エキスパートマウス購入から1年3ヶ月。
購入前からどう見ても慣れる気がしないため、友人含む3人で「誰か使いこなせるだろう」と目論見、代表で私が購入して最初の2ヶ月は使用しておりました。そう、2ヶ月であきらめたという意味。
しかも3人とも全滅という悲報。
ケンジントンのトラックボール勝手に評価
現物は無事嫁入りしており、画像を購入時のページより。
ケンジントン無線トラックボール現物レビュー・評価
https://bto-pc.jp/select/kensington-expert-mouse-k72539jp.html
左上が本体、右下はリストレスト(手首支え)。
単三電池2本で専用レシーバでもBluetooth接続でもOKなワイヤレスで、このメーカーのこの形のトラックボールは1万円前後が相場。こいつは確か9千いくらかで購入。
本体の玉を外した状態。
正方形は1つ1cmなので本体と玉の大きさがわかるかと。
玉は親指トラックボールのようにハメて使うのではなく、本体に乗せて転がして操作。玉の周囲にはダイヤル式のホイールスクロール、4つのボタンは手前左右がクリック、上2つは忘れたけれどカスタマイズして使うものと認識。
現在の持ち主は、右奥をホイールクリック、左奥を戻るボタンに設定。私は確か進む/戻るボタン。
エキスパートマウスのレビュー3+2人分
まずは大爆死した3人から。
私(ヒツジ先輩)の場合
普段遣いはMX ERGO、M570tでいずれも親指トラックボール。
約10年前にトラックボールに目覚めてからはマウスには戻れない勢いで愛用して来たため、親指が人差し指などに変われども問題無いだろうとナメてかかった結果。
数日で何となく慣れるも、2週間経てどもどうしても玉の重さと奥の2つのボタンの押しづらさに慣れられず、特に玉が重いので3画面を行き来するのは単純に指が疲れる。
1ヶ月を過ぎた頃から、これはもうダメかもわからんねと思い始め、何とか2ヶ月過ぎたところでギブアップ。親指トラックボールに戻してその軽さに感動した。
ゲーマーX氏の場合
普段遣いはM570t、ゲームの際はRazerの有線で軽いやつ。
あえてゲームもエキスパートマウスを使用したところ、精細なエイム(狙いをつける)には良いけれど、やはりボールが重いので勢いが付くと非常に操作しづらく、マウス操作で移動する系のゲームは無理とのこと。
1ヶ月弱でギブアップ。
親友Z氏の場合
普段遣いはバッファローの普通の無線マウス。
ゲームは囲碁とか麻雀などのテーブル系で、他にはブラウザ開いて色々見たりYouTube再生したり、時々仕事を持ち帰りExcelやPowerPointを使う用途。
元からトラックボールに慣れていないというか初トラボなためか、意識しなければボールやボタン操作ができず、本人は「歳のせいかな」と笑っていたけれど、慣れる人と慣れない人は居る。
2ヶ月弱でギブアップ。
(おまけ)Z氏の奥様
普段遣いはPC付属の有線マウス。
以外にもすんなり「別にこれでもいいし操作が楽だね」的に拾う神キターかと思いきや値段を聞いてグーで殴られそうになったそうな。普段数百円レベルのマウスを使いこなせているのだし、まさか1万円とは思わないかと。
1日で中止。そして私の元へ出戻ったのであります。
(本命)CAD職人見習いの学生
適当にウェットティッシュで拭いて箱へ戻し、このまんま押入れの肥やしになるかと思っていたところ、コールドスリープから約半年後、Auto CADを使う当時高校3年生から「CAD用のマウスとかないの?」とLINEで聞かれる。
確かIllustrator職人がエキスパートマウスを手放せず何年も愛用しているとかそういう話を見た。もしかしてと思い貸してみたところ、アホほど使いやすいらしい。職人ではない私には意味がわからない。
どうやら製図には精細な動きが必要なことが多く、普段遣いとしてはやはり玉が重いものの、マウスに持ち替えるほどではないので売ってくれと。
実売1万円に驚いていたので千円で成約。うちの押入れに在庫しても価値はゼロ、ヤフオクに出せば5千円くらいにはなりそうなものの、被害者出るかも知れないより職人見習いの役に立ってほしい。
