横4千、縦2千ピクセル級の高解像度ディスプレイについて。
一般向けでは無い原因の1つは価格で、現在30万円以上もする液晶モニタを普通の人が買うわけが無し。しかし価格では無く、4K解像度という仕様そのものが一般向けではございません。
理由を5つ思い付いたので報告。
4K2K解像度がパソコン向けでは無いと思う5つの理由
その前に4K解像度の解説。
「4K解像度」「4K」と言う場合、以下のどちらかを指すのがほとんどである。
- 4096×2160 映画、カメラ
- 3840×2160 テレビ放送、テレビ受像機
source:4K解像度 - Wikipedia
16:9なのでPC用としてなら3840x2160が主流になると予想すると、縦横がフルHD(1920x1080)のそれぞれ丁度2倍。
モニタの解像度は過去に何度も主流が変わっており解像度と共にサイズも巨大化。古くは640x480の14型ブラウン管モニタが数年前はデスクトップで1280x1024の19型、ノートは1024x768の14~15型などへ進化。
現在は23型の1920x1080が主流なものの、いきなり縦横2倍、面積4倍になるのは飛躍し過ぎだと思ったのでポイントを5つ。
1.フルHDの最適サイズは40型以上
強引にフルHDと4K(UHD)解像度の比較イメージを作ってみると、3840x2160(4K)の広さはこんな感じ。1枚あたりフルHDとして。
現在の23型フルHD解像度の表示そのまんまで4K解像度モニタへ移行するなら、モニタのサイズは46型となり大型テレビのレベル。27型も普及しているのでそれなら54型クラス。
もちろんそのような大型化をするわけが無く、27型くらいで落ち着くと思うけれど、パソコン用モニタとして合っておりません。
例として、同じフルHD解像度の23型と46型テレビが有ったとしましょうか。いずれも縦のドット数は1080個、横1920個と同じ。という事は、46型テレビのドットの大きさは23型の4倍。
仮にフルHDの230型スクリーンが有ったとするなら、そのドットの大きさは23型の100倍となり、そのようなドットの大きさは大型スクリーンでは粗さを誤魔化す為にボカしているはず。※推測
大型モニタが4K解像度になる事で、23型フルHDと同じ精細さで46型のテレビが実現出来るという意味で、46型モニタをパソコンで使うには無理が有りましょう。
普通に考えてフルHDを横並び3枚が限度だと思う。4K解像度は大型モニタを綺麗に映す用。プロジェクタが対応したり映画館などでやれば実力を発揮しそう。
2.フォントが小さくなる
左がフルHD、右が4Kでのアイコンの表示イメージ。左は私のデスクトップ画面のキャプチャにて原寸大のフォルダアイコン。
23型で上の画像を定規で測ると左のアイコンはおおよそで縦6mm x 横10mmくらいなので、右は3x5mmくらい。
同じインチ数なら4K解像度の表示はフルHDの4分の1の大きさになりましょう。上の画像右のアイコンは強引に縮小した物なので文字が潰れているけれど、左が小説や新聞などと同等の大きさかと。
左のアイコン下のフォントサイズが12ptなら、右はその1/4のになるので3ptくらい。1m弱離れるPCモニタなら肉眼で読むには難しいレベル。
しかしこれは屁理屈で有り、アイコンやフォントなどはOSの設定で拡大すれば良く、東芝のデスノート(dynabook、KIRA)では専用の拡大モードが有るとか。
とりあえず拡大は必須。しかし私のようにブログへ貼る用にWindows上でのスクリーンショットを貼り付けると、フルHDで見ている人には4倍の大きさになるわけですな。
3.写真や動画が縮小表示
過去にモニタが高解像度へ移り変わる中で難点と思った事は、昔撮った画像サイズがモニタ解像度の進化の都度に小さくなって行く事。
10年以上前に撮った画像がフルスクリーンで800x600だったとしましょうか。そのフルスクリーンサイズは現在のフルHDなら1/4近くまで小さくなり、フルHDでフルスクリーン表示すると1ドットが4ドットくらいまで拡大されボケてしまいましょう。
