Z120BW故障、Creative Pebble(SP‑PBL)購入・比較

2019年8月 6日

PCスピーカーが何もしていないのに壊れた。

ロジクールのZ120BWという型番で、ちょうど7年前の購入当時は約1,200円で現在1,300円の長寿製品。同じモノを購入しても芸がない、ネタにならないので今回はクリエイティブのペブルというやつにしてみた。

同じ安物でも音が違う。

Creative Pebble(SP‑PBL-WH)を購入

現物フルセットがこちら。

SP-PBLフルセット

紙の注意書き左2つは多言語対応しており日本語も存在。右の小さな紙は保証規定で、取り扱い説明書はございません。

なぜか価格コムには登録がないSP-PBLはAmazonにて。

SP-PBL-WH-amazon

ヨドバシでも探したけれどこの機種は取り扱い無し。

決めた理由は2つ、1つは安い、もう1つはメーカー名のCreativeでピンと来た、このメーカーは昔からSound Blasterという音源ボードを販売している会社なのでスピーカーもきっと良いモノなのだろうと判断。

余談ながら大昔PCのマザーボードは音源がとにかくクソで、私のような音質素人でさえ耐えられないほどひどく、当時6千円くらいのSound Blasterを装備しておりました。今は要らないほどマザーのAUDIOチップ素晴らしい。

前と後ろから。

スピーカー表裏

後ろの丸は押すとへこむ、ここもスピーカーになっているらしく低音は後方から出力するらしい。

Z120との比較。

Z120との比較

Pebbleも倒せば良かった、Z120より一回り大きい。

端子はどちらも同じくUSBとミニプラグの2本、本体の音量ダイヤルを回して電源オンするUSBバスパワー給電。

どうでも良いけれど箱。

箱

Made in Chinaでございます。

 

Creative PebbleとLogicool Z120比較など

数日ほど使用したレビュー、感想文。

平面への設置が前提

それ考えていなかった設置について。

スピーカーは45度

source:Creative Pebble - Creative Technology (日本)

スピーカー表面が斜め上45度に傾斜しているので設置場所は基本的に自分よりやや下、デスクトップPCとノートならモニタの両側が最適。

ところが私の環境は23.5型のフルHDモニタが横へ3枚並んでおり、1枚の幅が50cm少々あるので3枚連チャンすると全体の幅は1.5m超え。スピーカーのケーブル幅が届かないし、届いても左のモニタはアームにより宙に浮いているのでその左へスピーカー置けない。

Z120をどうしていたかは結束バンドでPCデスクの柱左右へ宙吊り。

logicool-Z120BW-code-reel.jpg

source:Logicoolの激安スピーカーZ120BWの評価口コミ レビュー

このように背面にケーブル収納空間があるのでこれを利用して吊っていたけれど、Pebbleは吊れないし吊れたとしても角度が矛盾してしまう。

というわけで、モニタの少々手前へ設置してややウザい状態。

Z120との音質比較

PebbleのAmazonレビューで多くの人が書いている通りで1,700円という安いスピーカーにしては低音が出ている。背面の低音専用出力が効果的なのでしょう。

Z120では聞こえなかった低音がこいつなら出力可能、Z120と比較するとマジで低音出ていなかったとハッキリと耳が素人な私でもわかるくらい違う。

ではPebbleの圧勝かと言えばそうとも思えず、逆に中高音がスカスカしている感じがある。ダイソーの300円スピーカーとまでは行かないとしても、Z120ほど柔らかい中高音ではなく、少し固いというかチープというか。

JBL-PEBBLESとの比較

価格コム延々1位、JBLの大ヒットロングランPCスピーカー。

JBL-PEBBLES

source:価格.com - JBL PEBBLES [BLACK] 価格比較

私はこいつの音も聞いたことがあるのでわかる、やはり価格差がある分の低音が明らかにしっかり出ており、これと比較すると1,700円のPebbleは低音が弱い。

この辺りの価格帯では金を出すに比例し低音が効くのでしょう。

個人的なPebbleの総評

コスパの話で行くと、価格に対する全体的な音質の良さ的には大アリ。上のJBL製品が約4,700円、Z120が1,300円、ならばPebbleは1,700円どころか2,500円が妥当では無かろうかと思うほど。

