ドスパラのPrime Magnateに載っているCore i3とガレリアのi7を比較。
この手のベンチマークとやらの処理速度比較は興味が無いため面倒ですが、さすがに新CPUのCore i3とi7となれば話は別。既に取ってある私のハイパーPentium4(550ウルトラマグナム)も比較に入れます。
繋がりは有りませんが前回(ドスパラPrime Magnate口コミ)の続き。
先に3種類の仕様から。面倒なら下の見出しまで飛んで下さい。
- 型番
- Galleria HG 32bit モデル
- OS
- Windows7 Home Premium 32bit
- CPU
- Core i7 860 (2.80GHz/TB最大3.46GHz/L3:8MB/HT)
- グラフィック
- GTS250-512MB(モニタ解 像度:1920x1080)
- メモリ
- 4GB (DDR3 PC3-10600) 2GBx2枚
- HDD
- 1TB 「SAMUSUNG HD103SI」
- 型番
- Prime Magnate GCD
- OS
- Windows7 Home Premium 32bit
- CPU
- Core i3 530 (2.93GHz/L3:4MB/HT)
- グラフィック
- GeForce210-512MB(モニタ解 像度:1280x1024)
- メモリ
- 2GB (DDR3 PC3-10600) 2GBx1枚
- HDD
- 500GB(Seagate ST3500418AS)
- 型番
- RadiantGX500GD series (これはサイコム)
- OS
- Windows XP Professional SP3 32bit
- CPU
- Pentium4 550(3.40GHz/FSB800/L2:1MB/HT)
- グラフィック
- GeForce 6600-256MB(モニタ解像度:1280x1024)
- メモリ
- 1GB (DDR2 PC2-4300) 512MBx2枚
- HDD
- 250GB(Seagate ST3250410AS)
ベンチマークは数種類紹介しましたが、今回は3種類。と行きたかったものの、1つ動かなかったらしくスーパーパイとFF11ベンチとなっております。CPUとグラボ性能の比較という事で。
Core i3の情報提供者はメモリを自分で交換増設出来ないくらいなので無理は言えず、更に極度の面倒くさがりなので多く頼むと全部やらない可能性を考慮したという事情が有ります。
やはり速いCore iシリーズ、Pen4時代と比較し約3倍の速度
私の適当な想像では、Core i7(860)が10ならPen4は3程度。i3はCore2の中か上程度と考えて5~6くらいと思っておりましたが、いつも通り予想は外れます。
スーパーパイでの円周率計算
左上がi7、右はi3、下はおまけのPentium4。
これをどう見るのかはマニアックな皆さんへお任せしますが、i3とi7の数値がPen4の3倍は行っており、インテルの凄さというよりCPUの進化を見せつけられました。
性能をフルに発揮した状態で単純な計算をするものかと思うため、常に私のPCがCore iシリーズの1/3程度とは言えませんが、アプリケーションの動作速度など、作業の合間で結構な時間を損している気分になれます。
FF11ベンチで各PCを比較
画像は撮れないので素っ気無いですが数値のみ。先日出たFF14ベンチマークでは無く11。ヴァナディールの方です。
- Core i7 860(GeForce GTS250-512MB) ・・9015
- Core i3 530(GeForce210-512MB) ・・6049
- Pentium4(GeForce 6600-256MB) ・・3485
解像度はi7のみフルHD、i3とPen4はスクエアの1280x1024なのでそこで開きが少なくなったのかも知れませんが、CPUよりグラボの性能が大きいのでしょう。i7機が3ならi3機は2、クラシックPCは1程度。
1ヶ月で飽きましたが、私のPCでもFF11は普通に動いておりました。
但しグラフィックの描画設定を7割程度に抑えた状態。ラグる事は有りましたが、それは当時ADSL回線だったからでしょう。次はFF14らしいですが、さすがにGF6600では動作すらしません。
分かり難いのでベンチマークの数値をグラフで比較
スーパーパイの3種類(52万桁、419万桁、3355万桁)より。
ちょいと酔っているので何か変ですが御容赦あれ。
緑のPen4が伸びておりますが、これは処理速度を秒数で表しているため数値が低い方が性能が高い。i7とi3では差が大して無いように見えますが、それはPen4が遅すぎて邪魔をしている為です。
3355万桁から見るに、i7(860)とi3(530)の差は2割程度。しかしこの計測ソフトはPentium3の時代に作られたものの為、コアを1つしか使わずハイパースレッドなども関係無いのやも知れません。
1:2:3とまでは行きませんが、Pen4+GF6600がえらく遅い。
Prime MagnateというかCore i3(560)は実際速いのか?
速度を私に聞かれるならPen4と比較し速いと言えましょう。
スーパーパイの数値に有る通り、長時間や継続した計算(処理)が必要なら高性能なCPUが有利です。しかし、Core i7とi3の比較にほぼ差が無いように昔のCPUを入れてしまうとそりゃ速いだろうと言えるわけです。
以前、ガレリア(i7-860)を借りた際に体感として速かったかと言えば全くそのような事は無く、Windows7がXPと比較し遅いなどでは無く、私が実用レベルまで使い込んでいないためです。主にベンチマーク、起動速度を測ったのみ。
シングルコアからCore2シリーズに買い替えた口コミでは劇的に速くなったという感想を良く目にしますが、それはパソコンを何に使っているかによります。極端ですが、テキストエディタを開き書いて保存する動作は、CPUの力をほぼ使っていないため何も変わらないという事に。
メールやインターネット、1枚1MB程度のデジカメ画像整理、オフィス程度ならCore i3とi7の差は感じにくいだろうと予測出来ます。
やたら高性能パソコンは凄いという宣伝や特集が組まれますが私はそういう目的では無いため、上記の用途なら無理して高いパソコンを買う必要無しとしてi3と普通のグラボまたはオンボードで。
但し、3D対応の動画やブルーレイ、地デジではそれなりの力が要るため販売店やBTOメーカーにご相談あれ。この辺りは自作系では無く映像マニアで無ければ詳しく判らないかと。
ベンチマークと称しPrime Mgnateから脱線しましたが詳細はこちら。
次回はパーツ単位の価格を調べて勝手に評価しまとめます。
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