画像ならまだしも、アプリケーションはメニューなどのフォントサイズは変更出来ない物が多く、特にadobeのCS系でデザインしている人はただでさえ小さくて押しづらいドロップダウンやイラレのレイヤー指定の難易度が上がるはず。
ゲームでもウィンドウ表示なら1/4の大きさとなり、MMOで敵をクリックしたりが難しくなるかと。文字チャットも見づらそう。
フルHDと比較すると4Kは25%の面積へと縮小する技術とも言える為、昔のガラケーで撮影した写真や動画がサムネイル、下手するとアイコン状態になってしまう。
4.高性能GPUが必要になる
高性能が必要とはやや大げさなものの、4KはフルHDの4倍の広さなので、それなりに性能高めなGPU(グラフィック処理するコア、機能)が必要となりましょう。
気のせいでは無いと思うけれど、私のメインPCは数千円の低性能な増設ビデオカード(Radeon HD 6670)で2画面へ映像出力しており、シングルモニタの時と比較し、フルHD2枚にするとラグる(コマが飛ぶような)現象を何度か見ております。
理由は簡単、1920x1080の範囲だけで作業しているか、有るのだからと右モニタで画像を編集しつつYouTubeを再生しながら、左モニタでブログを書きつつ別のブラウザでGoogle検索したり無理をさせている為。
4K解像度ならフルHD2枚の更に2倍の作業領域が表示される為、その広さを有効に使うなら、しょぼいグラフィック性能ではラグったり描画の遅さを感じるやも知れず。
フルHD4枚並べて縮小して繋げてみた4Kの広さイメージ。
縮小しているので良く解らないけれど、このような広さが本当に必要なのか。
5.AppleのRetinaは問題無い
4倍とか1/4という比較を多く出したけれど、AppleのiPadとかiPhone(iPod)、MacシリーズのRetina解像度はどうなのか。例を2つ。
- iPhone・・・480x320 -> 960x640
- Macbook・・・1440x900 -> 2880×1800
画面サイズは左右同じ。右の縦横2倍、面積4倍になっている方がRetinaディスプレイで、フルHDを4Kにしたような変更に見えるけれど、これはAppleがハードウェア、OS、基本アプリを全て自社で作っている為に上手く行っております。
面積が4倍のRetina解像度になったなら、アイコンも4倍の大きさでデザインされており、別の言い方をするとドットの大きさが1/4になっているので曲線が美しくなるという。
私のiPod Touch(5世代)もRetinaなので例としてスクリーンショット。
拡大はしておりません。解像度原寸大のホーム画面左上の一部。
全体を見るならこれを右クリックで保存するか、縦1K超え画像の表示を覚悟して開いてみましょう。iPod Toudh実物の表示部分は9x5cmくらい。
逆にiPod~へWindowsXPをはめ込むとこう。フルHD、23型モニタならiPodの画面の縦を定規で測ってみましょう。約9cmなら原寸大。
source:アップル - iPod touch
Appleは最初から4倍以上(9倍くらい?)の大きさ、面積でアイコンをデザインしているわけですな。
話を戻し、このiPod~5は4インチ1136x640ピクセルとなっており、1136ピクセルはフルHD解像度の縦より大きいという事に。フルHDの横サイズと比較しても6割くらい。
Windowsの場合は、ハードウェアをPCメーカー、OSはマイクロソフト、ソフトウェアはサードパーティという感じに分かれており、まずはマイクロソフトが4Kに対応しなければ話にならない状況。
では4K解像度の4ドットを1ドットとして扱えば良いのかと言えば、それはフルHDと4Kの価格差が狭まった時なので先の話。
フルHDは安物なら2万円を切れており、4KディスプレイはようやくDELLが10万円を切ろうかとしているくらい。
