私が仮想通貨ゲームを始めた要因と理由

私は成人してからは賭け事をしておらず興味も持たない人間。成人とはそれ以前はパチスロや麻雀を経験済でもちろん現金勝負。

しかし麻雀は友人のイカサマが見抜けず、パチスロは小遣い帳を付けてプラスという妄想が現実はマイナスだと知りそこで博打をやめたのは確か19の頃。

それからはパチスロ麻雀ボート競馬ポーカー宝くじ、あらゆる賭け事は今までしておりません。面白みのないパチスロで作業し時給100円なら、無給でも家庭用ゲーム機で遊んでいた方が楽しかった。

とはいえギャンブルが嫌いなわけでもなく、漫画のカイジとか銀と金、その他2chで勝った負けたを見ているだけなら面白い。狂気の沙汰ほど面白い。

他人が勝てば「良かったねえ」、負けたなら「バカだなあ」程度で見ているだけが楽しかった。ギャンブルは運の要素が強すぎる。私は運ゲーが大嫌い。※運の良し悪しでゲームが有利に進むの意

ところが気が変わり、仮想通貨へ10万円ぶち込むまでを7項目にて。 

1.仮想通貨は世界一根拠ない賭け

私の知る限りなので本当に世界一かどうかは不明ながら、何をどう調べても根拠となる情報がほとんど見当たらない。

稀に大手企業がビットコイン決済採用とか、どこかの国が仮想通貨の取引を開始しそうなどの曖昧な情報くらい。

1. 競馬、競輪、競艇・・・人や動物や調教師など根拠が多少ある
2. サッカーくじ（toto）・・・1より運の要素が高いがまだ解る
3. 麻雀、ゴルフの握り・・・実力と運
4. パチンコ、パチスロ・・・運 ※最近の機種は全然知らないので多分
5. 宝くじ、ロト何とか・・・パーフェクトに運

仮想通貨がどれかといえば4以上2未満のはず。以下、払戻率を調べた。

1. 競馬など・・・70～80％
2. サッカー・・・50％
3. 麻雀など・・・0～100％
4. パチンコ系・・・60～90％ ※諸説あり
5. 宝くじ・・・45.7％ ※総務省のページで見た

1と2はある程度の裏付けができる、3は人による、4と5は運否天賦。

パチンコはアチラのお国の皆様がご操作なさってくれていそうだし、宝くじ買うとか神様にお祈りして部屋の隅で一杯やって忘れて再び翌年買うを繰り返しそう。

では見方を変えてギャンブルではなく投資なら。

• 株式・・・経済や企業の状況を見ているならある程度の根拠はある
• 為替・・・世界情勢など知らなければただのギャンブル（と思う）
• 国債・・・日本が終わらない限り手堅いが満期で0.05％

仮想通貨は為替のFXと同じようなレバレッジが利く取引所もあり、今ならGMOが25倍までOKとか無茶を言っております。

となるとギャンブル的にはパチンコや宝くじ、投資だとするなら無知識でのFX有りな為替であり、これら混ぜるとどう考えても完全なる博打、多くの人は投機と称されております。 

2.規模がデカい割に胴元が非存在

1番で書いた1～3の中で胴元（ブックメーカー）が存在していない博打は3番の麻雀やゴルフだけ。他は全部胴元が居て絶対に賭場が赤字にならないよう、当選総額やオッズなど何らかの調整が掛けられております。

ところが仮想通貨は胴元が存在しない、という事はギャンブルとして考えたなら麻雀などの実力とは違うけれどそこに位置するとしても、投資の中の何に近いかはレバレッジで億り人か新小岩が待っているFXになる矛盾。

ある程度の実力が必要な博打 + 所持金の上下の激しい投資。と考えてみると、仮想通貨は投機以外の何かがありそうと感じた。

3.回収率がビッグウェーブすぎる

私がビットコインを初めて知った時期は2013年。

思い起こそうとキーワード「ビットコイン　GIGAZINE　ピザ」で検索したその理由は、仮想通貨でピザを買ったという話を覚えていた。

ビットコインが市場取引に使われたのは、2010年にLaszlo Hanyeczさんがピザ2枚を1万BTC(ビットコイン1万枚)で購入したのが最初だと言われています。

