ニュース記事のまとめは役立つ最新情報や新製品多し。
個人ブログでは実践的で有ったり、失敗談など勉強になる事が多く有ります。私がRSSで取っているものはニュースまみれですが、Googleアラートを仕掛けていると個人ブログも入って来ます。その中から最近の記事を厳選5つ。プラス1は、いつも通りのオチ用です。
ミドルタワーで無音パソコン(ファンレスPC)を自作
パソコンは回転する部品が有るから音が出る。それなら取ってしまえと。
ファンが1個もついてないPCをつくってみました - 六道坂の庵
http://blog.goo.ne.jp/eric_the_viking/e/7e82eaa39c32d86e05cba679872149c8
回転するパーツは、電源、CPUファン、ハードディスク。グラボは積まずCPUファンが不要になればケースファンも有った方が良いけれど一応不要。電源を18千円もするACに交換され、起動ドライブはSSD、CPUはAMDのAthlonX2-BE2350という、性能は抑えめですがコストも抑えられた無音PCの自作です。
こういう単機能特化型は、余計なものを一切省くのがコツですね。
映像も音声もオンボード。音はスピーカーにすらつないでませんが。
正に無音。光学ドライブもOSとウィルス対策ソフトを入れて取り外し。
最近は自作など趣味だという風潮で、その通りでは有るものの、記事の最後で締められているメーカーが作る事が出来ない(不安定な)PCを自分用に という考えは今後も有りでしょうな。
対抗してPrescott2個と電源2個、HDD12台積み小型ケースファン16個くらい。ONKYOとかBOSEのスピーカーを内蔵した爆音サーバーとかいかがでしょう。私はやりません。
パソコンにWindowsを入れる前にやることチェック
自作に限らずOS無しで購入したBTOパソコンのチェック用に。
PC を組んだら OS を入れる前に必ずやること - えぬ日記
http://d.hatena.ne.jp/nappa_zzz/20100404/1270375921
COMSバッテリ、HDD全領域、CPU負荷、MEMTEST、という4つのチェック項目。読めば当然と思われるやも知れませんが頻繁にやる事でも無いため何かと抜けるものです。個人的には最後の「写真を撮る」にしびれました。
パソコンを解体したり組立て、パーツの換装中は広めの明るい場所で中を見ており意識する事は無いかと思います。設置後にCPUクーラー(ヒートシンク)の周辺はどの程度の空きが有ったか、グラボの下はどの程度空いているか、リビジョンやシリアルを今すぐ知りたいなど、配線を抜いてケースを開くには面倒な事が良く有ります。
内部クリーニングの際はエアブロワー以外に、キンキンに充電したデジカメを用意して掃除後に撮りまくっておけばCPUファンの交換やPCIに何か挿したいなど役立つかも知れません。
自称初心者なら様々な角度からパーツを撮りましょう。何か有った時、詳しい人間へWindowsから見える情報以外はデジカメで撮った画像を見て貰うという手も有ります。特に文字が沢山書いてあるシールや基板に書かれた文字が重要。
ノートパソコンを海外へ発送する際に掛かる罠
5年で50カ国を訪問されたバックパッカー、カオルさんのブログより。
ノートパソコン(リチウムイオン電池)を海外に発送する方法 旅のQ&A(全般)
http://blog.tabig.com/archives/2010/04/post_392.html
ノートPCは当然ながらバッテリーが付いており、AC電源で動作はするもののバッテリー無しでは価値が下がる。私は海外に興味が無いため知らなかった、バッテリー(リチウムイオン電池)は郵便(EMS)では送る事が出来ないそうな。
【結論】
EMSにてパソコン本体のみ送り、バッテリーを送るのはあきらめました。中古の劣化したバッテリひとつのために1万円以上もの輸送コストをかけるのはどう 考えても割に合わないので。
EMS以外の発送では最低でも15千円かかるようで、手続きの煩雑さや個人では無理な配送会社も有るようです。 記事ラストにありますが、宅配状態では無く手荷物として海外へ人間が持って行く場合は可能。
