REGZA Phoneの白ロムを入手。
スマホを買い換えて古い機体が余っていたら譲って欲しい、とオフラインで周囲に聞くと、レグザフォンなら有るとの事で無料にて頂戴。古い機種ながら動作には問題無く、使えているのでお披露目致しましょう。
ここは携帯電話ブログでは無い為、まずは白ロムって何?から。
スマートフォンの「白ロム」とは?
簡単に言うと、携帯電話(スマホ)としての情報カードが入っていない端末の事、としましょうか。
ドコモでいうFOMA辺りから契約の情報は電話機本体では無くカードに入っており、そのカードを他の電話機に挿すだけで機種を替えて使う事が出来るというもの。
そのカードが無い状態を白ロムというらしく、入っているなら黒ロム、要するに普通に携帯電話やスマホとして使う事が出来る状態。他には白になりきれていない赤ロムという物も存在するそうな。それは関係無いのでスルー。
今回戴いたレグザフォンは白ロムの状態。しかもドコモ端末なので、私の場合は現役で使用中のガラケーからカードを取り出しレグザフォンに挿せば数分で機種変更できてしまう。
但し、携帯電話の場合はスマホ用の定額課金にしなければデータの転送量(パケット単位)で課金される為、請求額がえらい事になるはずなので、白いまんまで使っております。
白ロムのスマホでWiFi接続
いつからか知らないけれど、スマートフォンは携帯電話会社の回線以外、パソコンと同じように無線LANに対応しており、そちらで接続すると普通にインターネット利用出来る仕様。
スマホ本体は新品で購入すると3~5万円くらいすると思うけれど、白ロムの中古なら安い物なら数千円。レグザフォン(T-01C)は状態がやや悪い物なら6~8千円程度で販売されておりました。
Apple風にいうと、黒ロムが普通のiPhone(電話回線とWiFi)なら、白ロムはiPod Touch(WiFi専用)のような感じ。
2年縛りを終えたスマホなどで人気有る機種なら、下取りはバカに出来ない価格になると思われ、古くなる前に売った方が得。予備として保管しても良いけれど。
スマホとタブレットPCを比較
現物はこちら。
「SIMカードが挿入されていません」が上で書いたカードが入っていないという意味。無視してロックを解除すると普通に操作可能。
裏返してバッテリを取り外してみたところ。
本体左下の接触部分がSIMカード用スロット。右上にはmicroSDカードを挿入するスロットが有り、私は入れていないけれど入れると準備完了。
一部アプリはSDカード無しでは動作しなかったり、写真を撮ると容量が足りなくなる事も有るため、普通はSDカードを入れましょう。
GALAXY Tab(7インチ)と大きさを比較。レグザフォンは4インチ。
面積は約3倍でしょうか。
スマホ側はアイコンなど一通り小さいというか、タブレットPCのアイコンがでかい。スマホ側の画面サイズは目薬より少し幅が広い程度。
ちなみにGALAXY Tabはドコモの定額データプランなので、カードをレグザフォンに挿せばドコモ回線で利用出来るけれど、通話契約をしていないので電話は出来ない状態。ややこしいですな。
スマホで当サイトと楽天を見る
標準のウェブブラウザにて、まずは当サイト(BTOパソコン.jp)を検索し閲覧。
文字が辛うじて読めるレベル、リンクのタップ(クリック)も出来なくは無し。しかしこれでまともに使えているかと言えば疑問。
横にするとかなり見易くなっております。
今度は縦が短くなりネットブックで見ているような感じに。
慣れとは思うけれど、スマホ対応していないサイトは、パソコン表示前提で幅600~1000pix、または千を超える幅でデザインされている為、見づらくて当然でしょう。
文字は紙の小説より小さいけれど、読むだけなら個人的には問題無いと感じる大きさで表示されております。
スクロールはスワイプ(指を滑らせる)で結構快適。但し、これも慣れなければスクロールし過ぎ操作に疲れる。
次、スマホ対応している楽天へ。トップページを表示。
さすが最適化されているだけは有り、文字が小さいとは感じず。しかし相対的に文字が大きくなっている為、情報量や特にリンクでの移動先が激減。
横にするとこう。
表示の大きさを取るか、スクロールの移動量を取るか。
パソコンのカテゴリへ移動したところ。
他のスマホサイトでも上の写真のようにボタンがいくつか列になり、そこからリンク先へ行くデザインが多め。 そしてこの段階で疲れて終了。
一応、パソコンでアクセスした時のトップページはこちら。
情報が整理されており、スクロールの必要が無いほど一画面に集約されて見易いと思うけれど、スマホ慣れしているユーザにはごちゃごちゃして見づらいと感じるのかも知れませんな。
私の場合はパソコン、タブレットPC、スマホ、いずれにしてもPC用の画面の方が見易い為、タブレットPCなどでアクセスし、スマホ表示しか出来ないサイトは早々に閉じる事にしております。
スマホ対応は親切で良いと思うけれど、パソコン表示とスマホ表示の切り替えは付けた方が良いと思う。
スマホはパソコンの代用になるか?(まとめ)
結論は「ならない」と言いたいけれど、なるとも言えるはず。それは何を指してパソコンと言っているかによりパソコンで利用する何を代用するか。
例として私の場合は、パソコン=入力デバイス。具体的には今このようにブログを書いたり、検索から最安を調べ楽天やAmazonなどで買い物をする。会計ソフトやMSオフィスで事務作業をする物がパソコン。
これらをスマホでやるには無理が有り、特に会計ソフトのようなものはAndroidやiOSでは出ておらず、今後も出るとは思えない。需要や必要性が無く、狭い画面のタッチ操作で数値入力とかギャグとしか思えない。
スマホでも買い物には使えるけれど、パソコンと比較すると視認性と操作性が格段に悪くなり、最安を検索し比較し購入まで行くならパソコンの数倍の労力や時間が掛かりましょう。
しかしそのような私でも、ツイッターなら(ハードな使い方をしなければ)スマホでも充分と感じており、そういう点での意味ならパソコンの代用になると言える端末。
ここまでは私個人の言い分で、見るだけならスマホ対応していない当サイトでさえ、約2割のアクセスがスマホ(またはタブレットPC)となっております。
スマホの難点はここまで書いた通りで、パソコンが上位互換。
スマホの利点は、パソコンと比較すると携帯性(重量、移動、利用場所や時間など)に優れ、長時間バッテリ駆動が可能。そしてあらゆる場所で音声通話が可能。
比較して判った事は、やはり比較するものでは無く、スマホとパソコンの利点を理解しいずれの端末も使いこなすが正解でしょう。
月額以外にアプリの有料率が高い為、電話やカメラ付の下級端末に毎月数千、あるいは数万円出せるなら、という条件も付けておきましょうか。
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