デル、28インチ「4K UHDで最安」の1000ドル以下 - Engadget
http://japanese.engadget.com/2013/12/04/28-4k-ultrasharp-28-4k-1000/
4ドットの1ドット切り替えが出来る前提で、一般PCユーザ向けと言える価格なら、せめて5万円、DELLの価格破壊を更に半値以下まで落とさねばならないかと。
4Kの用途は大画面映像鑑賞か専門職用モニタ(まとめ)
散々ケチを付けてみたけれど、利点は今の所2種類、上の見出しの通り。
今までドットが粗かった、またはボカしていた大型モニタや映画館のスクリーンなら、綺麗さは確実に上がるでしょう。
専門職とはデザインに向いていると感じており、今までより4倍も広い境目の無いモニタでCAD(主に3Dの電子設計図)作業とかなら向いているはず。
4KのデュアルならフルHD8枚分、トリプルにすると12枚分もの作業スペースとなり、拡大縮小を頻繁にやる作業には向いていそう。
そしてパソコン用としても映画鑑賞が趣味とかならやはり向いていると思われ、4K対応映像が今後普及するなら多少高額でも必須とも言えそう。
一般向けとしてはOSやソフトの対応待ち、またはフルHDモニタとの価格差が狭まり、フルHDと4Kの切り替えを自動で出来るかなどが鍵になるかと。
GIGAZINEが騒いでいるのでこれも投下。
世界初の4K映画「TimeScapes」予告編、超美麗でド迫力 - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20131209-timescapes-4k-movie/
元から美しい映像を高解像度でやられても綺麗と感じて当然と思われ、私には精細さが全然解らなかった。昼間の歌舞伎町とかデトロイトのスラム街とかなら判るのかも知れないけれど。
まとめると、現状のWindowsパソコンでは4Kモニタは生かせないどころか作業効率が落ちてしまうとも考えられるコスパの悪い高性能ディスプレイ。
フルHDとの切り替え(4ドットto1ドット)がもし出来ないのなら、3Dテレビのようなマニアのおもちゃになってしまうのか心配はしていないけれど、何となく4Kにしようと思うなら現物を見て操作してからにしましょう。
テレビなら4Kどころか8Kも。NHKが受信料で遊んでいる例。
飛び出して見える! 8Kテレビの映像が凄すぎる – ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/352663
映像を鑑賞するなら超高解像度は適していると思うけれど、1m足らずという限られた距離で作業するPCモニタとしては、物理的なサイズの問題が有り2K解像度以上は合わないと思った。
PCモニタは30型未満、3K解像度未満が限度でしょう。
>4K解像度という仕様そのものが一般向けではございません
じゃありんご様環境は一般向けじゃないですなw
>左がフルHD、右が4Kでのアイコンの表示イメージ
問題ない、kinokoでアイコンを縮小してたら元からこんなもんだw
http://pcgenki.com/soft3/kinoko.htm
>昔のガラケーで撮影した写真や動画がサムネイル
確かに4Kモニタ買える層がガラケー使ってちゃいけませんなw
もっと景気に貢献しろw
>フルHD2枚にするとラグる(コマが飛ぶような)現象を何度か見て
Keplerがアップを始めたようです
>AppleのRetinaは問題無い
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
4Kモニタのダメ出しをしているのかと思ったら
いつのまにかWindowsがディスられて、Appleが絶賛されていた
な…何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…
さすがりんご様の設計は神だとか Dellの4Kモニタが最安だとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ
