今回は、BTOパソコンの通販もしている秋葉のアークです。
聞いたことはありましたが、何かのニュースからのリンクでショップのサイトを初めて見ました。秋葉系にしてはシンプルでセンスあるデザインのネットショップ。しかし、そんなことは内容とは関係ありません。
PCパーツ(パソコンパーツ)通販・販売【秋葉原アーク(ark)PC】
http://www.ark-pc.co.jp/
トップはパーツ屋らしく品揃えが豊富なようです。
メニューにある、BTOパソコンをクリックするとBTOコーナーへ。
行くのですが、なぜそこで「BOOK」なのか。
カーソルをあてるとLivedoor BOOKSへのアフィリエイトでした。
これは期待できない。
店の看板の下、最も注目される場所にこんなもんを貼るとは。
弱小店らしく何やら勘違いしたコピーも見られます。
パソコンショップアークは正規版の Microsoft潤・Windows 各種を使用しております。
これを知っていたから何の役に立つわけでもありませんが、マウスコンピュータやフロンティア、エプソンダイレクトなどに見られる「エプソンがおすすめするWindows Vista(R) Business」というコピーは、MicrosoftのOEMを使用するためのフレーズです。
また、Windows~[正規版] と、正規版にリンクやJavascriptで説明が出るものも同じ契約による縛り。別に他社が海賊版を使っていたり正規版と威張っているわけではありません。
やはり期待できない。
しかし、ざっと見たところサイト内の構成は見事です。
ドスパラ並に解説が細かく、しかも分かり易い。
何がどう分かり易いのかは、htmlソースにあります。
見出しタグが上手く使われており、まぁそれは良いとしましょう。関係無い。
BTOコーナーのトップにある画像ですが、良く見なくともCOOLER MASTERのロゴがあります。ケースにこだわっているようです。その横、やや青く光っているケースは、以前Windows7待機人Aさんのコメントで見たアンテックのこれです。
Antec PCケース Twelve Hundred 製品情報 - リンクスインターナショナル
http://www.links.co.jp/html/press2/twelvehundred.html
リンク先の動画を見ると分かるのですが、このケースは本格的に実用重視で考えられたデザインと構造になっており、自分のデスクトップをいじりたがらない私が本気で購入を考えました。価格.comでの最安が26千円となっており一瞬で見なかったことにしましたが。
気になることは底にある電源の向き、5インチのシャドウベイにどの向きでHDDが入るのか、大型ファンはブレずに長期間耐えるのか、そしてLEDはやめろ。という辺りですが、それを考慮してもこのケースは良く考えられています。
話を戻し、秋葉原のアーク。
ケースを選べる時点でマウスやフロンティアなどとは違う、明らかにサイコム寄りと分かりますが、実際の価格と電源のカスタマイズがどうなのかがポイントになるはずです。
適当に入って選んだこれで行きましょう。
何となくではありますが、最安が頭に入っているので私が分かり易い。
パーツ名の右に、現時点のおおよその最安付近を書きます。
BRIGHTON BR-Ii92X58A3-W
# Intel Core i7 920 (27000円)
# DDR3 1333MHz 3GBメモリ (3枚x2K円=6000円)
# Intel X58 / ICH10R (20000円)
# DVD スーパーマルチ DL (3000円)
# HDD 500GB SATA2 (7000円)
# Geforce 9800GT 512MB グラフィックカード (10000円)
# 600W 電源 (7000円)
# OSオプション (0円)
総額、8万円になりました。かなり良心的です。
これは価格コム最安+私の勘なので、実際に全てを最安で購入しようと思えば、店が違うため送料や振り込み手数料などが満載になります。
残念なことは、左にあるようなメーカーと比較にならずBTOショップとしては規模が小さいのでしょう、OSが付くと自作より安くなってしまうというメリットがありません。
OSや電源などはどうなのか、カスタマイズに入ります。
当然ながら選べます。更に当たり前ですがDSP版らしく安い。
DSPは構成パーツの何かにOSが付くもので、パッケージより安価です。
Windows7のクーポン付きもありますね。
これは、Windows VistaをWindows7へアップグレードする何かが10/22より順次出荷でマイクロソフトから送られて来るもので、実質2つのOSを選べるということになります。Vistaは要らないのでWindows7を先行買いするようなものです。
やはり電源が選べます。しかも種類が半端無い。
自作できるレベルで無ければ、このリストを見ても分かりませんが、予算からパーツを選ぶことになるため、3~4種類を調べれば充分とも思えます。
そして好感度アップなものが左下に表示されています。
電源が計算されているので、増設や今使っている部品を考慮できます。
大した容量ではありませんが、私ならばHDDが軽くプラス3本と、SoundBlaster(PCI)を挿すはずなので、100W程度の余裕は欲しいところ。結構、簡単な計算になっているとは思いますが、目安として見えるため素晴らしい機能と言えます。
以上より、私の評価ではアーク(ark)は「有り」ということになりました。
マザー、電源、ケースのメーカーを選べないBTOショップは多々有ります。これは、自社製造のケースであったり、マザーのメーカーが替わる、電源も替わる可能性があるため、ほとんどの直販サイトでは書かれておらず選べません。
そこまでこだわるならば自作をしろということですが、今までナショナルブランド(富士通やソニーなど)の完成品を使っており、初めてBTOに触れるならば最適かと思います。
標準でOS無しとなっているため、価格や企業の規模ではサイコムには及びませんが、秋葉原へフラリと寄れる環境ならば、アークおすすめします。
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