記事執筆時点で、1BTCの交換価値は137ドル(約1万3300円)なので、現在の貨幣価値で言えばこのピザは1枚6650万円したということになります。

source：仮想通貨「Bitcoin」とは一体何か、どういう仕組みか - GIGAZINE

これを書いている現在の1BTCは170万円なので2枚で170億円のピザ。

GIGAZINEの解説中に出て来るグラフは、1BTC135ドル前後なので現在は4年半前の100倍以上にもなっているという。

何が起こっているかは取引をリアルタイムで見ていると判る。

source：BTC/JPY - ビットコイン取引所 - Zaif Exchange

朝9時から15時で終わる上に昼休みまである株取引とは違い24時間リアルタイムで売買されており、やったこと無いので知らないけれどFXもこのような感じなのだと思う。

先日の日曜は半日ほど仮想通貨について調べていたのでチャートも時々見ていたところ、30分で1ビットコインが10万円上下するとか普通にある。株より値動きが大きく、FXのようにレバレッジ（現物の何倍）とかしなくとも大波小波が24時間営業で激しい。

そこで私は何となく、「これはゲームなのか？」と思い始めた。

4.ただのギャンブルではない感覚

そう思い始めた頃に2chまとめ（IT速報）でこの人を知る。

BFFXがロスカットっぽい垂直落下した瞬間に注文入れたのに弾かれたー
約定してたら１０秒でプラス２５００万だったのにー

なんであの局面だけ弾かれたんだー？
せっかく起きて待ち構えてたのにしょぼぼぼーん

— cis@株 先物 FX 仮想通貨 ドラクエ (@cissan_9984) 2017年12月21日

cisさん、2chでは「しっさん」と呼ばれておりWikipediaにも載っております。大学生の頃の手持ち約100万を株やFXで200億にしたらしい。

「儲かりすぎて危ないので削除しておこう」と言われ本当に削除された内容は、アービトラージを利用してビットコインを別の取引所同士で売買し、数分で5千万円プラスにしてしまった、この人もゲーマーらしい。

• 私「それなんていうゲームだっけ？」
• 光栄「大航海時代Onlineですね」

裁定取引（アービトラージ）とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差（歪み）が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引

source：アービトラージ│ＳＭＢＣ日興証券

但し私はゲームはするが博打はしない。

ところが考えてみると、昔のゲーセン時代もギャンブルだったとも思う。今は何というか知らないけれど昔の名前ならUFOキャッチャー。クレーンでぬいぐるみ取るやつ。

100円入れて取れるかどうか、6千円突っ込んでも取れそうで取れない。結局7千円入れて何も手にする事なく去る人は珍しくなかった。1万円で1個取れたならその原価230円のぬいぐるみは1万円。

筐体型の対戦ゲームも置き換えてもギャンブル。格闘ゲーム強い人ほど100円で何時間も遊べ、その相手複数人は何度やっても勝てないので100円玉を入れまくる。同じ1時間を買った価格が100円か数千円かの違い。

対戦ゲームは何も残らないと思うかも知れないけれど、その時間で何十人もの人間と対戦しているので強い人はもっとどんどん強くなり、1時間どころではなく更に長く100円で遊べつつ腕を磨ける。

対戦ゲームは強い人には投資、負けた人は負け戦的な博打だった。 

5.知り合いがリップルで財を築く

2016年の始め頃なので約2年くらい前、まだリップル（XRP）が0.7円の頃にある情報サイトから、「XRPが今後上がる可能性が非常に高い」という話がございました。

当時の私はギャンブルはしないとして眺めていたところ、結果25円となり50倍。その情報元は信頼性が高いので100万や1千万円単位でぶち込む人も居り億り人が続出。

見ていただけの私がどう思ったかは、「良かったねえ」で終わり。「自分も買っておけば良かったとは」全く思わず、今でも思わない。ギャンブルを否定する気は変わらない。もしリップルが破綻していれば電子の藻屑、その可能性が0では無いのだから。※正確にはリップルが破綻しても元帳は残るので藻屑にはならない

また、それを見てうらやましいとも思わないというか、私は何十年も前から人をうらやむ、妬むという感情が全然無い。なぜかはジェラシーなる感情は後ろ向きすぎて嫌悪感があるためで、素直に「良かったね。私には関係ない」で終わる。

更に25円で売らずに現在の130円ペースまで引っ張っておけば186倍、100万円でさえ2億円近くになっていたのだからそう思えば25円での売りは、「残念だったね」とも思う。