>境目の無いモニタでCAD(主に3Dの電子設計図)作業とかなら向いている
3Dプリンターがアップを始めたようです
>映画鑑賞が趣味とかならやはり向いていると思われ、
>4K対応映像が今後普及するなら多少高額でも必須
たまに家電店行ってしばらく眺めてたりしますが、さすがに4Kはスゴイですな
普通に画面の中のソコに実物がある感じw
映像自体が4K用で撮られてないと意味無いでしょうし、4Kに向いてる映像と向いてない映像はあるでしょうが、フルHDと明らかに違いが解るレベルなのは確か
>またはフルHDモニタとの価格差が狭まり
このコストダウンが最大のハードルになるのでしょうが
↓
>フルHDと4Kの切り替えを自動で出来る
この機能の実用化と実装にまたコストがかかるっていうw
>私には精細さが全然解らなかった
そもそも4Kじゃないモニタで4K用の映像を観てもソレ4Kじゃないですし、一度家電店売り場で4K用映像でデモしてる4Kテレビを、隣にいっしょに並んでる普通のフルHDのテレビと観比べてくるといいですよ
イチイチ感動こそしませんがw、少なくとも違いはハッキリ解りますよ
>まとめると、現状のWindowsパソコンでは4Kモニタは生かせないどころか
>作業効率が落ちてしまうとも考えられるコスパの悪い高性能ディスプレイ
逆に言うとWindowsが悪いとも言える件
ドザー「知ってた(白目)」
>PCモニタは30型未満、3K解像度未満が限度でしょう
業務用とか一般PC用途で具体的に考えますと、エクセルでどんだけセルを表示できるかあたりが、スクロール操作頻度的に作業効率に関係してくる気がしますな
逆に細か過ぎてもセルの選択に苦労するでしょうし、そしてなぜか罰ゲームでタッチUIとかだったなら即死w
横長なPCディスプレイが嫌いな私は、4K2Kが嫌いです。価格は高いですが、現状だと16:10のWQXGA(2560x1600)なら何とか、という状態ですね。
ただ4Kや8Kの映像自体は、これなら3D映像なんて目が疲れるだけのクソな機能だ、と思えるくらいくっきりキレイな映像が見られますから、BBC EARTHのような大パノラマの自然映像を見る際にはかなり有用な性能だと思います。映像のクオリティにスピーカの性能が追いついているかは別の問題。
だからPCディスプレイに4K2Kは不要。
>写真や動画が縮小表示
1024x768→1680x1080へ変更した際は、特にこれを感じましたね。画像拡大・縮小時の補間(バイキュービック法やバイリニア法など)は偉大だと感じた時でもあります。
とりあえずWindows Vista以降でデスクトップアイコンの大きさを変えたい時は、デスクトップでCtrlキーを押しながらマウスホイールを回すと、ブラウザ使用時の拡大縮小と同様にアイコンの大きさを自由に変更できますから、デスクトップに限り高解像度でも操作に支障はありませんよ。
昔はTVの解像度よりもPCの解像度の方がずっと高くて、綺麗だったのにいつのまに追いつかれたのか。PCには高解像度化してほしいですね。
とはいえ
>現在30万円以上もする液晶モニタを普通の人が買うわけが無し。
これは確かにそうで、
>46型モニタをパソコンで使うには無理が有りましょう。
これも確かにそう。
そんなに広い部屋に住んでいるわけではないのでマルチモニタのスペースもなく、23インチで4Kあたりのディスプレイをずっと期待していたらこないだDELLから発表がありましたね。
私がディスプレイを買い換えた3日後のことでした(泣)
>フルHDと比較すると4Kは25%の面積へと縮小する技術とも言える為、昔のガラケーで撮影した写真や動画がサムネイル、下手するとアイコン状態になってしまう。
あれ、普通のPCのディスプレイの画素数が200万画素とかのところ、デジカメの画素数だけ1000万画素とか無駄に高解像度化していったのは、来たるべき高解像度時代のためだと思っていたのですがw
>5.AppleのRetinaは問題無い
え…えぇっ!?
