アラ探しをしたわけではないのですが、トップページにこれは
さすがに見逃すわけには行きません。
先にVSPECさん。
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もしかして、と思って行ってみるとやっぱりなハーキュリーズさん。
まとめると、
・(VSPECの)Windows XP OEM は2009年1月に生産終了
・(ハーキュリーズの)Windows XP は2009年1月で販売中止
昨日「この広告は汚いな」と思ってDual Core搭載PC(Celeron)を取り上げた
ばかりですが、今回は大げさとかいうレベルではなくウソです。
カッコしたように「VSPECの」とか「ハーキュリーズの」と書けばまだ良いですが
これではWindows XPが1月以降、買えないように見えます。
ひとつめは2008年6月に「出荷禁止」になった全PCに適用されるOEM版。
OEM契約はマイクロソフトとするものなので、MSがダメと言えばそれまで。
こっちは約半年前に終わってます。
もう1つは、ULCPC(ウルトラローコストPC)のみに適用されるOEM版。
MSは「こんな低性能仕様ならOEMのXP載せて良いし、安くするよ」というもの。
今流行ってるミニノートやコンパクトPCに載ってるのがこれです。
では、何が1月に終わるのか?
・OEM版(Original Equipment Manufacturing)
OEMはCDやDVDのメディアが無い状態でライセンスのみMSから大量に買うことで、MSが認定したBTOメーカーだけがインストールした状態で売れるものです。在庫ではなく、出荷した数だけ支払い、ライセンスはコアラベルというプロダクトキーのシールになります。そこにメーカー名とOEMって書いてあるはず。
・DSP版( Delivery Service Partner )
こっちはメーカーではなくMSが認定したパーツに付いてくるWindowsです。簡単に言えば抱き合わせ販売で、例えば1000円のカードリーダーにDSPのWindowsが付いている状態になります。何が良いかと言えば、普通にパッケージを買うより安いのです。今回の1月終了はこっちになります。
まずEOLというのは、EndOfLifeの略で生産収束・販売終了の意味です。
今回のDSP版Windowsは、MSから認定の仲介業者が入りBTOメーカーへと売られるのですが、この認定仲介業者からBTOメーカーへの販売が終了するという意味です。
なので、2月からも普通にXP(DSP)は販売されます。
在庫が尽きるまでという条件付きですが、おそらくマウスコンピュータやソーテックなどは相当な数をフォーキャスト(こんな感じで売るから欲しい)を出して大量に持っているでしょう。
1月に生産終了するWindowsXPのOEMは無いですし、販売中止になるDSPは
BTOメーカーへの販売であって、私らエンドユーザーには全然関係ありません。
VSPECのOS選択はどうなってるんだろう?と思ったら、わけわからない状態でした。
1月生産終了、Windows XP OEM かつDSP、「メモリ3Gを超える不可」
何が何だかわかっていないパートタイマーのおばちゃんが書いたような選択肢・・・
もしかして私のようなブロガーにネタにされるよう、意図的にやってるんでしょうか。
マイクロソフトにタレ込んでも相手しないでしょうね。
やれやれだぜ・・・
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