気付けば12月上旬が過ぎようとしています。
公務員以外は文字通り寒いかと予想できるボーナス争奪戦。各社どう出撃しているか観戦しましょう。やる気の有る無し、何がしたいのか分からないメーカーがよく判ります。
目に付いたキャンペーンをピックアップ。
パソコン工房(ユニットコム)
主に値引き、12月14日(月)まで送料無料
無難に値引き。期間限定で送料無料。
ノートで無ければパソコン本体はヤマト運輸の120サイズを超えるため、発送元となる関東以外では結構かかり、液晶もセットで購入すると送料で3~4千円など普通に行きます。
特にインパクトが有るとは思えません。
TWOTOP(ユニットコム)
値引き、送料無料、10・12回払い金利手数料1%
2~5千円オフが大幅プライスダウンかはさておき。
秋葉原の実店舗メインなのでしょうか。通販は特に新鮮さも驚きも無く、いつもやっているだろうという程度のキャンペーン内容です。パソコン工房同様に、送料無料は良いものの2千円オフはどうなのかと。
大したものは見られません。
フェイス(ユニットコム)
赤ケース「新FORTISSION」特価、12月23日(水)まで
やたらと中途半端になっております。旧FORTISSIONはモニタのベゼルまで赤だったかと。液晶パネルの生産が追い付いていないという情報(噂)も嘘では無いのか、はたまた思い付きで赤を再登場させたのか。
赤いミドルタワーを部屋に置くとかなりうざいと思いますが如何に。
同じユニットコムでもfaithだけはいつも通りのようです。
マウスコンピューター(MCJ)
色々値引き中・・・、12月14日まで
良く有る手かと思いますが、マウスコンピュータに限らず広く小さな値引きが良く見られます。
アップグレードが今なら数千円安い。特定の機種ではCPUが期間限定で安い。何か良く解らないけれど今だけ数千円オフ。結構な事ですが、何を買えば得なのか今一判りづらい。
冬のボーナスセールと言う割に細切れ状態でした。
DELL(デル株式会社)
色々値引き中・・、12月25日(金)まで
以前からやっていますが、品数が尋常無く増えています。
元から安いため他社と比較すると違和感さえ有りますが、上の画像から行けば液晶の21.5インチと24インチが激安。2年前のスクエア19インチより安いかと。全体的に性能から見ても安めですが、右下のDELLプリンタは一応お勧めしません。おそらく中身はLexmark(レックスマーク)でしょう。インクが1本3千円などしていたら間違い有りません。質もよろしくない。
DELLらしい特価ですがキャンペーンとしては行けていないかと。
日本HPダイレクトプラス(Hewlett-Packard)
先着1000人にHDDなどがもれなく当たる、12月25日(金)まで
真打来ました。外付HDDが777人、その他223人、「総計1000人に先着で当たる」と有りますが、キャンペーン申込ボタンが有るという事は終了していないという事。
終了までは77.7%の確率で1TBの外付HDDが当たり、運悪く22.3%を引いてしまえば下らない安物 USBメモリなど豪華賞品をゲットできます。
上に「インテルxHP」とインテルが先に書かれているため、スポンサーとしての提供、時々やたらとインテルロゴが目立つ広告も有りインテル資金でやっているのでしょうか。
HPとDELLはマイクロソフトとインテルを従えているようなものです。
フロンティア(KOUZIRO)
応募者全員にプレゼント、12月18日(金)まで
なぜここでエコバッグ?
もちろん私がPC以外のキャンペーンを選んだ為ですが、メルマガ登録と住所など個人情報を入力するのみでエコバッグが貰えるようです。私はBTOメーカーのメルマガを片っ端から登録しており月に100通は受信しますが滅多に読みません。月に1~5程度。
登録解除は自由と思われ、ゴミ箱フィルタも粋ですね。
BTOは大した事有りませんが、時々完成品の処分を本気で特価で出しています。今は出ておらず、これと言った機種は見られず。
ドスパラ(サードウェーブ)
会員限定10万円以上購入でPS3が当たる、送料無料、1月4日(月)まで
500人に当たると有りますが、約1ヶ月の内で10万円以上のPCの購入数を考えると結構確率が高そうに思えます。予算7万円の人間でも10万超えたくなる。更に送料無料かつ値下げ。
最短翌日納品はカスタマイズ無しの完成品なら、当日出荷するという意味ですが、納品先により2日かかるでしょう。他社と比較すると最も上手いキャンペーンかと思います。
褒め過ぎですが私がドスパラの社員というわけではありません。
売り出しの特価キャンペーンに騙されるな
散々煽っておきながらいつもの事ですが、送料無料は概算が楽になるため気分的に良いものですが「値下げ」に騙されてはいけません。
メーカーが勝手に決める値下げ額
Lenovoがやり過ぎのため嫌ってこのブログで取り上げる事は有りませんが、元の価格はPCメーカーが勝手に付けています。メーカーAは10万円、Bは12万円としてAは値引き無しでBが15千円オフとしても比較できない。なぜその価格なのかはメーカーにしか分からないものです。
期間限定にも裏がある
この記事でスクリーンショットを残した理由のひとつ。上記12月中~下旬で終わるキャンペーンですが、終了と同時に期間のみ変わっていたり、内容が少しずつ変わりながら1年中スペシャルプライスも良く有ります。面倒ながら毎週全メーカーチェックしている私が言うのだから間違い有りません。
12月23日以降まで続くキャンペーンは良いとして、中途半端に12月10~20日の間に終わるものは期間を上書きして継続するかと思われます。
自分の好きなメーカーをひいき目に
AというメーカーのPCを使っており、次も同じメーカーで購入を考えているなら、数千円や1万少々の価格差はお気に入りブランドとして多少の差は気にしない事をお勧めします。
使用実績あっての事なら、他社の割安感やキャンペーンに釣られて浮気はどうかと。私のお勧めは延長保証が長く安いメーカーでの購入ですが、パソコンは運で故障するものです。
最近はネットブックやCULVの登場で、デスクトップよりノートの暴落っぷりが激しいため、エコや環境を無視して3年程度で買い換えた方が自分や懐に優しい事も言えます。
何かまとまりませんが、とりあえずドスパラとHPは一応チェックするとして、性能(特にCPUとビデオカード)から価格を見て、キャンペーンや値引きにまどわされぬよう選びましょう。
迷ったらまだ買わないという最善の方法も有ります。
HPのキャンペーンは毎回良い感じだと思う
確かに。ピンポイントで濃いやつをやりますね。