>Windowsの場合は、ハードウェアをPCメーカー、OSはマイクロソフト、ソフトウェアはサードパーティという感じに分かれており、まずはマイクロソフトが4Kに対応しなければ話にならない状況。
いや実はWindowsは4Kに対応しているんですよ。Vistaあたりからかな?96×96とか、普通のディスプレイでは無駄と思えるくらい大きなアイコンが用意されてます。問題はソフトウェアですねー。
>4ドットの1ドット切り替えが出来る前提で、一般PCユーザ向けと言える価格なら、せめて5万円、DELLの価格破壊を更に半値以下まで落とさねばならないかと。
いや、しかし見方を変えてみましょう。
今でこそIPSのフルHDでも数万円と激安ですが、ほんの数年前にはIPSのモニタなら10万近くしていたはず。そのことを思えばもうこのモニタ買ってもいいんじゃないかと思いますよ?ていうかその3日前にディスプレイ買い換えてなければきっと買ってた。
とりあえず、現状の解像度ではドットがはっきりと見え、フルHD、つまり日本語に訳すと充分(Full)高(High)精細(Definition)とはいいつつ全く高精細ではないです。近づかなければ気にならないとかよく言われるんですが、そんなことはなく、近づかなくてもアンチエイリアスがかかっていないフォントはジャギー(ギザギザ)が普通に視認できるレベル。それでも読めるから良いとか、アンチエイリアスをかければ充分綺麗という意見もありますが、文字を小さくしていくと潰れてしまい、結果読めなくなります。
大きく不便なのがExcel等で、大きな表を開いて全てが表示できるようにしようとすると縮小しなければならず、数字が潰れてしまい読めない表に。かといって数字が読めるように大きくすると表の一部しか表示できず、やはり見づらい表に。
視力の限界より先にディスプレイの限界が来るのが歯痒いですね。
>Vistaあたりからかな?96×96とか、普通のディスプレイでは無駄と思えるくらい大きなアイコンが用意されてます。(Xenet さん)
やはり出来るのですね。XPでも(手順は違うかもしれませんが)可能なので、Vistaや7辺りで改悪されていなければ出来るのではないかと思っていました。
◇ ~ ◇ ~ ◇
ついでに言えば、アイコンは画像のサイズだけではなく、フォントの種類やサイズも指定可能です。
同様に「メニュー」用のフォントも種類やサイズが指定可能。(ただし、フォント名にUIが付いていないものを選ぶと逆に見難くなる可能性大)Windowsで動作するアプリケーションは、アプリ側で特別に指定していなければ適用されるはずです。
マウスのポインターも大きいサイズありますし…。
方法は色々とありますが、個別に設定するほどこだわりがなく、面倒に思うなら、DPIを変更すれば良いような気がします。
私が使っているモニターの場合だと2種類(標準の大きさ:96DPI 大きなサイズ:120DPI)から選べて、カスタム設定も可能になっています。問題は、フォントや画像の解像度が追いついているかどうかのような気がしますが、印刷可能な解像度があればそれほど粗さは気にならないのではないかと思います。
4K2Kと解像度が高くなってなっていくのも良いのですが…。
個人的に気になっているのは有機ELなので、早く脱LEDして普及価格になるといいな~とか思っていました。買い換えるまでには間に合いそうにないですが…。
新しいPCを買ったときに超フルHDのモニターを買おうと思っていました。
結局、価格の高さに驚いて、フルHDのモニターを買いました。
>フォントが小さくなる
文字が小さくなるのは難点ですね…。
特に目が悪い人やお年寄りにはキツイと思います。
>テレビなら4Kどころか8Kも。NHKが受信料で遊んでいる例。
受信料の無駄遣いw
あと、高解像度モニターには、
・ブラウザのウィンドウいっぱいに表示される(左右に余白がない)Webページ
・文字が左側に寄っているWebページ
が読みづらいというという欠点があります。
いずれも古いサイトに多いです。
Webサイトを制作する際、文字が表示するブロックは100%にせず、真ん中に表示させるようにした方が良いと思います。
既に普通のディスプレイとしては
サイズ的に界がき来てる気もするかな
解像度上がっで、物理的なサイズか大きくなると場所もとるし
かといって解像度だけ上げると、アイコン等々が小さくなって見にくくなるし
設定でアイコンとか拡大したら、そもそも高解像度の恩恵が減るわけだし
そういう意味ではAR系、HMD系が
今後の高解像度に向くハードのような気がする
(特に某小説のような軽く小型で、脳に直接描画出来ると良いですね)
因みに現在の私の環境は21型、1600×1050がメインで、デュアルに1280×720
デュアルは動画再生用にHDMIで、TVに繋げてます
OSも、いい加減アイコンサイズやフォントサイズ、システム関連のオブジェクトのサイズも自由に弄れるようになりませんかねぇ…(勿論アプリ側でも対応が必要だが、そもそもOSがそういう設計になっていないと…)
ま、未だに素で2Byteコードが通らないような設計してる連中に期待するだけ無駄か…
現状のHDMIでは4K解像度では30fpsの伝送が限界なのでDisplayPort接続一択…
HDMI 2.0搭載機器の普及を待つとか、NVIDIAのG-SYNK搭載製品を待つとか(ぇ?
