BTOのカスタマイズ画面で、特にこだわりが無ければ標準で付いているキーボード
でも良いのですが「なし」を選んで外しても総額が変わらないことが多いです。
これはドスパラのカスタマイズ画面。
堂々と「サービス品」と書いてありますね。
これは安いキーボードを大量に仕入れているからで、原価500円とかザラです。
逆にサイコムのように、キーボード1万枚仕入れたら資金繰りが厳しそうなBTOは
しっかり減算してくれます。本当に資金繰りが苦しくなるかは知りませんが。
サイコムはロジクールなど採用しているので、少量を在庫しているか、または受注が
あったら発注している可能性もあります。
ちなみに、ドスパラの場合は有り無しだけではなく、周辺機器の選択にキーボードが
あるので、そちらで今有る在庫から選べます。
マウスも同じでキーボードより安く、原価が200円を切ったりすることもあります。
やたらとちゃちいと思ったら150円かも知れません。
キーボードの選び方
ポイントは、価格、目的、使用環境、この3点です。
・ 予算はいくらか?
そんなもん自分の財布と相談ですが、あまり安いキーボードを買うともったいない。
何年使うつもりなのかと考えれば、私がこれ書いているキーボードは7年モノです。
COMPAQとかロゴが入っており、以前使っていたキーボードの何かのキーが
利かなくなり、捨ててあったパソコンから取ってきました。
撮ろうと思ったらデジカメが壊れていたので、ヤフオクから拝借。
上にショートカットキーがあるけれど使っていない普通のキーボード。
開始値330円、即決580円でした。そんなもんでしょう。
私はこれで良いですが、7年も使えるならもっと良いモノにしましょう。
・ 何に使うのか?
キーボードの決定的な違いは、デスクトップとノートにあります。
普通のノートはテンキーが付いていない。
これでエクセルを使ったり、会計をしようと思ったらキツイです。
別でUSBテンキーなど買わなければ効率が悪すぎる。
他には、ゲームをする時。特にキーボードメインのオンラインゲーム。
ファンクションキー(一般的にF1~F12)でアイテムを使ったり、コンマ数秒で
魔法を打ったり必要なので、小さかったり幅が変だと使いづらい。
これはMSの何とか3000というキーボードですが、見た目は良くても
Fキーを使うゲームにはキツイでしょう。小さいし固そうです。
普段、何に使っているかを考えれば良いということですね。
ちなみに私の場合、この手の文字書きが4割、数字を打つことが6割くらいなので
ノートは有り得ません。USBテンキーは動くから無理。
・ 使用環境も考えてみる
室温が高いか、低いか。湿度は?などではなく、どこで(何ヶ所)何種類の
キーボードに触れるかということです。
私がこのゴミを使っているのは、とても標準的な設計だからです。
20年前からほぼ変わらない配列、キーストロークは普通。音も普通。
製造は中国辺りかと思われますが、コンパック(HPに買収された)は
海外メーカーなので、見た目より頑丈さに優れており、実際どのキーも壊れず
おそらく7年前と変わっていません。
ヘタにこんなキーボードに慣れてしまうと、良すぎて普通のキーボードが
打ちづらくなったりします。
これ、使った人の感想によると、かなり良いらしいですね。
もう普通のキーボードに戻れないと聞きました。
合う合わないもあると思いますが。
自慢ではないですが、私のように色んなキーボードに触って、遅いですが
左手だけでも入力できるくらいの変態なら何でも大丈夫ですが、家で
こんな良いキーボードを買って慣れてしまい、会社でも自腹で などならないよう
少しくらい考えた方が良いかも知れません。
MSにも「キーボードの見つけ方」なるものがありますが、全然参考にならなかったので
選び方を書いてみました。MSキーボード良いですよ。高いだけはある。
Microsoft Hardware - キーボード
http://www.microsoft.com/japan/hardware/keyboard/default.mspx
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