Chromebookはどのくらい売れており勢いが有るのか?

2015年3月10日

Chromebookとは、GoogleのChrome OS入りノート。

昨年より国内でも個人向けのChromebookやboxが発売となり、何かと景気の良い話題が多かった印象。海外では2年くらい前から販売され続けている為、どのくらい売れているのか適当に見て参りましょう。

Acerのインタビュー記事から。

北米ではChromebookの売れ行きが好調らしい

米国でウケているそうな。

Chromebookが米国でウケた理由とは? « WIRED.jp
http://wired.jp/2015/03/02/acer-chromebook/

2013年はChromebookの8割くらいが北米で売れたとの事。米Acerでは教育向けのノートがWindowsからリプレースされているとか。

学校のコンピューター室で使われていたWindows XPやWindows 7が搭載されているデスクトップパソコンをリプレースする際にChromebookを導入するケースが多い

Windowsと比較した、Chrome OSの利点を書き出すと、

  • 低価格
  • 軽量
  • バッテリ駆動時間が長い
  • 起動が速い
  • 安全 ※6週間ごとにOS自動アップデート
  • 固まらないしブルースクリーン出ない

高性能を要さないOS、基本オンラインで保存したりクラウドサービスを利用する物なので何かと安い。Googleが作っている為か速い。

難点は1つ、WindowsやMacのソフトは使えない点。それさえクリア出来るなら、安く速いパソコンを快適に使えるわけですな。

いかにも人気が有り売れていそうなイメージが有るけれど、実際には国内ではどうなのか。

価格コムのChrome OSトップセラーは41位

価格コムのノートカテゴリより、人気ランキングを上から見て行った結果、Chrome OS仕様のパソコンは41位が最上位。

acer-cb3-111

source:価格.com - Acer Chromebook CB3-111-H14M

ChromebookはAcer以外に、価格コムのランキング常連なDELLやASUSも製造販売しているものの50位以内には無し。

60位まで見ると57位にデルの2014年11月発売モデル有り。しかし、クチコミ0でレビューも0。日本では不発なのかと疑いたくなるほど、気にする人も話題にする人も不在。 

このEnterキーは日本では無理が有る

Enterキーの形にご注目有れ。

Chromeboo-acer-cb3-111

source:Acer Chromebook | ノートブック - 究極の Chromebook | Acer

公式の画像では分かり難い為、画像の明るさを上げております。

逆L字型に見えるEnterキーは、上が切れておりShiftより小さな横長。日本ではNEC仕様なのかEnterキーはデカい物が標準となっており、実際に使ってみると判る、慣れなければEnterがクソ押し難い。

上のキーと近い為、もしかすると割り当てで合体するのかも知れないけれど。

他のメーカーも見て来ると、DELLは大きい日本仕様、しかしASUSのC300MAはAcerと同じくShiftと同じ形。日本向けとしては手抜き感。

 

世界市場でChromebookはどの程度売れているか

世界と北米のLinuxシェア(by.StatCounter)

いつものカウントサイトより、範囲は2013年1月から現在。先に北米。

北米のOSシェア

Chrome OSはシェアが低過ぎるのか単体では出て来ず、おそらくLinuxに分類されていると思われ、地を這うような赤い線。このグラフの推移は上下し過ぎにておかしいですな。

世界に切り替えても似たような感じ。

世界のOSシェア

ChromeがLinux扱いされていなければOther=表示出来ないほど少ないという意味になってしまう為、さすがにそれは無いかと。

ガートナーの2014年の出荷台数予想

冒頭より引用。

Chromebookの2014年の出荷台数は前年から79%増加し、520万台に達すると米Gartnerは予想している。

という事は、2013年は290万台、と逆算しなくとも、Acerのインタビュー記事に290と書かれております。

そして、3年後は1440万台と予想。

これは2013年から79%の増加になり、2017年には約3倍の1,440万台に達すると予想している。

少なすぎて驚いた。

世界シェアでの出荷数規模を比較

やはりガートナーの調査で、世界のPC出荷台数。

世界シェアでのPC出荷台数2013~2014

source:Gartner Says Worldwide PC Shipments

2013、2014年いずれも3億台強。

Chromebookの290万台は全体の1%未満となっており、この規模が2017年も続くとするなら、1440万台は5%行かないくらい。

国内でのChromebook普及は販路と周知次第か?(まとめ)