何れにせよ現行製品の買いは無いですな…
環境が整うまでは様子見で
>いきなり縦横2倍、面積4倍になるのは飛躍し過ぎだと思った
どうせなら2倍とか4倍という様に規則的に増えていった方が昔の画像を拡大する時とか分かりやすいと思います。それこそ一般の人にも。
>昔撮った画像サイズがモニタ解像度の進化の都度に小さくなって行く事。
これはもう仕方ないですよ、ただ今の時点でいうとXenetさんの仰る通りデジカメやスマホカメラは十分高解像度なので4Kなら平気かと。
どれどれiPhone5のカメラが800万画素、4Kが3840×2160で829.44万画素。まあ十分と言えば十分ですけどiPhone5は4Kを全部カバーはできないんですねー。壁紙には使えない。
>AppleのRetinaは問題無い
ですよねー
だって…
>一般向けとしてはOSやソフトの対応待ち
これが全てですもんね。ああ、あとお値段ですね。
>1m足らずという限られた距離で作業するPCモニタとしては、物理的なサイズの問題が有り2K解像度以上は合わないと思った。
>PCモニタは30型未満、3K解像度未満が限度でしょう。
はい先輩!それらはあくまで「今」の話ですよね、なので賛成です。
ただ環境がととのった前提で言えばモニタの解像度には理想があります。
Xenetさんも仰っていますが、少なくともフルHDではまだまだドット(ピクセル)が近くだと余裕で見えますよね、わたし、気になります!
じゃあどうなれば見えなくなるのかと言うと、300ppiあれば目視できないそうです。(ppi>1インチあたりのピクセル数)で、モニタのppiの計り方はこうです
ppi=√(横ピクセル^2+縦ピクセル^2)÷画面インチ数 (byウィキペディア)
じゃあ数字を当てはめてGoogle先生に聞いてみましょう。
フルHD27インチ 1920×1080 → 82ppi
4K 27インチ 3840×2160 → 163ppi
8K 27インチ 7680×4320 → 326ppi
と言う訳で近くで見る用モニタは30型辺りなら8Kになってやっと完成です!