私の知人(フィリピン在住)が十数台のノートを日本から持ち出そうとしたところ、関税がどえらい価格になった為、出国を送らせて液晶を外して部品と言い張ったところ回避出来たようです。
脱線しますが、日本の電気供給は世界でも安定性抜群らしく、前出のフィリピンでは200Vが標準とは言うものの、停電は日常茶飯事で稀に250Vを超える事も有り家電製品は1年もたないとか。
パソコンが勝手にスタンバイから復帰する超常現象
何が起こっているのか想像してリンク先をどうぞ。
蛍光灯を付けるとPCがスタンバイから復帰する - Aperture Priority
http://d.hatena.ne.jp/algochem223/20100403/1270291460
スタンバイから復帰、電源が勝手に入るなどはWakeupLAN(LAN端子でPCが反応するような機能)の設定がEnable(有効)になっているのだろうと思い、期待して行ってみると「それは本当なのか?(笑)」と思える内容でございます。
光学式マウスと接地面の間に蛍光灯の光が入り、マウスが動いたとWindows側が認識してスタンバイから復帰していると考えられる との事。
最後の締めが良いですね。
誤反応ではあるが、これはこれで便利なので、特段問題ではない。
数分から数十分でスタンバイになるよう設定し、PCから離れて蛍光灯を消す。戻って蛍光灯を付けるとPCの前へ移動するより早く復帰するという。微妙に誰得。
ウィルスに感染していると警告するスパイウェア
初心者に限らず、他人を疑わない良い人に有りそうな話。
自由気ままなママブログ 先日「スパイウェア」にパソコンが侵されましたが、なんとかこの無料ソフトで正常復帰!
http://mikamama0912.blog10.fc2.com/blog-entry-109.html
自力でSpyBotをインストールし解決されているため、引っ掛かりそうと自負するならご一読を。SpyBotは無料かつ優秀なスパイウェア駆除ソフトですが、危険ではないファイルも一応検出されるので判断は要ります。分からない場合は、怪しいと思っているファイルの名前をピンポイントで削除がよろしいかと。
現役で修理をしていた当時、騙されているPCを数回見ましたが、どういう考えや手順でインストールしてしまうのか参考になる記事でした。この手の騙し系は年々増加しており、10万種類を超えていると以前何かで見た記憶有り。
やってしまう特徴をポイントで挙げます。
- インストールしていないウィルス対策ソフトからの警告
- 海外サイトを見ている時の警告窓でOKをクリック
- 知らないアプリケーションやサイトでクレジットカード番号入力
- 知らないアプリケーションやサイトが大量のウィルスを検出
- 他のウィルス対策ソフトに似たロゴ
- 日本語がおかしい
上記は全て騙しの可能性大。
PC購入時にプレインストールされているセキュリティソフトを確認し、自己購入したアプリケーション、この2つ以外の警告は全て無視しましょう。ブラウザを閉じる事が出来ない場合は、タスクマネージャのから強制終了すれば良いものの、分からない場合は、ブラウザ以外のアプリケーションなどを終了し、パソコンを再起動する事で強制終了できます。
1本約25千円のSSD4本を繋いで1GBのSSDに
ラストは定番となりつつ有りますが。
ネグロックの補助脳 オンボードRAID(ICH10R)でIntel SSD X25-M 4台をRAID0
http://neglock.blog66.fc2.com/blog-entry-121.html
どの程度凄まじい数値かは、以前上げた内蔵HDDの速度比較を参考戴くとして、オンボードという力を出し切っていない環境でも笑うしか無い速さとなっております。今回は画像を拝借しないのでリンク先にて。
以上5+1選。
個人ブログはニュースでは無く、オリジナルが多く新しい発見や知らなかった知識を教えてくれます。次回も5本以上まとまった際ネタにさせて貰いますので、面白そうな記事タイトルが入っており内容の濃度が高ければ私が喜びます。
ネタ枯渇解消にご協力頂けると幸甚でございます。
コメントする ※要ユーザ登録&ログイン