正直もっと売れているのかと思っていたけれど、国内も世界でもChrome OS需要が伸びているとは言えず。

但し、2013年の法人での調査。台数では無く売上。

npd-pc-retail-sales-2013.jpg

source:Chromebook が米国で急成長、法人市場の年間売上0.2%から9.6%に - Engadget

ノートで比較すると、Windowsが34.1%に対してChromeの9.6%は凄い。この流れが続いているなら2014年は更にChromeシェアが伸びていると推測出来ましょう。

やはりまだ法人や教育機関、海外仕様の海外需要なのか。

気になる点は、今からChrome OSの普及が始まると思われる時期にしてはガートナーの予想がやたらと低い事。新しい物好きが多いと思う価格コムで全然書込みが無いところ。そして、行き渡っていないにも関わらず勢いが無い辺り。

国内では普通の人はGoogleがWindowsでは無いノートを出していると知る人は少ないと思われ、家電店の店頭で(私は)見かけた事が無し。

昨年の国内販売開始の時には当サイトも漏れ無くネタにして期待してみたけれど、まだ始まっていないのかも知れませんな。

 

一方、その頃マイクロソフト様は・・・(おまけ)

Windowsの方針、新情報。

「One Windows」プラットフォーム構想の戦略と実態 - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20150303-microsoft-universal-app-spartan/

one-windows-platform

冒頭より引用。

Microsoftは、Windows 10で実装を予定している「ユニバーサルアプリ」の概要をバルセロナで開催中のMobile World Congressで発表

ユニバーサルアプリとは、様々な端末で共通して使えるアプリのような意味。開発する側がどうなるかはこちら。

ユニバーサルアプリでは、1度の開発で複数のプラットフォームで動作するアプリを作成することが可能

新しいWindowsでパソコン用のアプリを作ると、同時にスマホやタブレット、ゲーム機でも利用出来るものになるという考え方。

表示させるプラットフォームに応じて柔軟に表示を変えることができる「レスポンシブデザイン」に近いものになると見られています。

レスポンシブデザインは、ウェブページを表示した際にパソコンでは情報量が多いけれど、スマホでは縦長の拡大状態になるアレのような感じ。端末毎に表示が最適化されるのでしょう阿呆か。

例として、パソコンでエクセルを表示した際、23型フルHD解像度なら列はA~Z、行は47くらいまで表示されても見易いものが、スマホは画面が小さいのでA~C、10行くらいまでしか表示しない感じ。

One Microsoftは結構、しかしOne Windowsはおかしい。

パソコンとタブレットのUIを混ぜてみたり、需要無視でオフィスソフトをタブレットやスマホでも使えるようにしてみたり、求められていない事ばかりしておりましょう。だいたいパソコンはPC用ソフトが有るのだからアプリとか要らない。

ウェブ上でやれば、ブラウザを使う事で端末問わず共通のサービスが利用可能なわけで、やるならそちらでやれば良いところ、MSはネットでは無くOSやアプリで共通化しようとしているわけで、利益が見込めると勘違いしているのかと。

Chrome OSを見ると本来あるべき端末への対応が良く判る。

パソコンは複雑な入力作業用なのでアプリでは無いソフトとクラウドサービス、モバイル端末は手軽さが利点なのでアプリとクラウド。

PCでアプリやタッチパネル用のタイルは要らないし、タブレットでオフィスソフトを編集出来ても困るように、混ぜる努力に比例してまずくなって行く、それがOne Windows構想。

境界を感じさせないシームレス志向はネットワークでやるもの。OSでやろうとするから訳が解らなくなり失敗OSの烙印を押されてしまう事に気付いていないのか、気付いていてもOS収益の先細りに焦り、アプリの押し売りへと切り替え、斜め明後日へ吹き飛んで行ってしまうのか。

