確かにバックアップなのですがそれも壊れると思ってください。
「そのデータがどのくらい大切なのか?」
考えてみましょう。
ハードディスク(HDD)は、内蔵も外付けも同じものが入っています。サイズが3.5だったり2.5インチだったりしますが、ほぼ同じ構造で磁気を帯びた円盤が中で高速回転している鉄などのかたまりです。
メーカーはI/Oがいい、メルコ(Buffalo)だ、など目にしますが、中身は日立やSAMSUNG、Seagate、WesternDigitalなどHDDの製造メーカーは限られています。
なんで外付けのケースのメーカーを重視するのか?
これに意味はほぼありません。
繰り返しますが、HDDは鉄のかたまりです。
中で信じられないくらいの速度(7200rpmなら1分に7200回転)の
磁気円盤が回っています。だから壊れます。当たり前でしょう。
自動車で7000回転とか2速でゼロヨンかと。
昔は磁気ヘッド(アーム部分)、レコードの針のようなものが、円盤の風圧で浮いていて、停止する時に盤面の外に移動していたのですが今はそんなてきとうなことはしておらず、ここ数年で故障しにくくはなっています。しかし壊れます。
では、どこのメーカーがマシか?
私の小さな経験では、
1位 Seagate(シーゲート、Maxtorは買収されました)
2位 旧IBM(日立に吸収されて、もうありません)
3位 ・・・・・
では、ワースト
1位 WesternDigital
2位 HITACHI
3位 東芝
WDはひどい。
出回ってる数が多いから、という理屈もありますがひどい。
運が良ければ10年以上正常に動くでしょう。
しかし、運に大切なデータを任せる人は間違っています。
本気で消したくないならバックアップはDVD-RWへ2~3枚コピー、とりあえずこの程度の保存はしておきましょう。
RWは±Rと質が違うのでやや高価ですが、Rより不良が起きにくい。
できない(やらない)なら、その程度の価値ってことなので諦める。
外付けHDDってのは、一時的な保険だったり、バックアップ済みのデータを
早く取り出すための装置と思ってください。
お金で買えないものがある。
買えないデータはメディアへ焼きましょう。
消したくないデータを消す修理担当の気持ちにもなってください。
消去したくなくとも、仕事ですからバッサリ行きます。
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