最近発売のBTOパソコン3月後半分。
今回も5記事分と少なめな原因は、やはりテドロス肺炎な中国ウィルスが影響しているのだろうか。正直、今は新製品とか出している場合ではないと思うものの、今だからこそぶっ込んでみたいのか。
適当に見て参りましょう。
最近発売のBTOパソコン(2020年3月後半)
3メーカー5記事分。画像は意味のあるモノだけ。
マウスコンピューター(1)
薄型/軽量の15.6型ノートmouse X5に第10世代Core搭載モデル
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1242456.html
税別で約11万円。バッテリ駆動がBTOメーカーにしてはとても凄い。
約20.5時間のバッテリ動作が可能
ただ、グラボなしでCore i7は何なのかよくわからない上、ここは自慢できることなのか?と疑問な部分も。
15.6型のフルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイを搭載したノートPCで、筐体に剛性の高いマグネシウム合金を採用したことで、本体厚約17.9mm/重量約1.39kgと持ち運びに好適な仕様とした。
15.6型にしては軽い方、しかし1.4kgは良いとしても厚さ18mmは自慢できるような数値ではなく、15.6型をモバイルするようなアホは私くらいではなかろうか。
素直にCore i3かi5にして10万円を切れば良かったものを、マウスにしては提案が三流寄り。今この時期だからとアップセル(少しでも高く売る)したいのだろうか。
CPUがオーバースペック、価格が比例してしまう、要するにコスパまずい。
パソコン工房(1)
Radeon RX 5600 XT採用のデスクトップ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1244850.html
1月29日の当サイト記事より。
これによると最も近い性能はGeForce RTX 2060で、もう1つの3D Mark Time SpyではRTX 2060がやや勝ち。
しかしFF14では大きく差が付いており、こういうことらしい。
NVIDIA GAMEWORKS対応であるため、Radeon系にとっては不利なベンチマークFFやるならGeForceですな。
これから3ヶ月も経つのかと思いつつ、どうして、なぜ5600XT搭載するのかが不明。リンク先のページで参考にしているベンチマークはパソコン工房が「RTX 2060と5600 XTの性能差ほぼ無い」と表しているにも関わらず。
別にNVIDIAの方を持つわけではないし、当時4万円前後していた5600XTが今は3.5万円くらい、RTX 2060より少し安いくらいなのでアリといえばアリなのだろうけれども、どうしてRTX 2060で、とならないのか不思議。
税込103,378円らしいので別にすると93,980円。
10万円を大きめに割っているアピールはわかるけれど、それなら数千円足してRTX 2060で97,980円とかで良いのでは。
CPUがRyzenなのでお揃いにしたかったのは理解できる。ところが上位2機種がインテル入っている時点で売り方として理解できない。
ツクモ(3)
Ryzen 5 3500搭載のミドルタワーゲーミングPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1241305.html
上手い。
Ryzen 5 3500や16GBメモリ、GeForce GTX 1650を装備したミドルタワーゲーミングPC。AMD B450チップセットを搭載したASUS製マザーボード「PRIME B450-PLUS」を採用
メモリ8GBでは足りないおじさん「メモリ8GBでは足りない」
という、2chの風潮を正面から受け止め受け流すスタイルとなっており、そのメモリは置いておくとして、CPUにRyz 5 3500、グラボGTX 1650のバランス感覚が素晴らしい。もちろんツクモから金もらってはおりません。
これらギリでゲーミング名乗れるCPUとグラボ、2chのおっさんも納得なメモリ盛り過ぎに対し、B450という1万円を切る格安マザー採用もセンス良い。
- ツクモ「こんなの買うやつ、マザーとかどうでもええやろ」
- ヒツジ先輩「せやな」
な空気が伝わる。けなしているのではなく、私もそう思うからであり、コスパ追求して税別ながら8万でギリギリ最低限なゲーミングPCの提案はケチの付けようがない。
- マザー重要おじさん「マザーボードは重要」
- ツクモ「ASUSですが何か?」
- 電源重要おじさん「電源ユニットは重要」
- ツクモ「CWT製品(コンデンサはニチコン)ですが何か」
ツクモ、BTOパソコンやる気ないと思っていたので(個人的に)最近やる気出して来ている点は嬉しい。親会社のヤマダ電機は嫌い、とは言っていない。
Wi-Fi 6対応で第10世代Core搭載の15.6型ノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1243292.html
ツクモ、責任者とか担当者変わったのか。
全モデル税別10万円以下と価格を抑えた
その最安モデルがこれである。
CPUにCore i3-10110U(2コア/2.1GHz)、4GBメモリ、256GB NVMe対応 M.2 SSDを搭載し、税別価格は69,800円。
バランス感覚凄い、というか私の脳内とピタリと合う。