アプリのゴリ押しをやめなければ確実にWindows 10も失敗版になる為、10へ期待するくらいなら7の導入を検討しましょう。

Windowsユーザのパソコンは、パソコン用のWindowsで結構。押し売りアプリもお触りタイルも要らない。

コメント(5)

>混ぜる努力に比例してまずくなって行く、それがOne Windows構想

タブレットとデスクトップですらあのクソ仕様なのに、他のデバイスもゴリ押ししてPCユーザーにしわ寄せが来るのですねわかります。

win7のサポートを伸ばして、販売も続ければマイクロソフトの収入的には問題ないような気もするw(Googleもまだまだ本格普及にはならんようですし)

>win7のサポートを伸ばして、販売も続ければマイクロソフトの収入的には問題ない

ひょっとしたら7を保険と考えて遊んでいるような・・・

>2013年はChromebookの8割くらいが北米で売れたとの事。
逆に北米以外では売れていないとも言えるかもw

>低価格
日本では対して低価格じゃないんですがw

>Enterキーの形にご注目有れ。
キーボード自体が米国仕様なんですがw

>ガートナーの予想がやたらと低い事
ガートナーはPCからタブレットやスマホへ置き換わるというストーリーですからw PCの一種であるChromebookの出荷台数は伸びてほしくないのではw 憶測ですがw

>行き渡っていないにも関わらず勢いが無い辺り
メディアのから騒ぎなんでしょうなw

>One Windowsはおかしい
>パソコンとタブレットのUIを混ぜてみたり
カーネルやAPIを統一するのはいいと思いますが、さすがにUIは別々にするべきですw

>需要無視でオフィスソフトをタブレットやスマホでも使えるようにしてみたり
ゲーム機でオフィスソフトなんて需要あるのか?w

>ウェブ上でやれば、ブラウザを使う事で端末問わず共通のサービスが利用可能
いや、アプリのほうが端末に最適化されている気もしますがw

>境界を感じさせないシームレス志向はネットワークでやるもの。
ソフトとクラウドの融合、アプリとクラウドの融合でもいいのではw

>win7のサポートを伸ばして、販売も続ければマイクロソフトの収入的には問題ない
マイクロソフトにはWindowsで失敗しても、法人向け、開発ツール、特許使用料(Android関連含む)などの収益がありますしw

Chromebookの普及率。日本とアメリカで異なる点としては、無料Wi-Fiスポット数の差でしょうか。基本的に日本では、契約なしで勝手に接続できるWi-Fiスポットはカフェや飲食店、コンビニ辺りしかありませんけれど、アメリカだと公園でも繋がりますし。

TRiPORT(トリポート):旅には絶対欠かせない!海外のフリーWifi事情とは
http://www.huffingtonpost.jp/triport/free-wifi_b_5490801.html

海外携帯続々レンタル中:アメリカのフリーWi-Fi事情と海外用WiFiレンタル
http://overseas-mobile.com/wifi/america.html

NAVER まとめ:無料wifi後進国の日本がやっと動き出した!「Osaka Free Wi-Fi」
http://matome.naver.jp/odai/2139149505704021101


>このEnterキーは日本では無理が有る
英語配列だから仕方ないと言えばそれまでではありますね。というか最近の英語キーボード、キートップの文字が大文字ではなく小文字なのでしょうか。「L」が「l」な点はやや違和感を覚えます。

>新しい物好きが多いと思う価格コムで全然書込みが無い
最安で3万円と高いからでは。

Acer Aspire E3 E3-111-A14D/S
http://kakaku.com/item/K0000683391/
Windows8.1 with Bing搭載、約3万円

Acer Chromebook CB3-111-H14M
http://kakaku.com/item/K0000742760/
ChromeOS搭載、約3.5万円

この状況なら、私でもWindows 8.1搭載機を選びますし。


何だかこう、Chromebookの売れていない雰囲気をひしひしと感じるため、逆に買いたくなる衝動を抑えるのに苦労しています。

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