先週もブラザーのプリンタはどこが良いのか補足を頂戴しておりましたが、今回は私が今使っているCanonのMP500とのインクの違いなども解説されており、勉強になった次第。有り難う御座います。
本日は更新休みの日、短めに参ります。
昨日の日曜まとめ記事を読みに来られたならこちら。
メールを丸ごとコピペしたかったけれど、意味を変えず書き直し。メール差出人(Kさん)の環境を先に書くと
- 先週からブラザーのDCP-J925Nを使用開始
- 理由は(私と同じ)MP500が故障し買い替え
- MP500の前はEPSONとHPのプリンタを使用
というわけで、製品の製造は年単位で違うけれど、4種類目にブラザー製品を選択されております。
Canonの複合機、MP500のプリンタ性能は良かった
MP500が故障し諦められた原因を箇条書きにて。
- マゼンダの出が悪くなった(赤系のインク)
- 強力クリーニングをしても成功率は5割くらい
- Canonは以前インクヘッドを個人購入出来たけれど現在は中止
- MP500の修理(部品保有期間)は昨年で終わっていた
インクヘッドとはインクを吹き出す部分の事で、マゼンダのノズルが詰まったのでしょうか。私のMP500はカラーを滅多に使わない割に未だ一度も詰まった事は無く運が良いようで。
強力クリーニングとは、Canonのプリンタに付属しているユーティリティ。実際にどう掃除してくれるのかは知らないけれど、テスト印刷で出の悪い色が有った際に使用する機能。
私の感覚ではプリンタは本体使い捨て前提のインクビジネスと思っていたけれど、違いの判る人には結構良い機種だったご様子。
- MP500はモノクロ印刷が美しい
- 最近の機種はインクの量が少ない
- CDレーベル印刷がCanonの上位機種には無い
- (Canonのユーティリティソフト)Easy-PhotoprintEXが便利
MP500のインクは、独立したCMYK(青赤黄黒)が有り、更にやや大き目なBlack(黒)が別になっており、Kさん曰くCMYKのKが染料黒なので良かったとの事。私はそこまで考えた事が無く、偶然の在庫処分でMP500を購入。
ブラザーはCMYKでCMYは染料、Kは顔料なので写真の印刷などではCanonやEPSONほど美しく出力はされないそうな。
私は色の事など深く考えず適当に選んでおりましたが、印刷の質や付属ソフトの利便性で比較するとブラザーはその点で劣るという。
ブラザーのプリンタはとにかくコストパフォーマンス
Kさんが何故ブラザーにしたかは、Canonの上位機種にCDレーベル印刷が無くブラザーに浮気。
上で書いた通り、黒の表現がMP500などよりメリハリが無いので、そこはネットプリントにすると割り切り。
ブラザーのプリンタ(DCP-J925N)の良い点を引かせてもらうと
- とにかくコストパフォーマンスが良い
- 無線対応、ラベル印刷、ADF付スキャナ、両面印刷機能など有る
- クラウド連携でADFでスキャンしPDF変換後GoogleDocsへアップロード可
- 他にも複数のクラウド機能と連携出来る
- クリーニングはMP500より静かで短時間
- ブラザーは第三の選択肢として有りと思う
印刷コストが安く高機能。顔料黒で良いならブラザーも有り。
私の環境を例にすると、MP500はモノクロコピー機としての使用頻度が高く、NASに接続しネットワークプリンタというかコピー機と化しており、黒がきれいとか全然判らなかったので、まさにブラザーで良いという事になりそう。
写真などを印刷したり商業デザインなどをやっているなら、やはりCanonやEPSONになると思うけれど、私のようなプリンタ素人ならブラザーも選択肢に入れてみましょう。
正直、価格コムやAmazonのレビューでは何がどう良いのか分かりにくく、2chではどの情報が本当なのか予備知識が無ければ更に分かり難い。
印刷の質がCanonなどより若干落ちる代わりに、高機能で本体やインクが安くなるメーカーがブラザー。
一応書くけれど、Kさんと私はブラザーの宣伝をしているわけではございません。根拠有り良い物と言えるなら、情報を広め共有した方が良いと思うのみ。
2012.09.13 23時頃追記訂正:
Canonの最近の機種ではCDレーベル印刷が「上位機種に無くなっている」のでは無く「普及価格帯の機種に無くなっている」が正しく、「CMYKのKが染料黒なので良かったとの事」は「顔料黒に加え、染料黒を使用していたので写真やCDレーベル印刷ではメリハリがあって良かった」が正解。
私は当ブログを書く際は泥酔している事が多いので解釈がぶっ飛んでしまったと推測。失礼致しました。
おまけ、Canon製品に関する「噂」としましょう。
Canonは修理用の部品をあまりたくさんストックしておらず、部品保有期間内にかかわらず、部品切れのために、インクヘッド交換の6500円で同程度の新品が返却される事がたまにある(らしい)
との事。「たまに」なので確実では無し。(らしい)は私の後付。
もしこれが事実としても不自然では無く、昔の富士通PC(FMVとか)は修理に出すと明らかな新品になって戻って来た現場を私が肉眼で見た事がございます。保守部品は不具合率が読めないので不良在庫の元となりフリーキャッシュフロー(主に経営)に影響。部品を持つより完成品を在庫する方が処分の時が楽とも考えられましょう。特にPC本体や関連製品の場合。
コメントする ※要ユーザ登録&ログイン