しかも1ランク上がこれとか。
上記構成から、メモリを8GBに変更したモデルで、税別価格は72,800円。
メモリ4GBでは足りないおじさんも納得、8GBでも足りない変態はお帰りくださいでよろしそうな上手い構成と良心的な価格設定。
これの1ランク上もイイネであり文句のモの字もケチのケの字も出ず。
CPUにCore i5-10210U(4コア/1.6GHz)、8GBメモリ、256GB NVMe対応 M.2 SSDを搭載し、税別価格は84,800円。
しかし更に上のこれは意味がわからない。
CPUにCore i7-10510U(4コア/1.8GHz)、8GBメモリ、512GB NVMe対応 M.2 SSDを搭載し、税別価格は94,800円。
ただ、この構成で税別ながら10万円を切れているところは凄い。何が凄いかはひとえにコスパ。ツクモ、BTO市場を荒らしたいのだろうか?と勘ぐるほど。
但しグラボなしCore i7はCPUオーバースペックなトラップでしかない。94,800円より84,800円の方にして、1万円で焼き肉でも食いに行ってどうぞ。
写真家監修のRAW現像向けPC 2モデル
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1243313.html
ツクモどうしちゃったの感。
前者の税別価格は99,800円、後者の税別価格は164,800円。
いずれも、第3世代Ryzenプロセッサと16GBメモリ(64GBまで増設可)を搭載する。また、PA7A-B200/XTは、フロント部にUHS-II対応のカードリーダを搭載する。
PM5A-A200/Tのおもなスペックは、CPUがRyzen5 3600(6コア/3.6GHz)、16GBメモリ、500GB SSD、ビデオカードにGeForce GTX 1650などを搭載。
最安モデルから6.5万円ほど高い方も引用。
CPUがRyzen7 3700X(8コア/3.6GHz)、16GBメモリ、500GB SSD+500GB SSD、ビデオカードにGeForce GTX 1660Tiなど
これ写真家が監修というより、ツクモが構成したパソコンを写真家が「これいいね」と言ったようにしか見えない、私も勉強になったほどのバランス感覚。
UHS-IIが何かわからなかった人(私含む)はこちらをどうぞ。
source:わかりやすいSDHC UHS-I と class10 の違い
パソコン詳しくない写真家の人へ申し上げると、安い方はRAW現像用としては最低限かつある程度快適にコンバート(変換、現像)できる性能で、高い方は2000xクラスを手軽にPC取込できるカードリーダーも搭載+PC性能も一回り上。
カメラ詳しくない人向けとしては、ツクモのこの提案は私がビビるほど、勉強になったほど芯食ってる系の凄まじいマニア度。
マウス「納期17営業日」とかいうパソコン通販
独断と偏見で勝手に評価。
- 用途次第で大アリ・・・※なし
- 納得の構成・・・ツクモ全部
- ワケガワカラナイヨ・・・※なし
ツクモ、本当にどうしてしまったのかレベルに今回の3月下旬版はクソ驚いた。本当にツクモから金もらっていないし知り合いもいない、絶対中の人変わっただろうと確信するほどコスパも用途も凄まじいピンポイント。
対して、マウスはなぜか高すぎを目指すスタイル、パソコン工房は言っていることとやっていることの意味がわからない。
さて、今回のオマケは納期問題。
数日前に見た時は「22営業日出荷」との表示でプレミアムモルツ吹いた。
22営業日=3週間くらい、ではございません。連休あるので5月1日に発注すると出荷は6月2日、約1ヶ月も要してしまうという。
しかし鵜呑みしてはならない。
この手の表現は昔ながらの表記であり、例としてサイコムが「7営業日出荷」と書いていても2~3日で届いてしまう。そう、「遅くても」の枕詞が隠されており、上の画像ならば17営業日(以内には)出荷と解釈すればOK。
とは言えこのコロナブーム。本当にクソ遅くなれども仕方ないとして、全裸で正座して待機する余裕のない人は、今すぐヤマ○電機に行って身ぐるみ剥がされる勢いでボッタクられる方をおすすめ。ヤマダとは言っていない。
納期気にする人が多い気がするけれど、「どこまで計画性無いのだろうか」としか思えず。特に仕事用のパソコンの場合。
ちなみに私は、自作用パーツが一通り着荷してもいきなり組み立てたりはしない。見ただけで「ええ・・・面倒」となり、10日くらい玄関に放置して気が向くまでアウトオブ視界。
仕事に必要ならばとっとと発注しましょう、という話のような気がする。
>約20.5時間のバッテリ動作が可能
>グラボなしでCore i7は何なのかよくわからない
5つ6つのソフトを並行で使っても動作が鈍くならない上に、コードレスで6~7時間動作、というなら大きなウリになるやも。ただし一般向けではなく特殊用途ですが。
>CPUがRyzenなのでお揃いにしたかった
お揃いにしたいこだわり派はだいたい自作PCだとは思うものの、揃えたいBTO派が居ない訳ではなし。原題においてCPUとGPUを同メーカーに揃えるメリットなんぞ存在しませんから、ロマンに部類にはなりますけれど。
>メモリ8GBでは足りないおじさん「メモリ8GBでは足りない」
私の環境だとゲーム時はガチで足りなかったため、8GB×2 を買い足して 4+4+8+8=24GB にしました。なおプレイしているゲームはSteamのARK。
https://i.imgur.com/mBHZRza.png