レビューで皆さん書かれている通り、「この価格にしてはかなり優秀」であり、5千円以上するスピーカーと比較するものではございません。当たり前。

 

PCスピーカーは見た目の良さと手軽さが便利

私もまともなスピーカーを持っていないわけではなく、10年以上前のCD/MD/ラジオ/Wカセット(ダビング可能)なKENWOODのミニコンポを今でも所有しております。

いつか使うかも知れない絶対に使わないフラグを立てつつ。捨てるのが面倒、アンプとやらがあればスピーカー再利用できそうでもったいないとも。

古いからとはいえアナログなスピーカーは昔のモノながら現在でも通用する品質を保っており、数年前の引っ越し時に押入れへぶち込まずiPod touchで音楽を垂れ流していた頃を思い出すと、古くともコンポのスピーカーはやはり音質が5千円程度のPCスピーカーよりは断然良いと言い切れる。

なぜそれを使わないかはスピーカー以外に本体がデカいし、LINE入力としてしか使わない割な消費電力が気になる。かと言えども毎回電源オン/オフは面倒。

音質を犠牲にしてでもコンパクトでそれなりの音質かつ超の付く低価格なPCスピーカー、進化したものだと感心しきりなこの7年。

ほんの10年くらい前までのPCスピーカーは2千円程度ではまともなモノが無く、私の素人耳でさえ「こんな音質で音楽聴きたくない」と思っていたが今は違う。

ガチな音質探求者な1万円のスピーカーでさえバカにするような人には絶対向いていないとしても、パソコンにスピーカー接続したことがないとか、モニタやノートPCのスピーカーしか使用したことがないなら今回のPebbleおすすめ。

関係ないけれどPCメーカーに居た頃、コール担当の人から聞いた話。

新品でデスクトップPCを購入したが音が出ないと激おこ入電。スピーカーを接続していますかと聞くと「え?」と返され、PC本体から音が出るものだと思っていたらしく笑いそうになったという実話。

改めて、そんな人にはCreative Pebble、おすすめ。この品質で1,700円とか、原価いくらなのかCreative問い詰めたいレベル。

コメント(5)

>なぜか価格コムには登録がない
価格コムに載せると登録料が掛かりますから、その分の値段までコストカットしているのでしょうかね。PCパーツなんぞもパーツ屋のサイトへ行けば見つかるところ、価格コムには存在しない場合も多いですから、マニアックなパーツを目的に価格コム内を探すことはお勧めしません。

>この価格にしてはかなり優秀
クソゲー探しでよく当たりますが、優秀なソフトは価格以上の価値を覚えますね。その価格帯にはゴミが多い、ということの裏返しでもありますけれど。

1,000円前後ならイヤホンがお勧め。

>ガチな音質探求者な1万円のスピーカーでさえバカにするような人
それは探求者ではなく、耳より金で音の良し悪しを判断するゲスなので、無視が無難。

型番の頭を見て、一瞬マザーがお亡くなりになったのかと思ってしまった。

>Pebble
Pebble - Google 検索
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&gws_rd=cr&pws=0&num=100&q=Pebble
そういえばPebbleというスマートウォッチがありましたねw
その他にも下北沢のカフェやチャイルドシートの名前にも使われているようですw

>後ろの丸は押すとへこむ、ここもスピーカーになっているらしく

恐らく『パッシブラジエータ』ですね>後ろの丸
ドライブユニットのないスピーカとなります。

擬似的なものですが、振動版が増えるため低音増強効果あり。
似たような考え方のスピーカにBOSE(初期~)があります。
複数のスピーカユニット(11.5cmフルレンジ型)を搭載して低音を稼いでいました。

それまでのスピーカは低音は大口径(38cmとか)のスピーカ(ウーファーユニット)で得る物という常識に一石を投じたものとなりました。
と云っても、50Hz以下は鳴らせないに等しかったですが。
(ヒトの可聴域の下限付近なので、それほど気にはなりませんが。)

BOSEが本邦で爆発的にヒットしたのはバブル期直前あたりの101シリーズからでしたか……
40年近い昔の話です。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶ。ヤマダ電機の一部、または自作PCのパーツ屋さん。

フロンティア

高性能: ★★★☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

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初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作したくない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

※マウスコンピューターは高いぞと書きまくったからか遠回しにリンク削除しろと言って来たので削除(2021.03.28)

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。