MacbookPro 15.4インチ 2880×1800 → 220ppi
iPhone5 4インチ 1136×640 → 326ppi
Apple様も「そうだそうだ」と言っております。
4Kディスプレイが欲しいけれども、今のところ、環境がいろいろと追いついてない感じ。
>PCモニタは30型未満、3K解像度未満が限度でしょう
自宅で5年以上30インチWQXGAを使ってます。
仕事するには横が狭いのでもっと広げたいけど、かといってマルチディスプレイにする部屋がないという意味では確かに限度。
けれども、フルHDの絵を全画面化するとボケる、古いのでGtoGが8msと遅く残像が気になる時があるなど、結構不満があるのです。
が1920×1080では仕事の効率が落ちる
文字の大きさなどは大体OS側で設定できるので、古いソフト(昔のゲーム)でもないかぎり4Kでも大丈夫じゃないかと思います。
が、値段が高すぎるのと、速度が遅くて残像が気になるんだろうなと思うと買い時じゃなさそう。
今のHMDだと飲み物やタバコがNG、キーボードが見えないという私にとって致命的な欠点があるので、ディスプレイ技術はもっと進歩して欲しいと思う
>私が使っているモニターの場合だと~(以下省略)
書き方が説明不足で中途半端だったと思うので補足。
>設定でアイコンとか拡大したら、そもそも高解像度の恩恵が減る(Sort さん)
モニターの解像度を落として拡大した場合は確かにそうですね~。
それとも、作業領域が減るのが気になるのかな。
>OSも、いい加減アイコンサイズやフォントサイズ、システム関連のオブジェクトのサイズも自由に弄れるようになりませんかねぇ…(仙南廃人 さん)
何か、少し勘違いをされている方が多そうな気がするのですが…。
自由に弄れると言えるかは微妙ですが、一応出来ます。方法は、↓
画面上のテキストを大きくまたは小さくする - Microsoft Windows ヘルプ
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/make-screen-text-larger-smaller#make-screen-text-larger-smaller=windows-7
上記マイクロソフトのページから一部転載 - ここから -
画面上のテキストやアイコンなどのその他の項目を大きく表示して、見やすくできます。使用しているモニターやラップトップの画面の解像度を変更する必要はありません。モニターやラップトップを最適な解像度に保ったまま、画面上のテキストやその他の項目のサイズを拡大または縮小することができます。
転載 - ここまで -
説明はこちらのサイトが分かりやすいかもしれません。
Vista & Windows7,8
http://www.shoai.ne.jp/hirakata/it/vista&7,8/moji_hyoji.html
DPIスケールとは~ノートPC購入時にぶち当たる解像度の問題。その突破口になるか!?
http://blog.livedoor.jp/pasocompass/archives/51466947.html
◇ ~ ◇ ~ ◇
>実はWindowsは4Kに対応しているんですよ。Vistaあたりからかな?(Xenet さん)
Xenet さんも書かれてる通り、(XPでも一応設定は出来ますが) 画質が劣化しないようになったのはvista辺りからのようです。
>このような広さが本当に必要なのか。
>AppleのRetinaは問題無い
>面積が4倍のRetina解像度になったなら、アイコンも4倍の大きさでデザイン
>曲線が美しくなる
もしかして、アイコンやフォントサイズの拡大を、劣化する方の手段で拡大されているのでしょうか?
◇ ~ ◇ ~ ◇
>Appleは最初から4倍以上(9倍くらい?)の大きさ、面積でアイコンをデザインしている
間違いではないと思いますが、大きいサイズを縮小した場合も劣化表示に可能性が高いので、各画面密度用の画像(サイズと密度を計算して設計したもの)を数種類用意しているのではないかと思います。
>まずはマイクロソフトが4Kに対応しなければ話にならない
理想を言えば、OS側で解像度(サイズ)だけではなくdpi(密度)も考慮して、自動的に最適な表示サイズを選択してくれると良いのでしょうが…。
Windowsの場合は、ユーザーが使うモニターのサイズ(インチ)や解像度(ピクセル数)によってdpi(ppi)は大きく変わってしまうという事を考えれば、ユーザー側でのモニターの解像度(dpi,ppi)や使用目的に合わせた初期設定が必要となるのは仕方が無いかもしれないと思います。
>問題はソフトウェアですねー。(Xenet さん)
そうですね~。まだまだ、対応にばらつきがあるみたいです。
>とりあえず拡大は必須。しかし
>ブログへ貼る用にWindows上でのスクリーンショットを貼り付けると、
>フルHDで見ている人には4倍の大きさに
逆に、フルHD用に制作されたサイトの画像は、4Kや高解像度のディスプレイで見ると…。様々な解像度が混在している今の状況下では、両方に対応させようとすると、アプリ制作も、webサイト制作も配慮することが増えて、少しハードルが上がってしまった感じですね。
※溜まっていたバラバラの資料を整理し、自分の防備録としてまとめたついでに、その一部をコメント用に編集してみたら、随分と長い文章になってしまいました。