以外にもTREKのFlucardという無線SDカードも同様、スマホやPCなどでSDカードへアクセスするという仕様。
引用しようと思ったけれど長いので勝手に省略。
- 即時共有モード・・撮影すると随時携帯端末へ共有(P2P)
- インターネットモード・・SNSアップロードやメール送信(WiFi)
東芝などのSDカードは選択式のみ。トランセンドはEye-Fiのように自動転送が付いているわけですな。
その他、安い割に利点としては、東芝などがClass6に対してトランセンドはいずれもClass10なので高速な規格。実測しなければ本当の比較は出来ないけれど、最低速度が保証されている安心感はございましょう。
Eye-Fiは16GBがClass10になっているけれど、16GB未満の容量ではClass6。ちなみに私が所有している4GBもClass6なものの、特に遅いと感じた事は無し。待つものではなく放置しておけば良いので気にならないのでしょう。
安く大容量な無線SDHCカード発売(まとめ)
上の作文では東芝のFlashAirの方が機能的に劣るような感じに見えたかも知れないけれど、いずれのSDカードも一長一短有り使い方次第。
個人的にFlashAirが凄いと思った点をAmazonのレビューより。
ブラウザからカードに保存されるフォルダ構造がそのまま見えるので、FAX画像が保存されているフォルダまできちんと見る事が出来ました。 このようなことはEye-Fiでは出来ないですし、扱えるファイルの自由度もこちらの商品のほうが高い
Eye-Fiは単純にSDカードへ無線機能が内蔵されているのでは無く、無線転送できる画像や動画のフォーマットが決まっている上、RAWファイルは上位機種のプロのみ対応。フォルダも無線状態では見えない。
FlashAirがFAXで使えたとなると、最近のプリンタにはSDカードスロットが有るので、プリンタでも可能と推測。SDカードが入るなら何でも行けそう。しかし電源のオンオフ(デジカメの画像閲覧モードで)が気になる。
Eye-Fiもトランセンドより高額なだけでは無く、一部機能で勝っており、ジオタグ(位置情報)を付加出来る点は必要な人には便利でしょう。
トランセンドの無線SDカードは、Eye-Fiの機能をやや削った代わりに大容量かつ比較的低価格。
無線SDカードは高額な気もするけれど、私の環境を例にすると、HDDをSSDに交換したくらい世界が変わる、は大げさかも知れないけれど購入して良かったと思える物。
トランセンドは発見出来なかったけれど、いずれの無線SDカードも対応するデジカメの機種が載っているので、やるなら前もって調べましょう。
以上、大した文字量では無い割に時間をかなり要して後悔しております。これだけで約1時間とかおかしい。
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