マウスは万能トラックボールは用途を選ぶ
多分こう。
- マウス・・・素早い操作+精細な動きが可能
- 親指トラボ・・・操作は軽い+精細さは苦手
- デカ玉トラボ・・・操作は重い+精細さ得意
同じトラックボールでも特徴が正反対だと思った。
私らの間違えていた使い方を見てもわかりやすい。
- 私・・・3画面の横約6千ピクセルを常に移動しまくる
- X氏・・・素早いボール操作をすると回転を止めにくい
- Z氏・・・トラックボールに慣れるのは時間かかりそう
親指の場合は解像度を上げるかポインタの速度を上げて指を玉から話さずサクっと適当に移動するところ、デカ玉の場合は玉を弾いて転がして作業場に来たらじっくり動かす感じ。
私を例にすると、ポインタの速度を速めにして弾くと矢印どこ行ったのかわからないほど吹き飛び、遅くすると今度は精細な操作時に遅すぎてイラッと来る、この中間がわからなかった。または無かった。
一応、足での操作も試みたけれど、普通に指がつるので和室でのフットコントローラーとしては無理がある、ということでやってみるなら洋室でしょうな。でしょうなと言われても困るだろうけれど。
以上、ポインティングデバイスは慣れるかどうか以外に用途も考慮を。
ここで終わると庶民Aさんから「よし、次はローラーマウスに挑戦だ」と言いそうなので先手しておくとこういうやつ。
実売3万円前後。ヤフオクで検索すると例のネズミしか出て来なかった。販売数少ないだろうし、値段が値段なだけに意地でも慣れて手放さないのだろうと推測。
>このメーカーのこの形のトラックボールは1万円前後が相場
私が購入したモデルはスクロールリング無しの廉価なモデルだったため、操作性に難がありました。同じくケンジントンの大玉トラックボールを購入する方は、やや高くなってもスクロールリング有りのモデルをお勧めします。
あまりボタンの多くない方が好きな私は「K72500JP」が好みなデザイン。
価格.com|ケンジントン Orbit Trackball with Scroll Ring
https://kakaku.com/item/K0001242745/
>ローラーマウス
買うのが厳しいならレンタルもありますよ。半月で4,000円とリーズナブル。
Rentio[レンティオ]|ContourDesign RollerMouse Pro3 ローラー型マウス RMP3/J
https://www.rentio.jp/products/rmp3-j
しかもお得なことに、試用後にそのまま購入したくなったら買取OK。Amazonでは約27,000円で売っている同商品が、試用後の買取で25,000円ですから安い。
もう・・・と思いつつ送料往復無料なら実質2千円くらいのレンタル料では?と思い、話(ブログ)のネタにアリかな?と思いきやこれである。
https://imgur.com/a/igeKOcn
AmazonでログインしようとしてもNG。フィッシングサイトかよ。
私は問題なく注文確定ページまで行けましたから、少なくともサイトに問題があって正常動作していない訳では無いはずですよ。
https://i.imgur.com/OMwzs04.jpg
画像はほぼ4Kサイズと馬鹿デカイので注意。
Linux環境、です。
と前置きして、
Linux使用時のトラックボールは、全てのトラックボールでは、初期設定のコマンドではボールでのウィンドウの上下スクロールは出来ません。
ウィンドウの上下スクロールを行うのであれば、キーボードのPageUP/DOWN若しくは上下ボタン、新たなコマンド設定で行う必要が有ります。
只、エキスパートマウストラックボールには、他のトラックボールには無い機能が有り、それがスクロールリングです。
そのスクロールリングでウィンドウの上下スクロールが出来ます。
私のこのトラックボールの使用方法ですが、左手使用前提で中指の第二関節下にボールの頂部がデフォです。
薬指は左奥のボタン、人差し指が右手奥のボタン、小指が左手前ボタン、親指が右手前ボタンになります。
スクロールリングは主に薬指で操作しています。