ウィルス(ワーム)をカッコイイとは不謹慎極まりないですが、InternetWatchにConfickerの続報が書かれていました。どうやら「W32.Downadup.C」から「Downadup.E」へ進化するようです。
Confickerが新たな活動を開始、P2P通信や他ワームとの連携も
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/04/09/23093.html
タイマー4月1日がトリガーになって活性化するウィルスですが、トレンドマイクロが調べた結果では、4月7日にTempフォルダ(一時ファイルが作られるフォルダ)にファイルを作成して、P2P(ShareやWinny)を介して通信するようです。
TrendMicroが採った通信状況。
画像丸パクリで下に書いてある日付は2009年4月2日なので、日本時間ではおそらく4/3。ブログの日付は4/3なので日本4日になっているはずです。1時間のトラフィックをグラフィカルに表示。
出典: A Look Inside Conficker P2P Traffic | Malware Blog | Trend Micro
1. (Un)Trigger Date – May 3, 2009, it will stop running 2. Runs in random file name and random service name 3. Deletes this dropped component afterwards 4. Propagates via MS08-067 to external IPs if Internet is available, if no connections, uses local IPs 5. Opens port 5114 and serve as HTTP server, by broadcasting via SSDP request 6. Connects to the following sites: * Myspace.com * msn.com * ebay.com * cnn.com * aol.com
1.2009年5月3日に停止し、自分を削除します <カッコイイ
2.ファイルやサービス名はランダムに付けられて実行
3.コンポーネントを削除した後にダウン(?)
4.(Windows XP アップデートの)「MS08-067」を介して伝播。
※外部IPへ接続できない場合は、ローカルIPアドレスを使用
5.SSDP要求を介してポート5114を開きHTTPサーバとして機能する
6.次のサイトへの接続
* Myspace.com Myspace.com
* msn.com msn.com
* ebay.com ebay.com
* cnn.com cnn.com
* aol.com aol.com
自分のトレースをホストPCに残すことはありません。それを実行し、すべてのトレースなど、ファイル、レジストリを削除する
こんな感じでしょうか。適当なので脳内和訳してください。
結論はまだ出ませんが、とりあえず「P2Pを控える」こと。
そして、何か不具合が起こっても修理に出すくらいなら、自分で全部データを削除(持ってるストレージ全部フォーマット)するくらいの勢いで覚悟しておく。
それがイヤならウィルス対策ソフトを入れましょう。
おすすめや無料はこちらに書いていますので好きにしてください。
ウィルス対策ソフトの選び方 | BTOパソコン.com
https://bto-pc.jp/repair/bto-pc-193.html
しかし、本場はやってることが違いますね。
トレンドマイクロの研究(実験?)ブログですがセンスが良すぎます。
#NAME?
駆除はこちらの記事にて
Conficker(W32.Downadup.C)無料駆除ツールダウンロード | BTOパソコン.com
https://bto-pc.jp/repair/bto-pc-217.html
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