ただ、リップルが本当に来たのはまぎれもない事実。

6.なぜ10万円をあっさり賭けるか

というわけでここからは私がなぜギャンブル、投機、マネーゲームに10万円も出そうと思ったか。それは身銭を切るわけではないため。

私の根底にある考え方はこの2つ。

• 無駄に預貯金はしない
• 但し投資はするし保険は掛けまくる

マイナス金利以前の問題で、銀行へ金預けても年利うまい棒1本さえ買えないゴミのような利息が付くだけ。定期にしても国債にしても利息クズすぎて死に金になるだけなので金は預けない。物価は上がり続けるのだから今の金利で貯金は損。

保険はもし入院しようものなら個室にしても毎日数千円は利益になる程度にはしており、何ガンになろうと「現金が無いので治療無理」とは言わないくらいには盛っていたり。

投資とは株とかでは無く100％人間に対しての投資。簡単にいえば、「今の内にこいつには恩を売っておこう」な感じと、職場では金払いの良い上司となり自分の株を上げ発言力や信頼性を買うような。

そのような私のどこに10万もの現金があるかと言えば預金。

言っている事が違うと思ったなら違う。保険には保険会社以外に自ら保険をかけることもできるわけで、具体的にはもし失業しても失業給付が始まるまでの3ヶ月+2週間分生きるための金を給与振込口座に残しております。

その金に余剰する金が12/23の時点、給料日2日前になり10万円少々残っていたのでゲーム代にしようかと。γ-GTPが1Kオーバー見て酒代もぶち込めるかな？と思った。

7.10万円だが捨てるつもりはない

10万円のグラボとかマジキチと思っている私には10万円は超大金。

もしリップルのXRPが破綻したならあきらめる、元々無かった飲んで消える予定の金だったのだから。

それ以外には減るか増えるか。

減るなら減ったで結構、ガチホと言われる上がるまで待つかリップル破綻まで待つか。増えたなら最低100万円をめどに10万円分をJPYで出金して通帳へ戻せばそこからが本格的なゲームスタート、ホールド使用限定解除。

どこがゲームなのかはSLG（シミュレーションゲーム）と考え、これはギャンブルでは無いのでは？と考え始めており、例として平日は正午と日付の変わる0時に上下する傾向があるなどに対し、「本当にそうなのか？」を試すゲーム。

ビットコインの4割は日本人が持っているらしいので流れ読むには日本人有利。おそらく年末の12/31から1/1の前後は荒れると予想。国内の取引所中心で決済以外に送金が起こるなら12/29～1/3は業務停止する取引所が多そう。

更に言うと、送金は時間を要する上に1/4-5の2日は素人トレーダーが殺到しそうなので実質12/29-1/8までの最低11日間は身動きが鈍くなるはず。

仮想通貨持っている日本人は自宅警備員や自営業者の方が張っている金額大きい気がするため。なぜその属性が年末年始に関係するかは確定申告があるからと言えばお判りになられるかと。

黒字経営ならガッツリ買う、赤なら一旦損切りするはず。知らないけれど、取引所のサーバー落ちる気がするので損切はお早めに。BTC筆頭に仮想通貨全体の2017年後半はバブルだったので利確する割合は低いと推測しております。

公開前追記：この記事は12/28までに上げようと思っていたので後出し結果論またはハズレになっていたなら失礼。

予想：野良コイン終了でバブルが終わる

いつまで今の仮想通貨バブルが続くかは予想はできても断言や確率8割以上などとは誰にも言えないところがゲームとして面白い。

確実に終わると言えそうな材料は、これからIBMや銀行がブロックチェーンを利用して海外との高速送金をやろうとしている点。

その派生や流れをくむ信頼性の高い企業や組織がリップル社以上の規模で仮想通貨を出したなら、デファクトスタンダード（事実上の標準）になってしまったなら？

わけのわからんビットコインからそちらへ移る大口投機家も出るだろうし、ビットコインが崩れたならアルトコインも総崩れになり、野良コイン全体のバブルが崩壊する一つの要因になるだろうと妄想しております。

野良コイン以外の要素も考えられるバブル崩壊直前で売り抜けるか、ビビってもっと手前で降りるかの合法ギャンブル、バーチャルチキンレース。

とりあえずリップルは136円で10万円分ぶち込んで放置。上がっても全然嬉しくないし、下がれども全く怖くないところがギャンブルではないゲーム感覚。

多分続く。

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