マイクロソフト オフィス2010が本日6月17日発売。
2007は2007年1月30日発売。約3年半を開けての新バージョンになります。
BTOのカスタマイズではパッケージとは違い、OEM(BTOメーカーのサポート)になる為マニュアルなどが省略されており価格が格安になる利点が有ります。但し、パソコンにプレインストールされている物のため本体を買わずにオフィス単品では入手出来ません。
BTOメーカーのカスタマイズよりオフィス2010の価格を抜粋
撮った日は発売前日、6月16日の22時。
まだカスタマイズに出ていないメーカーも多く有りましたが、既に予約などとして表示されているブランドから行きます。
パソコン工房はMicrosoftOffice2007を特価販売で処分中
やっちまった感大有りの在庫処分を開催中です。
残った在庫はマイクロソフトや代理店に返品出来るのか私が気にしても意味は有りませんが、2010と並べ、2007を以前より約1~5千円程度安く販売しております。
2007から2010へのアップグレードはプラス3千円。VistaがWindows7になったようなものと解釈すると、2007を購入する理由は無いと言えましょう。
FaithはMSオフィス2010を「ご予約受付中」
同じ株式会社ユニットコムでもパソコン工房とは違うようで、フェイスは在庫がはけたのか普通に2010に切り替わっております。しかもパソコン工房より安いように見えます。
しかしフェイスで購入するような若干マニア目のユーザがオフィスなぞ要るでしょうか。余計な世話ですが、一応出しているだけに見えなくも有りません。
マウスコンピューターもMSオフィス2007を特価で販売中
マウスのみでは有りませんが、6/16時点でオフィス2010が並んでいないメーカーは多く有りますというか、PC工房とフェイス以外にツクモとフロンティアのみ。
他の2010を出していないメーカーは21000円で2007のPersonalを販売しております。マウスコンピューターもPC工房と同様、値下げ販売中。
フロンティアとツクモは何事も無かったかのようにフライング
2007何それ美味いの状態とでも言いましょうか、有りません2007。
いずれもヤマダ電機の子会社で有り、マイクロソフトの何とかパートナーのはずなので、揃って2010に切替済という事は出荷が6月17日以降ならマイクロソフト様の御規制としてはよろしいという事なのでしょう。
BTOメーカーのオフィス2010価格比較まとめ
価格はおそらくマイクロソフト様のご指示により決められています。Windowsも同様ですが、OEMの価格は各社揃っており価格競争が出来ない仕様に見えます。
私は修理現場に居た為この辺りの事情は知らないし知っていたら書けませんが、例としてOEM最下位と思われるエディションのMicrosoft Office 2010 Personalは2万円。
しかし妙な事にパソコン工房(ツクモ)とフェイスとフロンティアで違います。
- フェイス・・・Personal:19,047、Pro:47,619円
- パソコン工房とツクモ・・・Personal:20,000円、Pro:50,000円
- フロンティア・・・Personal:21,000円、Pro:47,250円
数字に強い方ならお気付きかと思いますが、1の価格に5%を掛けると2の価格になりフェイスは税別で表示しており、総額表示の義務に違反しています。実際にカスタマイズでパーソナルを選ぶとプラス19,999円に。
3のフロンティアは税込に5%を掛けているようにも見えますが、Professionalは逆に安くなっています。これはデルなどと同じ価格で、規模や販売数で違うのでしょうか。フロンティアは1や2よりパーソナルは千円高く、プロフェッショナルは2750円安い。
各社の価格が全く同じとは言えませんが、これを基準にパソコンを選ぶわけでも無くもちろん総額と予算の都合。これから2007が叩き売りされそうな予感もしますが、OEMと考えれば価格は下げられず期待は出来ません。
必要なら2010にしましょう。
Microsoft Office 2010のパッケージも価格比較
以前書いたMS Office2010の発売日は6月17日(2007はもう買うな)で価格比較したので続けましょう。発売直後(実際には前日)ですが、2010の市場価格が見えております。
先にオフィス2010の価格から。
- Office Personal 2010・・・29800円
- Office Home and Business 2010・・・34800円
- Office Professional 2010・・・59800円
- Office Professional Academic 2010・・・28381円 ※教育関係、学生専用
勝手に税込と思っていましたが、どうやら税別のようです。込では
- Office Personal 2010・・・31290円
- Office Home and Business 2010・・・36540円
- Office Professional 2010・・・62790円
- Office Professional Academic 2010・・・29800円 ※教育関係、学生専用
アカデミックのみ29800円というきりの良さ。何か間違えたのでは無かろうかと思える程に端数まみれとなりました。
前回は2007の実勢価格と2010のマイクロソフト公式発表(定価のようなもんでしょうか)を比較し、古い2007の方が高くなる事も有り「もう買うな」としました。
現在のOffice2007の最安を見て参りました。4月23日現在。
- Office Personal 2007・・・36414円(差額:+6614円)
- Office Standard 2007・・・42413円 (差額:+7613円)
- Office Professional 2007・・・45500円(差額:-14300円)
- Office Professional Academic 2007・・・26492円(差額:-1889円)
コネコネットの最安で価格比較。専用ページが有り分かり易い。
2007 | 2010 | |||
(4月当時) | coneco | Amazon | 最安差額 | |
Personal | 36,414 | 26,272 | 27,904 | -10,142 |
Standard | 42,413 | 30,682 | 32,587 | -11,731 |
Professional | 45,500 | 52,378 | 55,997 | 6,878 |
Academic | 26,492 | 25,012 | 26,575 | -1,480 |
送料を考えてAmazonも一応。 2007に合わせてStandardとしている行は、2010ではHome and Businessを入れております。Professional以外は全て2010が安い。
とは申しましてもマイクロソフト様、相変わらず要らないアプリケーションを抱き合わせており、ワードはまだしも、アウトルックなど要らない。しかしエクセルとパワーポイントなどバラで買うとPersonalより高くなって行くという。
だいたいMSオフィス2010は要るのか?
結論から行くと人によります。
勤務先で使っているオフィスが2003なら2003(以前)が良く、2007なら2007または2010で良いでしょう。2003と2007のインターフェイスは劇的に変わっており、今買うなら2003か2010で問題無いかと。
趣味や家計簿など自宅利用なら高額なマイクロソフトのオフィスを使う程でも無いと想像し、無料のOpenOfficeや、使い勝手が悪いものの同じく無料のGoogleスプレッドシートで事足りましょう。
ナショナルブランド(東芝やソニーなど)では初めからマイクロソフトのオフィスが載っている事も有りユーザーが多くファイルのやり取りには最適ですが、最低でも2万円は乗っていると考えると無くて良ければ最低2万円は安くパソコンを買えます。
ちょいと無理矢理感有るまとめになりましたが、中盤でなぜこの記事を書いているのか分からなくなった為です。決して現在深夜2時過ぎで泥酔しているからではありません。
酔っていなくともプロダクトキーは捨てないようご注意有れ。
「箱と一緒に捨てないで!」OfficeプレインストールPCでMSが注意喚起 | マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/15/028/
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